入山杏奈さんが手と頭を負傷した襲撃事件について
2014年の5月に、世間を震撼させた事件が発生したのを覚えていますでしょうか?AKB48の握手会が襲撃され、メンバーとスタッフが負傷した事件です。
このときに負傷したメンバーの一人が「あんにん」でお馴染みの入山安奈さんで、右手と頭に傷を負ってしまう事態になりました。
今回の記事では入山杏奈さんのプロフィールから、事件の概要、その後の傷の経過について解説します。
入山杏奈さんのプロフィール
入山杏奈さんは千葉県出身で、1995年の12月3日生まれです。2010年にAKB48の第10期生オーディションに合格したことで劇場デビューしました。
その翌年には研究生から「チーム4」へと昇格し、香港の握手会にも参加しています。さらに2012年にはワシントンで開催されたイベントで「ヘビーローテーション」に前田敦子さんのポジションで参加するなど、人気はうなぎのぼりとなり、現在のように数多くのファンに支持されるようになりました。
2014年の襲撃事件で入山杏奈さんの頭と手に傷が
順調に人気を獲得していた入山杏奈さんですが、2014年の5月25日、犯罪に巻き込まれてしまいます。岩手産業文化センターで行われた握手会を暴漢が襲ったのです。
この暴漢はノコギリを持って入山杏奈さんと川栄李奈さん、それを庇おうとした男性スタッフ1名に切りつけました。暴漢はその場で取り押さえられ殺人未遂容疑で現行犯逮捕されましたが、3人は重傷を負ってしまい、ただちに病院へ搬送される事態となったのです。
入山杏奈さんを襲った暴漢について
この暴漢は青森県十和田市に住んでいた24歳の男性で、同年1月に職を失っていました。そんな苦境にあったことで華やかなAKB48のメンバーに逆恨みし、犯行に至ったのです。
非常に自分勝手な動機ですよね。ただこの暴漢は過去に発達障害の診断を受けたこともあったようで、結果的に殺人未遂罪ではなく傷害罪、銃砲刀剣類所持等取締法違反罪で起訴されたのです。
そういった意味でも注目を集めることとなり、「AKB48握手会傷害事件」として日本の犯罪史上に残る傷害事件となりました。
当時の入山杏奈さんの頭と手の傷
事件当日、入山杏奈さんが頭と手に負った傷はかなりの重症でした。骨折と裂傷です。
当時まだ20歳にも満たなかった少女が、骨折するほどに強い衝撃を与えられ、皮膚や肉が裂けるほどの鋭利な刃物で切り付けられたのです。どれほど恐ろしい思いをしたことでしょう。
他のメンバーを庇って負傷した?
これはあくまでも噂なので真偽は不明ですが、入山杏奈さんが襲われたのは他のメンバーを庇ったから、という話があります。もしもこれが本当ならば、とても勇気ある行動ですよね。
大の男でも、ノコギリを持った暴漢が暴れていたら、他人を庇う余裕があるか分かりません。それをまだ20歳に満たない少女が実行したとすると、本当に凄いことです。人間として誰もが敬意を払うべき行動であると言えるでしょう。
入山杏奈さんの頭と手の傷は回復した?
事件から既に数年が経過した現在(2018年6月)ですが、やはり入山杏奈さんの頭と手の傷の経過は気になるところですよね。事件の翌日には退院しすぐにアイドル活動に復帰した入山杏奈さんですが、傷の方は無事に回復しているのか、心配です。
結論から言うと、手の傷は後遺症は残ってしまったそうです。ペンで文字を書く際にも、中指が浮いてしまい不便があるとか。傷がかなり深かったようで、利き手がかなり不自由になってしまったのです。傷跡もかなり残ってしまっていて、最近の画像を見ても消えてはいません。
頭の傷の方は髪の毛で隠れているので分かりませんので、ファンは無事に完治していることを祈るしかありませんね。
犯人には罪のない若い女性に対して一生の傷を負わせてしまったことを十分に自覚し、生涯をかけてその罪を償ってほしいものです。
現在の入山杏奈さんの活躍について
事件によってトラウマとなりアイドル活動を継続できなくなってしまってもなんら不思議はありませんが、入山杏奈さんの心が折れることはありませんでした。それどころか、以前にもましてご活躍されていると言えるでしょう。
2016年の総選挙では18位となり、その翌年にはソロの写真集を発売しています。さらに2018年にはメキシコのテレビドラマに出演することが決定しており、4月から留学しているのです。異国で学んだことで、いつか世界へ通用する女優へと成長するかもしれませんね
まとめ
入山杏奈さんは2014年の握手会で襲撃されました。その犯人は精神鑑定の結果が裁判で問われ、話題を呼びました。
入山杏奈さんは事件後すぐにアイドル活動に復帰しましたが、現在でも後遺症があります。それでも以前にも増してご活躍されているのです。
外傷だけではなく、本人にしかわからない心の傷も残っているかもしれません。それでも懸命に活動している彼女を応援したくなるのは必然ですよね。心の強い女性であることは間違いありませんので、尊敬にも値します。今後も彼女の活躍に期待しましょう。