あなたの食事中のマナー大丈夫?
大切な人との食事の時間は、とても楽しいものですよね。
素敵な話題のお店に行ったり、友人と一緒であれば話も盛り上がることでしょう。
さまざまなシーンで外出先で誰かと食事を共にすることも少なくはありません。
あなたは食事中のマナー気にしたことはありますか?
もしかしたら、無意識に美しくない行動をしている可能性もあります。
大人の女性なら知っておきたい、食事中のマナーをまとめました。
料理を頂く際のマナー
料理が運ばれてきて頂くまでのマナーをまとめました。
大皿料理の取り分け
大皿の料理が運ばれてきた際に、自分のお箸で取り分けてはいませんか?
このような行為は≪じか箸≫と呼ばれ、美しい行為とは言えません。
また、箸のつかみ手の部分を使って取り分ける≪返し箸≫も控えましょう。
必要に応じて取り箸を用意してもらうとスマートです。
箸を無意識に舐めてない?
自分のお箸から直接、料理を取ってもいい場面があります。
(中華料理では、じか箸が基本です。)
その際に、お箸を舐めてから料理を取る≪ねぶり箸≫は不快な行為です。
意識的ではなく無意識に行動してしまうことが多いので、気をつけましょう。
箸のにぎり持ち
箸を握って持つ持ち方は、美しい持ち方とは言えません。
育ちの悪さを感じさせてしまう、箸の持ち方になります。
改めて箸の持ち方をマスターすると良いでしょう。
出された料理に関してのマナー
コース料理は個人で楽しんで
コース料理が出されるお店では、出された料理の譲り合いは失礼な行為です。
料理人の意図やコース料理全体で、ひとつの料理と言えます。
食べられないものを相手にあげたり、食べ物を共有することは避けましょう。
料理を残す場合はまとめる
出された料理を残すことは、できる限り避けたいものです。
ですが残さなければならない場合は、ひとつのお皿にまとめるのがマナー。
さまざまなお皿に料理が残っている状態は、美しい食べ方とは言えません。
食べた後の皿はそのままで
食べ終わって後の料理のお皿重ねていませんか?
片付けやすいように親切心で行いやすい行為ですが…
皿を傷つけてしまったり、重ねることでお皿の底が汚れて困らせてしまいます。
高級店やコース料理がでるようなお店では、質の良い食器を使用している可能性があるので気をつけましょう。
食べている途中はナイフとフォークは≪八の字≫
食事を食べている最中の合図として、ナイフとフォークの≪八の字≫で表します。
食事中にも関わらず、ナイフとフォークを揃えて置いてしまうと、食事終了の合図となり、誤解を生んでしまいます。
洋食やコース料理を頂く際は気をつけましょう。
洋食料理でパンにスープをつけない
スープの残りなどをパンにつけて食べる行為は避けましょう。
美味しかったので、ついついスープの残りもパンにつけて食べたのかもしれませんが、パンもスープも美味しくなかったという合図になってしまいます。
料理を頂くお店の中でのマナー
お座敷では踏んではいけない場所がある
日本ではお座敷のあるお店も多いですね。
実はお座敷では、出入り口の溝などの敷居や敷布団、畳のへりと呼ばれる部分は踏んではいけないことになっています。
また素足でお座敷に入ることは、よくない行為とされています。
ストッキングまたは、ソックスを着用して足を運びましょう。
おしぼりは手を拭くもの
運ばれたおしぼりは、手を拭く目的で運ばれてきたものです。
手以外の箇所を拭くのは基本的には良くないと言えます。
口元やテーブルの汚れなど、本来は控えたい行為です。
・コップなどのグラスは右側に
運ばれてきたコップなどのグラスは、右側に置くのが基本です。
右側から運んできたものを置いていきます。
ナプキンの使い方
ナプキンは広げて1枚で使うのは恥ずかしい行為です。
半分に折り曲げて、折り曲げた部分を正面にして使用しましょう。
ナプキンは汚れた口元や手を拭くものとして用意されています。
食事中に席を外す際は、ナプキンを軽く折りたたみましょう。
「また、戻ります」という合図になります。
食後席を立つ際は、ナプキンは綺麗にたたむことは避けましょう。
「料理に満足できなかった」ことを示すサインになってしまいます。
注文はある程度まとめて
すし屋さんなどのカウンター席に座った際は、まとめて注文をするのが基本です。
少量ずつ頻繁に注文するのは避けましょう。
マナーを活用して楽しい食事の時間を共有
今回は大人の女性へ贈る、食事中のマナーについてご紹介しました。
食事を提供するお店、一緒に料理を頂く周りの人達と楽しい時間を共有するためのマナーと言えます。
こういったマナーがあることを知っておくことは、生きていくうえで役に立つことでしょう。