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ネイルアートはセルフネイルでも楽しめる
今や女性のおしゃれに欠かすことができなくなったネイルアート。街の人気ネイルサロンは常に予約でいっぱいの状態です。カリスマネイリストから流行の最先端のネイルを施術してもらうのには、予約待ちとそれなりの高い費用が必要となります。
最近ではネイルに必要な最小限の道具を揃えて自宅でセルフネイルをする女性も増加しています。一見難しそうに思えるかもしれませんが、最初から完璧なアートを求めるのでなければ、比較的簡単に美しいネイルアートを楽しむことができます。
初心者は1本だけアートをすることから始める
センスやテクニックがないから、不器用だからとセルフネイルアートを敬遠してしまう初心者の方も多いことでしょう。SNSなどで多くのネイリストがハイレベルなネイルデザインやネイルアートを発信していますが、あくまでもプロの技術によるものです。
初心者であれば、指1本、ワンカラーからセルフネイルを始めても十分です。失敗を恐れずにシンプルなネイルから始めるようにするといいでしょう。
ネイルシールを使うと簡単にアートができる
不器用だからという理由でセルフネイルを躊躇しているという方は、筆で描いたりパーツの配置をしたりする前の段階として、市販のネイルシールを使うことによって簡単にデザインネールを始めてみてはいかがでしょうか。
ネイルシールは、爪の上に貼るだけでワンポイントや模様、柄などのデザインを簡単に取り入れることができます。最近では、レース柄や星、ハートなどさまざまなジャンルのシールが多彩に揃っているので、シールを貼り替えるだけで飽きずに楽しむことができるでしょう。
デザインはSNSやインターネットを見るとわかりやすい
まだ一度もネイルデザインやネイルアートに挑戦したことがない方にとっては、どんなポイントやコツを押さえて描けばいいのかわからないものです。どんなこともまず模倣から始めるということは大切なことです。
ネットやSNSでは、毎日のようにオリジナルのデザインやアートが発信されています。初心者にとってはまず多くのデザインを見て触れる事が大切です。そのうちに自分が好むデザインの傾向がわかってくるでしょう。
インターネット動画ではネイルアートの方法を紹介しているものもある
SNSやネットでは、色とりどりの美しいネイルデザインや息を飲むようなネイルアートが解像度の高い画像データで閲覧することができます。どのようなイメージでデザインしたか、ポイントやコツは何か、などについても記述されていることも多いのでとても参考になります。
画像や説明文だけでは作成方法がわからないのであれば、動画で確認することができるサイトもたくさんあります。数多く見ることによってデザインの仕方のコツなどをつかむことができるでしょう。
人気のピンクネイルに初心者でも簡単にできるネイルアート
ネイル初心者だといきなりド派手な目立つカラーやデザインは避けたいのが普通でしょう。ネイルではまずネイルのベースカラーの選び方が基本となりますが、オフィスでもできるネイルであればベージュ系で無難に抑えるのがおすすめです。
控えめでもおしゃれをしたくてネイルをするのであれば、人気のピンクカラーを選ぶと可愛く仕上げることができるでしょう。ピンクネイルにちょっとした工夫を取り入れるだけで人とは違うネイルデザインを作ることができます。
ネイルシールをワンポイントに置く
ピンクネイルは女性に大人気となっていますが、ピンクといっても乳白色の白に近いものからビビットなピンク、くすんだピンクベージュなどさまざまな色のバリエーションがあります。オフィス、プライベートを両立するネイル仕様にしたいのであれば少しくすんだピンクを選ぶといいでしょう。
オフィスでも浮かない地味なピンクネイルも、ワンポイントにネイルシールを1つ置くだけでもイメージを変えることができます。
ホログラムをランダムに散らす
乳白色系のピンクネイルだけだと地味だと感じるのであれば、ホログラムを乗せてみるのもいいでしょう。ホログラムはスパンコールのようなキラキラした色とりどりの薄いフィルムパーツです。
ホログラムは、爪に乗せるだけで簡単に美しく仕上げられるアイテムとしてネイル初心者にとっても必需品と言えるものです。デザインを考えることなくランダムに散らして置くだけでも様になるのが大きな魅力です。
ラメグラデーションにする
おしゃれなネイルにしたいけど、さまざまなカラーを組み合わせて過度に目立つのは避けたいという方にお勧めなのがラメグラデーションです。
発色がよくツヤ感のあるピンクネイルをベースとして、爪の先にラメが濃くなるようにグラデーションで乗せるだけという簡単な作業です。ラメカラーをピンク系にまとめれば、それほど目立つこともありません。また、ラメと一緒にクラッシュシェルを散りばめると輝きに変化を得ることができます。
1本だけストーンを乗せる
ネイルアートでは、カラーと同様にストーンやワイヤー、ゴールドアクセなどのさまざまなパーツをバランスよく配置することで魅力的に仕上げることができます。ネイルに慣れている方は、両手の全ての指にパーツを乗せることが多いものですが、色合いや質感などのバランス感覚が必要となる上級テクニックが求められます。
初心者であれば指1本にストーンを乗せることから始めれば、難しさを感じることがなくオフィス仕様としても活用できます。
2つのネイルアートを組み合わせたおしゃれなネイル
ネイルアートは、ネイルカラーと質感やサイズ、色や輝きの違うネイルパーツを組み合わせることによってつくられる芸術作品とも言えるものです。指ごとに全く異なるデザインでも、全体でみると統一感がありおしゃれに見せるテクニックが必要となります。
ネイル初心者でも少し慣れてきたら、次のステップとして2つのネイルアートを組み合わせることに挑戦してみましょう。2つの異なるテクニックやデザインを取り入れることで全く違ったイメージに仕上げることができます。
ラメグラデーションとネイルシールを合わせる
ラメグラデーションはランダムに爪に適量を乗せて散りばめるだけで、ネイルを華やかに彩ってくれるネイル初心者必須のアイテムです。ラメのサイズやカラーにもさまざまな種類があるので、ベースカラーに合わせて爪の位置によって乗せる量に軽重をつけるだけで美しいグラデーションになります。
また、ネイルのポイントにネイルシールを貼ればネイルシールをラメグラデーションが引き立てる役割を果たしてくれます。ネイルシールにはゴールドアクセなどのゴージャスな雰囲気を出すものも多く、シールなのにとてもきらびやかなイメージに仕上げることができます。
2種類のアートを指によって行う
ネイル初心者であれば、まずワンカラーで指1本だけにストーンやラメを置いてデザインすることから始めればそれほど難しいものではありません。その作業を繰り返し練習することで、ネイルの色合いや配置などが徐々に理解されていくことでしょう。
少し慣れてきたら複数の指にネイルデザインをしてみましょう。全く同じデザインではなくあえて異なる2種類のデザインをすることで、トータルデザインのセンスを磨くことができます。さらに慣れることで全ての指に全く異なるデザインをしても違和感を覚えなくなるでしょう。
1本だけ違う色に塗る
全ての指を同じカラーで統一するワンカラーはネイル初心者の基本となります。ワンカラーであればラメグラデーションをほどこすだけで統一感のある美しい指先に仕上げることができます。
慣れてきたら次のステップとして、5本の指のうち1本だけ違うニュアンスのカラーで塗ってみましょう。ラメグラデーションの作り方は同じでも、カラーが異なるだけでアクセントとなります。
ラメグラデーションの上にホログラムを乗せてドットネイル風にする
ラメグラデーションに慣れてきたらもうひとつネイルアートを組み合わせてみましょう。小さいサイズの円形のホログラムを色合いを考えて配置してドット柄にします。このあたりから色合いや配置のバランスをよく考えることが必要となります。
爪全体にデザインすると派手で下品に見えてしまうこともあるので、爪の下3分の1程度をスペースとして残してデザインするといいでしょう。
初心者でも簡単にできるネイルアート
ネイルアート初心者でデザインに自信がない、不器用であるという方は、レベルの高い魅力的なネイルアートをつくることをあきらめがちです。ワンカラーやホロ、ラメなどを活用したシンプルなネイルだけで終わってしまうという方も少なくないでしょう。
シンプルなネイルも魅力的ですがちょっとした工夫を取り入れるだけで、周りの人にも注目されるおしゃれなトレンド系ネイルに仕上げることもできます。
ピーコック
ネイルアートが上達するために避けて通れない道、それは自分の手で筆をもち爪のうえにデザインを描くことです。花びらが描ければ誰でもチャレンジできるピーコックネイルは、ネイルアートの基本と言われるものです。
クジャクの羽をイメージしたゴージャスな雰囲気を演出できるネイルアートで、花びらを重ねるように筆でシンプルに線で縁取りし、異なるカラーで塗っていくだけの簡単なものです。控え目な配色をすることで落ち着いたイメージを与えることもできます。
斜めフレンチ
ネイルアートのなかでも人気の高いフレンチネイルは定番中の定番と言われているものです。基本は爪先だけにホワイトで縁取りをするようなものでしたが、最近では、ホワイト以外のカラーや逆フレンチ、変形フレンチなど、さまざまなアレンジネイルが人気となっています。
斜めフレンチは、斜めのラインで爪を2等分して2つの色合いや質感の違いでデザインを楽しむものです。斜めのラインが入ることで指や爪をほっそりと長く見せる効果があり、初心者にもチャレンジしやすいデザインと言えるでしょう。
ラメグラデーション
爪に筆でデザインを描くのは簡単ではなく、特に利き手にも同じデザインを描くとなるとハードルが高いものとなります。そこで初心者におすすめなのが、ラメグラデーションです。ラメはスパンコールのようにキラキラ光る薄いフィルム素材で、爪のうえに置いていくだけで指先を華やかにしてくれるものです。
ラメのカラーの選び方や濃淡による色合いの違いによってさまざまな表情を表すことができ、ベースカラーと合わせて派手目にも少し地味目にも調整することができます。特にテクニックを必要としないので初心者にもぴったりです。
ハーフネイル
ネイル初心者は、爪全体にネイルアートをほどこすことによってごちゃごちゃしたり、色合いがおかしくなったりして、バランスが悪くなることがあります。爪の半分だけ、爪先部分だけをデザインするハーフネイルであれば作業の負担も半減するため、少し冒険してみてもいいでしょう。
爪半分の位置で横にまっすぐラインを引けば流行りのフレンチをデザインすることも可能です。ハーフネイルは爪が短い方にもおすすめで、指先をすっきりと見せる効果もあります。
ネイルアートが苦手な人におすすめのネイルアートの工夫
セルフネイルで気軽にネイルアートを楽しみたいけど、絵やデザインを描いたりするのが苦手、配色やパーツの配置にも全く自信がないという方もいるでしょう。自分のセンスやテクニックを駆使しないとネイルアートはできないと思い込んでいるかもしれません。
しかし、自分で描くだけでなく、市販の便利なアイテムを上手に活用して魅力的なネイルアートをつくることができます。自分の好みに合わせて好きなようにアレンジするのがネイルアートの醍醐味となるので、引け目など感じずに大いに活用してみてはいかがでしょうか。
マスキングテープを使ったネイル
筆使いやパーツの配置、配色などに全く自信がない、手先が不器用、という方のとっておきの裏技となるのがおなじみのマスキングテープです。マステブームは加熱する一方で、最近では100均などでもバリエーションに富んだマステが揃っています。
お気に入りのマステを選んで爪に貼りワンコートするだけでできあがりという簡単な作業だけできれいなネイルデザインを完成することができます。
市販のネイルシールを貼る
ネイル初心者だけでなく上級者も上手に活用しているネイルシール。市販されているシールには選ぶのに困ってしまうほどのさまざまな種類があります。クオリティの高いものも多く、プロのネイリストの施術に勝るとも劣らないレベルで仕上げることができます。
最も簡単な方法は爪全体をデザインされたシールで覆うもので、ただ貼るだけで完成です。少し工夫をしたいのであれば、セルフネイルでデザインやパーツの配置と合わせてワンポイントとして活用するのもおすすめです。
爪全体に使えるネイルシールでアートをしたように仕上げる
ネイルシールには、セルフネイルのワンポイントとして活用できるタイプと爪全体に貼るタイプがあります。爪全体に貼るタイプは、シール全面にデザインが印刷されており爪に貼り付けるだけで魅力的なネイルデザインが完成します。
自分の手では到底描くことができない細くて繊細なラインや絶妙な色合いのデザインがシールを貼るだけで自分のものとなるメリットはとても大きいでしょう。
ネイルスタンプを活用する
ネイルスタンプはその名の通り、プレートにネイルカラーを塗ってスタンプに転写したものを爪にハンコのように押すだけで簡単にネイルアートができる優れたアイテムです。人の手では描けそうもない緻密なラインでデザインされたものをそのままの形で転写することができます。
時間や手間をかけずにクオリティの高いネイルアートを完成することができ、シールよりも仕上がりが自然であるというメリットもあります。
まとめ
セルフネイルは時間やお金をかけてサロンに通う必要もなく、自分の空いた時間で好きなようにデザインできることに大きな魅力があります。ネイルアート初心者にとっては、筆を使ってアートやデザインを描いたり、パーツの配置や配色を考えたりすることが大変であるため躊躇してしまうこともあるでしょう。
ネイルアートには初心者でも簡単にデザインすることができるものも多く、ちょっとしたコツを覚えるだけで魅力的な指先に仕上げることができます。また、センスや手先を使った細かな作業に自信がないという方には、市販のシールやスタンプ、ラメなどのアートグッズを使用することで簡単に仕上げることもできます。市販のものを利用することから始めればセルフネイルも苦にならないでしょう。