マーブルネイルのやり方
まずはベースカラーを塗って良く乾かす
マーブルネイルを作る時には、まずはベースカラーを塗って良く乾かします。マーブルネイルを成功させるためのポイントは、このベースカラーをしっかりと乾かすことです。焦ってかわしが足りない場合、その後の工程で色が混ざってしまったり、きれいな柄が作れなくなってしまうので、十分乾かしてから次の工程に進みましょう。
ベースカラーの上に再度カラーを乗せてマーブルにしたい色をランダムに乗せていく
ベースカラーがしっかりと乾いたら、もう一度ベースカラーを塗り、そこにマーブルにしたい色をランダムに乗せていきます。マーブルにしたい色は、ベースカラーと近い色だと目立たなくなってしまうので、思い切って違う色を選んだほうが良いでしょう。
マーブルにしたい色を乗せるときには、少し間隔は広めに開けましょう。マーブルの柄を細かくしたいときには、少量を近めの間隔で、柄を大きめにしたいときには、少し多めの量で広めの間隔にすると、きれいな柄になりやすいです。
ホワイトを落として爪にSを書くようにしてマーブルを作る
マーブルの柄のカラーまで乗せたら、ホワイトをランダムに落として、細い筆やつまようじなど先端が細いものを使って、「S」を書くようにカラー同士を混ぜていきます。規則正しく書くよりも、丸みや大きさ、太さをランダムにしておいたほうが、かわいい柄になりやすいです。
きれいな柄を作るために、ベースからを乾かしてからは、他のカラーが乾かないようにスピーディーに作業することが大切です。乾き始めてしまってからだと、きれいな柄が出ないだけでなく、表面がデコボコした状態になってしまいます。
また、柄を作るときは何度も書き直したりするのはやめましょう。色同士が混ざってしまい、マーブルの柄にならずに、新しいカラーが乗っているだけになってしまいます。柄を描くときには1回で書くような気持で行いましょう。
よく乾いたらトップジェルやトップコートを塗って完成
バランスを見ながら、柄を描いたら、しっかりと乾かしましょう。良く乾いたらトップジェルやトップコートを塗って完成です。しっかりと乾かしてからトップジェルやトップコートを塗らないと、せっかく描いた柄がよれてしまったり、色が混ざってしまったりします。きれいな仕上がりにするためには、しっかりと乾かすことが大切です。
トップコートが完全に乾いたら、キューティクルオイルなどを使って、保湿も心がけましょう。ネイルのパーツが取れるのを予防したり、ネイルを長持ちさせたりするには、トップコートを1週間に1回程度塗り直しておくと良いでしょう。トップコートによって爪が守られるので、劣化を予防することができます。
マーブルネイルのコツ
マニキュアの場合にはすぐに乾くのでスピードが大切
マーブルネイルをきれいに仕上げるためのコツは、いくつかあります。しっかりと工程を理解しておくと、スムーズに進めやすいので、作り方を理解しておくことが大切です。マーブルネイルを作るときに、マニキュアを使うか、ジェルネイルを使うかによっても、コツが違います。
マニキュアを使ってマーブルネイルを作る時には、乾くのが早いので、スピードが大切になります。乾いてしまうと、膜ができてしまうので、きれいなマーブル柄にならないだけでなく、デコボコした仕上がりになってしまいます。手早くできるように、使うカラーやグッズは最初に用意しておきましょう。
ジェルネイルの場合には、ライトに照射するまで固まらないので、ゆっくりと作業をすることができます。ジェルの種類によっては、とても柔らかいので、カラーが流れてしまったり、思っていた以上に混ざってしまうこともあるので、ジェルの特徴をしっかりと把握して使いましょう。
カラーを混ぜすぎないように優しく混ぜる
マーブルネイルは、柄をきれいに出すことがポイントです。マーブル柄はカラー同士を混ぜすぎないようにすることで、きれいな柄になります。優しく丁寧に混ぜていきましょう。
何度も同じところを混ぜてしまうと、柄が残らずにカラー同士が混ざってしまうので、できるだけ1回で柄を作れるようにしましょう。混ぜる回数は少ないほうが、はっきりとしたきれいな柄ができます。
また、混ぜるときにはできるだけ細い筆をつかうようにしましょう。極細の筆が無かったら、つまようじの先端を使って書くこともできます。つまようじを使うときには、ベースのカラーを傷つけないように、優しく表面だけをなぞるようにしていきましょう。
混ぜる色は違うテイストのものの方が可愛く仕上がる
マーブルネイルを作る時には、ベースの色とマーブルの柄に使う色のバランスがとても大切です。同系色の2色を使っても、柄が目立たなくなってしまうので、きれいな柄はできません。
混ぜる色は違うテイストのものを選ぶ方が、かわいく仕上がります。同系色よりも、反対色になるような色を選びましょう。黒などはっきりしたカラーを選んでも、意外となじんでいくので、挑戦してみると良いでしょう。
ベースに選んだ色だけでなく、マーブル柄に使う色とのバランスによって全体の雰囲気を変えることができます。同じピンクベースのマーブルネイルでも、ホワイトでマーブル柄を作ると、柔らかくて女性らしいデザインになりますが、ブラックでマーブル柄を作ると、はっきりと柄が出るので、シャープな雰囲気になったり、大理石のような強い印象になったりします。
3色混ぜても可愛い
今回ご紹介したやり方では、ベースカラーにマーブル柄にしたいカラーを選んだ2色での作り方ですが、マーブル柄に2色使ってもかわいいデザインになります。作り方は、2色の時と同じように、柄にしたいカラーを乗せていきます。2色にする時には、ホワイトを乗せなくてもカラフルな仕上がりになるので、かわいい柄になるでしょう。
マーブルネイルのおすすめデザイン
マーブルネイルでグラデーション
マーブルネイルの基本をマスターしたら、アレンジをすることで、たくさんのデザインを楽しむことができます。マーブルネイルでグラデーションを作ると、ギャラクシー風のネイルが完成です。ベースをクリアにして、カラーも明るくて軽めのものを選ぶと、夏にもぴったりの雰囲気にしあがります。
マーブル柄をベースにして、シェルを乗せたり、ラメを乗せたりすると、より明るくて華やかな雰囲気に仕上がります。ベースカラーをしっかりと塗らずに、かすれるように塗ると、また違った雰囲気になるので、気分を変えたいときにおすすめです。
フレンチ部分をマーブルにする
大人でもマーブルネイルを楽しみたいという人は、爪全体をマーブル柄にするのではなく、フレンチ部分をマーブルにするのがおすすめです。フレンチ部分との境目にラメのラインを入れると、きれいなフレンチラインができるだけでなく、華やかな印象のデザインになります。
5本の指すべてをマーブル柄にするのではなく、ラメのべた塗や、マーブル柄に使ったカラーで単色塗りの爪を作っても、バランスが良くおしゃれな仕上がりになります。パールやスタッズなどのパーツと合わせると、シンプルでも華やかさを出すことができます。
フレンチネイルはとても上品な雰囲気になるので、オフィス勤務の人や、接客業の人にもピッタリのデザインです。単色塗りのフレンチネイルよりも、マーブル柄が入ることで、華やかさがアップするので、パーティーなどの華やかな場に出席するときにもマッチするデザインです。
ニュアンスネイルにマーブルを取り入れる
大人にも人気のニュアンスネイルに、マーブル柄を取り入れると、ニュアンスネイル初心者でも受け入れやすくなります。マーブルネイルもあまりはっきりとした柄にせずに、さりげない仕上がりにするとよいでしょう。
パールやストーン、スタッズなどをちりばめると、甘めのカラーのマーブルネイルも、少しシャープな雰囲気にまとまります。10本の指のバランスを見ながらランダムな柄にしても、おしゃれにしあがります。
マーブルでプッチネイル風
上級者テクニックにはなりますが、マーブル柄を使ってプッチネイル風にすることもできます。プッチネイル風にしたいときには、ベースカラーをわざとかすれるように塗るとおしゃれになるでしょう。
作り方は、少し細かい作業が増えるので、セルフネイルに慣れている人に向いているデザインです。ベースカラーをグラデーションにしておきます。このときかすれるように、ベースを塗っておくことがポイントです。グラデーションも、きれいに作らなくても、斜めのラインや、色の割合が均等にならなくても、仕上がるとおしゃれに見えるでしょう。
グラデーションのベースができたら、マーブル柄を作っていきます。プッチネイル風にするときには、マーブルの柄はベースのカラーに馴染むようなさりげないカラーの方が良いでしょう。マーブルの柄を馴染ませておくことで、プッチ柄がより目立ってきます。
マーブル柄ができたら、プッチネイルにするためのラインを書いていきます。ホワイトを細筆にとって、ベースのグラデーションのラインに沿って、境目を作っていきます。ラインは太さやカーブをランダムにしたほうが、おしゃれに見えます。バランスよくラインが引けたら、しっかりと乾かしてトップコートを塗って完成です。ポイントにストーンやスタッズなどを乗せてもかわいいです。
まとめ
かわいくて、アイディア次第でデザインの幅が広くなるマーブルネイルは、コツさえつかんでしまえば、とても簡単にセルフネイルで作れるデザインです。カラー選びやデザインを描くときのスピードがきれいな柄を作るためのポイントです。コツを掴んで、自分だけのオリジナルネイルを楽しんでみると良いでしょう。