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髪の状態は頭皮によって決まる
頭皮の状態が不安定だと髪質も低下
「最近、髪の毛の調子が悪い」という場合は、頭皮にトラブルが起こっているかもしれません。いつまでもきれいな髪でいるために、頭皮を正常な状態にしておくことは重要なポイント。正常な頭皮をキープすることができれば、髪質も向上させることができます。
頭皮の状態が悪いとかゆみやにおいの原因になる
頭皮の状態が悪くなると、かゆみやにおいの原因になってしまいます。こうした異変は頭皮に細菌が繁殖しているためと言われており、その状態を放っておくとさらに悪化する可能性があるため注意が必要。
また、かゆみやにおいの原因となるだけでなく抜け毛を引き起こす可能性もあるので、きれいな頭皮を保つことはとても大切です。頭皮に異常を感じた場合は、早めにケアをして対策していきましょう。
なぜ頭皮の状態が悪くなるの?
紫外線の影響
頭皮の状態が悪くなる原因としてまずあげられるのが紫外線。紫外線をたくさん浴びると肌にシミができるのはよく知られていますが、実は頭皮にも悪影響が与えられてしまいます。紫外線により頭皮の老化がすすみ、結果的に髪質が悪くなると言われているため注意しておきましょう。
紫外線がたくさん頭皮にあたることによって髪の毛の元となる細胞が破壊され、抜け毛の原因となります。また、紫外線による乾燥で頭皮の炎症が引き起こされることもあるため気をつけてくださいね。
帽子などでムレて皮脂が分泌される
紫外線を防ぐために帽子をかぶるという方も多いかもしれませんが、実は帽子も頭皮に悪影響を与えているかもしれません。暑い日に帽子をかぶることで内部がムレ、必要以上の皮脂が分泌されます。
皮脂が過剰分泌されることで酸化し、頭皮からにおいが出る原因になるため要注意。また、ムレることで細菌が繁殖され、かゆみの原因となります。
良い頭皮の状態とは?
色味や弾力をチェックしよう
自分の頭皮がどういう状態であるか知るためには、良い頭皮について知っておくのがおすすめ。良い頭皮かどうか知るためには、頭皮の色味や弾力をチェックしていきましょう。
正常の頭皮は薄く青白い色をしているのが特徴。黄色や赤色の方は炎症が起こっていたり、皮脂がたまっている可能性があります。こまかみと同じくらいの柔らかい弾力のあるのも正常な頭皮のサイン。自分の頭皮の調子を見てみてくださいね。
食事の脂分を控えるのが頭皮ケアに役立つ
脂っこい食事は頭皮の皮脂分泌にもつながる
頭皮ケアのためにやっておきたいのが、食事の脂分を控えること。脂分の多い食事ばかり食べていると、頭皮に皮脂が過剰分泌される原因となってしまいます。
脂分の多い食事は頭皮だけでなく、肌の皮脂がたくさん分泌されることにもなるので肌のためにも控えておくのがおすすめ。日頃の食生活を見直しておきましょう。
良質な油分を使った食事を心がけよう
脂分の多い食事は控えておいたほうが良いですが、オリーブオイルのような良質な油分は頭皮のためになるとされています。良質な油を活用した食生活に切り替えていきましょう。
アミノ酸系シャンプーで頭皮をケア
頭皮を傷めずに洗えるアミノ酸系シャンプー
頭皮が傷んでいる状態で刺激の強いシャンプーを使うと、さらに頭皮の状態が悪くなってしまう可能性があります。そんなときにおすすめなのがアミノ酸系シャンプー。低刺激なのに頭皮の汚れをしっかり落としてくれるので、健康な頭皮の状態を保つことができます。
シャンプー後の髪はしっかり乾かす
シャンプー後の髪の毛は自然乾燥させず、ドライヤーで乾かすようにしましょう。濡れた状態で放置すると頭皮に細菌が繁殖しやすくなります。ドライヤーを使うときは根元からしっかりと乾かすようにすると、頭皮の状態も良くなるのでおすすめ。
頭皮マッサージを行う
頭皮の状態が悪いときは、マッサージをして血行を促進するのも最適な方法。頭皮を両手でつかんだら、上に持ち上げるようにして適度な力でマッサージしていきます。
頭皮マッサージは1日2回、5分ほどやるだけでOK。マッサージを行うときにヘアオイルを使うと、頭皮に栄養を与えることができます。
頭皮ケアをして美髪を手に入れよう
いつまでもきれいな髪の毛を保ちたいときは頭皮のケアが必要不可欠。基本のポイントをおさえて、頭皮ケアを行っていきましょう。