短めボブにおすすめの簡単ヘアアレンジ
短めボブスタイルは、それだけでも充分にオシャレな仕上がりです。しかし、自分なりのアレンジをいろいろと組み合わせることで個性が出て、ヘアアレンジのレパートリーが自然に広がります。ここでは、短めボブでできるおすすめの簡単アレンジについて紹介します。
かんたんお団子ヘア
短めのボブスタイルだと、お団子を作ろうとしてもどうしても崩れやすくなってしまいます。そんな時は、ハーフアップお団子にするのがおすすめです。一度に作ろうとせずに2つの工程に分けることでより作りやすく、オシャレに決まります。
ハーフアップお団子を作る
まずは、ハーフアップお団子を作っていきます。少しニュアンスを加えたいなら、結ぶ前に表面の髪だけコテで外ハネにさせてもオシャレです。
左耳の上と頭の上の少し右寄りを結ぶ延長線で髪を分け、ハーフアップお団子を作ります。結んだらゴムを持ちながら、髪を少しずつ引き出してほぐしましょう。
サイドの髪の毛をねじりながら、結び目に留める
次に、右サイドの髪をねじりながら結び目に留めます。右耳の上とゴムを結ぶ線上で髪を分け取り、ねじりながら結び目の下に添えます。ピンでお団子の根本に固定するようにして留めましょう。余った毛先はさらにねじり、もう一本のピンで留めます。
ほぐして完成!
右サイドのねじった髪を少しずつ引き出し、ほぐして完成です。ハーフアップの工程を二段階に分けることで、作りやすくかつ崩れにくくなります。ねじることで個性も出る、簡単でおすすめのアレンジです。
くるりんぱでつくるまとめ髪
簡単でオシャレなテクニックといえばくるりんぱ。くるりんぱなら結び目の近くをアレンジするので、短めボブでも取り入れやすくなっています。アレンジしにくさに悩んだら取り入れてみましょう。
トップ1/3の髪の毛を左右2つに分けて結ぶ
まずはトップ1/3の髪を取り、左右に分けて結びましょう。耳の上からトップに向かって、斜めに取るようにして結びます。後からくるりんぱするので、ゆったりめに結ぶようにしましょう。
くるりんぱする
先ほど結んだ髪をくるりんぱします。結び目の上の中央に穴を開けて、ゴムごと押し込むようにします。
髪をくぐらせ、一回転させましょう。くるりんぱした後は結んだ髪を左右に引っ張って引き締めます。もう片方の髪も同様にくるりんぱしましょう。
ほぐす
次に、くるりんぱした髪をほぐします。ゴムを掴みつつ、崩れないように注意しながら髪を少しずつ引き出しましょう。こうすることでこなれ感を出すことができます。
すべての髪の毛をまとめて結ぶ
くるりんぱした髪と下の髪を、すべて一つにしてまとめて結びましょう。くるりんぱした部分が見えやすいように下の方で結んでもいいですし、短くて結びにくいようなら少し上の方で結んでもかまいません。
おくれ毛を出す
耳の後ろ、もみあげ付近におくれ毛を出します。こうすることで抜け感がや大人っぽい雰囲気が出ておすすめです。髪が短いとおくれ毛を出しやすいという点はメリットにもなるので、積極的に取り入れてみましょう。
完成!
全体のバランスを見て、お好みでヘアアクセをつけて完成です。このアレンジだとまとめ髪の結び目部分が寂しくなりがちなので、バレッタやマジェステをつけると華やかになります。
ふんわりハーフアップアレンジ
かなり短めのボブスタイルとなると、ハーフアップにするのも難しいということもあるかと思います。崩れやすいのなら無理に一度に結んでしまおうとせず、落ちてきた髪をピンで留めてふんわりとしたアレンジとして活かしてしまいましょう。
結べる範囲の髪の毛でハーフアップを作る
まずは、結べる範囲の髪でハーフアップを作ります。結べなかった髪も後で留めるので、サイドの髪が落ちてしまってもかまいません。このアレンジも後でくるりんぱするので、ゆるめに結びましょう。
横向きにくるりんぱする
結んだ髪を、横向きでくるりんぱします。ゴムを少しゆるめて、結び目の上で上下半分に分けるようにして穴を開けます。
そこに結び目を左から押し込んで、横向きにくるりんぱしましょう。くるりんぱした後は結んだ髪を左右に引っ張って引き締めます。
ハーフアップできなかったサイドの髪の毛をすくって、結び目に留める
ハーフアップした時に落ちてきた髪を結び目に留めていきます。
まずは左サイドの髪をすくってねじり、その髪をくるりんぱした穴に通して、崩れそうだったらピンで固定しましょう。右サイドの髪も取ってねじり、結び目に留めます。この時、くるりんぱした髪の下に隠すようにしてピンで留めるとキレイに仕上がるでしょう。
ほぐして完成!
結び目を掴んで崩れないように注意しつつ、髪を引き出してほぐせば完成です。こちらのアレンジも結び目部分にヘアアクセをつけることで、よりオシャレに決まります。
短めボブスタイルの魅力は?
通常のボブスタイルをさらに短くアレンジすると、よりボーイッシュな仕上がりになり、いつもよりアクティブな自分を演出することができます。ここ数年流行している、短めボブスタイルの魅力について見ていきましょう。
フェイスラインがシャープに見えて小顔効果バツグン

画像引用元:latte
垂らした髪が頬にかかるセミロングスタイルでは、どうしても顔のボリュームまで大きく見えてしまい、普段はオシャレな女性でも野暮ったく見えてしまうことがあります。その点、すっきりとした印象の短めボブスタイルなら、フェイスラインをシャープに見せることができるので、よりスタイリッシュな印象を与えることができます。
「髪型で少しでも小顔に見せたい!」という女性はもちろん、仕事や就活の面接などフォーマルなシチュエーションにも違和感なく合わせることができる点も魅力です。どのような場面でも馴染みやすいスタイルとして、根強く支持されています。
鎖骨や首のラインがスッキリ綺麗に見える

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男性からも、短めボブスタイルは「鎖骨や首のラインがよりキレイに見える」ということで安定した人気があります。
鎖骨のラインだけでなくフェイスラインもくっきりと強調されるため、とてもスッキリとした雰囲気を印象づけることが可能です。細身の女性にとっては、プロポーションの良さをアピールできるヘアアレンジであると言えます。
どんな髪色でも合わせやすい

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どんなシチュエーションにも違和感なく合わせられるスタイルとして黒髪ボブが一時期の流行でしたが、最近では髪色とのカラーコーディネートも重視されています。さまざまなアレンジとカラーを組み合わせれば、ほぼ無限大と言えるほどのアレンジパターンを楽しむことが可能です。
シンプルなワントーンカラーはもちろん、黒から薄茶などの複雑なグラデーションにも自然に合わせやすく、TPOに合わせて自在にアレンジを広げられるのもひとつの魅力であると言えます。
顔型に関係なく似合いやすい

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ヘアスタイルと顔の形は深く関係しています。憧れている髪型にしても、顔の形によってはスタイリッシュに見えなかったり、イメージ通りの仕上がりにならなかったり、といったことはよくあることです。
その点、短めボブスタイルは「似合う、似合わない」というポイントが顔のかたちに影響されにくくなっています。どんな顔型の女性でも個性をアピールできて、オリジナリティあふれる髪型に仕上がるでしょう。丸顔の女性ならやわらかな印象になりますし、ほっそりとした顔の女性はフェイスラインがよりシャープに映り、落ち着いた女性に見られます。
短めボブスタイルおすすめ髪型
どんな女性にも似合う短めボブスタイルですが、かなりシンプルなのでアレンジ初心者にとっては少しとっつきにくいかもしれません。
ここでは「今年こそボブスタイルにチャレンジしたい!」と思っている女性のために、明日からでも試せるおすすめのヘアアレンジについて紹介していきます。
パーマを合わせたふんわりスタイル

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もともと落ち着いた印象の女性がシンプルなボブスタイルにすると、個性をアピールしにくく、どうしても地味な印象になってしまいがちです。
しかし、パーマを上手に合わせることで全体的にふんわりした印象になり、地味になるのを防ぐことができます。毛先をさりげなくワンカールにするだけでも、シンプルなボブスタイルにアクセントをつけることができておすすめです。
個性派に人気のおかっぱスタイル

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「時代と流行は繰り返す」という言葉があるように、ここ最近若い女性の間ではおかっぱスタイルがひそかな流行のきざしを見せています。
第一線級のモデルがスタイルとして取り入れたことがきっかけで広まった、このおかっぱスタイル。今や短めボブスタイルの定番アレンジとも言えるほどです。
もともと童顔の女性なら幼さを演出できますし、クールな顔だちの女性はフェイスラインと相まって、大人のオシャレをアピールできます。
定番マッシュルームスタイル

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オーソドックスなボブに物足りなくなった女性におすすめなのが、マッシュルームスタイルです。シンプルなボブスタイルだと、顔だちやメイク次第では素っ気ない印象を与えてしまいます。その場合、後ろをほんの少しふんわりさせてマッシュルームスタイルに仕上げることにより、雰囲気を変えることができます。
ちょっとだけ手間をかけた印象になり、やわらかさと親しみやすさ、茶目っ気をさりげなくアピールすることができるでしょう。
切りっぱなし外ハネボブ

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お手入れした毛先をあえて切りっぱなしにして、外側にさりげなくはねさせることで自然な仕上がりになり、髪色がシンプルでも透明感をアピールすることができます。
男性目線でも、外ハネボブスタイルはシンプルなボブスタイルよりもずっとキュートさが増し、それでいて女性らしい清楚な雰囲気に見えます。切りっぱなし外ハネボブの女性は「思わず声をかけたくなる女性」として認識されているようです。
まとめ
シンプルに見られがちな短めボブスタイルも、アレンジやカラーコーディネート次第でほぼ無限にバリエーションを広げることができ、自分だけのヘアスタイルに仕上げることが可能です。
手間がかからないことも魅力のひとつで、朝起きてからほとんど時間がなくてもヘアピンさえあれば変化をつけられるメリットがあります。アレンジが苦手だと感じていた方も、ぜひ取り入れてみてください。