記事の目次
流し前髪の基本的な作り方
前髪の流し方の基本を押さえておくと、色んなスタイリングに応用できます。まずは、基本的な作り方を見ていきましょう。
根元から濡らす
最初に、髪を濡らしておきましょう。毛先だけでなく、根本から濡らすことがポイント。
前髪を流したい方向と、逆の方向に前髪を引っ張って熱を加える
流す方向とは逆向きに、ドライヤーの風を当てます。根元を中心に、手で引っ張りながら熱を加えましょう。
毛先も乾かす
根本に熱を加えたら、毛先も乾かしていきます。流す方向とは逆向きに、手で流すことがポイント。
前髪が流れたら熱を冷ます
逆向きに風を当てて乾かせたら、熱を冷ましましょう。髪を触って確認すると熱が冷めたことがすぐにわかります。
コテを用意
次にコテを用意します。柔らかい印象を出したい人は、太めのコテを使いましょう。逆に強めにカールさせたい人は、細めのコテがおすすめ。
髪の分け目を決める
場所を決めて、前髪を分けましょう。アバウトに、手で分ける感じで大丈夫です。
髪を手に取り、コテを縦に入れる
指で前髪を挟んで、コテを入れていきます。縦方向にコテを入れることがポイント。
バランスを整えて完成
最後に、全体のバランスを見て完成です。
《短め》前髪の流し方「斜め流し前髪」
短めの前髪は、幼さが出過ぎて悩む人もいます。ですが、短めの前髪でもコツを押さえれば女性らしさを引き出せます。
斜めに流す前髪は、ふんわりと軽くて女性らしい魅力を出せるスタイル。コテで簡単に作る方法を紹介します。
前髪を8:2に分ける
前髪を8:2の割合で分けます。お好みで分け目を決めましょう。
1/3の前髪を掴み、縦にコテを入れて外側に巻く
根本から1/3程度のところにコテを入れて、外側に巻きます。コテを縦に入れると、キレイに仕上がりますよ。
両端は強めに巻く
両サイドの前髪は強めに巻くようにします。これで、メリハリのついた前髪に。
完成!
仕上りを確認して完成です。
《伸ばしかけ》前髪の流し方「センター分けバング」
前髪を伸ばしている時に、どんなスタイルにすれば良いのかと悩む人もいます。そんな時に役立つ、女子力をアピールできる前髪がセンター分け。センター分けにして流れを作るスタイルは、ナチュラルでキュートな魅力を引き出してくれます。
アイロンを使って、手軽にできる作り方を紹介します。
前髪をセンター分けにする
前髪をセンター分けにしましょう。センター分けにしづらい場合は、上の画像のように少しずれても大丈夫です。
前髪を外ハネにする
アイロンを使って前髪を外に巻いていきます。髪を多くとり過ぎないことがポイント。
根元にアイロンをあててうねりを作る
流れを出すため、根本にアイロンをあてましょう。毛先に向かうにつれて外に巻くと、流れを出しやすくなります。
完成!
全体のバランスを整えたら完成です。お好みで耳にかけるなどのアレンジを加えると、より明るい印象になります。
《長め》前髪の流し方「かきあげバング」
長めの前髪は、大人の魅力を存分に引き出してくれます。手軽にできるかきあげスタイルは、大人の色気を出せて、ナチュラルなラフ感がオシャレ。
そんな、かきあげバングの作り方を見ていきましょう。
ドライヤーをあて根元を立たせる
根本にドライヤーをあてておきます。かきあげながら風をあてることがポイント。
前髪を8:2に分ける
8:2程度になるよう、前髪を分けましょう。手で簡単にわければ大丈夫です。
外ハネになるように巻く
コテを使って、外側に巻きます。毛束を多くとりすぎないよう、注意しましょう。
完成!
全体のバランスを整えたら完成です。
前髪の流し方を使った簡単アレンジ3選
基本となる前髪の流し方を覚えたら、応用も簡単!いつもとは違った作り方を見ていきましょう。
いつもと逆方向に流してもイメチェンが可能
分け目は全体の印象に大きく影響するポイント。いつも同じ前髪という方は、分け目を変えて流す方向を逆にすることで、ガラッとイメージを変えられます。
分け目が固定しない、という時にはメイク中などの時間を利用してピンでとめたり、ハードタイプのスプレーを毛の根元にかけて固定させてみましょう。
前髪のカールを強めにすると、キュートな印象に
ナチュラルに流れる前髪も、強めにカールをつけるだけでキュートな印象に早変わり。前髪があるだけでも若々しさや小顔効果がありますが、クルンとふんわりした雰囲気を作ればよりキュートに。
かき上げバングにすることも
セクシーな印象になれる前髪のアレンジ方法のひとつが、かき上げバング。前髪の根元をしっかり濡らしてから、ドライヤーの風で前髪を立ち上げるのがポイント。一旦流したい方向とは逆に流すやり方は、前髪の作り方の基本通りです。
前髪の流し方の10のポイント
うまく前髪を流すためには、知っておきたいポイントがあります。理想の前髪に近づけるよう、役立てていきましょう。
アイロンなど、熱が出るアイテムを使う
うまく前髪を流すために、熱伝導率の高いヘアアイロンやドライヤー選びが大切です。熱を当てる時に、根元へ空気を入れる感じにすることで、髪の流れを潰すことなく形を作れます。
熱が冷める時に形をつけるように、上手に手ぐしを活用する
熱を利用することで、髪にスタイルをつけられます。そして熱が冷めると、スタイルが定着します。その際は、手ぐしで髪の熱を確認しながら指で形をつけると、きれいな前髪が出来上がります。
逆側に引っ張ってから流すのを忘れずに
うまく仕上げるには、流す方向の逆側に髪を引っ張りながら、ヘアアイロンをかけることがコツ。また、髪を挟んで流しながら、最後のクルンを忘れてはいけません。そして指先で毛先をつまんで、キレイな流れを作りましょう。
髪を強く引っ張ってセットをしないようにする
前髪を流すとき、特に注意しなければいけないのが、髪を強く引っ張ってしまうことです。つい強く引っ張ってしまいがちですが、髪の負担になるので控えましょう。
ヘアアイロンで挟めば、熱でまっすぐになるので、無理に引っ張る必要はありません。力任せにぐいぐいと引っ張らないように注意しましょう。
前髪が短い人はやりにくいので、ある程度しっかりアイロンする
短い前髪を流す場合は浮いてしまいがち。なので、毛の根元を水でしっかり濡らしましょう。ブラシで髪を流しながらドライヤーをあてると、うまく浮きを抑えられます。
また、アイロンをあてる時間を長くすると、しっかりとした前髪を作れますよ。
アイロンをしっかり温めてから使う事
前髪を流すときは、十分に温まった前髪を素早くおろすことがポイント。なので、しっかりと温まったアイロンを使いましょう。
アイロンをかけすぎると前髪にダメージが
ヘアアイロンは、使い方によっては前髪にダメージを与えてしまいます。高温の状態が続くと、髪の中にある水分が蒸発してキューティクルがなくなってしまいます。
ヘアアイロン使用時にダメージを与えにくくするには、当てる前にブラシで梳かして絡まりをなくしておくことがポイント。また、同じ部分に長い間あてないことも重要です。ヘアアイロンの使用を、週に2回程度にすることもおすすめ。さらにヘアオイルなどで保湿し、ダメージを防ぎましょう。
一気にアイロンを使おうとせず、少しずつアイロンをかける
一気にあてようとすると雑な仕上がりになりがちですし、髪へのダメージが増えることもあります。仕上りや髪へのダメージを考え、アイロンは小分けに使うことをおすすめします。
前髪が重めの方は、なかなか形付かない
前髪の量が多いと、スタイリングが難しくなります。アイロンの熱が伝わりにくくなるからです。厚みのある前髪は、とてもきれいで艶やかですが、スタイル作りが難しいことも覚えておきましょう。
スタイリング剤を忘れずに使う
事前にクセ毛直しのスタイリングスプレーや、水を使って濡らしておくと、前髪のアレンジが楽になります。また、仕上げにスタイリング剤をつけることで、よりキレイなスタイルに。
ファイバータイプのワックスなどの伸びが良いものは、手軽でキレイに整えられるのでおすすめ。髪質やシーンに合わせたスタイリング剤を見つけてくださいね。
【旅行先の前髪セットに最適】コテなしの前髪の流し方
旅行先に大きなコテを持っていくのは、難しいですよね。そんな時に、手軽に持ち運べるアイテムがあれば便利。ここでは持ち運びやすいおすすめアイテムを紹介します。
マジックカーラーを使うのがオススメ
旅行先では手軽に前髪を作れる、マジックカーラーがおすすめ。
しっかりと髪をつかんでくれるマジックカーラー。毛先までがっちり巻けるので、量が多くない限りピンを使わなくても大丈夫です。
外す時は、少しだけカーラーを持ち上げて、斜め上の方向に離していくだけという手軽さも魅力です。
ヘアピンも便利
スッキリとした前髪には、ヘアピンが役立ちます。個性あるヘアピンを使うことで、より特徴的なスタイルに。
大きめのポケットが特徴的なヘアピン。しっかりと固定できるので、色んなアレンジに使えます。
長い間つけていても疲れや痛みを感じにくく、頭痛持ちの人にも人気の、助かるアイテム。髪の量が多い人や、きっちりまとめたい人におすすめ。
充電式カーラーを使うのもあり
コンパクト充電式カーラーは、手軽に熱を加えたい時に役立ちます。
USBでつないで使える充電式カーラー。約2分で80度まで上がり、約5分で100度になります。
シースルーバングなどにも使えるので、持っておくと役立つアイテム。持ち運べるバッテリーなどでも、手軽に充電できます。
まとめ
前髪の流し方は、基本を覚えておくと色々と応用できます。前髪の長さや仕上りのイメージに合わせて、たくさん試してみましょう。いつもと違った前髪は、印象をガラリと変えてくれます。状況に合わせた前髪を作って、楽しい毎日を過ごしましょう。