生姜の効果とおすすめの摂取方法

生姜が身体によいことは、よく知られているのですが、具体的にどういった効果があり、どういう成分を含んでいるのかまではあまり知られていません。生姜の成分やその効能をしることで、より効果的に生姜を摂り入れることができ、健康的な身体を維持することもできるのです。

生姜の効果

皮は利尿作用が高い

生姜を調理する際、皮は剥いて、そのまま捨ててしまうのが普通ですが、実はこの皮は捨てずに残しておいた方がいいのです。生姜の皮に含まれる成分としては、オレオレジンやショウガオール、またジンゲロールなどがあり、これらは身体にとってよい役割をしてくれるのです。そして皮を食べることの効果として、利尿作用もあります。例えば、足のむくみなどは水分の摂り過ぎが原因の場合があります。こういったときに生姜の皮を利用することで、むくみの改善や予防に繋がるというわけなのです。

生生姜はつわりや乗り物酔いに効果的

生生姜には様々な効能がありますが、その中の一つにつわりの症状の軽減があります。妊婦さんにとって、つわりはとても苦しいものです。しかし、生生姜を摂取することで、このつわりの症状を抑えてくれる働きがあるのです。ただし、つわりの程度が激しい場合は必ず医師の診断を受け、その上で判断してください。また、乗り物酔いにも生生姜は効き目が確認されていて、前日や二日前、そして乗っている間と定期的に摂取するとその効果も上がるということです。

過熱した生姜は体脂肪の分解に効果的

女性のみならず男性にとっても体脂肪は気になるものです。生活習慣病の一つの要因ともなるこの体脂肪ですが、やはり運動によって減らすのが好ましいと考えられています。ただ、食生活を見直すことが基本となりますので、ここに生姜を上手く摂り入れることで、エネルギーの消費量が高くなるのです。生姜を加熱すると生姜に含まれるショウガオールが身体を温めてくれ、その結果、体脂肪を効率よく燃やしてくれますので、加熱料理に生姜を加えるとよいでしょう。

乾燥生姜はお腹を温めるのに効果的


生の生姜に含まれるジンゲロールという成分は、身体の末端に熱を送る効果があり、これは冷え性対策にもなります。ただ、末端のみを温かくしても、それは根本的な冷え性の対策にはなりません。つまり、身体の中心であるお腹を温めることが冷え性対策の基本となるのです。生姜を乾燥させるとジンゲロールがショウガオールという成分に変わります。このショウガオールはお腹を温める作用がありますので、積極的に乾燥生姜を摂り、お腹から温めて、冷え性を予防してください。

生姜を食べる際の注意点

胃腸が弱い人は生で食べると刺激が強いこともあるので注意

生姜には身体によいとされる成分が多く含まれていて、健康な身体作りには生姜は欠かせない食材と言われています。ただ、いくら身体によい食材と言われていてもやはり摂りすぎは禁物です。この生姜は薬味やスパイスとして使われることが多く、つまり刺激が強い食材なのです。刺激が強いということは、食べ過ぎると胃腸への負担が大きくなりますので、胃腸が弱い人は、生生姜を食べると刺激が強すぎることがあるので注意してください。症状としては下痢や腹痛といったものになりますし、十二指腸潰瘍などを患っている人は特に慎重になる必要があるでしょう。

揮発性が高いので長時間放置すると効果が低下する

冷え性やダイエットなど、何かと身体にとって有効な食材である生姜ですが、実はより効果を上げるためには、調理後すぐに食べる必要があるということです。生姜には、ジンゲロールという成分が含まれています。このジンゲロールは辛さの元となるものですが、効果としては身体を温める作用があり、冷え性に効果的とされます。ただし、ジンゲロールは揮発性が高いため、長時間放置しておくと効果が薄れる恐れがありますので、調理後はなるべく早めに食べる方がいいでしょう。

民間用法として皮膚に直接塗布できるが事前のパッチテストが必要


生姜は中国では漢方薬として重宝されているように、身体の不調に対して様々な効能を持っている食材です。この生姜は、身体を温める作用がありますので、民間療法では温湿布として利用することもあります。生姜の絞り汁を直接塗布したり、あるいは小麦粉で練るなどして貼るという方法が一般的でしょう。ただ、その際は、いくら漢方で使われるものだとしても、人それぞれにアレルギーが違いますので、パッチテストが必要です。パッチテストを行い、異常がない場合にだけ、この療法を試してください。

期待する効果によって生姜の種類や調理方法を変えるのがおすすめ

生姜には、冷え性の改善や予防、免疫力を高めたり、殺菌作用など様々な効果があります。ただ調理法によってその効果が変わりますので、注意が必要です。生姜に含まれるジンゲロールは、末端を温める作用がありますので、風邪の初期症状や悪寒に効果的とされます。このジンゲロールは加熱するとショウガオールという成分に変わり、この効果としては、身体を芯から温め、血行を促進するというものがあります。そのため脂肪燃焼や消化吸収力に効果があり、冷え性の人には加熱調理がおすすめです。

生姜のおすすめの食べ合わせ

アンチエイジング効果を期待する場合には人参やトマト、レタスと食べると効果的

生姜の辛さはジンゲロールという成分によるものですが、このジンゲロールを乾燥させ粉末にすることでショウガオールという成分になります。このジンゲロールやショウガオールには抗酸化作用があり、つまり生姜にはアンチエイジング効果があるのです。また、人参やトマト、レタスといった野菜と一緒に摂取することで、そのアンチエイジング効果は更に高まっていきます。おすすめの調理法としては、スープや温サラダにすることで、多くの量を取ることができます。

美肌を作る際にはレモンやミカン、ヨーグルトと一緒に食べると効果的

ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオールといった生姜に含まれる成分には、身体を温める作用があります。つまり、生姜には血行をよくし、新陳代謝を上げる効果がありますので、肌にとってとてもよい食材なのです。こうした美容面での効果を更に上げるには、抗酸化作用の強いビタミンCを一緒に摂るといいでしょう。ビタミンCを多く含む食材としては、レモンやミカンがあり、またヨーグルトとともに食べることで、タンパク質や酵素も摂取できますので美肌には効果的な組み合わせと言えます。

疲労回復のためには油揚げや豚肉、おからと食べると効果的

仕事などで疲れた身体をいたわるには、やはり充分な睡眠とそして栄養バランスの取れた食事が必要となってきます。豚肉にはビタミンB1が多く含まれていて、このビタミンB1はご飯や生姜とともに食べることで、疲労回復に効果があります。また、油揚げやおからには、血行促進の効果があるビタミンEが含まれていますので、これらを一緒に摂取することで、より疲労回復に効果があるのです。豚の生姜焼きと油揚げの入ったお味噌汁がいい組み合わせと言えるでしょう。

毎日調理が大変な時は生姜のサプリメントや粉末、シロップを活用すると便利


生姜には様々な効能があり、身体にとって嬉しい効果のある食材ですが、ただ、これを毎日きちんと摂るのは、なかなか難しいものです。そういったときには、サプリメントを飲んだり、あるいは調理の際に粉末やシロップを使うと、簡単に生姜の成分を摂取することができます。味付けのアクセントとして生姜の粉末を使い、また砂糖の代わりにシロップを使うことで、毎日の調理も楽になり、そして生姜の効能もしっかりと生かせるというわけです。

まとめ

生姜には、血行促進や美肌効果、冷え性対策など多くの効能があります。これらは生姜が含んでいるジンゲロールなどの成分によるもので、他の食材とともに摂取することで、栄養バランスが整い、疲労回復などに効果があるのです。また、サプリや加工食品を使うことで、簡単にこれらの成分を摂ることもできるのです。