SOD酵素の効果と効率的な摂取方法!

近年寿命と深い関わりを持つSOD酵素に注目が集まっています。正式にはスーパーオキシドディスムターゼと呼ばれるもので、最大級の抗酸化酵素でもある事から、化粧品での導入も始まっています。今回はSOD酵素の基礎知識および効果的な摂取方法について学んでみましょう。

SOD酵素とは

強い抗酸化作用のある酵素の一つ

細胞中に常住するDNA細胞ミトコンドリアが、細胞分裂する過程で産出した活性化酸素は、美容と健康の敵として悪名高い酵素なのですが、実は体内に侵入してくる細菌や異物を廃除してくれる、ありがたい物質でもあるのです。もしも活性化酸素を体内へ完全廃除すると、たちまち人間は死んでしまうとも言われているのですが、あまりに威力がありすぎて他の細胞を取り込み、有害物質に変えてしまったりアレルギー反応をおこしたりと、破壊行動を引き起こすようになります。

増えすぎた活性化酸素と対抗するための酵素も作られています。代表的なものにイソフラボンあるいはポリフェノールがあり、他にビタミンCやビタミンAなどがあります。これら以上に強力な抗酸化酵素として、注目を集めているのがスーパーオキシドディスムターゼ、すなわちSOD酵素です。SOD酵素は3種類あり、それぞれにSOD1、SODⅡ、SODⅢと呼ばれています。このうち抗酸化作用のある酵素として活発に働くのはSODⅡです。

活性酸素を無毒化し取り除く

活性化酸素はミトコンドリアの細胞分裂の過程で発生する、強力な物質であり体内に侵入した異物や病原菌をやっつけてくれる、スーパーヒーローのような役割を果たしているのですが、あまりに強力すぎて他の細胞と接触すると、組織を破壊して死滅させてしまう、細胞キラーのような働きをもしてしまいます。SOD酵素は活性化酸素を廃除するのではなく、活性化酸素から悪い部分を盗み取り、普通の酵素に変える働きをします。SOD酵素が超酸化物不均化酵素と呼ばれる由縁です。

体内で作ることができるもの

活性化酸素はミトコンドリアの細胞分裂の際に排出される、いわば廃棄物のようなもので、強烈な免疫機能を持っている反面、他の細胞を次々と破壊していってしまいます。その対抗馬のような形で生成されるSOD酵素の元は、同じくミトコンドリア内にある、SOD1遺伝子と言われる遺伝子細胞です。どちらも体内で生成され、お互いにバランスを取りながら活動しています。SOD酵素は人や動物だけではなく、植物にも含まれています、すなわち地球上に存在する動植物の体内でも生成されているのです。

30代以降は体内生成量が減る

活性化酸素は年齢に関係なく活動し続けますが、SOD酵素は加齢と共に少しずつ生成量が減少していきます。他にもポリフェノールやビタミンなど、抗酸化栄養素はいくつか存在しますが、最大級のSOD酵素が減少していく事で、人の体は活性化酸素の猛威をもろに受ける事になります。不足したSOD酵素を補うべく様々なサプリが作られましたが、最も効果があるのは食物から摂取する事である事がわかっています。

SOD酵素の摂取方法

サプリメントを活用

便秘 サプリ

19世紀後半にアメリカの研究チームによって、SOD酵素が発見されて以来、SOD酵素を量産して商品化につなげるための研究が、活発に行われました。SOD酵素が体内で活性化する事で老化を防ぎ、ガン予防や動脈硬化あるいは炎症などあらゆる健康と美容に関する問題が、一気に解決する事になります。これまでに飲むサプリやクリームおよびスプレー式など、様々なサプリが開発されています。

ドリンク状のものは胃酸によって分解されてしまい、効果はいまいちである事が判明しました。クリームやスプレータイプは皮膚から直接血液を通して、体内に取り込めるゆえに、高濃度なSOD酵素を体験できます。しかし大変高価ですから、気楽に効果的に取り込みたい時は、食品として取り込むかビタミンEやミネラルなどの栄養サプリで取り込むのがオススメです。

ルイボスティーと青汁から摂取

昨今SOD酵素が豊富に含まれている、抗酸化作用に優れたお茶として世界中で注目集めているのが、ルイボスティーです。アフリカ共和国のセダルバーグ山脈近辺でのみ採取される希少種ですが、ノンカフェでありミネラルやカルシウム、あるいはマグネシウムなど美容と健康に良い栄養素を、たっぷり含んでいますから、カフェインが苦手という人はもちろん、健康志向の人やダイエット中の人も安心して飲む事ができます。

ルイボスは現地語で“赤い茂み”というように、正真正銘の赤いお茶です。ヨーロッパでは紅茶がわりにおよそ100年前から飲まれています。ぜひティータイムにどうぞ。青汁は日本でお馴染み野菜の絞り汁ですが、ミネラルやビタミンなど抗酸化作用に優れた成分がたっぷりある事に加えて、SOD酵素を豊富に含んだ大麦若葉やケール、あるいは桑の歯などを原料にしたものがほとんどですから、健康に気をつけたい人に特にオススメです。

化学添加物が含まれていないものを選ぶ

直接野菜など食品から撰ぶならともかく、サプリメントや加工品などから摂取する時に注意したいのは。着色料を含む化学添加物を含まない、天然物を撰ぶ事もSOD酵素を効果的に摂取するためのポイントです。現代は様々な食品に保存料などなんらかの化学添加物が、普通に混入されていますから、むしろ無添加のものを撰ぶ方が難しいかもしれません。なるべく余計なものが混合されていないものを見つけて、しっかりとSOD酵素の効果を体験してください。

加熱処理のないものが効果的


SOD酵素を含めて酵素の多くは、熱に弱い性質を持っています。加熱する事でSOD酵素成分量が半減してしまい、とても高価なサプリになってしまう可能性もあります。実際SOD酵素を含む食材を見るとフルーツや、生でもおいしい野菜が目立ちます。丸ごとそのままいただく事により、SOD酵素を効果的に摂取する事ができるのです。たとえば缶詰などは、60度の加熱処理されている事も多々あり、SOD酵素は期待するほどの量を摂取できません。

SOD酵素の効果

美肌効果

活性化酸素が表皮で大量発生すると、空気中の雑菌と混じり合ってニキビや吹き出物を増やしてしまう事が知られていますが、こうした活性化酸素に真っ向から戦いを挑んでいるのが、SOD酵素である事を考えると積極的に取り入れる事で、美肌効果を得られるのはしごく自然である事がわかってきます。老化を引きおこすのも活性化酸素ですから、SOD酵素を豊富に含んだ食品を積極的に摂取すれば、若々しくつやのあるお肌を取り戻す事ができます。

動脈硬化を予防する

活性化酸素はその強力な威力で、近隣の細胞を次々と死滅させていく機能があり、その活動の過程で動脈硬化やガンなどの原因にもなっています。SOD酵素は抗ガン剤製剤の元としても期待されており、合わせて動脈硬化予防としても役に立つ成分ですから、SOD酵素を含む食材は積極的に取り入れていきましょう。それにより長く健康的で活気に満ちた生活を送る事ができます。

糖尿病を予防する

SOD酵素には血糖値を安定させる効果も認められています。逆に活性化酸素の破壊行動によって、糖尿病の脅威が起きやすい事が認められているゆえに、活性化酸素の天敵であるSOD酵素を取り入れる事で、これらの脅威からも守られる事が期待できるのです。SOD酵素を多く含むマンガンや亜鉛、銅といった栄養素を含む食材は様々ありますが、これらの栄養素を含む食材をまんべんなく摂取する事で糖尿病の予防にもなります。

アンチエイジング効果がある

活性化酸素を抑える事ができれば、アンチエイジング効果が上がるのは確実です。活性化酸素が最も困るのはまさにアンチエイジングの逆をいく働きをする事に他なりません。できる限り天然素材を手に入れる事で、SOD酵素も効果的に取り込む事ができます。それはとりもなおさず活性化酸素の働きを抑える事になるのです。

まとめ


これまでなんとなく語られて来た、活性化酸素の脅威とSOD酵素との関連性が、ようやくここに来てわかってきました。ミクロの世界で起きている生命活動の不思議さも思わせられます。SOD酵素を効果的に摂取するには、バランスの良い食生活を心がける事につきると言えるのではないでしょうか。