記事の目次
大人サイドポニーテールのやり方
サイドポニーテールと聞くと「子供っぽくなりそう」と思っている人もいるのではないでしょうか。サイドポニーテールは、結ぶ位置を変えるだけで大人っぽくフェミニンな印象にすることができます。
髪全体を巻くことで、浴衣やパーティドレスにも合うエレガントな雰囲気に早変わり!まずは、ミディアムからロングの人までゴム2本だけでできる簡単大人サイドポニーテールのやり方をご紹介します。
片サイドの髪を分けておき、後毛の部分を残しておく
全体的にふわっとした印象にさせたい場合は、コテで髪を巻いておきましょう。ベビーオイルやスタイリングを馴染ませておくと、上手くアレンジできます。
まずは、結びたい方ではない方の片サイドの髪を分けます。耳の前くらいまで分けましょう。ヘアアレンジが苦手な人は、ダッカールピンなどで留めておくと結ぶ時に邪魔になりません。そして、サイドに流す方の顔周りの後れ毛も少し残しておくようにしてください。
残りをみつえりどころにまとめる
残りの毛を結びたい方のみつえり所にまとめます。まだこの時点ではゴムで結ばないようにしてください。
みつえりとは、襟足の両側の1番下の部分のことです。みつえりより前に出てしまうと、前から出すぎて見えたり、後ろになってしまうと前から見えにくくなってしまうので、丁度みつえりぐらいの位置でまとめるのがポイントです。
まとめた部分の表面を少しずつ出し、たるませる
まとめた部分の表面を少しずつ取って、たゆませます。間隔を開けて全体的に、親指と人差し指でつまむような感じでボリュームを出していきます。ゴムで結ぶ前にやるのがボリュームを出しやすいポイントです。
鏡で後ろ姿もチェックしながらほどよいふわっと感を出していきましょう。
ゴムで結ぶ
まとめた部分をゴムで結びます。結びたい部分の少し下で結んでからゴムをキュッとすると、結び目のあたりの髪が引き締まってバランスがよくなります。
この後に逆サイドの髪を持ってきてゴムを隠してしまうので、どんなゴムを使用してもOK。先ほどボリュームを出した部分もバランスをみて整えましょう。
逆の部分も後毛を少しおろし、残りの髪の毛を後ろにねじる
最初に残しておいた逆サイドの髪の毛から後れ毛だけおろし、残りの髪の毛をねじりながら後ろに持って行きます。指に髪の毛をくるくると巻き付けながら軽くねじることでふわっとした感じを出すことができます。
反対のゴムの上に巻きつけ、その上から結ぶ
先ほど結んだゴムの上にかかるように髪の毛を巻き付けたら、その上からもう一度ゴムで結びます。下のゴムが見えなくなるように覆うイメージです。長さが短い場合は、最初に残す髪の毛の量を調整してみるといいでしょう。
ねじった部分のボリュームを少し出す
先ほどねじって後ろに持ってきた部分を少量引っ張り、ボリュームを出します。あまり多く髪の毛を取ってしまうと崩れて見えてしまうので、親指と人差し指の指先で軽く引っ張る様なイメージでやってみてください。
ゴム付近の髪を崩し、ゴムを隠す
先ほど横に持ってきた髪の毛の結び目付近を少しボリュームを出して引っ張り、ゴムを隠します。1本のゴムで結んだだけだと髪の量によってはゴムが見えてしまう可能性がありますが、2本でやることでしっかりとゴムが隠れ、ナチュラルでルーズなアレンジにすることができます。
全体的にバランスを整える
鏡で全体を見ながらもう一度ボリュームやバランスを調整しましょう。特に横を向いた時に、後頭部に丸みが出るような形に整えると女性らしいふわっとした感じを出すことができます。
完成
これで完成です!前から見た時に主張しすぎず、大人っぽい印象を与えることができます。最初から髪を巻いておくことで、よりふわっとした女性らしい印象になるでしょう。
サイドに作るローポニーテールアレンジのやり方
サイドに作るローポニーテールアレンジは、髪の長さがセミロングからロングの人におすすめです。コテを使わなくても綺麗に仕上がるので、ストレートヘアの人も是非挑戦してみてください!
髪をジグザグにしながら、画像のように分ける
流したい方と反対側の頭のてっぺんから斜めにジグザグにしながら、耳ぐらいまでの毛を取り、上下の髪の毛を分けます。上下の髪の毛が混ざってしまわないように、下の髪の毛は一度ダッカールピンなどで留めてしまってもいいでしょう。
ポニーテールにしたい方をゴムで留める
先ほど上下に分けた上の方の髪の毛を耳ぐらいの位置で結びます。後れ毛を出したい場合は、この時点で残しておいてください。
ミディアムからセミロングの人はこの時に、あまりゴムの位置を高くしてしまうと、後で下の髪の毛を巻き付ける時に届かなくなってしまうので、少し下の方で結ぶと上手くできます。
この後にボリュームは調整するので、まずは飛び出している髪の毛がないようにしっかりと結びましょう。
表面をたるませる
結んだ髪の毛の表面を親指と人差し指で少量取り、たゆませます。横に広げるのではなく、後頭部にボリュームを出すようにしていくと、後ろから見た際の仕上がりが綺麗に見えるでしょう。
下の髪を、先ほどのゴムの部分に巻きつける
下の髪の毛をまとめて、結んでいるゴムの部分に後ろから前にぐるんと巻き付けます。
髪の毛が長い場合は、何回かギュッと強めに巻き付けてください。短い場合は、巻き付ける時に毛先がぴょんぴょん飛び出てしまわないようにしましょう。事前にスタイリング剤などをつけておくと、まとまりやすくなります。
巻きつけた部分にピンを刺し固定させ、バランスを整える
巻き付け終わった部分にピンを刺して固定します。1本目のピンで留めたい髪の毛と地肌側の髪の毛をしっかりと固定させましょう。このままだと毛先が飛び出てしまうので、毛先はもう1本のピンで奥に押し込む様な感じで留めます。
きちんと留め終わったら、まだたゆませていない下の方を中心にボリュームを出し、もう一度全体のバランスを確認します。
完成
これで完成です!このアレンジ方法だと、コテで巻かなくても綺麗な印象を与えることができるのでストレートヘアの人にもオススメです。
ロープ編みサイドポニーテールアレンジのやり方
続いてのロープ編みサイドポニーテールアレンジは、一見難しそうに見えますがゴム1本で簡単にできます。ロープ編みは、編み込みではなく2本の髪の毛束を交互にしていくだけでできるので、不器用な人にもオススメです!
顔周りの髪をおろす
顔周りに残しておきたい髪の毛をおろしておきます。あまり多く残してしまうと、野暮ったい印象になってしまうので、少し残す感じで大丈夫です。
サイドの髪を横に分け、毛先の髪を少しずつとって編んでいく
結びたい方ではないサイドの耳上くらいの髪の毛を取ります。取った髪の毛を横に2つにわけて、耳下部分の髪の毛を少しずつ取りながらロープの様に編んでいきます。
一度交差させて下の髪の毛を取り、もう一度交差させて下の髪の毛を取り…というのを結びたい方のみつえりくらいまで繰り返します。逆サイドをねじっていくので、編み込んだ髪の毛はこのまま持っておいてください。
逆サイドの髪周りもおろし、残った部分をねじる
逆のサイドの顔周りに残しておきたい髪の毛をおろしましょう。残った部分の髪の毛を全て取りくるくるねじりながら後ろに持っていきます。髪の毛の2/3くらいまでねじりましょう。
ねじった髪を、先ほど編んだ髪に巻きつける
ねじった髪の毛を先ほど編んだ髪の毛に下から後ろに向けてぐるんと巻き付けます。強めにギュッと巻き付けましょう。
ゴムで結ぶ
巻き付けた部分をゴムで結びます。シリコンゴムだと結び終わってからギュッとするだけでゴムがほとんど見えなくなります。もしまだ隠れていなければ、この次の工程の時に結び目に少しボリュームを出して見えなくしましょう。
ボリュームを出し、調節する
ゴムで結んだ部分から、ロープ編み部分、ねじった部分のボリュームを出していきます。顔の横の部分はボリュームはあまり出さないようにしてください。その方が頭の形が綺麗に見えます。
後頭部の毛にも少しボリュームを出しますが、ロープ編みやねじった部分を強調したいので、それほど出さなくて大丈夫です。
完成
これで完成です!残しておいた後れ毛をコテで巻くとより可愛くフェミニンな雰囲気になります。
サイドポニーテールを作るときのポイント
サイドポニーテールで重要なのは、結ぶ位置です!結ぶ位置一つでがらりと印象を変えることができます。高い位置、低い位置で結んだ場合のそれぞれの魅力をご紹介します。
高い位置で結ぶとキリッとした印象に
サイドポニーテールは高い位置で結ぶと、キリッとした印象になります。全体的にまとまりのあるヘアスタイルの中に、少し遊び心を入れることができるので、大人でも十分楽しめるヘアアレンジです。
もちろん、高い位置で結ぶ時もゴムで結ぶだけで簡単にできます!高い位置で結ぶ場合は、つむじを巻き込んでしまわないように注意!あくまで髪の毛の毛束をまとめる必要があるので、つむじは避け、あまり高い位置になりすぎないよう注意しましょう。
低い位置で結べばフェミニンに

画像引用元:latte
低い位置で結ぶと一気にフェミニンな雰囲気を出すことができます。高い位置で結ぶことに抵抗がある人は、低い位置で結ぶことからスタートしてみるのがおすすめ!
しっとりと上品な雰囲気が出て、大人でも可愛く見せることができます。より大人っぽさを出すには、ウェーブやカールなどと組み合わせると良いでしょう。
サイドポニーテールのアレンジ5選
サイドポニーテールのアレンジの中から、簡単に大人可愛くできる5つのスタイルをピックアップしました。気分によって色々なアレンジに挑戦してみてください!
横りんぱ

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横にくるりんぱするだけで、簡単横りんぱアレンジの完成です!1回くるりんぱするだけでも上品な雰囲気にすることができますが、何回か重ねることで後ろから見た時の印象が華やかになります。
髪の毛全体をコテで巻いておいたり、くるりんぱした部分のボリュームを調整することで簡単にこなれ感が出せるので、ヘアアレンジ初心者の人におすすめです!
編み込みサイドポニーテール

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サイドポニーテールの中でも特に人気なのが、編み込みサイドポニーテールです。三つ編みやツイスト編みなどを駆使しながら、横に流してポニーテールを作るアレンジ方法となります。
少し難易度は高いですが、毛量が多い人でも横に髪の毛をまとめることでパッと軽い印象に早変わりします!
大人アレンジのサイドポニーテール

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ダークカラーでラフな巻き髪をベースにサイドポニーテールをすると、大人な印象に!ナチュラルな巻き髪やストレートヘアとの組み合わせも相性が良いので、綺麗な印象になります。ヘアアクセサリーをちょっとしたアクセントにすることで、ナチュラルさと上品さを演出することができます。
ウェーブサイドポニーテール

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ウェーブをかけることで、より雰囲気のあるスタイルに!雰囲気の良さを追求したいなら、ウェーブをかけた髪の毛でサイドポニーテールにするのがおすすめ。ウェットなヘアスタイルとの組み合わとも相性が良く、透明感を出すことができます。
大人の魅力がグッと引き立つだけではなく、エレガントでシックな雰囲気が生まれます。
ゆるふわサイドポニーテール

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ゆるふわなサイドポニーテールは王道の大人かわいいを演出することができます。ふわっとしたアレンジを加えることによって、全体的に柔らかい雰囲気に!後頭部のボリューム感を出すことで丸みが生まれ、女性らしさを出すことができます。
形が崩れやすいので、ヘアスプレーなどで全体的に固定しておくと、長時間エアリー感をキープすることができます。
サイドポニーテールの魅力とは?
サイドポニーテールは、コツを覚えてしまえば簡単にでき、結ぶ高さや髪の巻き方を調節すると色々なシーンで活躍できます。そんなサイドポニーテールの魅力を3つご紹介します。
上品で大人可愛い雰囲気を作れる

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サイドポニーテールは上品で大人でも可愛い雰囲気を作れるのが魅力です。子供っぽいと言われることもありますが、アレンジの仕方によっては、フェミニンで上品な雰囲気に!
髪を巻いていなくても簡単にこなれ感を出すことができるので、ヘアスタイルを問わずおすすめできるヘアアレンジです。
ロング~ミディアムヘアまでおしゃれにまとまる

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ロングからミディアムのヘアスタイルまでオシャレにできるのがサイドポニーテールの魅力です。ある程度の長さがあれば誰でも手軽にアレンジでき、作り方1つで雰囲気をガラッと変えることもできます。
ショートの場合は、サイドの髪の毛を上手くまとめることが難しくなってしまうので、横にまとめた時に髪の毛が飛び出さない程度まで伸ばしてから実践してみましょう。
浴衣などイベントスタイルにもピッタリ

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浴衣や着物やパーティなどイベントでも大活躍なのがサイドポニーテールの魅力です。結んでいない方のうなじが見えるので、色っぽさも出すことができます。
髪の毛を全体的にコテで巻いてからアレンジすることでゴージャスな印象にもなり、結婚式等にもぴったり!アップスタイルに飽きてしまったときや、ヘアアレンジが苦手という人にも簡単にできるので、色々なシーンで活用してみましょう。
まとめ
サイドポニーテールは結び方によって大人可愛くフェミニンな印象にすることができます。サイドにまとめることで、色っぽさも出るので女性ウケ、男性ウケどちらも抜群です!
ミディアムからロングヘアの人やストレートヘアの人もアレンジ次第で印象を変えることができるので、ぜひチャレンジしてみてください!