とれかけパーマを活かしたヘアスタイル
とれかけのパーマだからこそ、普段は出せないニュアンスのアレンジができるんですよ。ここで、とれかけパーマで出来るスタイリングのやり方を2つ紹介します。
ワンカール

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とれかけパーマの時におすすめなのが、毛先だけ「クルン」とカールさせたワンカールヘア。とれかけのパーマが、一気に女性らしいおしゃれな雰囲気になります。セットの仕方も、ヘアアイロンを使えばとても簡単。では、ワンカールの作り方の手順を見てみましょう。
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作りたいカールの大きさに合わせて、コテをまきつける
カールの大きさによって、ワンカールヘアの仕上がりは大きく変わります。クルンと大きめのカールは華やかな印象、カールが小さいと繊細な雰囲気に仕上がりますよ。仕上げたいイメージに合わせて、カールの大きさを決めましょう。
髪の毛を6~8等分にした毛束をとり、毛先の方だけをコテに巻きつけていきます。一度にカールをつける髪の毛の量を少なくすることで、カールがつきやすくなります。
熱を溜め込む
くっきりカールをつけたいからといってヘアアイロンを高温に設定すると、髪の毛が傷んでしまいます。適正温度はだいたい150~160度位。3秒~5秒間ヘアアイロンをあてます。ヘアアイロンを5秒以上あてると、髪の毛にダメージを与えてしまうので注意しましょう。
ヘアアイロンをあてる前に使うスタイリング剤はカール用のものを使うのが間違いありません。髪の毛が傷むのを防ぎ、カールもつきやすくなります。
表面の髪の毛を2周巻きつけてアクセントを
髪の毛を2回巻きつけると、髪の毛にくるんとしたアクセントがつきます。髪の束ごとに、2周ずつ巻くと髪の毛に素敵なうねりがつき、仕上がりもより華やかになります。
完成!
弾むようなカールで、さらに女性らしい雰囲気になりましたね。内巻きのワンカールもかわいいですが、外ハネワンカール、内巻きと外ハネのミックスもおすすめ。とれかけパーマが、ニュアンスのあるおしゃれヘアに変わりますよ。
編み込み

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とれかけパーマのゆるやかなふんわりヘア。実はまとまりやすく、スタイリングもしやすいです。そこでおすすめなのが、編み込みのスタイル。ナチュラルなボリュームが出て、すごくかわいいですよ。ちょっとおくれ毛を残すことで、さりげなく色っぽい雰囲気を演出することができます。
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トップの髪の毛をとり、三つ編みをする
まずはトップの髪の毛を少量取り、一度三つ編みをします。初めからたくさん髪の毛を取ってしまうと不自然な編み込みになってしまうので、注意しましょう。
サイドの髪の毛を編み込む
サイドから髪の毛を少量すくい取り、編み込んでいきます。この時にすくい取る髪の毛の量は、なるべく均一にしましょう。そうすることで統一感が生まれ、見栄えが美しくなりますよ。
少し斜めに編む
斜め気味に編み込むことで自然に仕上がり、今っぽい雰囲気になります。きっちり編み込むのではなく、あえてゆるめに編んでいくのがポイント。ちょっとルーズにすることで、女性らしさと色気がでます。
すくい取る毛束がなくなったら、残りの髪の毛を三つ編みしていきましょう。
おくれ毛を残す
ここで後れ毛を出しすぎると、ちょっと疲れた印象になってしまいます。また清潔感がなく見えるので、あくまで自然な感じで少しだけ後れ毛を出しましょう。
完成!
おくれ毛もコテに巻いて軽くウエーブをだすことで、より一層かわいく見えますよ。清楚な雰囲気の中にある色気。男性からの受けも期待できますね。とれかけパーマの方は、ぜひ一度試してみてください。
とれかけパーマをもとに戻す方法
髪の毛を洗った後にしっかりとスタイリングをすることで、パーマをかける前のストレートヘアによみがえらせることができます。もとの状態に戻らなかったとしても、新しいヘアスタイルを楽しむこともできますよ。ここで、とれかけパーマをもとに戻す方法を見てみましょう。
半分乾いた状態でヘアアイロンをあてる
お風呂上がりに髪の毛をしっかりとブローしておくことで、きれいなストレートヘアに戻すことができます。ヘアアイロンを使うのが便利ですが、使いすぎると髪の毛が傷みやすくなります。なのでブローの前後に、トリートメントやスタイリング剤などを使ったケアを忘れずに行いましょう。
洗い流さないトリートメントを付けてドライヤー
ドライヤーを使うと、どうしても髪の毛が傷みやすくなります。そこでおすすめしたいのが、洗い流さないトリートメント。パーマで痛んだ髪の毛も、ツヤツヤいきいきしてきます。ドライヤーを使用する前に、洗い流さないトリートメントをよくなじませておきましょう。
とれかけパーマをくるくると指に巻き付けながら乾かせば、パーマがよみがえってきます。逆にストレートになるように伸ばしながらブローすると、ツヤのあるストレートに仕上げることができますよ。
ストレートパーマをかける

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中途半端にとれかけたパーマヘアがどうにもならない時は、思い切ってストレートパーマをかけてしまうのも一つの方法です。美しいツヤツヤさらさらのストレートヘアが手に入りますよ。
しかし髪の毛が痛み過ぎていたり、ストレートパーマがかかりにくい髪質の場合もあるので、一度美容師さんに相談してみましょう。
パーマがとれかけた部分をカットする
パーマは均一にゆるむものではなく、部分的にとれてくるもの。日に日にまばらになってくるパーマのウエーブは、一歩間違うとだらしない印象になります。そうならないために、パーマがとれてきた部分だけをカットしてしまうという方法もあります。
不揃いな部分をカットすることで、清潔感もでますよ。ほんのりニュアンスのあるウエーブが残るので、ナチュラルなセンスある雰囲気が演出できます。
おすすめのマイナスイオンドライヤー
とれかけパーマの状態だと髪の毛にもハリがなく、傷んだ状態かもしれません。でもとれかけパーマをおしゃれにアレンジするには、ドライヤーを使ったブローが必要不可欠。なるべくダメージを与えずにブローしたいですよね。そんな時におすすめなのは「マイナスイオンドライヤー」です。
最近は機能性の高いマイナスイオンドライヤーが次々に販売されています。種類も多いので、どれを購入すればいいのか分かりませんよね。ここで、厳選したマイナスイオンドライヤーを3点紹介するので、参考にしてみてください。
TESCOM マイナスイオンヘアードライヤー ホワイト TID295-W
リーズナブルな価格で、軽量タイプのドライヤー。音も静かで、風があたる感じもやわらかです。もちろんターボスイッチもついているので、乾きもスピーディー。とれかけパーマもしっかりブローできますよ。魅力なのは、冷風もターボモードで使える点です。
マイナスイオンが髪の毛の水分を保持してくれるのでまとまりやすくなり、手触りのよさを実感できるはず。キューティクルへのダメージも、最小限に抑えてくれます。
IZUMI マイナスイオンドライヤー ホワイト DR-RM36-W
コンパクトなのに大風量で、「ロングヘアでも乾きが早い」と評判のマイナスイオンドライヤー。60度の低温風なので、髪の毛へのダメージを最小限に抑えてくれます。
とれかけパーマにしっかりとスタイリング剤をなじませてブローすれば、ツヤのあるサラサラヘアーが手に入ります。小さめサイズなので、ブローする時に手が疲れることもありません。
パナソニック ヘアドライヤー イオニティ EH-NE18-W
風の吹き出し口が広いので、広い範囲を短時間で乾かすことができます。風の温度は低めなので、髪の毛を必要以上に傷めることもありません。温風とマイナスイオンの吹き出し口が分けられているので、マイナスイオンに含まれる水分が蒸発することもなく、とれかけパーマをしっかりとケアしてくれます。ニュアンスヘアもしっとりツヤのある髪にまとまりますよ。
まとめ
とれかけのパーマだと、少し残念な気持ちになりますよね。でもアイデア次第で、アレンジの仕方はたくさんあります。せっかくなので、とれかけパーマのニュアンスを残したスタイリングを、色々と試してみましょう。センスある雰囲気になり、おしゃれな仕上がりに新鮮な気持ちを抱くはずです。少しだけカットをしたりアレンジしてみたり、とれかけのパーマの状態を楽しんでしまうのもアリですよ。