パーマがとれてしまう原因
パーマをかけてもその日はきれいな状態が維持できても次の日から思うようにパーマが出てこないという経験をしたことがある人は意外と多いです。パーマが出てこなくなったり、取れてしまったりすることには原因があります。どういったことがパーマがとれてしまう原因としてあるのでしょう。
パーマがかかりづらい髪質だった
髪質はパーマにとても大きく影響するものです。もちろん、事前に髪質を見て美容師さんもできるだけ長持ちするようなパーマをかけるようにしたり、パーマ剤や使用時間を調整してくれたりしています。しかし、それでもどうしてもパーマがかかりにくい髪質の人はいるために思うように髪の毛にパーマがかからないことがあるのです。
髪質の問題は自分ではわからないことも多く、クセがあるからといってかかりやすいとも限らず、ひとによってはきれいなストレートヘアなのにパーマがきれいにかかるということもあります。
そこで、自分が理想としている仕上がりのパーマがある場合には事前に写真を見せて自分の髪質で実現できるのか聞いてみること、もしもかかりにくいという場合にはどういったパーマならかかるのか、といったことを確認し、少しでもかかりやすいパーマをかけるようにしたり、かかりにくいことを了承したうえで挑戦したりすることが望ましいです。
大きいロッドを使った場合カールがゆるくて取れやすい
最近ではパーマをかける際にニュアンスヘアが作りやすい緩めのパーマを希望する人が増えています。くせっ毛のような外国の女の子のような緩めのパーマはとてもかわいくておしゃれです。とくにストレートヘアでなかなかクセのつかない人はパーマをかけないとそういったヘアスタイルも作れません。
ただ、こういった大きめのロッドの緩いパーマは取れやすいです。人によってはパーマをかけても一週間ほどですぐに元に戻ってしまうこともあります。緩いパーマをかける際は自分にもきちんとかけられるのか、効果はどのくらい持続するのか確認しておく方が安心です。また、最初はきつめにパーマをかけておき、取れかけの時にニュアンスヘアを楽しむのも一つの方法です。
その日にシャンプーをしてしまった
パーマをかけた日はシャンプーをしてしまうと取れやすくなるということで美容院でもシャンプーをしないようにといわれます。時々髪の毛の臭いが気になったりスタイリング剤をつけて寝ることが嫌であったりすることから髪の毛を洗ってしまう人がいますが、これはパーマが取れる原因です。その日にシャンプーをすると早い場合にほとんどきれいにカールが取れてしまうこともあります。シャンプーはパーマをかけた翌日以降まで避けるようにしましょう。
パーマでのかけ直しはいつまでできる?
せっかくパーマをかけたのにすぐに取れてしまった場合、かけなおしをしてほしいと思うこともあるものです。条件があえばパーマをかけなおしてもらうことができる場合もあります。ただし、必ずいつも当てはまるのではなく条件を確認することが必要です。
サロンによって1週間から10日程度
サロンによって条件がありますが、多くのサロンでは髪型保証があります。この髪型保証というのはカットやカラー、パーマをかけてそれがキープできなかった場合や気に入らなかった場合、何か不具合があった場合に一定期間であればやり直しをしてもらうことができるという制度です。たとえばパーマをかけてすぐに取れてしまったという場合にも適応されることがあり、かけなおしてもらえることがあります。
ただし、これはサロンによってルールがいろいろとあるので注意が必要です。サロンによってはパーマが取れたためにかけなおすという際に無料で直してもらえることもありますが、有料であることもあります。有料の場合も当初の費用と同じ金額ではなく一部負担で済むこともあり、費用についても確認が必要です。また、予約が取れないとお直しを受けられないこともあるので事前にルールは確認しておきましょう。
事前に電話でかけ直しの依頼をする
もしもお直しをしてほしい場合には最初にサロンに電話をし、その旨を伝えることが必要です。サロンによっては最優先で対応してくれ、スケジュールを調整してくれることもあります。逆に何も言わずに予約をするとサロンについてからお直しをしてほしいことを伝えることが必要となり、手間がかかります。先に状況を伝え適切な処置を受けるためにもできれば電話で問い合わせをしておく方が良いです。
追加料金がかかるか確認をする
料金については美容院によってシステムが全く違います。無料で対応してくれるサロンも多いですが、カットのみ無料でパーマやカラーは全額自分が支払わなければならないということもあります。パーマの取れ具合や気に入らなくて全く新しいタイプのパーマに仕上げたいという場合には料金が違ってくることもあるので、必ず具体的な状態と希望の仕上がりといったことを伝えたうえでどのくらい料金がかかるのか確認をしましょう。もちろん料金を確認し、有料であるとわかったら断るということも可能です。
パーマヘア向けシャンプー・トリートメント
パーマをかけたら、できるだけ長い時間状態をキープしたいものです。そのためにはやはりパーマを生かすことのできるシャンプーがあります。そういったものを使うようにするとパーマが維持しやすくなりますし、パーマを扱いやすくなります。
モルトベーネ キーズ C シャンプー&トリートメント 700 ボトルセット
パーマをかけると髪の毛がパサパサに乾燥してしまうと感じる人も多いです。乾燥するとどうしても髪の毛のまとまりが悪くなりますしパーマの持ちも悪くなってしまいます。このシャンプーは髪の毛の水分量を保持するためにセラミドなどの水分保持機能のある成分が配合されているので髪の毛がまとまりやすくパーマも残りやすいです。
アジュバン-リ:シャンプー 詰め替え用700ml
パーマをかけるとどうしても髪の毛が傷んでしまうものです。傷んだ髪の毛を補修しながらもしっかりとパーマの状態をキープしてくれるがこのシャンプーです。決して安いとは言えない価格帯ですが、やはりそれだけ効果は高くパーマもきれいに残すことができます。まとめやすい水分のあるみずみずしい髪の毛を維持することができます。
モッズ・ヘア ホットケア シャンプー
パーマをかけているとどうしてもドライヤーを使ってのスタイリングが必要です。熱は髪の毛にダメージを与えてしまいます。熱でのダメージをおさえることができ、なおかつパーマをキープすることができるのがこのシャンプーです。使っているうちに髪の芯までしっかりと水分をキープすることができ、パーマをかけていてもツヤのある髪の毛を作ることができます。
まとめ
パーマをかけると髪質やパーマによっては取れやすくすぐに元の状態に戻ってしまうこともあります。そういったとき、サロンによってはパーマのかけなおしをしてくれることもありますが、できれば髪へのダメージを最低限にするためにも一度でしっかりとパーマをかけたいですしキープをしたいものです。そのためにはパーマをかけた後のケアが大切ですし、シャンプーも大切になってきます。