酒粕の効能と活用方法

酒粕は値段がリーズナブルで、スーパーによく商品が陳列されるようになってきました。酒粕は栄養価が高いことで人気があるのですが、最近は美肌効果も高いことでさらに注目を浴びるようになりました。お肌も体の内部も、どちらからもいい効果を発揮する可能性がある酒粕を是非、利用してみてはいかがでしょうか。酒粕は食事にも非常に合わせやすく、料理のアレンジ方も数多くあるので、気軽にチャレンジすることができます。今回は酒粕の効能と活用方法をご紹介いたします。

酒粕とは

酒粕とは日本酒を製造する工程の途中で出てくる搾りかすのことをさします。お酒を作る際に必ず発生するものなので、スーパーで陳列されている商品だけでなく、酒蔵見学や試飲に訪れた場所で良質の酒粕を購入するのもいいのではないでしょうか。

日本酒の製造工程で出てくる搾りかすのこと

日本酒を製造するにあたり、搾りかすとしてかならず発生するのが酒粕です。酒粕も鮮度が命なので、酒蔵で販売されている酒粕は鮮度・栄養価共に良質なものが販売されています。酒粕が好きな方は是非、酒蔵に直接訪れていい品質の酒粕を購入するのもいいのではないでしょうか。酒蔵での楽しみ方がお酒の試飲だけでなく、酒粕を買う事も楽しみの一つに加えてみてください。

酒を仕込んだ際にできるもろみを絞ってできるもの

お酒は主にお米を原料として加工されるので、製造過程でもろみを絞る工程が出てきます。その時に絞り残ったものが酒粕です。もちろん、いいお米を遣えばいい酒粕も製造されます。ということは必然的に、いいお酒を販売している酒蔵の酒粕は良質なものだということです。しかも、酒蔵で販売されている酒粕は比較的リーズナブルな価格で購入できるのです。お得に購入できて、かつ美肌効果や栄養価の高さを手に入れることができるのは嬉しいポイントです。

最近ではスーパーでも取り扱いがある

酒粕は最近注目されはじめた商品でもあります。とくに美肌効果の面で女性からの人気が急上昇しています。料理にアレンジしやすく、とても使いやすいことでも人気があります。酒粕自体にはあまりクセがないので、どの料理とも比較的合わせやすく、ネットや雑誌でも酒粕のアレンジ方法を特集したものが数多挙げられています。今まで酒粕料理をしたことがない方も、この機会に気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

もともとは産業廃棄物とされてきたが栄養が豊富で注目を集めている

酒粕に注目され始めたのはつい最近の話です。それまで酒粕は産業廃棄物として、すぐ捨てられていました。しかし近年、酒粕に栄養が豊富に含まれていることから注目をあび始め、美肌効果の高さにも注目されたことから注目度が急上昇しています。

元は産業廃棄物として処分されていたものが注目されるなんて珍しい話です。そして、酒蔵からすれば、前まで廃棄していたものを商品として販売できるなんてメリットばかりです。製造元、消費者ともにwin-winな商品なので、これからもどんどん酒粕の売り上げが伸びてほしいものです。

酒粕の効能

ここからは酒粕の主な効能をご紹介いたします。最近の注目されている成分としては美肌効果が特に注目されていますが、酒粕にはそれ以外にも様々な効果が期待できます。酒粕を摂取するだけでいくつものメリットを得ることができるなんて嬉しいポイントです。

レジスタントプロテインが豊富で脂質の排出を促す

実は、酒粕にはプロテインの一種が豊富に含まれています。レジスタントプロテインという成分なのですが、このレジスタントプロテインには、コレステロールや余分な脂質を吸収し排出を促す効果が期待できます。この効果を活用し、対外へ余分な脂肪を効果的に排出し、ダイエットにつなげることが可能です。

レジスタントプロテインはダイエタリーファイバーという食物繊維の一種に分類されます。食物繊維の一種なので、このレジスタントプロテインを定期的に摂取しつづけることにより便秘改善効果も併せて期待することができます。また、レジスタントプロテインは新陳代謝を上げる効果もあるので、運動も併せて行う事で効率的にダイエットをすることができるのも人気の一つです。

このレジスタントプロテインを摂取するだけで、新陳代謝の促進、余分な脂肪分を排出、便秘の改善とメリットばかりです。なかでも、運動をせずに脂肪分の排出を促してくれるというのが非常に大きなポイントです。脂肪分を効果的に排出し、生活習慣病の予防にもつなげることが可能です。生活習慣病にも高血圧・高脂血症等、様々な疾患がありますが、その中でも特に、高脂血症に効果が期待できるといわれています。生活習慣病は一度発症してしまうとなかなか治りにくいものです。

食物繊維が豊富で便秘解消効果が高い

酒粕にはレジスタントプロテインが含まれており、レジスタントプロテインによって便秘改善効果を期待することができます。レジスタントプロテインはダイエタリーファイバーという食物繊維の一種なので、他の食物繊維を含んだ製品のように便秘改善効果も期待することができるのです。酒粕を定期的に摂取することにより、便秘改善・便秘予防をキープし続け、プロテインの新陳代謝アップ、ダイエット効果に期待するのもいいのではないでしょうか。食物繊維は体にいい効果を多数持ち合わせているのです。

肌トラブルを改善しシミやシワの予防もできる

酒粕は美肌効果が高い成分を多く含んでいます。酒粕にはコウジ酸という成分がふくまれており、コウジ酸には肌荒れやニキビ等の炎症を鎮める効果が期待できます。また、シミ・そばかすといった色素沈着に対しても効果があると言われています。

また、酵母が肌を保湿する効果が高いことも人気の一つです。酵母が肌水分の蒸発を防ぐ効果があり、保湿効果が期待できます。コウジ酸以外にはフェルラ酸、アルブチンといった成分も含まれており、それらの成分がシミ・そばかすの原因であるメラニンの生成を抑える効果があります。

酒粕の効果を最大限楽しみたい方にオススメなのが、最近、酒粕を直接顔に塗る酒粕パックが注目を集めていることです。その方法とは、酒粕と精製水を合わせて顔にパックするだけというシンプルなものです。酒粕と精製水をペースト状になるまで混ぜ合わせただけなのでコストパフォーマンスにも非常に優れています。顔だけでなく体全体に塗っても大丈夫です。気になる場所に酒粕パックを塗って10分~15分程度置きます。その後、ぬるま湯で洗い流せば終了です。少しの時間置いただけで驚くほどお肌がスベスベになってますよ。

酒粕パック以外の使用方法としては、酒粕風呂があります。まず、酒粕とお湯を練り合わせ、目の細かいネットに入れて湯舟で溶かします。味噌汁で、お汁の中に味噌をとくような感じです。いつもゆっくりお風呂に浸かる方には、この方法を試すのもいいのではないでしょうか。お風呂に入るだけでお肌がスベスベになるなんてお手軽でいいですよね。

胎児の発育に必要な葉酸も豊富

酒粕には葉酸が含まれています。葉酸は胎児の発育に必要な代表的な成分です。特に、女性は慢性的に鉄分・葉酸が不足している場合が多いので、その状態のまま妊娠してしまうと、胎児に十分な栄養が届かない可能性があります。それらを阻止するために、葉酸の積極的な摂取が必要となってきます。酒粕には葉酸が多く含まれているので効果的に摂取することが可能です。

酒粕であれば食事にアレンジすることも簡単なので使い勝手がいいことも人気の一つです。また、最近は酒粕を使用したレシピも多く発表されているので、雑誌やネットで挙げられているレシピを活用し、美味しく楽しく葉酸を摂取できるようにしてみるのもいいのではないでしょうか。

酒粕の活用方法

これからは実際に酒粕をどのようにして料理に活用できるのかをご紹介いたします。酒粕はクセが少ないのでアレンジがしやすいことも人気の一つです。昔からの定番料理としては、主にかす汁が挙げられますが、近年はかす汁以外にも様々なレシピが発表されています。食べるだけでなく、美容品としてアレンジすることも可能です。是非、実際に使用する際の参考にしてみてください。

精製水を合わせてパックをする

酒粕と精製水を合わせるだけで簡単に酒粕パックを作ることが可能です。酒粕パックを作る方法としては単純で、酒粕が100gであれば、精製水は50~100mlと混ぜ合わせるだけです。精製水の間隔はお好みで調整して下さい。あとはこの酒粕パックを顔や腕、足といった部分に直接塗るだけ。あとは10分程度置いたのち、ぬるま湯で洗いながせばそれだけで終了です。酒粕パックをした部分がおどろくほどスベスベお肌になるのが実感できるのです。

お味噌汁に加えてうまみをアップさせる

普段のんでいるお味噌汁に少し酒粕を入れてみると、いつもと風味が変わって美味しくなります。かす汁になるほど酒粕を淹れるのではなく、入れる量はあくまでも少しだけです。酒粕を少し入れるだけでも、酒粕にはうま味を含んだ成分が多く含まれているため、風味がいつもと変わり、一層うま味を感じることができるようになります。

ホワイトソースに混ぜてヘルシーなソースにする

酒粕は和食以外にも活用することができます。その一例として、ホワイトソースに酒粕を混ぜることです。ホワイトソースには大量の小麦粉を使用するため、炭水化物が大く含まれ、カロリーも多く摂取してしまいます。しかし、その時の代用品として活用できるのが酒粕です。酒粕をホワイトソースに合わせることにより、小麦粉の代わりに活用することができます。且つ、小麦粉を大量に使用するよりもヘルシーなソースに仕上がります。

定番の粕汁で食べる

酒粕の代表料理と言えば酒粕です。酒粕をふんだんに使い、風味豊かな酒粕に仕上げたほうが美味しく仕上がります。かす汁を作る際は豚肉を一緒にいれることをお勧めします。豚肉の油と酒粕の風味が非常に好相性なので、深みのある味に仕上がります。

まとめ

酒粕には食品・美容品どちらでも使用することができるので、非常に使いやすいことがポイントです。酒粕を活用し、体の内外どちらからもキレイな体を作れるようにしてみてはいかがでしょうか。