難消化性デキストリンの効果と便秘になる原因と対策

様々な清涼飲料水や駄菓子などで難消化性デキストリン配合という文字を見つけます。いったい難消化性デキストリンて何?どんな効果があるの?と疑問を持っている方々に、難消化性デキストリンの魅力と効果についてお伝えします。

難消化性デキストリンとは

消化が難しいでんぷん分解物のこと

簡単に言えばデンプンなのですが、大元のデキストリンを精製したものが難消化性デキストリンとなります。したがって難消化性デキストリンの特徴はそのままデキストリンの特徴になるのですが、一点だけ違うのは難消化性すなわち自力では消化しづらいという点です。消化しないのであれば食べてもしかたないではないか、という事にもなるのですが現在その効能が広く知れわたり、お茶やコーラの他様々な製品に取り込まれています。

食物繊維を補うことができる

難消化性デキストリンは食物繊維が主な栄養素で、完熟フルーツにも含まれている成分です。見た目は白いごく普通のデンプン粉で水にもよく溶けます。ほんのり甘みを感じますが基本的に味が淡泊ですから、大半の食物との相性がよく加工も簡単です。そうした利点を生かしてお茶やジュースあるいは様々なスイーツに取り込まれています。欧米化した現代の日本人の食生活には、食物繊維が極端に不足していると考えた日本人研究者らによって、1988年に発見された後、製品化されています。

最近ではトクホ商品でも多く含む

トクホの宣伝で初めて知ったという人が多いかもしれません。トクホすなわち特定保健用食品認定になったのは発見されてから4年後の事です。特定保健用食品は、医薬品にはおよばないが健康への一定の効果が臨床試験によって証明されているものという事。つまり難消化性デキストリンは安全で信頼できる食物繊維だという事になります。

トウモロコシやジャガイモに含む

一般に流通しているのはトウモロコシから精製されたものです。トウモロコシのデンプンを加熱する事で構造を1回壊した後、アミラーゼという消化酵素で加水分解し、精製すると難消化性デキストリンになります。食物繊維がとても豊富で整腸作用やデトックス効果がある事から、ダイエット効果も期待されるようになりました。トウモロコシもジャガイモも元は炭水化物なのですが、難消化性デキストリンになった段階で食物繊維による利点が顕著になっています。

難消化性デキストリンで便秘になる原因

悪玉菌も増殖させるため腸内環境が悪化

悪玉菌が圧倒的に多い環境にある人を時々みかけます。あまりに悪化した腸内環境のままいすぎて、難消化性デキストリンの働きが追いついていないのです。それゆえにせっかく体内に取り込んだ難消化性デキストリンが、悪玉菌の餌になってしまっています。難消化性デキストリンは、ビフィズス菌やオリゴ糖を豊富に含んだ野菜やフルーツ、あるいはヨーグルトと一緒に摂取する事で、善玉菌を増幅させる事が可能になります。さらに食生活の改善も合わせて試してみましょう。

食物繊維が腸内の水分を吸収して腸の水分が不足

食物繊維は水分を吸着してゲル状になる性質を持っていますので、難消化性デキストリンを体内に取り入れた結果、腸内環境がからからの状態になってしまっていることがあります。他の消化物はゲル状の難消化性デキストリンに吸着されて、大きな固まりになったままこりこりにかたまった状態になっていますから、水分が足りずに一時的に便秘状態になっています。難消化性デキストリンを取り入れる際には、しっかり水分も補給する事を忘れないでください。

便秘を防ぐには?

ヨーグルトやオリゴ糖を摂取

腸内環境は悪玉菌と善玉菌とのバランスで出来ており、善玉菌を少しでも増やす事で正常な新陳代謝やエネルギー代謝を維持することができます。偏食が多いかストレスフルな生活を送っている環境ですと、善玉菌がうまく働いてくれなくなる事が多々あるのです。難消化性デキストリンはあくまでも食物繊維を増やす事が目的であり病気を癒す力はありません。ついでに常駐菌に食われてその働きをサポートする役割も持っていますが、難消化性デキストリンを飲んでいれば他はなくてもいいという事ではありません。

水分をより多く摂取

難消化性デキストリンの摂取は食前から食中が適切です。その時はぜひスープでもコーヒーあるいはティーでもいいですから、可能なら事前に水分と合わせて摂取する事が、トラブル回避につながります。難消化性デキストリンそのものは熱にも酸にも強いですから、主食に混ぜても問題ありませんし、熱いスープと合わせて飲んでもOKです。

難消化性デキストリンの効果

食後の血糖値の上昇を抑制する

難消化性デキストリンを購入して実践している人の中には、体重は減らなかったものの血糖値が安定したという声も、多く聞こえます。デトックス効果が期待できるものが難消化性デキストリンですから、もしもこうした感想が増えたならやはり難消化性デキストリンの役割を果たしていると言えます。

難消化性デキストリンが炭水化物と一緒に摂取する事を推奨されるのは、糖に変わって吸収される前に難消化性デキストリンが取り込んで、そのままゆっくりと小腸を経由して排泄されるゆえであり、インシュリン分泌が抑制されるためです。

食後の中性脂肪の上昇を抑制する

難消化性デキストリンを脂肪分の多い食物と一緒に摂取する事で、血液中の悪玉コレストロールおよび脂肪の吸収を遅らせて、中性脂肪の上昇を緩やかにする働きをします。それにより内臓脂肪も減っていきますから生活習慣病予防につながっていきます。肥満解消や動脈硬化予防も期待できますから、日ごろからファーストフードをよく食べるという人は、難消化性デキストリンとの併用を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

整腸作用

体重はなかなか減らないけれど便秘が解消されたとの声はよくききます。摂取されるとゆっくりと腸内を移動する間にも善玉菌に食べられて、腸内環境を改善する働きもしますから、下痢改善にもつながります。難消化性デキストリンが推奨されるのも、こうした働きがあればこそなのです。善玉菌は元々あるものやヨーグルトや発酵食品の摂取によって与えられるものであり、難消化性デキストリンその働きをサポートします。

ダイエット効果

整腸作用・食後中中性脂肪および内臓脂肪の上昇抑制・血清脂質の低下作用・血糖値の上昇抑制、これらの機能がバランスよく実施された時に、付録でついてくるのがダイエット効果です。食物繊維として取り入れていった結果、様々な健康と美容に良い事がもたらされる事がわかれば、日ごろの生活もそれに合わせて良い状態に持っていけば、さらに良い結果を維持できるはずです。あわせて軽い運動もしくは散歩も組み合わせていくと、ダイエット効果を促進させる事も可能となります。

まとめ

今回は難消化性デキストリンについてお話しいたしました。摂取する上で気をつけるポイントがありますので、使い方を考えて摂取するようにしましょう。