米麹の甘酒の効果!美容や健康のために!

米麹はミソを作る時に必要な大事な発酵菌として知られていますが、実は甘酒にして飲むと美容や健康に良いと言われています。はたしてどのような効果が期待できるのでしょう。今回は米麹の甘酒に隠された魅力と効果についてご紹介します。

米麹の甘酒を飲むことによる効果

美肌効果

お正月に飲む甘酒といえば、酒粕を水に煮溶かしたものの方が馴染み深いという人が多いかもしれませんが、実は米麹でも甘酒を作る事ができます。酒粕と違って米麹は米に含まれるデンプンを発酵菌によって糖分に変えているだけなので、自然な甘さを味わえることが最大の魅力です。それに加えて、実はとても栄養豊富な滋養食であるとも言われています。

米麹に含まれている栄養素には、ビタミンB6やビタミンEおよび葉酸。そしてパントテン酸やナイアシンといったビタミン群に加えて、ビチオン、水溶性および不溶性食物繊維、脂肪、カリウムやリンなどのミネラル。といったように、多種多様な栄養成分があります。普段の食事でもなかなかここまでバランスがとれた栄養成分を取得できない事を考えても、米麹を飲む価値は大いにあると思えます。

ビオチンはビタミンB7とも言いますが、アレルギー症状を緩和させる働きと共に、糖尿病予防にも関わっている栄養素です。老廃物の排泄促進および皮膚細胞の活性化にも関与していますから、特に美肌効果にはビオチンの貢献も大きいものがあると言えます。

脂質の代謝促進

米麹に含まれる必須アミノ酸や食物繊維のうちでも、特に不溶性食物繊維が、脂肪燃焼や血行促進および新陳代謝も促進させてくれると言われています。米麹を取り入れることで、不溶性食物繊維が内側からきれいにしてくれますから、美肌効果も期待できます。必須アミノ酸は中性脂肪や内臓脂肪がつきにくくするのと同時に、血管もさらさらにしてくれる効果も期待できる栄養素。それゆえに動脈硬化や糖尿病などの成人病予防に期待できると言われていますも。ナイアシンは糖質・脂質・タンパク質の代謝に大きく関与しているビタミンで、毎日を元気に前向きに生きる上でも重要な働きをしています。

便秘改善


不溶性である難消化性とフルーツに多い水溶性の2つの食物繊維が米麹に含まれており、いずれも便秘予防に効果が期待できると言われています。特に不溶性は体内に取り込むとゲル状になり、脂質や糖を自身の体内に取り込んで、ゆっくりと腸内を動きます。そのため脂質の吸収を抑えるのと合わせて、腸管運動を活性化させて便通を良くするなど、便秘改善には欠かせない働きをします。

疲労回復

ビタミン群が豊富に含まれているという事は、幸せホルモンとも言われるエストロゲンなどのホルモンの活性化、また疲労回復効果やリラックス効果も期待できます。特に近年注目を集めるようになったGABAの働きにより、自律神経に優しく働きかけて穏やかな精神状態を維持する効果をも期待できます。これらの働きは癒し効果もありますから疲労を溜めにくくします。

美容や健康のためにも効果的

アルコールや砂糖を含まない

甘酒は多くの栄養成分を含む栄養価が高い健康飲料なのですが、難点はアルコールを含む事と甘さは砂糖を混ぜてつくる事です。寒い冬にはもってこいの飲料であるものの子供は飲めませんし、糖質制限を受けているとやはり飲む事ができなくなります。

それに対して米麹はアルコールを一切含まず、甘さも発酵の過程で出た天然に甘さであることがポイント。クセもなく、誰でも味わう事ができます。セルフでも簡単につくれますから、飲みたい時にはいつでも飲めるというのも、魅力の1つです。

カロリーが低い

カロリーで酒粕と米麹を比較すると、酒粕からつくる甘酒のカロリーが100gあたり950キロカロリーなのに対して、米麹は300キロカロリー弱と酒粕のおよそ3分の1以下です。なおかつ米麹の栄養素1つ1つの含有量は酒粕の2倍以上!この2つの点から味と健康への影響をも考慮に入れてやはり米麹で飲んだ方がオススメです。麹は薬局でも簡単に手に入り手軽に誰でも自宅で作れますから、正月にこだわらず気軽に作れるところも嬉しいですね。

栄養成分が豊富

栄養成分は酒粕も豊富ですが、さすがに食物繊維が少なく、エタノールアルコールの含有量が豊富なのが酒粕です。それに対し米麹は、不溶性および水溶性両方の食物繊維を含み、ミネラルに含まれる栄養成分も豊富なのです。ただし酒粕で作る甘酒は米麹の栄養分もたっぷり含まれていますから、米麹だけでつくる甘酒にはないコクが出ます。発酵手順とアルコールがほんの少し含まれているかどうかの違いはあるものの、豊富な栄養成分に育まれた甘酒は、やはり日本人の心にそったおいしい飲み物です。

発酵時間によって味が変化

自分好みの甘酒を飲みたくなったら自家製造してみましょう。

酒粕甘酒ほど手間がかからず、素人でもおいしい甘酒が作れる米麹甘酒は、乾燥米麹とお米があれば簡単に作れます。たっぷり1時間浸水したお米をゆっくり時間かけておかゆにしたものに、米麹をまぜて4時間から10時間ほど常温で発酵させます。

甘みが出たら完成となるのですが発酵時間が長くなるほど、酸味が出てきますから、ほどよい甘さになったところで冷蔵もしくは冷凍保存して1週間ほどで飲みきるのがポイントになります。米麹は50度から60度程度が適温の発酵温度ですから、この温度を維持するのがおいしく仕上がるこつです。

米麹の甘酒を飲む際の注意

飲みすぎると太る可能性がある

米麹甘酒はダイエット効果が期待できるという事で評判になったドリンクですが、忘れてならないのはお米を使っているという事です。発酵菌もお米に麹菌をつけて発酵させていますから、炭水化物でありタンパク質でもあるのです。発酵はデンプンを糖化させた状態ですから天然の甘さにはちがいありませんが、ようはブドウ糖ですから、血糖値制限を受けている人にはあまりオススメできない飲み物でもあるのです。飲み過ぎるとカロリーオーバーとなり、かえって太る可能性があります。

アレルギーが出る場合がある


米麹に使われている麹は、カビが生えやすいとも言われています。米にコウジカビというもので、パンや餅に生える青カビの仲間です。アミノ酸を餌にしてお米のデンプンやタンパク質を壊しながら繁殖していきます。美容に良い働きをしてくれる反面毒性を持って悪さをする場合もあることから、体調が良好でない時やアレルギー体質な人はアレルギーが出る場合もありますので注意が必要です。

雑菌が侵入すると賞味期限が早まる

甘酒を造る際に最も注意しなければならないのは、雑菌が混入してしまう事です。管理が重要という事です。発酵がうまくいかないと酸っぱくなる事もありますから、面倒くさがりやさんに甘酒作りは難しいかもしれません。買ってきたばかりの米麹も冷蔵保存での管理が重要です。甘酒を自宅で作ろうという人も増えていますが、いざやってみると意外とコストがかかる事におどろかされます。

寝る前に飲むのは避ける

甘酒にはリラックス効果を高める成分が含まれており、疲労感を取りたい時にもオススメです。アルコールはないにしても体も温めますから、夜寝る前に飲む事はけして間違いではありません。ただし意外と高カロリーである事と甘さの正体がブドウ糖である事を考えると、ダイエットを志す人にはオススメできません。むしろ朝の空腹時に飲んだ方が、1日の活力を得られます。ケースバイケースで楽しみましょう。

まとめ

古い時代から飲まれてきた伝統的な飲みものというだけではなく、美容的にも健康的にも大変優れた飲みものだったと知って、ますます甘酒に興味を持った人も多いのではないでしょうか。甘酒の利点を上手に利用しながら健やかな毎日をおくりましょう。