【ピルクルの効果】飲むタイミングと副作用は?

小さい頃から冷蔵庫にあって、なじみのある飲み物の1つに「ピルクル」があります。1993年に登場した特定保健用食品であるピルクルは、おそらく誰でも飲んだ記憶のある乳酸菌飲料ではないでしょうか。「生きたまま腸まで届く乳酸菌」というフレーズでも有名なピルクルですが、おなかの調子を良くなることはわかっていても、なぜおなかに良いのか理解していない人も少なくないでしょう。ここでは、そんなピルクルについて紹介します。

ピルクルとは

「ごくごく飲める乳酸菌飲料」として登場したピルクルは、今日にいたるまでたくさんの人のおなかを元気にしてきています。幾度となく飲んだことがあり、パッケージや味は知っていても、実のところピルクルがどんな飲み物なのか、乳酸菌飲料とは何なのか、とりあえずおなかに良さそうだから飲んでいるという人も多いと思います。ここでは、ピルクルの特徴などについて説明したいと思います。

日清ヨークが販売している飲み物

ピルクルは、1993年に日清ヨークから発売された乳酸菌飲料です。日清ヨークとは、日清食品グループに属し、東京都中央区東日本橋に本社があります。主力商品である「ピルクル」をはじめ、さまざまな発酵乳、乳酸菌飲料、清涼飲料水、デザートなどを展開しています。

設立時の社名は株式会社ヨークであり、「ヨーク」とは、設立当初の主力商品である「ヨークごっくん」が由来となっています。1990年に現日清食品ホールディングスの傘下に入り、社名が日清ヨークに変更されました。

乳酸菌飲料

ピルクルは、手間と時間をかけて、約100時間発酵を行って作られる乳酸菌飲料です。長い時間をかけ丁寧に発酵をすることで、きめ細やかな発酵液を作り出し、独特の風味と、なめらかな喉ごしの美味しいピルクルを完成させることができます。

ピルクルの開発に関わった研究員は昭和中期に生まれ育ったため、乳酸菌飲料を飲める機会があまりなかったといいます。初めて乳酸菌飲料を飲んだ時の独特な酸っぱさと味わいに感動し、これを思い切り飲んでみたい、という憧れが動機となり、「思い切り飲める乳酸菌飲料」の開発が始まったそうです。

手軽に手に入る商品

ピルクルの名前の由来は、「ピルグリム・ファーザーズ・クルー」という、イギリスから自由を求めてメイフラワー号でアメリカに渡ったクルーの名を略してつけられました。

ピルクルは、乳酸菌飲料としてスーパーをはじめコンビニでも販売されていますので、飲みたいと思ったときに手軽に手に入る商品です。シンプルな原料をもとに、丁寧に作り上げることで、きめ細やかな喉ごしと味わい、コクのある独特の美味しい風味をリーズナブルに楽しめるように開発されました。甘さも控えめに作られていますので、甘ったるくならずに思い切りゴクゴク飲むことができるのが魅力の1つとなっています。

特定保健用食品で健康に効果的

特定保健用食品、いわゆる「トクホ」とは、有効性と安全性について厳しい商品別審査によって、消費者庁長官の許可承認を受け、特定の保険の目的で摂取する場合に、容器にその目的が期待できる旨の健康や栄養に関する表示が許可されている食品のことをさします。つまり、ピルクルは、国(消費者庁)のお墨付きであるという証拠であり、効果や成分がはっきりと表示されていますので、安心して日々の生活に取り入れることができます。

ピルクルの効果


ピルクルがおなかに良いとされている理由に「カゼイ菌(NY1301株)によって腸内環境を改善する」とあります。良さそうな雰囲気は伝わってきますが、カゼイ菌(NY1301株)とは一体どんな菌なのでしょうか。ピルクルの他の効果についても紹介します。

ガゼイ菌が生きて腸に届く

カゼイ菌(NY1301株)とは、Lactobacillus casei(ラクトバチルス・カゼイ)のことで、乳酸菌の1種です。棒状の形をした菌で、乳酸桿菌とも呼ばれます。日清ヨークの「NY」と、会社内での乳酸菌株の管理番号「1301」から「カゼイ菌(NY1301株)」となりました。

生きたまま腸に届き、乳酸などの有機酸を生み出されることで、腸内を酸性にし、腸内環境を整えるサポートをしておなかの調子を整えてくれます。ピルクルには、生きたカゼイ菌が65mlあたりなんと150億個以上も含まれています。

乳酸と酢酸の分泌を促す

ピルクルのカゼイ菌は、生きたまま腸に届くと、善玉菌としての機能を発揮します。その善玉菌として働く際に、乳酸と酢酸の分泌が促され、腸壁を刺激し、大腸を刺激して蠕動運動を促します。

腸の蠕動運動を促す

ピルクルのカゼイ菌によって大腸の蠕動運動が促進されることで、大腸から便を押し出すサポートの役割がありますので、健康的な排便をすることができます。

便秘解消効果が期待できる

便秘 症状
ピルクルが便秘解消に効果がある理由の1つは、カゼイ菌によって腸内環境が整い、さらに蠕動運動を活発にすることで、大きく柔らかい便となり排便しやすくなることがあります。

もう1つは、ピルクルに豊富に含まれるナトリウムの存在があります。ナトリウムの作用で、腸内に水分を集める役割があり、便を柔らかくして、腸管の滑りも良くしてくれます。特に、腸の動きが鈍くなる弛緩性便秘や、便が固くなる直腸性便秘に効果的とされています。

ピルクルを飲むタイミングと副作用

ピルクルの効果や特徴を見ると、特定保健用食品としていいことづくめですが、美味しくて飲みすぎると注意が必要です。飲むとよいタイミング、副作用などはあるのでしょうか。

食後に毎日65ミリリットル飲むと良い

ピルクルは1パックの内容量が500mlになっていますが、すべてを飲む必要はありません。1日あたりピルクルの摂取目安量として65mlとされていますので、注意しましょう。

特に朝食後が効果的

ピルクルをおなかが空いている状態で飲むと、胃酸や胆汁によって分解されてしまうため、乳酸菌が腸まで届く量が減ってしまいます。そのため、ベストなタイミングは食後となるのですが、腸が最も活発に動く朝に乳酸菌を摂るとより効果が高まりますので、1日3食の中でも「朝食後」がおススメです。

腸への効果と脳の活性化にも効果的

ピルクルを朝に摂取すると、活発に動いているタイミングに多くの乳酸菌を届けることになりますので、より効果的に便秘解消のサポートができることになります。また、ピルクルに含まれる糖分が、たくさんのエネルギーを必要とする脳にエネルギーを供給し、脳機能の活性化が促されます。

ダイエット中は飲みすぎに注意

一般的に売られているピルクルは、1パック500mlとお買い得な上に美味しいため、ついゴクゴク飲んでしまいますが、1日の推奨摂取量は65mlとなっています。ピルクルを飲みすぎたからと言って乳酸菌「カゼイ菌(NY1301株)」によって副作用の心配はありません。しかしながら、ピルクルは砂糖が多く含まれる高カロリー飲料ですので、1パックを飲み干してしまうと相当量のカロリーを摂取していまします。

どんなにおなかに良い乳酸菌飲料としても、飲みすぎるとカロリーオーバーになってしまいますので、特にダイエット中の人は注意が必要です。たくさん飲んだからと効果が高まるものでもありませんので、適切に摂取するためにも、摂取量を守り、美味しく腸内環境を整えましょう。

まとめ

便秘 マッサージ
国によって効果が認められている「特定保健用食品」であるピルクルは、カゼイ菌(NY1301株)の働きでおなかの環境を整えてくれる高い効果がありますので、便秘がちな女性におすすめの乳酸菌飲料です。美味しい上にリーズナブルですので、毎日の生活習慣に取り入れやすいのも大きな魅力です。摂りすぎると高カロリーになってしまいますので、ダイエット中の飲み過ぎに注意しながら、正しい量を摂取して、美味しくおなかを整えましょう。