桃にはこんなにも効果があった!美味しいだけじゃない万能フルーツ

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甘くてジューシーな桃は香りもよく、白桃や黄桃などの種類によって、違った味が楽しめるのも魅力です。そんな桃は、ただ美味しいだけでなく、意外な効果があることをご存じでしょうか。今回は、管理栄養士のasa さんに桃を食べることで得られる効果や、より効率的に摂取する方法などをお聞きして、詳しく紹介します。桃好きさんは、知っておいて損はないでしょう。

桃の健康効果とは

果汁たっぷりな桃は食べて美味しいだけでなく、栄養が豊富でさまざまな効果も得られます。特に女性にとっては、うれしい効果が期待できるようです。

果糖が疲労を回復

甘くて美味しい桃は、100g当たりで40kcalのエネルギーがあり、その主成分は「フラクトース」と呼ばれる果糖です。果糖は体内吸収が早く、エネルギーに素早く変換されるため、疲労回復に効果的とされています

さらに桃には、疲労回復効果でおなじみの「クエン酸」も含まれているので、疲れているときに食べることで疲れを癒してくれるでしょう。

カリウムがむくみを予防

桃にはミネラルの一種の「カリウム」が含まれており、むくみを予防する効果が期待できます。カリウムには余分な水分を体外に排出し、体内の水分バランスを整えてくれる作用があるのですが、不足するとむくみやすくなってしまうのです。

特に塩分が多く含まれがちな、外食を食べることが多い人は注意が必要で、桃などのカリウムが含まれている食品を、積極的に取り入れることをおすすめします。

ペクチンがお通じを改善

桃といえば、食物繊維が豊富なイメージがあるかもしれないですが、実は100g当たり1.3gとそれほど多くはありません。ただし、食物繊維の一種である「ペクチン」が多く含まれています。ぺクチンは、腸内の乳酸菌を増やすなどして腸内細菌を整えてくれるため、お通じの改善に一役買ってくれる心強い味方になってくれるでしょう。

桃に含まれる栄養素とは

栄養バランスの取れた食生活

桃はフルーツとしても甘くて美味しいですが、さまざまな健康効果があるだけでなく、美容効果も期待できる果物です。ここでは、桃に含まれる栄養素とその作用について解説します。

抗酸化作用のあるビタミンE

桃に含まれるビタミンEは強い抗酸化作用があり、老化防止に役立ちます。私たちの体は年齢とともに活性酸素が増えますが、それによって中性脂肪などが酸化し、老化の原因となる過酸化脂質が発生することに。

ビタミンEには、この過酸化脂質の生成を抑制する働きがあります。ほかにも血液の循環をよくしてくれる作用もあり、血行をよくするサプリメントとしてもおなじみの成分です。

美肌を維持するビタミンC

ビタミンEと同様に抗酸化作用のあるビタミンCも、桃には含まれています。コラーゲンの生成にも関わり、美肌を維持するのに役立つ栄養素としても知られています。ビタミンCとEを同時に摂取すると、その相乗効果でより抗酸化作用が高まる点も見逃せません。

このような理由から、サプリメントなどにもビタミンCとEが一緒に配合されていることが多いのですが、桃を食べることでも同時に摂取できるのです。

皮膚の健康に関わるナイアシン

桃には、皮膚を健やかに保つ「ナイアシン」も含まれています。糖質や脂質、たんぱく質の代謝に関わる栄養素で、体内でさまざまな酵素を構成しています。皮膚や粘膜の健康を維持するためには欠かせない成分でもあり、不足すると皮膚に発疹ができたり、消化不良や食欲低下を起こしたりすることにつながるため、注意が必要です。

桃の栄養素を効率的に摂取するポイント

1個食べれば、さまざまな栄養を摂取できる桃。そんな桃の栄養素を、より効率的に取り入れるためのコツを見ていきましょ。

脂質を含む食材と一緒に食べる

桃に多く含まれているビタミンEは「脂溶性ビタミン」なので、脂質を含む食材と一緒に食べることでより吸収されやすくなります。例えば、脂肪を含むヨーグルトや、チーズなどと一緒に食べることがおすすめです。

ヨーグルトにはさまざまな種類がありますが、最近は「脂肪ゼロ」のヨーグルトもよく見かけます。ただし、桃と一緒に食べるのであれば、脂質が含まれているものと一緒に食べるようにしましょう。

毎日少しずつ食べる

桃に含まれるビタミンCやナイアシンは、水溶性のビタミンなので体内にためておけません。そのため、美肌や健康によさそうだからと、必要以上に摂取したところで過剰分は排泄されてしまいます

そのため、一度にたくさん食べるよりは、毎食のデザートとして少しずつ分けて食べることをおすすめします

効果を得られる桃の種類と選び方

桃にもさまざまな品種がありますが、効果を考えて食べるなら、どの桃が一番効果的なのかが気になりますね。また、よい桃とはどんな桃なのか、選ぶ際のポイントもお教えします。

白桃も黄桃も栄養素は変わらない

白桃にはいろいろな種類がありますが、どれも栄養素はさほど変わりません。また白桃と黄桃でも、栄養素にそれほど差はありませんが、抗酸化作用を持つ「カロテノイド」という成分が、黄桃のほうがより多く含まれています

味わいとしては、黄桃は身がやや固めで白桃のほうがみずみずしいですが、それぞれに違った美味しさがあります。市場にでまわっている種類としては白桃が一般的ですが、最近では黄金桃と呼ばれる品種も人気が高まっているようです。

美味しい桃の特徴

桃を選ぶ際は、次の3点に注目して選んでみてください

  • ずっしりと重い
  • 全体に赤みをおびている
  • よい香りがする

ただし、桃はとても傷つきやすいので、触りすぎには注意しましょう。

桃の栄養素を摂取する際の注意点

さまざまな栄養素が豊富に含まれている桃は、フルーツとして食べてもとても美味しいですよね。好きな人は、ついたくさん食べたくなりがちですが、なんでも適度に摂ることが大切なようです。

果糖が多いので食べ過ぎに注意

桃にはビタミンEやC、食物繊維の「ペクチン」などの栄養素が含まれています。また、あれほど甘い果実ながら、エネルギーはそれほど高くない点もうれしいフルーツといえます。

ただし、糖である「果糖」も多く含まれていることも事実。ブドウ糖よりは、すぐに肥満につながる糖ではありませんが、やはり食べ過ぎは禁物です。多くても、1日に1個程度にしておきましょう。

腹痛を引き起こす可能性も

桃には、甘味料にも使用される「ソルビトール」という物質も含まれています。身体に害はありませんが、消化されにくく小腸での水分吸収に影響を与え、腹痛や下痢を引き起こしてしまう可能性があります。そのため、桃は糖質が多いというだけでなく、こういった理由からも食べすぎには注意しましょう

桃の香りにもこんな効果が

桃は美味しく食べられて栄養を補給できるだけでなく、その香りからも効果が得られるようです。桃の香りを楽しめるアイテムにも注目してみましょう。

リラックス効果

桃はバラ科の植物ですが、特有の甘い香りは「ピーチアルデヒド」という成分によるものです。このピーチアルデヒドには、気持ちをリラックスさせてハッピーな気分にしてくれる効果があります。たしかに桃の香りをかぐと、なんともいえないよい気分になりますよね。

桃の香りを楽しめるアイテム3選

リラックス効果のあるピーチの香りが、大好きという人は多いでしょう。ここでは、ピーチのよい香りが楽しめるアイテムを3つ紹介します。

ピーチティー

フランス発JANAT(ジャンナッツ)のプロヴァンスシリーズのフルーツティ-は、もぎたてフルーツのような香りが楽しめるフレーバーティーです。こちらのピーチティーは、「ピーチのよい香りがする」「リピする価値がある」と評判です。

フレグランス

L’Aromarine(アロマリン)は、フランスらしいクラシカルなデザインのボトルが印象的。シリーズの中の 「ペシェ(ピーチ)」は、「甘めでかわいい香り」「嫌味がなくどんなシーンでも邪魔しない」との口コミがあり、控えめなお値段も人気の秘密のようです。

ルームディフューザー

フレグランスが入った容器にラタン(籐)を差し込むことで、お部屋に香りが広がるエステバンのルームディフューザー。こちらのピーチの香りは「甘さ控えめなスッキリとした香り」「甘い香りが強すぎず、優しい香りに癒される」と高評価されています。

まとめ

フルーツの中でも、甘味があってジューシーな桃は大好きな人も多いでしょう。そんな桃ですが、ただ美味しいだけでなくさまざまな効果が得られるということで、より積極的に取り入れてみたいと思われたかもしれませんね。

ただし、何にでもいえることですが「過ぎたるは及ばざるが如し」で、桃も適量を食べることが大切です。旬のときには1日1個程度を目安に美味しくいただいて、美と健康を目指しましょう。