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男性を困らせる、女性の「なんで察してくれないの?」
女性が突然黙り込んでしまったとき、その真意が理解できない男性はお手上げ状態になります。「何かあるなら口で言ってよ」「俺、何か悪いことした?」なんてストレートに聞いてしまい、さらに女性の神経を逆撫ですることも…。
この時女性は、男性に対し、「自分が不機嫌な理由を察してほしい」と思っています。とはいえ女性側も、彼にそれを求めるのは酷であるということに、うすうす気がついていますよね。
さて、女性が男性に察して欲しいと感じるのは、一体どんな時でしょうか。さらに、その理由や心理についても、合わせてご説明していきます。
女性が「察して欲しい」と感じるのはどんな時?その理由は?
彼氏が原因で機嫌が悪い時
例えば、言動や生活態度など、彼自身の行動に何か不満がある時に、女性は察して欲しいと感じます。自分が原因であることに気がつかずに、「俺、何かした?」なんて言われたら、イライラしてしまうのは当然ですよね。
この場合は、「わざわざ私が指摘するまでもない!自分でちゃんと考えて反省して欲しい」という思いから、女性は男性に対しだんまり状態になっていると考えられます。
理不尽に怒っているわけではなく、その原因が彼側にあるとしたら、女性が「それくらい察してよ」と感じるのも無理はないのかもしれません。
体調が悪く、そっとしておいて欲しい時
体調が悪くて、話しかけられるのすらしんどい!というときもありますよね。にも関わらず、「今日の夜は飲みに行こう!」「ごろごろしてないで遊ぼうよ!」なんて話しかけてくる男性もいます。
察する力というのは、空気を読む力でもあります。明らかに具合が悪そうな恋人に対して、配慮のカケラもない接し方をしてくる男性は、「この人は私の何を見ているのかしら…。」と呆れられても仕方ありません。
会話に答えるのもだるくて仕方ない体調のときくらいは、「察してほしい」というわがままも許してほしいですよね。
理由なく心がささくれ立っている時
「彼氏が悪いわけではないのに、一緒にいる時間を楽しむことができなくて悲しい…。」そんな思いを口に出せない時も、黙り込んでしまうことがあります。
女性はホルモンバランスなどの関係で、精神的に不安定になることが多々あります。しばらくすれば治る、ということも理解している女性本人としては、この時期をいかに穏やかに過ごすかが重要なのですが、男性にはその感覚がわかりません。
その結果、「なんでそんなに怒ってるの?」「俺のせい?」などと言って、無為な喧嘩に発展することもあります。口に出せば理解してもらえることを、「察してほしい」と相手の判断に委ねることは、このようなトラブルも起こしてしまうのです。
「何も言わずに察して」は彼への期待と甘えの表れ
このように、女性が彼氏に対して「察してほしい」と感じるのには、きちんとした理由があります。その原因が男性側にもあるとなれば、一概に理不尽な要求とは言えませんよね。
しかし、基本的にどの察して欲しい理由も、「しっかりと話せばきちんと伝わること」だということもお分かりいただけたかと思います。
女性が男性に対し察して欲しいと思うのは、その男性への期待と甘えの表れです。女性は男性に対し、「私のことが好きならこれくらい知っているはず。」「言葉で伝えなくても気持ちをわかって欲しい。」と思っているのです。
あくまでも「彼のこと好きで、期待している」という前提であれば、「察してよ!」というのも可愛いわがままのように思えますよね。
察してもらえなくてもすねるのはNG!伝える努力を怠らずに
しかし、この願望がエスカレートすることで、カップルの関係にヒビが入る可能性も…。相手が自分を理解してくれないことに腹を立てたり、勝手に幻滅したりするというのは、とてももったいないことです。
言ってみれば他人同士、相手の考えていることがわからないのは当然ですよね。彼と良い関係を築くためには、全てを理解してもらおうと期待ばかりせず、まずはきちんと言葉で気持ちを伝えることが重要です。
察してもらえないからといって、「もういい!」とふてくされることが許されるのは子供だけです。自分の気持ちをまっすぐに相手に伝えることで、お互いのことをより深く理解していけるといいですね。