縮毛矯正直後のアイロンがすすめられない理由
縮毛矯正を行ってからしないほうがいい事、まずアイロンはしないほうがいいといわれています。絶対に行ってはいけないという事はありませんが、高温で長時間アイロンを当ててしまうと、せっかくの縮毛矯正にくせがついてしまったり、ダメージがひどくなることもあるのです。
薬剤が髪に定着していないため
縮毛矯正を終えてからすぐは、薬剤がしっかり定着していない状態といえます。見た目には美しくストレートになっていますが、まだ薬剤の効果がしっかり浸透していないこともあるので、できればアイロンなど熱を再度加えることは避けるほうがいいとされるのです。
行ってはいけないという事ないのですが、長持ちさせることを考えても、できるだけアイロンは使用しないほうがいいといわれています。
縮毛矯正の時のダメージがさらに大きくなるため
薬剤をしみこませてからアイロンによって伸ばし、癖を取っていくのが縮毛矯正です。そのため、以前の薬剤よりもずっと傷みにくくなっていますが、ダメージが全くないという事はなく、髪の毛の内部は負担がかかっている状態となっています。
そこにアイロンを行うことでさらにダメージを与えてしまう行為になるので、縮毛矯正のあと、アイロンをかけないほうがいいといわれているのです。
切れ毛が増える可能性がある
髪の毛の状態は、縮毛矯正後、いい状態ではなく薬剤、熱によってダメージを受けている状態といえます。そこに熱をさらに加えてアイロンでスタイリングするとなると、髪の毛に大きな負担がかかり、高い温度のアイロンなどによって切れ毛となってしまうこともあるのです。
今縮毛矯正を行ってきれいなストレートラインになっているのに、そこにアイロンによって切れ毛となってしまってはがっかりしてしまいます。普段よりもずっと、髪の毛が傷みにくい状態になっているという事を理解しておくことが必要です。
クセが付いてしまう
薬剤が定着しているように見えて、薬剤は浸透しているだけで完全に定着したという状態ではないと考えられます。そのため、1日から2日程度、シャンプーなどをしないでといわれるのです。そこにアイロンを当てることで、定着していない薬剤によってまたアイロンによる癖がつくことも考えられます。
美容師さんが癖を見て方向などを考えながらせっかくまっすぐにしてくれても、アイロンによってそのストレートに変な癖をつけてしまってはガッカリですよね。
正しいヘアアイロンの使い方
くしでしっかり梳かし、髪を外側、中、内側に分ける
内側の毛をちょっと外側にそらすように、少量ずつ毛をヘアアイロンで流す
中、外側に3~4を繰り返す
ヘアオイル等で整えて完成
縮毛矯正をした髪にアイロンを使う際のポイント
縮毛矯正をしてからもスタイリングのためにどうしてもアイロンを利用したいと思うこともあるので、どのように利用すればいいかそのコツを理解しておくことも重要です。せっかく高いお金を払って縮毛矯正をおこなったのですから、その美しい状態が長持ちするように、アイロンを行う時のコツを理解しておくと安心できます。
高い温度で長い間あてない
アイロンも温度の調節ができるタイプがあり、またダメージケアを考慮して高温にならないように作られているアイロンもあるのです。高温になってしまうアイロンでも、髪の毛に長時間当てないようにすることで、縮毛矯正に影響しないように利用することができます。ただ、熱をあまり加えないようにスタイリングすると、時間がかかるのでできれば利用しない方向で考えておくほうがいいのです。
トリートメントなどでケアをしっかり行う
アイロンをどうしても必要とするスタイルという時には、しっかりと毎日トリートメントを行うようにします。トリートメントを毎日行うことで、髪の毛の状態がよくなりますし、ダメージを少なくできるのです。ただし、通常24時間から72時間程度、シャンプーしないほうがいいといわれていますので、それは守った方がいいでしょう。
トリートメントには洗い流さないタイプなどもありますので、こうした商品を利用して毎日トリートメント効果が浸透している髪の毛にしておくことが重要です。アイロンをしなくても、縮毛矯正はダメージが大きいので、できれば毎日トリートメントを行います。
髪を完全に乾かしてから使う
アイロンをするときに、人によっては髪の毛が濡れたままの状態でアイロンをする人もいるようです。でも髪の毛が濡れたままでアイロンすると、内部がさらに熱くなり、縮毛矯正に癖がつく可能性が高くなります。
ストレートに変な癖がつきやすくなることもあるので、アイロンを当てるときには、髪の毛に洗い流さないトリートメントを浸透させて完全に乾かし、そのうえで利用するようにします。
縮毛矯正後におすすめのヘアアイロン
アイロンにもいろいろな種類があり、温度が低めで髪の毛に通常の商品よりもダメージが少ないアイロンも登場しているのです。縮毛矯正を長く持たせるためにも、髪の毛に負担をかけないためにも、アイロンでスタイリングしたいという人は、こうした縮毛矯正にてきしたアイロンを利用するといいと思います。
TRIPLE TREE ヘアアイロン チタニウムプレート仕様 海外対応
TRIPLE TREE ヘアアイロン チタニウムプレート仕様 海外対応は、フローティングチタニウムプレートを採用し、熱伝導を高めた商品です。髪の毛に余分な圧力がかからないように逃がしてくれるクッション機能が搭載されています。髪の毛とプレートの間で起こる摩擦によっても髪の毛が傷むので、その摩擦を生まないようにクッション機能がついているのです。
温度はLED温度表示となっていて、170℃から230℃まで調節できるタイプになっています。髪の毛の状態、また髪の毛の質などに合わせて温度を細かく調整できるのはうれしいです。縮毛矯正後、アイロンを利用する場合には、できるだけ低めの温度を利用したいので、細かく温度調節できる方が安心して利用できます。
THZY ヘアアイロン ダブルマイナスイオン
遠赤外線効果が搭載されている髪の毛にやさしいアイロンが、THZY ヘアアイロン ダブルマイナスイオンです。遠赤外線の効果によって育毛の効果もあるといわれているこの商品は、血行を促進してくれるので、縮毛矯正によってうけたダメージにさらにアイロンで負担をかけるという事も少ないといわれています。
マイナスイオンが噴射されるプレートからはダブルでマイナスイオンを噴射してくれるため、髪の毛への健康効果も高いのです。キューティクルを保護しながら熱による負担も軽減してくれる優れた効果を持っているアイロンになります。
Anjou ストレートヘアアイロン ブラシアイロン マイナスイオン
梳かすことで髪の毛をつやつやにしてくれる効果があるのが、Anjou ストレートヘアアイロン ブラシアイロン マイナスイオンです。マイナスイオン発生機が取り付けられており、そこから約100万個というマイナスイオンが放出されます。細い毛から太い毛まで対応できるタイプで、髪の毛の状態によって、130℃から230℃まで細かい温度設定ができる事も魅力です。アイロン部分がお肌に触れないように設計されているので、アイロンでやけど・・という事もなくなります。
温度ロック、また自動電源オフなどの機能もあり、温度設定ダイヤルについては、約3秒以上回さないでいると自動的に温度がロックされる仕組みです。ほしい機能がしっかり入っているこのアイロンは、ブラシタイプとなっているので非常に使いやすいと評判になっています。
まとめ
ストレートにしても毛先だけくるっと巻いたり、ランダムにウエーブを付けたいなど、癖のある髪の毛だった人は、癖毛ではできな買ったアレンジをしたいという気持ちもありますよね。でも縮毛矯正後、アイロンはしないほうがいいということが一般的なようです。しかし、使い方次第、また利用するアイロンによって利用できることもあるようなので、注意点など理解したうえでやってみてください。