恋煩いとは?症状・なりやすい人の特徴・治し方について

恋煩い(恋わずらい)という言葉を聞いたことがありますか?恋煩いは「人に恋する」という満たされた感覚を超えて、恋しさのあまりに苦しくなってしまう状態です。本当の病気ではありませんが、それに近いほどの症状が起こることもあります。
  • 恋煩いの意味
  • 恋煩いの症状
  • 恋煩いの治し方
  • 恋煩いになりやすい人の特徴
  • 恋煩いに関する漫画
  • 恋煩いに関する名曲

について、詳しく説明しましょう。

【恋煩いの意味】恋煩いとは?

人を好きになることは、誰にでもあることです。心が温かくなり、人生も満たされるでしょう。しかし、あまりにもその気持ちが強くなると、精神的につらい状態になってきます。これが恋煩いです。

「恋煩い」は英語で何と言う?

恋煩いは英語で言うと「lovesickness」です。「愛」と「病気」なので、英語の方がストレートな表現をしていると言えるでしょう。恋煩いがどのような状態なのか、よくわかります。要するに、恋が原因で病んでしまっているわけです

恋煩いによくある症状

恋煩いの症状はいろいろあり、人によっても違いがあります。固定された症状がみられるわけではありません。どのような症状があるのか、見ていきましょう。

ため息が多くなる

人はつらいとき、無意識にため息をつくことがあるでしょう。恋煩いを引き起こして意味もなくため息が出てしまうのは、頭の中から相手のことが離れないからです。必要以上に考えて、「嫌われてないか」などネガティブなことも考えたりします。このように思いつめて胸がいっぱいになっているので、思わずため息が出てしまうのです。

しかし、ため息の回数が増えても、本人はほとんど気が付いていないことが多いでしょう。

食欲がなくなる

相手のことで胸がいっぱいの時は、食欲もなくなるでしょう。食欲がなくなるのは、脳の働きと関係してきます。

恋に落ちるとドーパミンと呼ばれるホルモンが分泌されますが、一方で心の安定を保つセロトニンが減少し、ホルモンバランスが乱れるのです。これが食欲にも影響し、あまり食べられなくなるのです。

涙もろくなる

精神的に不安定になるのが恋煩いの特徴といってもいいでしょう。ホルモンバランスの変化によって、ほんの少しのきっかけでも涙が出ることもあります。精神的に不安定なので、ちょっとしたことが涙につながってしまうのです。

恋とは関係ないこ出来事でもすぐ泣いてしまうかもしれません。泣くことで、精神的なバランスを取ろうとしているのです

よく眠れなくなる

相手のことばかり考えている恋煩いの人は、夜ベッドに入っても考え続けています。そのため、なかなか眠れないこともあるでしょう

「恋をしているのだから、眠れないのも当たり前」と思うようにして、深刻にならないようにしましょう。眠れないことに悩むことが、さらに眠れなくしてしまうからです。

ぼんやりした時間が増える

なにもやる気にならず、ぼんやりとした時間が増えてくることもあります。ホルモンのバランスの変化も影響しているでしょう。体が重くなって動くのも嫌になるかもしれません。気持ちを切り替えることが必要で、どこかでスイッチを入れることが大切です。

感情が不安定

感情が不安定になり、すぐに涙が出てきたり、マイナス思考に陥ったりすることもあります。感情の起伏が激しくなるのもホルモンの影響があるのでしょう。

考えごとをする時間が増えて集中しにくくなる

やらなければいけないことがあっても、集中することができなくなってしまいます。考えごとをする時間ばかり増えて、他のことが手につかなくなることもあるでしょう。

集中してできないことが自己嫌悪になり、悪循環のスパイラルの中に陥ってしまいます

恋煩いの治し方

そのままの状態ではいけないのは、あなたにもわかっているはずです。恋煩いの状態から抜け出しましょう。ここからは、恋煩いの治し方について、いくつかの方法を紹介します。

自分磨きに力を注いでみる

恋煩いは日常生活にも大きく影響してしまいます。そんな時は、自分磨きに取り組んでみましょう

自分が魅力的で、恋愛でも負けることはないと自信が持つことが大切です。自分から恋をするよりも相手を惹きつけるというレベルになれば、なにも心配することはなくなるでしょう。

友人とリフレッシュして楽しむ時間を持つ

一人でいると悩みは尽きません。余計なことまで考えるようになるのは恋煩いの悪いパターンです。そこから抜け出すためには、一人でいるよりも友人と楽しむ時間を作ることをおすすめします。

にぎやかな雰囲気の中では、辛いことを考えることもなくなるでしょう

無理に考えないようにし、時間が解決してくれることも

恋煩いが辛い思いになってしまうのは、答えが出ないことを延々と考え続けるからです。

無理に考えても仕方ないことで「時間が解決するものだ」と割り切ってしまえば、恋煩いの辛さも薄らぐでしょう。少し考えるのをやめて、心を解放してあげてください。

友人や一人だけなど旅行で気分転換

旅行に行って、まったく違う雰囲気の中に自分を置くのも恋煩いを解消する方法のひとつです。これまでに行ったことのない場所であれば、気分はリフレッシュするでしょう。静かなところに行って心を休めるのもいいですが、その場合は一人ではなく友人と一緒に行くことをおすすめします。

逆に、人が多い喧騒の中に自分を置いてみるのもいい方法です。自分の中の世界に閉じこもっていたことに、気づくことができるでしょう。

相手との距離をとって客観的に自分の心と向き合う

恋煩いで重く落ち込んでいくのは、ひとつのことしか見えなくなるからです。好きな相手がいるのはなにも間違いではありませんが、いったん距離を取って考え直してみることも必要です。客観視することで、自分の行動を見つめ直すことができるでしょう。

自分の心と向き合うことができれば、現在の状況がいかに不毛なことかが見えてきます。答えの出ないループを客観視することで、恋煩いは軽くなっていくでしょう。

考え方を方向転換!

ひとつのことに没入してしまうというのが、恋煩いの典型的な問題です。他のことを考えて行動を広げるようにすると、だんだんと強い思いも薄くなるでしょう。

相手のことを忘れる必要はありませんが、他のさまざまなことに思いを傾けていくことで自分を楽にしてくれるでしょう。

読書・映画などで芸術的な世界にひたってみる

芸術は深い魅力があり、その独特な世界にひたることができます。感動的な文学を読めば、深く没頭できるかもしれません。夢中になれる映画を見るのもおすすめです。辛い思いを忘れることができるでしょう。絵画を見て心を休めるのもいい方法です。

いろいろな芸術に触れることで恋煩いの辛さも忘れてしまうに違いありません。

恋煩いになりやすい人の特徴

恋煩いは誰でもなるわけではなく、なりやすい人がいます。どのような人が恋煩いになりやすいのか、その特徴を見ていきましょう。

自分に自信がない

恋煩いになりやすい人の典型的な特徴は、自分に自信がないということです。自信がないため、どうしたらいいのかを悩むことになります。

自信があれば相手を振り向かせてみせると考えるので、恋煩いになることもありません。自信を持って行動することは、自分を守ってくれる盾になるのです。恋愛に自信を持つことができないのであれば、もっと自分を磨くことを考えるといいでしょう。

恋に対して免疫が少ない

恋愛は経験によって対応が変わっていきます。経験が少ないと免疫が少なく、自分自身でうまく対処できません。辛い思いをしていても、経験がないのでどうすればいいのかわからないのです。いくら考えたとしても免疫が少ない人は上手に対応できないので、そう割り切ってしまうのが一番です。

真面目で優しい

真面目で優しい人は、どうしてもいろいろと考えてしまいます。真面目なために深刻になりがちで、恋煩いに陥りやすいと言えるでしょう。解決できることであればいいのですが、考え続けても答えが出ないものは割り切って考えることも必要になります

恋に恋するタイプ

恋をしている自分が好きな人もいます。恋に恋する状態で、恋煩いが楽しいと思っているのです。このような人にとって恋煩いは悪いことではありません。辛い状態もまた楽しんでしまっているので、そこから抜け出すのはなかなか難しいでしょう。

恋煩いに関する漫画

「恋煩い」をテーマにした漫画があります。自分の心情を重ね合わせて共感できるので、読んで楽しむうちに恋煩いの辛さを忘れてしまうかもしれません。

恋わずらいのエリー

恋わずらいのエリー(1) (デザートコミックス)

「恋わずらいのエリー」という漫画がとても人気です。地味で目立たない普通の女子高生・恵莉子が主人公。妄想好きで、憧れの人を遠くから眺めて妄想するのが唯一の楽しみでした。そんなある日、恵莉子は憧れの人の本性を知ってしまいます。しかも彼に、自分の密かな妄想を知られてしまうという事態に!

これをきっかけに二人の距離が縮まり、胸がキュンとするようなラブストーリーが展開していきます。主人公の恋煩いは、読み出したら止まらなくなるでしょう。

恋煩いに関する名曲

「恋煩い」を歌った名曲もあります。タイプの違う2曲を紹介しましょう。

木村カエラ「恋煩いの豚」

恋煩いの豚

木村カエラさんが2016年に書き下ろした曲です。カエラさん自身が出演するCMで流され、話題を呼びました。

カエラさんならではのノリの良い曲で、歌詞にはタイトルの豚だけでなくいろいろな動物が登場。恋煩いをして弾けている様子がよくわかる、ポップで楽しい曲です。恋煩いの重い部分は微塵もない突き抜けた曲なので、聴いているうちに深刻な症状は吹き飛んでしまうでしょう。

椿屋四重奏「恋わずらい」

恋わずらい

ロックバンド椿屋四重奏が、メジャー第2弾として2007年にリリースした曲です。ダイナミックながら退廃的な空気が漂うサウンドに乗せて、恋煩いの狂おしい心情を綴る歌詞が飛び散ります。

恋煩いの深刻な症状にある人の共感を呼ぶ曲で、聴き入ってしまうことでしょう。燃えるような情念を散りばめた歌詞は、まさしく自分のことだと思うに違いありません

まとめ

恋煩いは、とても苦しい状態です。最初は心の問題でも、長く続けば体調に影響を与えてしまいかねません。自分をコントロールして気分転換を心がければ、苦しさも和らぐでしょう。あまり深刻にならずに、気持ちを切り替えることを考えてみてください。