デリケートゾーンの悩み
デリケートゾーンはあまり人には見せる所ではないですが、それゆえに悩みがあっても自分で抱え込みがちです。デリケートゾーンの悩みと言ってもどのようなものがあるか、女性が抱えがちな悩みを調べてみました。
かゆみが気になる
特に生理中、生理前後などにデリケートゾーンにかゆみを感じている人は少なくありません。かゆみ止めを塗るわけにもいかず、耐えるしかないと思っている人もいます。生理中に紙ナプキンを使ったり、おりものシートなどでかぶれてしまう、下着がこすれて痒い、下着の化学繊維のアレルギー反応などがあります。
においが気になる
特に夏場に多いのが、デリケートゾーンがむれたりデリケートゾーンのにおいが気になる人です。また、性行為中などに指摘されると、それがコンプレックスになることもあります。
黒ずみが気になる
デリケートゾーンが何か黒ずんでいる、そんなデリケートゾーンの黒ずみに悩んでいる人も少なくありません。デリケートゾーンは、ほかの肌と同じように刺激を受けることでメラニン沈着が起こり、黒ずみが発生します。デリケートゾーンは下着のこすれなど、刺激を受けやすい場所でもありますし、文字通り皮膚も薄く、デリケートな部分なのです。
アンダーヘアの処理
今では若い女性を中心にアンダーヘアの処理をする人も当たり前のようにいます。自己処理やエステティックサロン、医療レーザー脱毛などいろいろな方法があり、またどの程度処理するかも人には聞けないので悩んでいる人が増えてきています。
かゆみ対策は原因を知ることが大切
デリケートゾーンのかゆみといっても、原因は多岐にわたります。デリケートゾーンの原因を知り、一つ一つ対策していきましょう。
通気性のよい下着を穿く
デリケートゾーンは下着を一日ずっとつけているので、蒸れやすくそしてかゆみにつながりやすいです。そのため、デリケートゾーンのかゆみを軽減するには、綿100%など、肌に優しい通気性の良い下着を身につけるようにしましょう。化学繊維だとアレルギー反応を起こしてかゆい、という場合もあります。また、多くの女性がサイズより小さい下着で締め付けているので、そういったこともかゆみの原因となります。
生理中のナプキンは小まめに取り替える
普段はかゆみが気にならないけど、生理中はかゆみが気になるという人もたくさんいます。生理中はナプキンの刺激でかゆみが発生しやすいので、ナプキンはこまめに取り換えるといいでしょう。
かゆみを軽減するには、思い切ってオーガニックコットンの布ナプキンにすることもおすすめです。手入れに大変さはありますが、かゆみが軽減されます。
デリケートゾーン専用の塗り薬を使う
デリケートゾーンは体の中でも蒸れやすく、かゆみを感じやすいです。また、皮膚が薄くて保湿力が弱いので、乾燥により肌が弱くなり、雑菌も繁殖しやすい場所です。かゆみを感じたらデリケートゾーン専用の塗り薬を使うとよいでしょう。
我慢できないほどの強いかゆみは病院へ
性器に感染する病気の症状として、強いかゆみが発生することがあります。かゆみを伴うデリケートゾーンの病気としては、細菌性膣炎、性器ガンジダ、性器ヘルペスやトリコモナス膣炎などが挙げられます。
我慢できない強いかゆみやヒリヒリとした炎症を伴う場合は病院へ行ったほうがよいでしょう。
におい対策に!デリケートゾーンの正しい洗い方
デリケートゾーンは普段蒸れやすいところなので清潔にしなければなりません。ですが、力任せに洗うとそれが原因でトラブルになることもあります。デリケートゾーンの正しい洗い方を知っておきましょう。
デリケートゾーン専用のソープで洗う
デリケートゾーンは粘膜があるし皮膚が薄いので、普通のボディソープで洗うとそれが刺激になることもあります。デリケートゾーン専用のソープや石鹸だと刺激を与えずに洗うことができます。
スポンジは使用しない!指の腹で洗う
スポンジを使用すると、それだけで刺激になってしまうことがあります。デリケートゾーンはやさしく、指の腹を使ってなでるように洗うとよいでしょう。尿道がある前面から肛門に向けて洗うとよいです。
洗った後は保湿する
デリケートゾーンは肌が弱いところで刺激を受けやすいです。少しでも丈夫にするためにはやはり他の肌と同じように保湿をすることが大切です。デリケートゾーン専用の保湿クリームなどを使いましょう。
外出中は携帯用ビデやデリケートゾーン用ミストを使用しよう
外出中や外泊の時にデリケートゾーンが洗浄できないのも気になるところです。そんな時は携帯用ビデやデリケートゾーン用ミストを使用するとよいです。お湯やシャワーで直接洗浄吸うのは刺激になるので避けたほうがよいです。
デリケートゾーンの黒ずみ対策
デリケートゾーンの黒ずみに対してはどのような対策をすればよいでしょうか。デリケートゾーンの黒ずみは、過剰な刺激によるメラニン沈着が原因なのでそういった部分から対策するとよいです。
サイズのあった下着で摩擦を防ぐ
デリケートゾーンの黒ずみを改善するには、サイズのあった下着を使用し、摩擦や刺激を防ぎましょう。摩擦などの刺激がメラニン沈着を引き起こすからです。肌に優しい下着を使用します。
ホルモンバランスを整える
本来であれば、ターンオーバーの過程で排出されるべきメラニン色素が残っているため、デリケートゾーンの黒ずみが起こります。そのため、ホルモンバランスを整え、きちんとターンオーバーでメラニン色素が排出されるようにします。
アンダーヘアの処理の方法
アンダーヘアを処理することで、不快な蒸れから解放され、においも軽減します。アンダーヘアを処理する女性が増えてきていますが、アンダーヘアを処理する方法について知っておきましょう。
アンダーヘアのケアでにおいやかぶれを防ぐことができる
アンダーヘアをお手入れすると、衛生面からもメリットがあります。アンダーヘアをそのままにして言うと湿度が高くて通気が悪くなり、においやかぶれを発生させやすいです。少し整えるだけでこれらの不快な症状が緩和されます。
VIOラインのヘアを処理する
アンダーヘアのお手入れと言えば、VIOラインのムダ毛を整えることです。Vラインはビキニライン、Iラインは小陰唇の両サイドのムダ毛、Oラインが肛門あたりのムダ毛です。Vラインは自分で処理する人もいますが、Iライン、Oラインになるにつれで自分での処理が難しくなります。
プロにお任せするならエステ
デリケートゾーンのムダ毛は、プロにお任せするのもおすすめです。特にエステティックサロンでのVIO脱毛は、プロの手を借りるのでデリケートゾーンのムダ毛をしっかり処理できるし、肌への負担も軽くなるからです。サロンに通う手間はありますが、どのようなラインで処理したらよいか相談もできます。料金プランもエステティックサロンであれば安く済むところもあります。
セルフならワックス・ヒートカッター・シェーバーで
セルフでデリケートゾーンのムダ毛を処理するなら、ワックスやヒートカッター、シェーバーといった方法があります。ヒートカッターは熱で焼き切るため毛先が丸くなりチクチクしない分、やけどのリスクもあります。シェーバーやワックスも肌へ負担がかかってしまうことがあるので、注意しましょう。
まとめ
デリケートゾーンのトラブルと言えば、においやムレ、黒ずみなどさまざまなものがあります。人には言えずに悩んでいる人も少なくありません。デリケートゾーンのトラブルの原因はいろいろありますが、まずは肌に優しく締め付けない下着を着る、デリケートゾーン専用のボディソープや、デリケートゾーンをケアするクリームなどで肌ケアをするのがおすすめです。
デリケートゾーンのトラブルを軽減するためにはデリケートゾーンのムダ毛を処理するのもよいでしょう。