美人薄命は本当?美人が短命な理由・本当に短命だった実在の美女の例を紹介

美人薄命という言葉の意味を知っていますか?なんとなく知っているけど、うまく説明できないという人は多いもの。古くからある美人薄命という言葉が、今も使われているということには、それなりの意味があると言えるでしょう。

そこで今回は、占い師のセラフィムさんのお話をもとに、美人薄命という言葉ができた理由や、美人が長生きするために大切なことなどについてまとめました。

「美人薄命」の意味

美人薄命とは「美しい人には短命な人が多い」ことを指します。

美しい人はなぜだか病弱だったり、数奇な運命に巻き込まれるなどして若くして命を落とすことが多いことを表した言葉です。

実際に「美人薄命」だった実在の短命の美女

無論「すべての美人が薄命」なわけではありません。しかし実際に「美人薄命」だった美女は歴史上に多く存在します。

本田美奈子さん

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歌手の本田美奈子さん。アイドル歌手としてデビュー後、次第にミュージカルやクラシックに進出。代表曲は『アメイジング・グレイス』『1986年のマリリン』など。1967年生まれで、2005年に38歳で亡くなりました。死因となったのは白血病。

坂井泉水さん

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ZARDのボーカルとして知られる坂井泉水さん。1967年生まれで、2007年に40歳で亡くなりました。死因は入院先の病院で高さ3メートルの地点から転落したことによる脳挫傷。

代表曲には『揺れる思い』『負けないで』などがあります。

ダイアナ妃

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ウェールズ公妃のダイアナ妃。1981年にウェールズ公(皇太子)のチャールズ皇太子と結婚し、その美貌に加え、地雷除去をはじめとする積極的な慈善活動への取り組みが人々の心をとらえました。

1961年に生まれ、1997年に亡くなりました。死因はパパラッチの追跡中の交通事故。

マリー・アントワネット

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歴史上もっとも有名な「美人薄命」の美女は、やはりマリー・アントワネットでしょう。フランス国王ルイ16世の王妃であり、ヴェルサイユ宮殿で豪華絢爛な宮廷生活を送った後、貧困にあえぐ民衆の怒りを買いフランス革命で命を落とします。

1755年に生まれ、1793年に37歳で亡くなりました。ちなみにマリー・アントワネットの言葉として有名な「パンが無ければ、ケーキを食べればいいじゃない」は後世の研究で、マリー・アントワネットの言葉ではないことが判明しているそう。

ただしマリー・アントワネットがやはり浮世離れした暮らしを送っていたことは事実であり、フランス革命の際に亡命を試みたヴァレンヌ逃亡事件では、馬車に大量の銀食器やワインを積み込んだ上、最終的に民衆に逃亡がばれてしまいました。

「美人薄命」の美人の基準とは?


美人薄命とは、「美人は長生きできない」「不運になりがち」「体が弱い」「運命に弄ばれる」などの意味合いがある言葉。そんな言葉が表す「美人」の基準とは、どのようなものでしょうか?

美人の基準は、時代によっても、国によっても異なるもの。ここでは、日本における美人の基準についてまとめました。

戦前の美人の基準

日本に焦点を当てて時代をさかのぼると、戦前はきめの細かい色白な肌富士額の女性が美人の特徴と考えられていました。それに加えて、細めの顔おちょぼ口切れ長で涼やかな目元鼻筋が通っていることなどが美人の基準とされていたのです。

また、日本女性の命とも言える髪は、ボリュームがあって、カラスの羽が濡れたときに黒光りするような、濡れ羽色が良いと考えられていました。

戦後の美人の基準


戦後になると、西洋の文化が入ってきて、日本人が考える美人の基準も変わっていくことになります。白人のように彫りが深く目鼻立ちがはっきりとしている女性が美人であると言われるようになったのです。

また、色白の肌が良しとされつつも、小麦色の肌も良いというイメージが広がりました。髪の色にいたっては、本来の色を活かさずに、自由な色に染めたとしても、似合っていればそれで良いとされるようになったのです。

さらに、美人の条件のなかには、スタイルも含まれるようになりました。美人と称されるスタイルは、豊満な胸にくびれがあって、首や手足が長く、スラリとしていることも追加されたのです。

「美人薄命」という言葉ができた理由


美人薄命という言葉はよく聞くものですが、一体どういった理由で生まれた言葉か知っていますか?言葉ができた理由を知ることで、美人薄命の意味をより深く理解できます。また、美人薄命という言葉のイメージも、より正確なものに近づくので、この機会に把握しておきましょう。

昔の遊女の多くが過酷な仕事で体調を崩して亡くなったから

昔、借金のかたに売られてきた吉原などで働く遊女は、その美貌を目当てにやってくる男性に体を売り、命を削って生きていました。遊女にはランクがあり、そのランクを決めるのは、人気や美貌だけではなかったと言われています。

これらに加えて、さまざまな経験や勉強によって培われた知識があり、芸事をたしなむ才気あふれる女性こそが、高級遊女の「花魁(おいらん)」と呼ばれたのです。大金を積んだ男性だけが、花魁に相手をしてもらうことができたと言われています。遊びに来たお金持ちの旦那に気に入ってもらえれば、どの遊女も身請けしてもらうことができましたが、そのような幸運に恵まれるのは、ごく一部の選ばれた女性だったのです。

ほとんどの女性は、10年の雇用期間を終えたとしても、別の場所で働かされるか27歳までしか働けず、体を壊して亡くなったと言われています。ちなみに、雇用期間を表す言葉として「年季」という言葉があり、雇われる年数は10年が限度と考えられていました。このように遊女と呼ばれる美しい女性が短命であったことが美人薄命という言葉ができた理由と言われています。

佳人薄命が変化した


美人薄命という言葉は、「佳人薄命」という言葉に由来するという説もあります。佳人薄命とは、「かじんはくめい」と読み、中国の詩で使われた言葉です。

酒宴で歌う芸者も遊女と同じで、容姿が衰えると用済みになり、仏教の道に進んで人知れず亡くなっていったことから、その幸薄い芸者のことを「佳人薄命」というようになったとのこと。その言葉が時間と経過と共に変化して、美人薄命と言われるようになったと言われています。

現代でも美人が短命だと思われる理由


美人薄命という言葉は、現代においても使われ続けている表現です。死語になることなく、今もなお使われているということは、それなりに的を得た表現であると考えられるもの。そこで、現代でも美人が短命だと思われる理由について、まとめてみました。

色白で華奢な体型が病弱なイメージを連想させるから

現代において、色白で細くスラリとしているという美人の基準は、「室内にこもっている人」という印象を与えがち。外に出て日光に当たりながら適度に体を動かしている人は、色黒で体つきもしっかりとしてくる傾向があるからです。

そのため、美人と言われる人は、健康的な生活をしておらず、日光浴不足から体に不調をきたしそうなイメージを抱かれやすいのです。また、色白で細い体型の人は、血管が透けて見えるほど青白い肌をしている人もいるので、もともと病弱な人と思われやすいという理由もあるでしょう。

そういったイメージは、美人薄命という言葉がもつ「体が弱い」「長生きできない」という意味と結びつきやすいもの。そのため、色白で華奢な体型をしていることが多い美人は、病弱なイメージを連想させ、現代でも美人が短命だという思われるのです。

まわりからの嫉妬の念が心身を蝕む


見た目とは異なり、見えない世界の話になりますが、人は自分より優れているものに対して、嫉妬の念を抱くもの。自分よりも容姿端麗な人がいれば、その人と自分を比べて劣等感を抱いてしまうのです。

そして、その劣等感を克服するために、相手よりも美しくなろうと整形をしたり、ジムに通ったりする人は、珍しくありません。ほかにも、脱毛をしたり、ダイエットに挑戦したり、上手なメイクをするように練習したりと、いろいろな努力をするものなのです。このような心理の裏には、知らず知らずのうちに美人を羨み飛ばした嫉妬の念が含まれていることがあると言われています。

そんな嫉妬の思いは、美人な女性の心や体を蝕むようになるため、美しい人であればあるほど、大勢の女性から嫉妬の念を受けることになると考えられるでしょう。そして、まさに「美人薄命」となってしまうのです。

このような観点から、現代においても美人が短命だと言われる理由を考えると、美人薄命という言葉が持つ「美人は長生きできない」「不運になりがち」「体が弱い」「運命に弄ばれる」という、すべての意味が当てはまることになりそうですね。

美人が長生きするために大切なこと

美人は長生きできないと思われがちですが、美しい女性であっても長生きできるケースはあります。美人なのに、不幸で短い人生となってしまわないよう、長生きするために大切なことを押さえておきましょう。

愛されキャラになる

美人薄命という言葉がぴったりと当てはまりそうな、嫉妬されるほどの美しい女性であっても、人から愛されるキャラクターを作ることはできます。たとえば、美しい見た目に反して性格がサバサバしていて、話しやすいなどといったギャップがある場合です。こういう女性なら、まわりの人も心を許して好感を抱くでしょう。つまりカッコをつけていないということが、相手に伝わればいいのです。

姉御肌キャラになる

ほかにも、男性に媚びず、しっかりしていてメンタルの強い、面倒見のいい姉御肌という設定も良いでしょう。人の役に立って感謝され、愛されるように、惜しみない努力をするのです。忘れてはいけないのは、変に下手に出る必要はないということ。

ですが、謙虚さが必要です。美しいうえに、傲慢でプライドが高いようでは、人から嫉妬だけでなく恨みを買ってしまい、呪い殺されるようなこともあるかもしれませんからね。「能ある鷹は爪隠す」という生き方を貫くことで、美人であっても長生きすることができるでしょう。

まとめ

美人薄命という言葉は、時代を越えても、なお使い続けられる表現です。そのため、「美人は長生きできない」「不運になりがち」などの意味は、まったく見当はずれなものではないと言えるでしょう。

そんな美人薄命という表現の意味や、言葉の由来を知ることで、今後の人生をより良くするために、役立てられるかもしれません。まわりの人から嫉妬や恨みを買わず、愛されて生きることが、どれだけ大切なのかを心に留めて、気持ちの良い毎日を送ってくださいね。