半身浴で痩せられる?消費カロリーとダイエット効果

お風呂を使って消費カロリーを稼ぐというのはもはやダイエットの定番となっていますが、この半身浴によってどれだけの消費カロリーが稼げているのか、しっかりと把握できている人は少ないでしょう。そこで、より具体的に半身浴にはどの程度の消費カロリーが発生しているのか、半身浴による消費カロリーをどうやったら増やすことが出来るのか、これらの気になる情報をひたすらまとめて、提示していきます。半身浴にはメリットとデメリットがありますので、そちらの把握も重要です。

半身浴の消費カロリー

それではまず具体的に、半身浴によってどれだけの消費カロリーが発生しているのかを記載していきます。この事実に納得する人やうちひしがれる人もいるかもしれませんが、消費カロリーを把握しないとダイエット効率のお話は出来ませんので、正しい数字の把握からスタートしてください。そうすることで、摂取カロリーの計算もしやすくなります。

体重(kg)×時間(分)×補正係数×0.0534で計算

半身浴の消費カロリーを計算する方法はいくつかありますが、ある程度正確な数字を知りたいという方は「体重(kg)×時間(分)×補正係数×0.0534」で計算してください。この補正係数というのは、男性か女性科で変わってくる数字で、年齢によっても変わってきますので注意しましょう。具体的な数値を記載すると男性は20代で1.0、30代で0.96、40代で0.94であり、女性は20代で0.95、30代で0.87、40代で0.85となっております。

大幅な消費カロリーには繋がらない

実際にザックリと計算すると真実が見えてきます。先ほどの計算式「体重(kg)×時間(分)×補正係数×0.0534」に30代女性の60kgの人が1時間半身浴を頑張ったとして当てはめると、消費カロリーは167.2kcalという値になります。これはお茶碗一杯のお米よりモスク内カロリーです。お茶碗一杯の白米のカロリーはだいたい220kcalなので、この数値に並びたい場合はもっと長い時間半身浴を続ける必要があります。

半身浴のダイエット効果を上げる方法

このように実はそこまで消費カロリーが大きくない半身浴ですが、ある程度努力をすることでダイエット効果や効率を向上させることが出来るのです。本気でダイエットにお風呂を使いたいという方は注意してお読みください。

半身浴は最低20分以上がおすすめ

消費カロリーを稼ぐには長い期間カロリーを消費する何かを実行し続ける必要があります。特に半身浴のようなそこまで消費カロリーが多くないものは最低でも20分程度続けた方がいいでしょう。この20分という時間は諸説ありますが、半身浴を行う場合の一つの目安として設けられていることが多いので、リラックスしながら最低でも20分は続けるというスタイルで挑んでください。半身浴はリラックスすることも重要なので、好きな音楽を機器ながら読書をするといいでしょう。

40分半身浴で冷え症改善効果も

ある程度しっかり入っていると冷え性改善効果も出てくるようになりますので、末端が冷えるという方は40分以上は半身浴を続けてもらいたいです。心臓に負担をかけないようにおへそのあたりを意識してじっくりと半身浴を堪能してください。長く入る時には熱すぎるお風呂はダメージになりますので、38~40℃程度に抑えましょう。

半身浴のメリット

それでは具体的に半身浴のメリットについてまとめていきます。ダイエット効果にそこまで興味が無いという方でも、これらの効果は使えるものばかりなので、取り入れたいと思う方も増えるでしょう。

むくみ改善

半身浴は主に下半身の血行やリンパの流れが良くなりますので、下半身に溜まった水や老廃物を除去しやすくなります。特に影響が出やすいのがふくらはぎでしょう。ふくらはぎは現代人にとって筋肉が付けにくいためにむくみが多発しやすく、夕方になるとどうしてもパンパンになってしまう部位でもあります。ある程度の筋肉があればそれがポンプの作用をして老廃物も押し流してくれますが、筋肉がない人が多数なのでどうしてもむくむのです。これが半身浴によって血行とリンパの流れが促進されれば、足のむくみも解消されます。

美肌効果

また、長い時間お風呂に入っていると言うことはそれだけ汗をかきますし、血流も良くなります。汗が出るようになれば毛穴に詰まった汚れが除去しやすくなりますし、血行促進作用があれば、それだけ肌に酸素や栄養素が届けられるようになるので、肌トラブルも減るのです。つまり、半身浴を使って有意義な汗と血行促進作用を手に入れることが出来れば、それだけ肌質も向上します。ニキビやシワやくすみといったトラブルでも、解消しやすくなるので、肌トラブルが合った場合は積極的に取り入れるようにしてください。

冷え症改善

血行不良が発生して老廃物によるつまりが発生していると、それだけ下半身の血の巡りが悪くなってむくみも発生しますし、栄養素が端にまで届かなくなるので足先が冷えると行った冷え性が多発するようになります。半身浴は血行を促進するだけではなく、シンプルに下半身に圧力を加える形になりますので、それだけ血行が良くなって冷え性も改善されやすくなるのです。血管も拡張されることが多いので足の先にまで栄養素が伝わるようになり冷え性も改善されます。

疲労回復

お風呂はダイエットのために行う高温反復入浴のように非常に疲れるものも確かにありますが、半身浴ならば疲労が発生するようなものではありませんので、疲れが溜まるといった状態にはなりません。むしろ血行促進作用によって疲労物質である乳酸が減らされますので、疲労回復効果が高まります。

半身浴のデメリット

それでは半身浴によって発生してしまうデメリットについて解説いたします。このデメリットを良く理解した上で、取り入れるかどうかを判断してください。

水分補給で元に戻る

半身浴を1時間も初めてチャレンジしたという人はいきなり1kg程度の体重減少に成功するパターンもあります。しかし、それは体の中にある水分が外に出て行っているだけなので、水分補給で元に戻ります。あくまでダイエットのために実行するのならば、短期間では効果が薄いということを理解した上で取り入れましょう。短期間向けのダイエットではありません。

1回の消費カロリーが小さい

これは数字でも表わしましたが、消費カロリーは少なめです。30代女性の60kgの人が1時間半身浴を頑張って消費カロリーは167.2kcalとしましたが、水泳の場合は平泳ぎ30分でも250kcal程度消費しますし、ランニングになると3分程度で200kcalは消費します。ウォーキングならば1時間で140kcal程度なのでこれに比べるとそこまで差がありませんが、本格的なスポーツと比較すると消費カロリーは控えめになってしまうのです。

心臓・呼吸器官に弱い人や高齢者向け

この半身浴は全身浴と比べるとそこまで全身負担は大きくないので、負担の大きな高温反復法に比べると誰だって実行できるというメリットもあります。もちろん、誰だってできるダイエットと言うことは、それだけ負荷が小さいということなので効率も悪いと言うことになります。これはメリットでもありデメリットとも言えるでしょう。

半身浴よりも全身浴が脂肪燃焼大きい?

お風呂をもっと効率的に使って消費カロリーを増やしたいという方は、半身浴は選択肢外になります。もちろん、体への負担を減らしたいという目的もある場合には第一候補になるのですが、とにかくダイエットをしたいという方ならば高温反復法が第一候補となりますし、この高温反復法による体の負担がきつすぎるという方は全身浴で我慢しながら入り続けるというやり方が第一候補となるでしょう。

もちろん、半身浴であったとしても、リンパマッサージをするとかお風呂でのエクササイズに励むとかお風呂上がりにストレッチを行うなどの工夫はあります。これらは全身浴で我慢しながらでも実行できるものとなっておりますので消費カロリーのみで比較すると負けてしまいますが、自分が毎日実行し続けることができるのかどうかが最も大切なポイントなので、継続性から判断した方がいいでしょう。

まとめ

本人の痩せたいという気持ちが「痩せたいのならばとりあえず痩せたい」程度なのか、それとも「来月結婚式があるから1ヶ月でできる限り痩せたい」という切羽詰まったものなのかでは状況も異なりますし、本人のやる気にも大きな差が出てきますので、そのときの状況とやる気から何を取り入れるのかを判断しましょう。

消費カロリーだけで考えるのも簡単ですが、続けることが出来なければ何の意味もありませんので、見かけの数値のみにとらわれないようにしてください。