愛とは何か?哲学や名言などから知る幸せになるヒント

愛とは一体何なのでしょうか。よく使われる言葉であり、たとえば映画や音楽の中に出てくることは多いです。しかし、実際に愛とはどのような意味なのか、よく分かっていない方も少なくないでしょう。こちらでは過去の哲学や明言などを参考にしながら、愛について知るためのヒントみつけてみましょう。

愛と似ている感情

まず、愛について知る前に愛と似ている感情について解説しましょう。そうすれば、愛とはそれらの感情とは微妙に異なったものであることが分かるはずです。

「恋」は一次的に燃え上がる気持ち


よく似ていると思われる恋とは、一次的に燃え上がる気持ちのことです。そのため、その時点では恋の感情は燃え上がっているのですが、そのあとどうなるかは分かりません。永続性があるという意味までは含まれていないのです。恋をしてしまったとしても、その恋には終わりがあったり、次の段階に移ってしまう可能性があるといえるでしょう。

「欲(性欲)」は無理をしないと続かない関係

性や性欲というのは人間の本能的なものであり、こちらは処理をしてしまえばそれで消えてしまう感情です。そのため、性や性欲だけでは無理をしないとその先の関係は続かないでしょう。性だけでつなぎとめておけるような関係というのは、よほどの快楽が得られない限りはないのです。

「依存」は自分の欲求の押しつけ

カップル
依存とは自分の欲求を相手に対して押しつけるというものです。そのため、相手が自分の希望したとおりに動かないことに不満を感じたならば、それは愛ではなくて依存しているだけでしょう。本当の愛というのはそのような依存のような感情が湧いてくることはないのです。

「憎しみ」は相手に感情を強くぶつけること

憎しみというのは相手に対して感情を強くぶつけるというものです。この1点からすると憎しみは愛と似ているものといえるでしょう。愛情があった相手に対して憎しみを抱くというケースもあるのです。愛しているからこそ憎しみに至ってしまうということもあるため、こちらは恋や性よりもよほど愛に近い概念であると考えることができます。

哲学からみる愛とは?

昔から愛について深く考えてきた分野として哲学というものがあります。たとえば過去の哲学者はそれぞれが独自に愛について考えてきました。そのため、愛に関してさまざまな概念が生まれています。それらについて紹介しましょう。

エロスは男女が求めあう欲求

まずエロスというものがあります。こちらはギリシャ神話に出てくる愛の神とされています。プラトン哲学においてもエロスという言葉は出てきます。そんなエロスは意味としては異性に対して性愛としての愛を抱くというものです。愛欲のことをエロスであると規定しているのです。男女が求め合う欲求のことです。ここから発展して、現在では性に関することはエロスやエロなどと呼ばれるようになっているます。

フィリアは隣人への愛情

フィリアというのはギリシャ語において愛や友情、親愛という意味となります。愛の形式の1種であり、共通の価値や目標を持っている人達の間で成立しており、そこには法律的な制約が介在する余地はなく、自発的で相互的な親愛関係を意味しています。そのため、友情に近い意味での愛といえるでしょう。隣人への愛情を指しています。

アガペーは相手を心から想う無償の愛

アガペーとは神の愛とされています。たとえば、神は罪人である人間に対して事故を犠牲にして愛を注いでいるとされています。このような意味から、アガペーというのは相手のことを心の底から想っている無償の愛という意味だとされているのです。自己犠牲的であり、非打算的な愛です。たとえば兄弟愛もこちらに含まれています。

ストルゲは互いに慈しみ感謝をささげる家族愛

ストルゲとは友情の恋愛のことです。長い時間をかけて徐々に育まれてきた愛のことであり、このような愛は長続きする関係が成立しているのです。親密さを基盤とした恋愛のことです。このような愛の場合はパートナーに対してそれほど独占欲や嫉妬、情熱的な愛情というものは抱かないのです。

名言からみる愛とは


過去の名言から愛というものについて考えてみましょう。多くの方が愛に関する独自の言葉を発しています。その中には、とてもなるほどと思わせるものもたくさん含まれています。そんな愛に関する言葉を紹介します。

愛とは全てのものが愛おしく想う気持ち

愛は惜しみなく与うという言葉があります。こちらはトルストイによる表現です。真の愛情というのは自分の持っているすべてのものを相手に与えたとしてもそれで惜しむことがないものという意味です。そのぐらい愛というものは力強いものであり、確かな気持ちであることを表現しています。他にも似たような表現として屋島の愛や汝の敵を愛せよという言葉があります。どのような相手であっても、すべてを与えても惜しくないと思う気持ちこそが愛なのです。

愛とはうまくいかないときもある

愛多ければ憎しみ至るという表現があります。こちらは中国の古書の中の言葉が由来となっています。他人から特別扱いとして愛情を注がれると、それによって他人から憎しみを受けてしまう原因となるというものです。分かりやすくいえば嫉妬される可能性があるということです。愛というのはこのようにすべてが上手くいくわけではないのです。他にも舐犢の愛や寵愛昂じて尼になすという言葉もあります。

愛とは終わる時がある

愛想も小想もつきはてるはよく使われる表現でしょう。こちらは相手に対して呆れ果ててしまい、まったく好意がなくなってしまうというものです。愛というのはいつかは終わりがきてしまうものなのです。愛想が尽きるを更に強めた表現として愛想も小想もつきはてるという言い方があります。愛は小出しにせよ、愛は憎悪のはじめという表現も、愛はいつかは終わってしまうものだということを教えてくれます。

子どもが思う愛とは


愛というのは子供が思う感情でもあります。それでは子供にとって愛というのはどのようなものなのでしょうか。愛について解説しましょう。

好きで好きで仕方がないこと

子供にとっての愛というのは相手のことが好きで好きでたまらなくなってしまうもののことです。子供の場合は初恋となることが多いため、余計に好きという感情が強くなりやすいでしょう。これまでに感じたことのない経験となるからです。

心を温め笑顔にするもの

子供にとっての愛というのは自分の心を温めてくれて、笑顔にしてくれるものといえるでしょう。大人ほど愛に複雑な気持ちが関わるようなことはないのです。たとえば友人や家族に対しても愛情を抱くことは多いでしょう。愛によって安心することができるのです。

年老いても深まっていくのが愛

また、子供にとっての愛というのは年老いてもどんどん深まっていくものとなるでしょう。子供の頃はまだまだ浅い愛だったとしても、そこから年齢を重ねていくごとに愛というものが深まっていくのです。

愛は日常にあふれている

愛というのは子供にとっては日常的にあふれているものとなっています。たとえば親から愛情を注がれて育っている子供はたくさんあります。愛は子供にとっては意識しないでも得られるものなのです。

もっと幸せになるための愛の捉え方

もっと自分が幸せになりたいと考えている方はたくさんいます。そのためには愛に対して別の捉え方をすることが大切でしょう。愛について真に理解をすることによって、人生が変わっていくかもしれません。

愛とは許し忘れることが大切

愛というのは相手のことを許すことが大切です。誰かに傷つけられたとしても、不利益を被ったとしても、そのことを許し忘れ去ることができるものです。相手のことを本当に愛しているならば、いつまでも憎しみを持つことはありません。そのような気持ちを捨て去ることから本当の愛が育まれるのです。

愛とは後悔しないこと

愛というのはけっして後悔しないことです。後で後悔してしまうような選択をするべきではありません。将来のことを考えて不安になったり、恐怖してしまい、行動に出ることができないようであれば、それは本当の愛とはいえないでしょう。そのような感情を飛び越えるようなものが愛といえるのです。

愛とは相手に期待しすぎないこと

愛というのは相手に対して過度に期待をすることではありません。むしろ何も期待しないことこそ本当の愛といえるでしょう。これは恋人でも友人でも、子供に対しても当てはまります。自分はこうして欲しいと思い、それを相手に期待するというのは自分勝手な感情であり、相手の意思を無視しています。相手が期待通りに行動しなくても許すことができるのが本当の愛でしょう。

このような気持ちを持って人付き合いをしていくととてもリラックスして楽になります。また、実際に期待通りの状況になれば、そのときの喜びが倍増するでしょう。

素敵な愛を育てるために取り入れたい習慣

 


日頃の習慣が愛を育てるために役立ちます。どのようにすれば愛を上手く育むことができるのでしょうか。愛を育てたいという方のために、そのために取り入れるべき週間を教えましょう。

気持ちの良い生活環境を整える

まず生活環境を見直してみましょう。気持ち良く生活をすることができる生活環境にするのです。そうすることによって、心を落ち着けることができるでしょう。心がリラックスしていなければ愛というものは生まれないものなのです。たとえば見られていない場所についてもしっかりと整理整頓をすることをおすすめします。

相手を褒め合う

相手のことについてはしっかりと褒めてあげましょう。お互いが褒め合うという状況が理想的です。そうすることによって、相手に対する尊敬の気持ちが生じてくるでしょう。このような関係を持続することができれば、徐々に愛が育まれていくはずです。相手に対する尊敬の気持ちがなければ、愛情というものは生まれないのです。

初心に戻れる記念日を大切にする

パートナーとは記念日を作ると良いでしょう。それによって初心に戻ることができるからです。記念日というのはお互いが愛を強く持っていた時期のことをいつまでも忘れないようにするために重要なものなのです。たくさんの記念日を作る必要はないため、何か大きな出来事や思い出のある日について記念日にしておくと良いでしょう。

共通の夢を持つ

パートナーと共通の夢を持つことをおすすめします。夢を共有していることによって、同じ気持ちを持つことになります。これも愛の条件の1つといえるのです。同じ目標に向かって進んでいる二人というのは愛が育まれやすいです。

まとめ

ここまで愛についてまとめてきました。愛については漠然とした理解しかしていない方がたくさんいるでしょう。こちらを参考にしてもっと愛について深く考えてみてください。そうすればあなたはさらに幸せになるでしょう。