パントテン酸は何に効果があるの?

パントテン酸とは

水溶性ビタミンであるビタミンB群のひとつになっているのがパテント酸です。かつてはビタミンB5と呼ばれていた時期もありました。重要な反応を持っているのは、糖代謝や脂肪酸代謝に関わってくるからです。かなり多くの食品に含まれている栄養素であり、ギリシア語でどこにでもあるという意味のパントテンと名付けられています。それほど当たり前にあるものであり、通常の食生活で摂取していくことができるでしょう。

パントテン酸の効果

ストレスと戦う

日本人は日常からストレスと闘っているといわれています。年々その傾向が強くなってきていることからもストレス耐性をつけるということが重要になってきているでしょう。こうストレスビタミンと呼ばれたりするのが、パントテン酸の特徴です。免疫機能を高めてくれるためですが、副腎皮質ホルモンの働きを促進させてくれることがカギになっています。本来ストレスを感じると、ホルモンを分泌して耐えられるようにしますが、パントテン酸は、強力に作用するように働いてくれるのです。

善玉コレステロールを増やす

コレステロールは脂質のひとつですが、食事の後に肝臓で作られていきます。実は体に必要な栄養素で全身に運んでいかなければいけませんが、余ったものは回収する必要が出てくるのです。パントテン酸は、善玉コレステロールと呼ばれるHDLを作り出すことに関わり、悪玉コレステロールを減らしていきます。バランスを保つ役割になっていきますが、コレステロールをしっかりと回収していくことになるため、動脈硬化などの予防することが知られているのです。

皮膚や免疫の健康

抗体合成を助けてくれるパントテン酸は、日常生活の中でいろいろと存在す細菌などに対抗できる力をつけてくれます。皮膚の健康にも影響していきますが、抵抗力をつけていくことは大切な意味があるでしょう。単独では働きにくいため、ビタミンB6や葉酸とともに摂取することによって、免疫力を強化できるようになります。体内の各地で必要とされることになる栄養素なのは、こうした免疫力からもわかるところでしょう。

美肌を手に入れたい人も注目

ビタミンCを助ける

摂取した栄養素は、体の中で使うことができるように分解して生成し直していかなければいけません。必要なかたちに作り替えることを代謝と呼びますが、パントテン酸は代謝に大きな影響を及ぼすことがわかっています。エネルギーを作り出すだけではなく、ビタミンCなどにも強い影響を与えていくことになり、助けていく重要な働きを持っているのです。体内で必須ともいえる存在感を持っているといえるでしょう。

ニキビの改善に

パントテン酸には、脂質をエネルギーに変換することを補助する働きを持っているのがポイントです。皮脂が毛穴に詰まってしまうことは、ニキビの原因になってくるでしょう。パントテン酸が余剰な資質を変換してくれるようになるため、トラブルを減らしてくれるようになります。肌トラブルを減らしていけるようになれば、ニキビの改善にもつながっていくでしょう。負のスパイラルになっている根本を建てるようになるのですから、パントテン酸は必須の存在となります。

ストレスによる肌荒れに悩んでいる人に

肌荒れを起こすという状況を考えた時に、さまざまな原因があります。そのひとつとしてストレスがありますが、血管を細くしてしまい、血流を悪化させることが、肌荒れの原因にもつながってきます。あらゆる原因になってくれるストレスをパントテン酸が緩和することができるのは、副腎皮質ホルモンの働きを助けるからです。活性酸素を減らすことにもつながっていくのですから、肌荒れ改善に大きな役割となります。

パントテン酸が多く含まれる食べ物

納豆

日本の食品として欠かすことができないもののひとつとして納豆があります。畑の肉と呼ばれることさえあるほど、素晴らしい栄養を持っていることで知られているでしょう。パントテン酸も多く含んでおり、必須アミノ酸はすべて含んでいるという驚くほどの能力を持っています。さらに低カロリーであることを考えれば、パントテン酸を中心として摂取しやすい食品であることは間違いありません。

アボカド

森のバターと呼ばれることもあるアボカドは、ビタミンを豊富に含んでいます。ビタミンB5とも呼ばれるパントテン酸も豊富で、ビタミンEなどとともにむくみの解消に役立ってくれます。高血圧の予防としても有効なことがわかってきており、栄養補給としても有効な食材になるでしょう。日本でもだんだんと使われる機会が増えてきていることを考えると、さまざまな料理に活用してみることは健康維持にも役立つ食材です。調理方法もいろいろと出てきていますので、うまく使ってみるべきでしょう。

キノコ類

日本人にはなじみ深いのがきのこ類であることは間違いありません。さまざまなキノコを季節に合わせて楽しむこともありますし、だしとしても欠かすことができないシイタケもあります。多くのキノコを食材として扱っていきますが、シイタケやえのきだけには、比較的パントテンと酸が含まれているのは注目するべきポイントでしょう。大量に食べる食材ではありませんが、食卓にうまく並べていくことは、健康にもメリットになってきます。

肉類

肉類にもパントテン酸は多く含まれています。中でも鳥レバーは非常に豊富に含んでいる食材です。ささみにも含まれていることを考えると、脂肪の摂取を制限しながら、パントテン酸を摂取していくこともできます。一般的な食生活で不足することはありませんが、お酒をよく飲む方やコーヒーが好きな人は消費されることが多いため、意識してみるのもいいでしょう。

鮭やいわし

魚類の中では、鮭やいわしにもパントテン酸は豊富に含まれています。ウナギやいくら、たらこといった魚卵にも含まれていますが、これらは食べる頻度をあまりあげられない部分も持っているでしょう。その点で鮭やいわしといった魚は、日常から意識して食べることもできる魚類です。朝食べてみるというだけではなく、意識的に回数を増やしてみるのもポイントになってきます。

1日の目安摂取量は?

目安となる摂取量

パントテン酸の1日の摂取量は、だいたいの目安量が示されています。18歳以上の男性の場合で5mg、18~49歳の女性で4mgです。50歳以上の女性になると男性と変わらない量となり5mgとなっています。実際に過剰摂取に至った場合に、健康被害ということでは報告例がないということで、上限の設定はされていません。ですが、栄養素として考えれば、適度な量に抑えていくことが重要でしょう。

多く摂りすぎるとどうなるの?

パントテン酸は、過剰摂取になっても、尿から排出されるところが重要です。健康被害が報告されていないというのも、体内にそこまで蓄積されることがない特性がかかわっています。ただし、健康被害がないわけではなく、ニコチンアミドなどとともに摂取した場合には、吐き気や食欲不振が起こることが報告されているため、適度な量にするのは当然の柵となってくるでしょう。特にサプリメントの場合には、適量を守ることが必要です。

サプリメントもおすすめ理由

手軽に摂取できる

パントテン酸は、積極的に摂取してもいい栄養素といえます。一般的に不足するようなことはありませんが、サプリメントであれば手軽に摂取することができます。コーヒーやアルコールを好む方は、消費量が増えるため、積極的な接種を考えてもいいでしょう。妊娠された方や授乳中、肌荒れなどが起こっている場合にもサプリメントを活用してみるのは、対策としても有効です。

まとめ

パントテン酸は、一般的な食事で摂取していくことができることを考えると、生活の中で意識しないでも不足しないようにすることは必須ともいえます。消費されてしまう理由がいくつかありますので、気になるときにはサプリメントなどで補うといいでしょう。