前髪の範囲の決め方
一人一人に合った前髪の範囲があります。あまり狭くしてしまうと、お子さんにとって鬱陶しく感じられますので注意が必要。しかしながら、前髪の範囲が広すぎてしまうとバランスが悪くなってしまいますので、やはり気を付けなければなりません。どんなところに注意して前髪をカットすれば良いのでしょうか?
どういった前髪にするかイメージを固める
まずは、方向性を決める為にどのような前髪にするかをイメージしてみましょう。最近は、オン眉も人気ですし、アシメカット、シースルーバンクなども注目されています。髪の毛が多いお子さんであれば、少し前髪も薄くした方が楽かもしれません。また、前髪をヘアアクセで留めたり前髪も後ろ髪もまとめて一つ結びしたりすることが多い場合は、あまり短くカットせずに扱いやすい長さにするのが良いでしょう。
クセ毛のお子さんの場合も、短く切らずにポニーテールやツインテールなどにするのもオススメです。あまり短く切ってしまうと、クセが激しく出てしまうこともあるからです。ポイントは、自分で扱いやすい長さとスタイルにすることです。
黒目より外側は前髪にしない
前髪の範囲を決める時は、黒目よりも外側にしないようにすると、バランスが良いスタイルにすることができてオススメです。前髪を決める時は、長さも大事ですが幅の決定も慎重にすることがポイントです。
上から見た時に前髪が三角になるようにする
前髪の幅が決まったら、今度は頭の上から見た時に、前髪が三角になるように髪の毛を分けましょう。サイドや後ろ部分の髪の毛は、クリップなどで抑えておくと前髪が切りやすくなります。
思っていたのと違う仕上がりに?!原因と対策
イメージ通りに前髪が作れないこともあるかもしれません。例えば、前髪の長さなどもそうです。濡らした状態でカットした後に髪の毛を乾かすと、髪の毛が上がりますので短めに感じます。ですから、前髪を切る時は少し長めに切ることもポイントです。特にクセがあるお子さんの場合は、前髪が乾いた時に短くなりやすいので注意しながらカットしましょう。
子供がまっすぐ前を向くよう工夫を
多くのお子さんがそうであるように、子供は長い時間じっとしていられないことが多いものです。気が付けば、下を向いていたり上を向いていたりする状態で、前髪カットを続けていることもあるかもしれません。この状態で前髪を切ってしまうと、どうしてもイメージとかけ離れた前髪になりやすくなります。前髪を切る時は、お子さんがまっすぐ前を向くような工夫も必要です。例えば、目の位置に合わせて目の前にテレビを置いたりDVDを流したりするなどの工夫もオススメです。そして、できるだけ短い時間で仕上げるようにしましょう。
前髪はとかしてから切る
寝癖がついていたり、たくさん遊んで汗だくになっていたりする状態で髪の毛を切ってしまうと、やはりイメージと違ったヘアスタイルになりやすくなります。まずは、しっかりと前髪をブラシなどで溶かしてサラサラにしてからカットするようにしましょう。しっかりととかさずに前髪を切ってしまうと、毛先に不自然なばらつきが出ることもあります。
少量ずつ髪をとりハサミは斜めに入れる
ただ長さを短くしたい場合など、どうしても前髪を一度に切ってしまいたくなりますが、これはオススメできない切り方です。どのようなスタイルの前髪にする場合も、綺麗に切るコツは、髪の毛を少量ずつとりながら、ハサミを真っ直ぐではなく斜めにしながらカットすることです。バランスを見ながら、慎重に進めていきましょう。バランスの良い前髪は両方の黒目よりも外側に前髪をつくらないことです。
実践!子供の前髪を切ってみよう
前髪は、比較的早く伸びますので、少々失敗したくらいならすぐに気にならなくなります。また、程よい長さになるまで、可愛いヘアピンなどで留めるなどしてカバーすることもできますので、まずは挑戦してみましょう。
ナチュラルな前髪
前髪をナチュラルにカットしたい時は、ハサミを縦に入れるのが上手く切るコツです。全体のバランスを見ながら、前髪は最後にカットしましょう。
ぱっつん前髪
頭部の上から見た時に、前髪部分が三角になるようにサイドの髪の毛を分けて抑えてからカットしましょう。最初に1センチ程度カットしてから、前髪の真ん中部分を切って、そこから進めていくのがオススメです。
ラウンド前髪
ラウンド前髪も、可愛らしさがアップする人気の前髪スタイルです。まずは、前髪部分とサイド部分を分けてみましょう。ここからスタートです。まずは、カットしやすい長さまで切っておきます。髪の毛を上げてカットしていきます。真ん中部分によせるようにしながら切ると綺麗に切ることができます。
アンシンメトリー前髪
お洒落な雰囲気に仕上がるアシメカット。大人の中でも人気がありますが、お子さんもアシメカットが似合います。前髪は最後にカット。斜めに切っていきます。
前髪カットに必要な道具
自宅でいつでも前髪カットできるように、必要なアイテムを用意しましょう。髪の毛を切る為には、ヘアカット用のハサミを用意することも必要です。オススメは、使いやすくて耐久性に優れているものです。また、お手入れが簡単なものを選ぶのも良いでしょう。子供は、長時間じっと座っていることが難しいことが多いですから、できるだけ早くカットできるものを見つけることが大切です。
ヘアカット用のハサミ
やはり、髪の毛を切りやすいハサミを用意することが必要です。こちらのヘアカット用のハサミは、高級ステンレス性ですか耐久性に優れていますし、切れ味も良いので使いやすいのではないでしょうか?乾いている髪の毛のカットもスムーズに進めることができます。手にフィットするのも特徴。持ちやすいですし、滑りにくいと言ったメリットもありますので、多くの方にオススメです。プロの方はもちろんですが、初めて前髪をカットする方にもオススメのハサミです。
また、ハサミの先端部分がとがっていないのも、お子さんの前髪カットにオススメしたい理由です。安心してお使いいただけることでしょう。
すきバサミ
前髪を軽く仕上げたい時や、シースルーバンクにしたい時など、すきバサミがあれば何かと便利です。よりナチュラルに綺麗に、お子さんの髪の毛をカットしてあげることができることでしょう。こちらのすきバサミは、高級ステンレスを使って作られていますので、耐久性も良く切れ味も良いですから、スムーズに前髪カットをしてくことができます。手にフィットしますし、握りやすいのも魅力です。安心安全に使うことができますので、お子さんの髪の毛をあっとしたい時もぴったりです。乾いた髪の毛もスパッと切れますので、ストレスなくお使いいただけるのではないでしょうか。
ダッカール、クリップ
切らない髪の毛を抑えておく時など、簡単に使えるクリップがあるととても便利です。もちろん、お子さんの髪の毛だけでなく大人の髪の毛にも使えますし、どの部位をカットする時もあると楽です。こちらのアイテムは、サイズは115mm。しっかりと髪の毛を押さえてくれますので、動き回るお子さんのヘアカットの際も、安心して使うことができることでしょう。丸いですから、疲れにくいのもメリットです。
コーム
た歯の両方が使えるタイプのコームです。カットする時はもちろん、カット前に髪の毛をとかす時も使えますし、軽くて使いやすいのも魅力です。目盛りがついているのも特徴。サイズは、29mmx4mmx215mmとなっています。
まとめ
お子さんの前髪くらいは、自分で切りたい。そんな親御さんも、多いのかもしれません。いお洒落な前髪に親御さんがカットすることもできますので、是非挑戦してみましょう。綺麗に切る為のコツがいくつかありますので、是非参考にしてみてください。また、お子さんは長時間同じ場所でじっとしているのが苦手です。ですから、できるだけ早くカットを終了できるように工夫することも必要かもしれません。