日傘は強い味方
鞄に忍ばせて置くだけで、さっと日よけを作れるとても便利な日傘。最近では軽量タイプも多く発売され、携帯しやすくなってきています。日傘をさすだけで体感温度もぐっと下がるので、是非1本は持っておきたいところ。熱中症対策にも効果的なアイテムですね。
UVカット加工がしてあったり、雨に対応する晴雨兼の日傘もあり、夏のみならず1年中活躍してくれます。
それでもUVカット効果が続くのは2、3年と言われているので、お持ちの日傘を確認したり、新しく購入される方は以下の点を是非参考にして下さい。
紫外線カット重視なら
黒系の日傘は、光を日傘自体が吸収して紫外線をカットします。それに対して白系の日傘は光を反射してカットする仕組み。この紫外線カットの仕方に、《吸収か反射か》の違いがあります。
それを踏まえて、紫外線カットを最重視するならば、黒系の日傘を選びましょう。白系だと、地面からの照り返しや横からの光が、内側の生地に反射するため顔に光が集中しやすくなってしまいます。
よく見かける、”内側がシルバーコーティングされた日傘”も、やはり光が反射され顔に紫外線が集中してしまうと言われています。
暑さ対策重視なら
暑さ対策を特に重視するのであれば、白系の日傘を選ぶとよいでしょう。黒系の日傘は光を吸収する分、生地自体に熱を持ちやすくなります。しかし白系の日傘であれば、光を反射するので熱の「こもり」を抑えます。
生地は麻素材・綿素材・シルク素材がおすすめ。見た目的にもレース素材や麻素材は涼しげです。
サングラスで目に入る紫外線をカット
紫外線は目からもしっかり吸収されてしまいます。目に紫外線を受けることによりメラニンが生成され、シミの原因にもなります。またドライアイや充血や眼精疲労など、直接的な目のトラブルに繋がることも。
おしゃれアイテムでもあるサングラスで、日常的に紫外線対策をしていきましょう。どんなサングラスを選ぶとよいのか、ポイントをまとめました。
UVカット加工のしてあるものがおすすめ
サングラスを選ぶときは、UVカット表記に注目しましょう。「紫外線カット率」や「紫外線透過率」などと書かれいます。
紫外線カット率は、どれだけ紫外線をカット出来るかを示しているので、出来るだけ数値の高いものを。一方、紫外線透過率は、どれだけ紫外線を通してしまうかを示しているので、出来るだけ数値の低いものを選びます。
レンズの色で判断しない
レンズの色が濃いものほど紫外線をカットしてくれるようなイメージを持ちがちですが、そうではありません。やはりいかにUVカット加工がしてあるかにかかっています。
加工のない場合、サングラスの色は濃ければ濃いほど目に大きな負担をかけ、さらに紫外線を多く吸収してしまうおそれも。人間の目は暗いとより瞳孔が開くので、より多くの紫外線が目に入ってしまうのだとか。
加工のないサングラスなら薄い色を選ぶ方が負担は少ないでしょう。
簡単に取り入れられるのがポイント
日傘もサングラスも、簡単に手に入るおしゃれアイテム。おしゃれをしながら、紫外線を徹底的に・日常的に防ぎましょう!