パーマをすると、数週間から数カ月の間は同じ状態を維持することが可能です。しかし、パーマがどれくらい持つかどうかについては実際にパーマをしてみないと分からない部分もあります。また、パーマをしても気に入らないのですぐに変えたいという場合もあります。
パーマを取りたいとき、いったいどうすればいいのでしょうか。今回はパーマを取りたいときにおすすめの方法やセルフケアのコツについて紹介していきます。ぜひ、参考にしてください。
パーマをとりたい時には、パーマをかけなおすべき?
パーマをすぐにかけ直すのはNG
パーマを取りたいとき、パーマをすぐにかけてしまうのは要注意です。パーマは髪の毛に対してかける負担が大きく、すぐにかけ直すと髪の毛に負担をかけてしまうことになります。ダメージを少しでも減らすためには、パーマのかけ直しを避けることが大切です。
パーマをすぐにかけ直すことは髪の毛だけでなく、頭皮に対して与える影響が大きいのも特長です。マニュアルの通りにパーマをかけても髪の毛の質やもともとのダメージ具合によっては希望通りに仕上がらないこともあります。
かけるときには縮毛矯正
パーマを取りたいときに、パーマをすぐにかけてパーマを取りたいのであれば縮毛矯正の方法もあります。縮毛矯正というのはちりちりになった髪の毛をストレートにするパーマの一つで、ストレートパーマとも言います。
縮毛矯正もパーマに代わりないので頭髪にかかる負担は大きいですが、ストレートにすることができるのでパーマを取りたいという希望はかなえられます。すぐにパーマを直す必要が出たときはおすすめです。
コールドパーマはコールドパーマで落とせる
ウェーブをコールドパーマでかけたときは、コールドパーマで落とすことができます。クリープパーマでかけたのであれば、ストレートも熱処理しなければなりませんが、パーマを取るという視点だけで見るとコールドパーマだけで十分です。
ただし、パーマをパーマで取るというのは頭髪や頭皮にかかる負担が無視できないことから注意する必要があります。ストレートパーマにおいても、いったん切って再結合させることになるので、ストレートになっても頭髪はダメージを受けています。
市販のパーマ液で取る方法も
パーマを取りたい場合に、市販で販売されているパーマ液を使用してパーマを取る方法もあります。この方法だと、お金がかからないことや手軽に行うことができるメリットがあります。
ただし、自分でパーマ液を使ってパーマを落とすのであれば、手順をきちんと踏んで使用しないと頭髪や頭皮に負担がかかってしまうので気を付けましょう。市販のパーマ液で取る場合も、頭髪や頭皮にかかる影響を考えておく必要があります。
パーマとりたい時のおすすめ方法
パーマをかけた当日、早めにシャンプーをする
パーマをかけた当日に、パーマを落としたいというのであれば、パーマをしたその日にシャンプーを使用するのがおすすめです。シャンプーがパーマを落としやすくするためで、これはシャンプーに含有されている界面活性剤の働きによります。
パーマをかけてから24時間から48時間は、不安定な状態になりやすい特徴があります。汚れが気になるという場合は、40℃以下のお湯で毛の先をすすぐとよいでしょう。パーマが気に入らないという場合は、パーマをかけたその日にシャンプーをすることを覚えておくとよいでしょう。
髪が濡れた状態で毎日コーミングをする
パーマをかけると、だいたいは濡れるウェーブが強く出るのが特徴です。髪を濡らしてウェーブが出ている状態にしておけば、そこからまっすぐにブラッシングをしてウェーブを伸ばすことができます。完全にパーマを取ることができるわけではないものの、ウェーブを緩くする効果は十分です。
髪の毛を濡らすと、キューティクルが開きやすくなる特徴があります。この上にブラッシングをすると髪の毛は傷んでしまうので、流さないタイプのトリートメントを使用してキューティクルを守ってウェーブを伸ばすとよいでしょう。
髪を引っ張りながらドライヤーで乾かす
シャンプーした後にドライヤーを使うときは、できるだけ櫛で髪の毛を引っ張りながら熱を加えていきましょう。引っ張った状態で熱を加えることによって、パーマによるウェーブを緩くする働きがあります。
ドライヤーを使用するときは、根本から温風と冷風を交互に当てることが大事です。毛先から乾かすと、根元が乾く頃には毛先が熱で傷んでしまうので注意する必要があります。そのため、温風と冷風を織り交ぜていくのがポイントです。
美容院で行う、パーマ落とし液でストレートに
パーマを自分で落とすことに挑戦しても、ウェーブがしっかりしているとウェーブを取ることができません。そのため、美容院で使っているパーマ落とし液を使用してストレートにするのもポイントです。
美容院で使っているパーマ落とし液はネット通販を利用して買うこともできます。口コミやレビューなどを参考にすることで、自分の頭髪に適したものを選ぶことができます。美容院に行くことに比べるとコストもかからないので安く済ませたい人にもおすすめの方法です。
パーマを取りたいときのセルフケアのコツ
パーマをかけた直後の対応が鍵
パーマをかけた直後にどんな対応をするかによって、頭髪や頭皮の状態は変わってきます。パーマを取りたいときのセルフケアのコツとしては、パーマをかけた直後にトリートメントを使用して頭髪のケアをすることが大事です。これができているかどうかによって頭髪や頭皮の状態は大きく変わってきます。
パーマをした直後であれば、比較的パーマが落としやすくなっているので、このタイミングでしっかりパーマを落としておくことで、後からパーマを落とすことに比べると頭髪にかかる負担を減らすことができます。
パーマ液を使う方法はとにかく傷むので注意
パーマ液を使用するデメリットは、頭髪にかかる負担が大きいことです。そのため、パーマ液を使うときは髪の毛が傷んでしまうということを念頭においた上で使用を進めて行く必要があります。パーマ液にはいろいろな種類がありますが、種類によって含有されている成分は異なっているのでかかる負担も異なります。
パーマ液を使用した後は、きちんとケアをしないと傷んだままの状態になります。髪の毛が新しく生え変わるまで傷んだ状態が続いてしまうので、早めに対応することが必要になってきます。
髪の痛みをしっかりとケアしましょう
パーマを取るときは、髪の傷みをしっかりケアすることが大事です。パーマ液を使用すると、髪の毛は傷みやすくなります。トリートメントなどを使って頭髪にかかるダメージを減らすことがポイントです。どれだけケアができるかどうかが、髪の毛の状態にも関わってきます。
白髪が気になる女性だと、パーマ以外にも白髪染めをしなければなりません。髪の毛にかかる負担がさらに大きくなってしまうので注意が必要です。髪の傷みをしっかりとケアすることから始めましょう。
パーマを長持ちさせる方法とは逆の事を行う
パーマを長持ちさせるための方法はシャンプーをゆっくりすることや、ドライヤーの温度調整など、いろいろあります。パーマを長持ちさせる方法とは逆のことを行うことによって、すぐにパーマを落とすことができます。
パーマを長持ちさせるのは、パーマが気に入って同じ状態をキープさせたいからです。パーマを落としたいのであれば、キープさせる必要はないので長持ちさせる方法とは逆のことをすれば落としやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?パーマを取りたいときは、パーマを長持ちさせる方法とは逆の方法をすると効果的です。パーマをかけてから時間が経過すればするほどパーマを落とすのが難しくなってくるので、早めに対応する必要もあります。セルフケアは髪の毛が傷んでしまうリスクもあるので、美容室に行ってプロにしてもらうのも方法の一つです。