セミロングの巻き方の基本は?
セミロングヘアの巻き方の基本さえおさえておけば、ちょっと手の込んだアレンジも簡単にできるようになります。まずは、ヘアアイロンを使った巻き方の基本を覚えておきましょう。
1. 髪をしっかり梳かす
ヘアアイロンを使う前には、髪の毛をキレイに整えておく必要があります。そうすることでキレイなカールがつきやすくなり、仕上がりも変わってきます。髪の毛を巻く前に、丁寧にとかしておいてください。
2. 手ぐしをしながらカーラーウォーターをつける
ヘアアイロンを使う時には、ヘアアイロン専用のスタイリング剤を髪の毛になじませておきましょう。何もつけない状態でヘアアイロンを使用すると、ヘアアイロンの熱により髪の毛がダメージを受けてしまいます。
カーラーウォーターは、ヘアアイロンの熱を利用して髪の毛を保護してくれるので、おすすめですよ。巻いた後に手でほぐしても、カールがとれにくくなります。
3. ドライヤーで手ぐしをしながら乾かす
手ぐしをしながらドライヤーをかけることで、髪の毛のすき間に空気を含み、根元からフワッとさせることができます。巻いた後の仕上がりもっペタッとではなくふんわりになるので、よりイメージ通りの巻き髪スタイルが手に入ります。
4. ヘアアイロンで、根元から毛先に向かって滑らせ、中間くらいまできたら一巻きする
ヘアアイロンでカールをつけるときの適正温度は150度前後。高い温度に設定しても、髪の毛が傷んでしまうだけなので注意しましょう。
根元の方はヘアアイロンを滑らせるだけでOK。顔の丸みに沿って内側にむけて曲線を描くイメージでアイロンをあてていきます。真ん中あたりまできたら、コテに髪の毛を一回だけ巻いていきます。
5. 緩めながらコテを引き抜く
コテを巻いて3~5秒キープしたら、ゆっくりとコテから抜いていきましょう。急いで引き抜こうとするとコテに髪の毛がからまり、傷んでしまうので気をつけて下さいね。焦らずにゆっくり行いましょう。
6. 4~5の動作を内巻き、外巻きの順で繰り返す
カールを作る時には、大まかに上と下の2段階に分けて行うといいですよ。また、内巻きと外巻きを交互にカールすることで、毛束感のあるナチュラルな仕上がりになります。
セミロングをゆるふわに巻く巻き方

画像引用元:latte
ゆるふわのセミロングはやわらかくて女らしい雰囲気に見せるので、男性受けもばっちり。ナチュラルなゆるふわカールに仕上げる巻き方の、基本的な手順を紹介します。
ヘアアイロンを使ったアレンジの前には、必ず以下の準備をしておきましょう。
- 髪の毛をとかす
- 手ぐしをしながらカーラーウォーターをなじませる
- 手ぐしをしながらドライヤーで乾かす
1. ヘアアイロンで、根元から毛先に向かって滑らせ、中間くらいまできたら一巻きする
ヘアアイロンを150度位に設定し、根元からサッと滑らせます。真ん中あたりで一巻きさせたら3~5秒間キープ。それ以上ヘアアイロンをあててしまうと、熱により髪の毛がダメージを受けてしまうので気をつけて下さい。
2. 緩めながらコテを引き抜く
流したい方向に引っ張りながら、ゆっくりと髪の毛をヘアアイロンから抜きましょう。そうすることで、美しいイメージ通りのカールに仕上がります。
3. 1~2の動作を内巻き、外巻きの順で繰り返す
内巻きと外巻きのカールを交互に作っていきます。内巻きは顔に向けて巻き、外巻きは外側に向けて巻いていきます。同じ量の毛束を取って巻いていくことで、動きのあるきれいなニュアンスカールが作れます。
4. トップの髪をジグザグにわけ、毛先の部分にコテを当ててボリュームを出す
ジグザグ分けにすると、きっちりセンターに分けるよりも適度なゆるさが出て、こなれた雰囲気になります。根元部分がふんわりボリュームアップしたので、毛先部分にもコテを使いボリュームを出します。空気を入れるようにくるっと軽く巻いていき、全体的にふんわり感をだしましょう。
5. ヘアワックスを毛先を中心につけて完成
ヘアワックスは、手のひらで充分のばしてから使いましょう。毛先を中心に空気を入れながら、ふんわり持ち上げるイメージでほぐしていきます。ゆるふわの自然な仕上がりになりますよ。
カジュアルな外巻き

画像引用元:latte
セミロングヘアの外巻きスタイルは、さりげなさのなかにセンスを感じさせます。外巻きスタイルも、基本的な巻き方を身につければアレンジは簡単。カジュアルな外巻きスタイルのやり方を見ていきましょう。
1. 髪の毛を取り、コテを下に外に向けて、毛先をくるっと巻く
しっかりとカールをくせ付けるには、髪の毛を少量ずつ巻いていくのがポイント。コテで髪の毛をはさみ、外側に向けて1回転させます。根元部分がペタッとなると古くさくなるので、根元近くもふんわりさせるイメージで巻いていきましょう。
2. 全体的に繰り返す
少量ずつ取り分けながらくり返し、すべての髪の毛を巻いていきましょう。同じ量の髪の毛の束でカールさせていくように心がけて下さいね。
3. ヘアワックスなどを、外側に毛を持っていくことを意識しながら毛先中心につけ、ウェット感を出す
ワックスをなじませる時のポイントは、ペタッとさせないこと。カールをほどくようにしながら空気を含ませていきます。外はね感を出したいので、外側に毛をもっていくイメージでワックスをなじませていきましょう。
4. 手に残ったヘアワックスで全体をほぐしていく
髪の毛全体を、バランスよく手でほぐしていきます。ほぐし過ぎるとせっかく巻いたカールが全部伸びてしまうので、やさしくほぐすことを心がけてくださいね。
華やかウェーブ巻きのやり方

画像引用元:latte
華やかさのあるウェーブヘアは、女性のあこがれ。きれいなウェーブヘアは、パーマをかけなくてもヘアアイロンを使って巻けば、簡単に作ることができますよ。ヘアアイロンを使ったウェーブヘアの作り方を見ていきましょう。
1. スタイリング剤を髪全体になじませる
しっかりと髪の毛をとかした後、カーラーウォーターなどのカール専用のスタイリング剤をまんべんなく髪になじませておきましょう。スタイリング剤により髪の毛が湿っぽくなっていたら、ドライヤーで乾かしておいてください。髪の毛がしっかり乾いている状態の方が、カールがつきやすくなります。
2. ゴムで髪を内側、外側に分ける
外側の髪の毛をゴムなどで束ねておきます。外側と内側を分けて少量ずつ巻いていくことで、しっかりとしたウェーブヘアが出来上がります。
内側の髪の毛を巻く時の邪魔にならないように、しっかり結んでおきましょう。
3. 下の髪の束を取り、下から外巻き、内巻きを繰り返す
まずは内側の髪の毛から少量ずつ束にして取り、毛先の方を外巻きにワンカール。次の束は内巻きにワンカールし、これを交互に繰り返します。交互に外巻きと内巻きにすることで、動きのある理想的なウエーブに仕上がります。
ヘアアイロンをあてる時間は3~5秒程度にし、手際よく行いましょう。でも、やけどには注意してくださいね。
4. 巻いたらほぐす
巻いた後はフワッと空気を入れながらほぐします。こうすることで、より一層ナチュラルなウエーブにになりますよ。ただし引っ張り過ぎるとせっかくのカールがほどけてしまうので、注意しましょう。
5. 3~4を繰り返し、内側を全て巻く
少量ずつ根気よく巻いていきます。いっぺんに終わらせたくて髪の毛を多めに巻いてしまうと、きれいなウェーブは作れません。
またヘアアイロンの温度を高く設定することも×。髪の毛にダメージを与えないためにも、設定温度は150度前後を守りましょうね。
6. 外側の髪も3~4を繰り返す
束ねていた外側の髪の毛をほどき、順番に巻いていきます。外側の髪の毛は外巻きからスタートしたので、内側の髪の毛は内巻きからスタート。そうするとウエーブが重なることなく、より動きのある仕上がりに。
外側の髪の毛と同じように、内巻き→外巻きを交互に繰り返していきましょう。
7. 巻けていない毛を取り、たて巻きにしていく
巻き残した外側の髪は、くるっとたてに巻きます。ランダムなカールを入れることで、ニュアンスのある魅力的なウェーブになりますよ。
8. 反対側の巻けていない毛を外巻きにしていく
反対側で巻けていない外側の髪の毛は、外巻きにしてワンカール。根元部分は滑らすだけで、毛先の方を巻きましょう。あえて外巻きにすることで、表情のあるウエーブが作れます。
9. 外側の毛を細く取り、根元を中心に巻く
表面の髪の毛を根元から巻いていくことで、ふんわりボリュームアップさせて見せることができます。適度なボリュームをもたせたニュアンスウエーブが今のトレンドです。
10. 9をそれぞれ左右二箇所ずつ行う
バランスをとるために、左右同じように根元から巻いていきましょう。ペタっとしているのは古くさく見えてしまうので、根元をほどよく立ち上がらせてください。
11. 全体的にほぐす
最後に髪全体を指でほぐしていきます。空気を含ませながら、束感が残るようにほぐすのがポイント。女性らしさの中にセンスを感じさせるナチュラルウェーブの完成です!
まとめ
セミロングヘアを一番かわいく見せるのが、巻き髪スタイル。しかもセミロングの長さで巻くと、さりげないニュアンスが出せるのでセンスある印象に。セミロングヘアの正しい巻き方を知っていれば、セミロングヘアを活かした様々ななアレンジが楽しめるようになりますよ。セミロングの方はヘアアイロンを使った巻き方を身につけて、色々なカールスタイルを試してみてくださいね。