セミロングの長さはどのくらい?
鎖骨下から胸の辺りまでの長さ
サロンによっては、ミディアムは肩から鎖骨までの長さを言い、セミロングは鎖骨下から胸あたりまでの長さを言う場合があります。
この長さのメリットは、どんな体型・髪質の人にも似合うこと。それから、アレンジしやすく、オンにもオフにもつくりやすいこと。また、シャンプー時の手入れが楽であること等が挙げられます。
肩に当たっても余裕で跳ねない程度
セミロングの長さをキープするには、ショートカット同様、度々サロンに足を運び、毛先をカットしなければなりません。肩あたりまでの長さのセミロングヘアは、少し伸びてくると外に跳ねやすくなるため、注意が必要です。
肩あたりの跳ねが気になる人は、肩から鎖骨までの長さをキープしましょう。
ロングよりは短め
ロングヘアの手入れは大変。でも、ある程度の長さをキープしたい。この願いを叶えてくれるのが、セミロングです。ウェーブのかかったロングヘアは女性から見ても、憧れのヘアスタイルの一つになりますが、ツヤ感のあるロングヘアをキープするには、シャンプー、トリートメントはもちろん、毎日のお手入れに時間とお金をかけなくてはなりません。
その雰囲気を残したい人には、セミロングがおすすめ。ロングよる少し短めのセミロングで、ロングに近いニュアンスウェーブを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ヘアスタイルやセットで少し呼び方が変わる
セミロングはアレンジしやすい長さを活かした長さが魅力の一つですが、サイドから後ろの髪を三つ編みや編み込みにまとめると、前から見ればショートカット風のおしゃれヘアに、また、髪全体を高めの位置でまとめればポニーテールやお団子ヘアに、後ろの髪だけを残すハーフアップ、遅れ毛を少し残した編み込みヘア等にアレンジすることができます。
ミディアムとセミロングの長さの違いは?
肩上から鎖骨までがミディアム
髪の長さは、もっとも短いショートカット、ミディアム、ミディアムロング(セミロング)、ロングと続きます。顎のラインまでの長さを楽しむショートカットは、顔が大きい、顎まわりに脂肪がついている人には似あいにくく、なかなか挑戦できない髪型かもしれません。
そのショートカットより長めのミディアムは、比較的どなたにでも似合う長さであり、様々なアレンジを楽しむことができるというメリットがあります。ちなみに、ミディアムの長さは、肩上から鎖骨までになります。
アラ40~の女性に多い長さになりますが、20代~の若い女性がチャレンジする場合は、前髪をサイドに流したひし形シルエットのゆるかわヘアがおすすめです。
鎖骨下から胸の辺りまではセミロング
勘違いしやすいセミロングとミディアム。鎖骨下から胸あたりまでの長さはセミロング、それよりも短いものをミディアムと呼ばれます。分かりやすく説明しますと、ショートカットとセミロングの中間の長さがミディアムになります。
セミロングは、今もっともトレンドの髪型はセミロングを中心に展開されている長さです。女性雑誌の特集ページもちろん、街を歩いている若い女性の髪型はセミロングの人が多く、ロングヘアをなびかせて歩く人はそう多くはありません。
なぜ、セミロングが受けているのでしょうか。その理由は、アレンジ力です。フェミニン、カジュアル、スタイリッシュ、キュート、エレガント、クール、大人可愛い等、どんな雰囲気にもすべてマッチする自由さが、セミロングの最大の魅力と言えるのではないでしょうか。
ミディアムロング=セミロング
ヘアスタイルの名称は各サロンによって様々ですが、長さに関しても、定義があるわけではありません。ただ一般的に、ここまでの長さであればミディアム、このくらいまでの長さならセミロングであろうという、美容師から見ての直感で決められることが多く、通うサロンによっては、同じ長さであってもミディアム、またはセミロングの料金を請求されることも少なくありません。
ちなみに、ミディアムの少し長めのミディアムロングをセミロングと呼ぶサロンもあります。パーマ、カット料金が変わってくる場合がありますので、気になる人は予約時に確認されることをおすすめします。
ヘアセットである程度長さが変わる
髪型はその日の気分次第。こういう女性、多いのではないでしょうか。梅雨時のべたつく季節はミディアムやセミロングの長さでも首筋にぴったりとくっくつ場合があり、そのべたつきがストレスになることも少なくありません。
ミディアム、セミロングの長さがあれば、髪をアップさせてお団子やハーフアップにアレンジすることも難しくありません。ファッション、季節に合わせて、アレンジヘアを楽しんでみてはいかがでしょうか。アレンジヘアがしやすいミディアム、セミロングは、ストレートでもパーマヘアでも自由自在。お好みのヘアスタイルをお楽しみください。
長さを変えずに出来る、セミロングおすすめアレンジ
ふんわりおまとめポニーテール
女性に色気を感じる部分は首すじに残る遅れ毛だそうですが、その遅れ毛をもっとも効果的に表現してくれるのが、ふんわりまとめた、ゆる感のあるポニーテールになります。
ロングでつくるポニーテールは長さがあるため、三つ編みや編み込みを入れてのアレンジポニーテールがおすすめですが、少々時間がかかるため、急いでは間に合いません。そんな時、ミディアムやセミロングの長さでつくるポニーテールは、出勤前の10分でもOK。無造作に上げた全体ヘアをゆるめにまとめれば、ゆる感のあるポニーテールができあがります。
キレイめおまとめアップスタイル
仕事やお葬式、お祝いの席等へ出かける際は、今人気のふんわりヘアは避けなければなりません。きちんとアップさせるには、ある程度の長さが必要になりますが、ミディアム、セミロングなら、十分にアップさせることができます。
前髪を少し残した小顔アップスタイルほか、サイドに流した女性らしさを出したクールビューティー、きっちりとまとめた上品スタイルは年配の方が出席される場にもOK。どんなヘアスタイルにもアレンジできるミディアム、セミロングは、顔型、髪質を選ばない万能ヘアと言えるかもしれません。
ねじり編みのお下げアレンジ
少女っぽい雰囲気を残した髪型と言えば、お下げスタイルになります。ですが、この髪型、どなたでも似合うわけではありません。
そのどなたにでも似合わないお下げスタイルを誰にでも似合うヘアスタイルに変えるコツは、ねじり編み込みを取り入れたお下げアレンジになります。くるくるとねじった髪を三つ編みにすればOK。両サイドに垂らしたお下げは大人ガーリーに、後ろに1つにまとめる時は編み込みを取り入れると、大人フェミニンな雰囲気をもったゆるかわお下げになります。
三つ編みお団子アレンジ
単なるお団子ヘアでは物足りないあなたには、三つ編みお団子アレンジヘアがおすすめです。下の位置でつくれば上品なエレガントヘアに、少し高めの位置でつくればカジュアルな雰囲気に仕上げることができます。崩れにくいお団子ヘアをつくりたい人は、下の位置につくることをおすすめします。
では、つくり方についてですが、おしゃれなお団子ヘアのつくり方は様々な方法が紹介されておりますが、もっとも手軽なお団子ケアを紹介します。まず、髪を1つにまとめて三つ編みをつくります。その三つ編みを一回転させて、毛先を見えないようにお団子にした部分にはめ込み、ピン止めしたら完成です。
まとめ
ひと昔前までは中途半端な長さ、シニア世代の長さと敬遠されていたセミロングですが、今は、アレンジヘアが主流となっており、アレンジしやすい長さのミディアム、セミロングが受けております。いつもとはちょっと違うヘアスタイルで雰囲気を変えてみませんか?