ボブを失敗する原因は?
美容師さんにイメージを伝えられない
ショートボブにしたい!と思い立って、いざ美容室へ行っても自分のなりたいイメージをうまく美容師さんに伝えられないと、イメージとは異なるヘアスタイルに仕上がってしまいテンションガタ落ち…なんてことも珍しくありません。まずは、自分がなりたいと思うショートボブのスタイルをしっかりとイメージし、素材を収集することから始めましょう。ヘアスタイルが特集された雑誌などはもちろん、近年ではSNSでなりたいイメージに近い画像などを検索してみるのもいいかもしれません。まずは自分の中でイメージをしっかり思い浮かべながら伝えるための素材を手元に集めてから、美容室に行くことをオススメします。なりたいイメージが画像などで明確な方が美容師さんにイメージが伝わりやすく、イメージ通りにヘアスタイルが仕上がります。
自分に似合わないボブスタイルを注文してしまう
ズバリ、なりたいイメージと似合うヘアスタイルは必ずしもイコールであるとは限りません。可愛い!とか、なりたい!と思うヘアスタイルがあったとしても似合う肌色や輪郭などがあるのは事実なのです。自分がなりたいイメージのショートボブが見つかったら、次にそれは本当に自分に似合うのかどうかも検討することが大切です。雑誌などでは紹介しているヘアスタイルのそばに、似合う輪郭なども掲載されている場合もありますよね。SNSなどで画像で検索する場合には、そのヘアスタイルをしている人が自分に近しい肌色や輪郭をしているかどうかもチェックしておきましょう。誤って自分に似合わないショートボブを注文してしまうと、仕上がってみてガッカリ…なんてこともありますから注意しましょう。
ボブはカラーと形が決め手
では、具体的にショートボブを失敗しないためには何に気をつけることが必要なのでしょうか。それはズバリ、ヘアカラーと形が決め手と言っても過言ではありません。モードなイメージにしたい場合は、ブラックカラーにレイヤーをほとんど入れない重めのスタイルがクールでかっこいい印象に仕上がります。女性らしいフェミニンなスタイルにしたい場合は、トレンドのニュアンスカラーにレイヤーを入れたふんわり感のあるイメージの方が良いかもしれません。いずれもサイドからの見た目を形作る部分が、ショートボブにとってはとても重要と言えるでしょう。
前髪の有り無しでも印象が変わる
ショートボブは、前髪のあるスタイルとないスタイルのどちらを選ぶかによって印象はガラリと変わると言っても良いでしょう。前髪のあるショートボブは可愛らしくフェミニンなイメージに仕上がるとともに、おでこの大部分が隠れるスタイルなので小顔効果も期待できます。逆に前髪をなくしたショートボブスタイルは、大人っぽくセクシーなイメージになるでしょう。クールで前髪を掻き上げるような仕草をする女性が連想できますね。どちらも素敵なヘアスタイルですが、なりたいイメージに近しい方で前髪の有り無しを決めてみるのもいいかもしれません。
ボブカットを失敗しない為に!美容師さんに伝えるコツ
写真を持って行く
自分のなりたいショートボブのイメージが固まったら、美容師さんに明確なイメージを伝えるために写真を持参することをオススメします。目で見てわかる方がイメージを伝えやすいので、カットの失敗を未然に防ぐことができます。その写真を見せる際に、どんな雰囲気にしたいのかや、変更点などがある場合など希望はしっかりと伝えておきましょう。カット前に綿密にイメージのすり合わせをすることがボブカットを失敗しないコツです。
自分の顔の形や雰囲気に合わせたボブを頼む
雑誌や画像などでイマイチ自分のイメージに近しいものが見つからない場合は、思い切って美容師さんに自分の輪郭や雰囲気に合うショートボブは、どんなスタイルなのか聞いてみるのもオススメです。もちろん自分のイメージを強く持って伝えることも大切ですが周りからの見た目やイメージと異なる場合も稀にあり、それが新鮮でしっくりくるということもあるので参考にすると新しい自分が発見できるかもしれません。美容師さんは何人ものヘアスタイルを手がけるプロですから、特にこだわりのない方などはこの方法もオススメします。
美容師さんに相談する
長年自分のヘアスタイルをお願いしている美容師さんや、著名な美容師さんなどであれば「ショートボブにしてみたいけどどう思うか」というところから相談してみてもいいかもしれません。最先端のヘアスタイル事情を把握しているプロの美容師さんであれば、まだ雑誌やメディアに露出していないトレンドのスタイリングなどを提案してくれるといった場合もあります。また、似合うスタイルを提案してくれるだけでなくトータルでコーディネートしてくれる場合もあるので、悩んでいる場合には是非相談してみると良いでしょう。
途中経過をしっかり見る
いざ、カットが始まったら雑誌やスマートフォンに視線を落としすぎてはいけません。カットの流れや様子など途中経過をしっかり見守ることが大切です。もし自分のイメージと異なる部分をカットしていたりした場合は、遠慮なく声をかけることが大切です。「ここはもう少し短く」や「ここはもっとこういった雰囲気に」など美容師さんとコミュニケーションを取りながらカットを進めることで、失敗しにくくなります。とは言え、なかなか途中で声をかけるのは勇気がいりますから始めに美容師さんに「不安なので要所ごとに確認しながらカットしてほしい」ということもはっきりと伝えておくことがいいかもしれません。
ボブカット失敗時は、パーマにするのも1つの手
ゆるふわパーマを依頼する
もし、ボブカットを失敗してしまったらそのままだとテンションも上がりませんし見た目にもよくありません。ですのでカバーをする意味でパーマを当てることも最終手段として考えておきましょう。ゆるっとふんわり感のあるパーマをかけることで、そのままよりは失敗感がカバーされますし見た目にも可愛く仕上がる場合があります。パーマが初めての場合には、扱い方が難しいこともあるので美容師さんに事前に、普段のスタイリングの仕方などを詳しく聞いておくことも重要です。
きつめのパーマは合う合わないが激しいので注意
ここで気をつけなければならないのが、きついパーマをかけてしまうことです。もちろん、きつい方が似合う方もいますが大半の日本人はあまりきついパーマが似合う顔立ちをしていません。ですのでゆるくふんわりと仕上がるようにお願いすることが大切です。また、毛質の都合でパーマがかかりにくい人もいますので事前に美容師さんによく相談して強さを決めるようにしましょう。いずれもきついパーマは髪を傷める原因にもなりかねませんので注意しましょう。
カラーを変えるのも考えて
ボブカットを失敗した場合、ヘアカラーを変えるだけで雰囲気が良くなる場合も稀にあります。イメージと異なったと思った場合は美容師さんにはっきりとそのことを伝え、カラーの依頼をしましょう。場合によってはハイライトやローライトなど立体感の生まれるカラーを施すことで大きくイメージアップにつながることもあります。グラデーションカラーにすることも一つの手と言えます。いずれも二度と失敗しないために、美容師さんとしっかりと検討してから行うようにしましょう。
美容師さんとよく相談を
カットやカラーの失敗は、自分に似合わないヘアスタイルを選んでしまっていたりカラーとの相性が悪かったりなど様々な要因があると言えます。しかしいずれもお願いする美容師さんとのコミュニケーションがしっかり取れていれば未然に防げるものばかりです。まずは自分のなりたいショートボブのイメージを強く持つこととともに、美容師さんとしっかりと相談を重ねることが大切と言えるでしょう。その際は雑誌や画像を用いてイメージの擦り合わせを行うとともに、普段の服装や生活スタイルなども一緒に伝えると最適なスタイリングを提案してくれますのでオススメです。
まとめ
今回はショートボブを失敗しないために、美容室に行く前にすべきことから美容師さんに相談する際の注意点、もし失敗してしまった時の解消法までトータルでご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。意外と美容室で自分のイメージを伝える時間というのが少ないと感じている人も多いと思いますので短時間でもしっかりと自分のなりたいイメージが伝わりやすい工夫をすることも大切かもしれません。いずれも美容師さんとしっかりとコミュニケーションを取りながら理想の自分に近づけていきましょう。