災害時の備えは万全ですか?
いつ何が起きるかわからないのが災害の恐ろしいところです。
何かおきた時にすぐに避難できるよう、防災グッズはひとまとめにしておきたいですね。
色々と大切なものはあるかと思いますが、緊急時にその全てを持ち出すことはできません。
安全を第一として、本当に重要なものだけを厳選してリュックにつめておきましょう。
今回はそんな、有事に備えて準備しておきたい基本防災グッズについてまとめてみました。
懐中電灯
地震などで大規模な停電が発生することがあります。
明かりがないのは不便というだけでなく、精神的にも不安定になるので、懐中電灯を用意しておきましょう。
マッチやろうそく、替えの乾電池もあるとなお安心でしょう。
手回し式ラジオ
災害時にテレビが見られない場合、ラジオが重要な情報源となります。
手回し式ラジオは電池の交換が必要なく、中には充電機能のついたものもあります。
スマホなどの充電にも使えるので、電源コードと一緒にしておくと良いでしょう。
水&非常食
水と食料は何よりも重要です。水はペットボトルだけでなく、断水時に水を溜めておける折りたたみ式のウォータータンクもあると良いでしょう。
食料は保存期間が2〜5年と長く、火を通さなくても食べられるものがおすすめです。
何を持っていけばいいのかわからないという方は、ネットで約3〜5日分の防災食料セットを購入しましょう。
家族が多い場合は多めに購入し、いくつかのリュックに分けて入れておけば持ち運びにも便利です。
小さなお子さんのいる方は、ミルクや離乳食などもお忘れなく!
携帯トイレ
災害時のトイレ問題。特に女性は気になるのではないでしょうか。
断水になると水洗トイレが使えなくなるため、もしもの時に備えて使い捨てタイプの携帯トイレを持っておくと良いでしょう。
携帯トイレは、5パックで1,000円程度で購入できます。
救急セット
絆創膏や包帯、消毒液、鎮痛剤や常備薬などもお忘れなく。
自宅に救急箱を置いている方は多いかと思いますが、災害時に持ち出すとなると避難が遅れてしまいます。
防災用の救急セットを用意し、避難用のリュックに入れておくと安心です。
ウェットシート
避難中は、毎日お風呂に入ることはできません。
そんな時にはウェットシートがおすすめです。大判のものが1枚あれば、全身を拭くことができます。
体がべたべたしていると気分まで滅入ってしまうものです。汚れをきれいに拭き取ってリフレッシュをしましょう。
防災シート
何かと使えるアルミ製の防災シート。
下に敷くのにも使えますし、寒い時には体に巻きつけて暖をとることもできます。
ペラペラすぎるものはすぐに破けてしまうので、ある程度厚みのあるものを選んでください。
防寒グッズ
寒さによって体力を奪われないよう、小さく折りたためそうな上着を入れておくと良いでしょう。
防寒として着用するのはもちろん、寝る時の上掛けとしても使えます。
冬場の場合は、使い捨てのホッカイロもあると便利です。
ラップ&紙皿
断水時に大活躍するのがラップと紙皿。
ラップを紙皿に敷けば、繰り返し使える簡易食器になります。
ラップはガーゼの上から巻いて包帯がわりにしたり、足先に巻いて保温をしたりすることもできますよ。
いざという時のため、備えは常に
防災バッグとして上記すべてのグッズが入ったものも販売されていますが、購入したら一度全て出して中身を確認することをおすすめします。
自分の目で確認しない限り、何がどこに入っているかが把握できず、いざというときに必要なものを取り出せなかったりします。
「自分が住んでいる場所では絶対に何も起こらない」なんてことはありません。
いつ何が起きてもおかしくないんだという危機感を持って、しっかりと防災の備えをしておきましょう。