親子でルールをしっかり決めよう
期間の長い夏休み、ルールをしっかり決めておくことがとても有効です。それも、親子で話し合ったり子供自身に決めさせることが大切。やる気も生まれ、責任感もついてきます。
”目標”または”約束”という名のルールにしてもOK
もし、少し反抗期に入っているような時期なら、子供は強制されることを嫌うかもしれません。
その場合、「ルール」という言葉に拒否反応を示す子供もいるでしょう。でもここは、楽しく前向きにルール設定をしたいところ。親としても強制ではなく、自らの気持ちで自発的に動いて欲しいですよね。
そのためには「目標」や「約束」という言葉を使うと、すんなり受け入れてくれるかもしれませんよ。『自分で決めたこと』というのがポイントです。
具体的にはどんなルール?
まず、《無理をさせない》というのは絶対条件です。達成しやすいルール、守れそうなルールにしておくことで、ルール達成に導きましょう。
それにより、子供は「ルールを達成できた」という成功体験を積むことができ、達成感を実感できます。
具体的には、「宿題をしてからおやつにする」「プリントを1枚してからゲームにする」など。「お手伝いを1日1回する」もよいでしょう。
子供自身に決めさせる
これは大きなポイントといえます。自分自身で決めることが出来ると、強制ではない、「自分の提案」だからこそのヤル気が生まれます。
決めるときは一緒に考えたり、見守ってあげましょう。子供が困っていたり、あまりにも子供本意なルールになりそうだったら、2択や3択などに。程よく親としての意向も取り入れたルールを、さりげなく導き出してあげられるとよいですね。
壁に貼って視覚的に分かりやすくする
決まったルールは、紙やボードなどに書いて壁に貼っておきましょう。一緒に書いたり、もしくは本人に書かせることで自覚も出ます。
分かりやすく達成感を味わってもらうためにカレンダー式にしたり、表にしたりして、達成出来たら何か印をしましょう。シールでもよいですし、花まるでもよいですね。
特別に「何個たまったら…」.という”ごほうび”を設定するのもよいでしょう。ごほうび制度には賛否両論ありますが、長い長い夏休みなので、親子でストレスをためないよう毎日を笑顔で過ごす手段としては、よい方法ではないでしょうか。
小さな達成感で大きな成長を
たっぷり時間のある夏休み。たくさん遊んで、たくさん笑って、たくさん成長して欲しいものですよね。
ルール作りといっても難しく考えず、毎日ほんの少しの達成で大丈夫。その達成感はこつこつ積み上がっていき、子供の大きな自信へと繋がるでしょう。ちょっとした工夫でママも楽ちんに、子供も楽しく、そして成長の夏休みを過ごしましょう!