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職場に婚約指輪をつけていっても大丈夫?チェックしたい3つのこと
婚約指輪を職場につけていって上司や先輩に注意される前に、まずは婚約指輪をつけていっても大丈夫な職場なのかどうかを確認しておきましょう。
社内規定を確認しよう
婚約指輪を職場につけていく前に、社内規定を調べてみましょう。社内の統一を図るために、ガイドラインとして服装や身なりの社内規定を設けている会社も多いもの。業務内容や職種によっては婚約指輪はおろか、装飾品をつけることが一切許されていない場合もあるでしょう。また、たとえ装飾品をつけても問題のない職場でも、華やかすぎるデザインの指輪の着用は避けたほうが良い場合もあります。
職場の雰囲気を考えよう
服装や身なりに関する社内規定が厳しくない会社の場合、婚約指輪の着用は個人の判断にゆだねられるでしょう。そのような場合には、職場の雰囲気を考える必要があります。ファッショナブルな女性が多い職場では婚約指輪をつけてもそれほど問題はないかもしれませんが、年齢層が高い男性が多い職場では渋い顔をされる場合も。アクセサリーについての明確な社内規定がないときには、職場環境に合わせて婚約指輪の着用を決定するようにしましょう。
周囲の人への影響を考えよう
婚約指輪を職場につけていくかどうかで悩んでいるときには、仕事の邪魔になるかどうかだけではなく、周囲の人に与える影響についても考えるようにすべきです。婚約指輪を職場につけていくことで、その気はまったくなくてもマウンティングしていると捉えられることもあります。また、嫉妬やねたみの対象になってしまい、それまで順調だった職場の人間関係に亀裂が入ってしまうこともあるでしょう。
婚約指輪を職場につけていきたい理由とは
職場に婚約指輪をつけていきたいという女性は意外に多いようです。いったいどのような理由があるのでしょうか?
短期間しかつけることのないものだから
一般的に婚約指輪は高価なものが多く、婚約期間中にだけつけるものです。婚約から結婚までの比較的短い期間にしかつける機会がないものだからこそ、ひと時も肌身離さずつけておきたいと願う女性がいるのも当然のことかもしれません。
アクセサリーをつけていても問題のない職場だから
どんなアクセサリーをつけていても注意されない職場だと、婚約指輪の着用も問題ないだろうと思えるのではないでしょうか。また、同じ職場で働く人が以前に婚約指輪をつけてきたことがある場合などには、自分もつけていっても大丈夫だろうと思ってしまうようです。ですが、婚約指輪のデザインによっては、職場につけていくのがふさわしくない指輪があるのも事実。そこで次に、職場につけていける婚約指輪のデザインと選び方についてご紹介します。
職場でつけても浮かない婚約指輪のデザインと選び方の5つのコツ
職場にもつけていける婚約指輪をどのように選ぶことができるのでしょうか。職場で着用しても邪魔にならない婚約指輪の選び方の5つのコツをお伝えします。
リング幅の細い婚約指輪で控えめに
リング幅が細ければ細いほど、繊細で上品な印象になります。一般的に指輪の幅は2.5cm~3.0cmが平均的ですが、控えめな印象を与える婚約指輪を選びたいなら2.5cm幅以下の指輪がおすすめです。3.0cm以上の幅のリングは存在感があるため、ほっそりした手の女性がつけると目立ちすぎるほか、カジュアルな印象を与えてしまうこともあります。
立て爪タイプより埋め込みタイプを
職場でつけることを前提に婚約指輪を選ぶなら、ダイヤモンドを立て爪で支えているタイプのリングよりも、ダイヤモンドが埋め込まれたタイプのリングを選んでみてはいかがでしょうか。ダイヤモンドの輝きを引き立てる立て爪タイプの婚約指輪は定番デザインです。しかし、存在感のあるデザインの立て爪タイプは、立て爪部分が衣類などに引っかかってしまう恐れがあるため、職場で身につけたり日常使いしたりするのが難しいでしょう。
大きすぎないダイヤのものを選ぼう
適切なカラット数のダイヤモンドを選ぶには、女性の体型や使用頻度などを考えあわせなければなりませんが、職場につけていくのであればカラット数が大きすぎないダイヤモンドの婚約指輪がおすすめです。婚約指輪のダイヤモンドのカラット数の平均は、0.2~0.3カラットといわれています。しかし、女性の年齢が上がるにつれて、購入する婚約指輪のカラット数も大きくなる傾向に。確かに大きなダイヤモンドつきの婚約指輪は見栄えは良いかもしれませんが、職場では悪目立ちする可能性もあるので注意が必要です。
石の少ないシンプルなデザインがおすすめ
職場にもつけていける婚約指輪を選ぶなら、シンプルなデザインのものが良いでしょう。センターストーンの周りに小さなダイヤモンドを散りばめられたメレや、小さなダイヤモンドを石畳のように敷き詰めたパヴェは華やかな印象を与える人気デザインの婚約指輪です。しかし、ゴージャスに見える指輪は職場にはそぐわないため、ダイヤモンドやほかの宝石を問わず、できるだけ石の少ないタイプの婚約指輪を選ぶようにしましょう。
悩んだら重ねてつけるセットリングを
最近では、婚約指輪と結婚指輪を重ねてつけるようにデザインされたセットリングが人気です。セットリングなら婚約指輪だけが目立つこともなく、結婚指輪と重ねてつけた場合でも自然な印象の手元を演出できます。
職場ではできるだけ避けたい婚約指輪のデザイン
・宝石やダイヤモンドが目立ちすぎるもの
・立て爪タイプのもの
・華やかなパヴェやメレ
婚約指輪を職場でつけるときのポイント
婚約指輪をつけても問題のない職場だったとしても、気をつけたい点がいくつかあります。社会人としてのマナーを守るためにも、下記の3つのポイントに注意しましょう。
ほかの人への配慮を忘れない
職場にはさまざまな立場の人がいるため、常にほかの人への配慮を忘れないようにしましょう。中には、交際や婚活が順調ではない人もいるでしょうし、結婚生活に問題を抱えている人もいるかもしれません。周囲の人の気持ちを不必要に乱すことがないようにするためにも、見せびらかすために婚約指輪を職場につけていくのは避けたほうが良い場合もあるでしょう。
仕事の邪魔にならないかどうか検討する
アクセサリーをつけても問題のない職場でも、仕事の邪魔になるようであれば婚約指輪の着用を控えたほうが良い場合もあります。結婚を機に退職する予定だったとしても、働いている間は仕事でミスをしないように心がけたいもの。また、結婚しても仕事を続けたいと思っているのなら、なおのこと職場での評価をできるだけ落とさないようにする必要があるでしょう。
派手すぎるものは避けよう
職場につけていく婚約指輪は、控えめなデザインのほうが上品に見えます。派手すぎるデザインのものを職場につけていくと浮いて見える可能性が高く、むやみに周囲の人の注意を引いてしまう恐れがあります。公務員や教員などの職業についている場合には職場での婚約指輪の着用が難しいかもしれませんが、たとえ着用可能な場合でも装飾性の高い指輪はふさわしくないでしょう。
まとめ
結婚指輪よりも高価なことが多く、着用する期間も短い婚約指輪。大好きな彼にもらった婚約指輪だからこそ、いつも身につけておきたいと願う方も多いでしょう。もしも職場につけていくのであれば指輪をつけても大丈夫な職種か、そして職場の雰囲気を考える必要があります。婚約指輪をつけても問題のない職場の場合でも、上品に見える控えめなデザインの指輪を選ぶようにすれば、周囲からも祝福される素敵な婚約期間を過ごすことができるでしょう。