男性が方言がかわいいと感じる理由
そもそも、どうして男性は方言をかわいいと感じるのでしょうか。これにはさまざまな理由を考えることができます。詳しく見ていきましょう。
言葉の中に温かみを感じるのが方言
方言というのは言葉の中に温かみを感じやすいもの。標準語の場合は、堅苦しくて冷たい印象を与えてしまうこともあります。それよりも方言の方がイントネーションや語尾などが異なっているため、より相手に対して魅力を与えることができるでしょう。
地域の文化の美しさを無意識に感じさせるのが方言
方言というのはそれぞれの地域に固有の文化となっています。日本は歴史の長い国。それぞれの地域において、独自の文化が長い時間をかけて熟成されてきました。その結果として、それぞれの地域ごとに方言というものが生まれてきたのです。
最近は、テレビやラジオなどの影響もあって若い人の方言が薄れてきています。しかしながら、地域の文化を継承しているという意味でも方言を使った方が好ましいと言えます。
方言を使っている人を見ると、意識せずともその人が地域の文化を大切にしていると感じとれますね。一番分かりやすく地域の文化を伝えてくれるのが方言と言えます。
語尾や言葉の終わりがかわいい方言ランキング
方言にもさまざまな種類が存在していますが、語尾や言葉の終わりが通常よりも変化しているものが多いです。こちらは簡単に真似することができるため、試しに使ってみるのも良いですね。それではどのような方言があるのか、そのベスト7をランキングで見てみましょう。
第7位 伊予弁(愛媛県)「~わい」
まずはランキング第7位、伊予弁「~わい」です。伊予弁は愛媛県で話される方言。「~わい」は、「~です」「~だよ」といった肯定の意味合いのことばです。語尾が「~わい」となると、力強いというよりは柔らかくて優しいイメージがあるので、かわいらしく感じられるのでしょうね。

第6位 熊本弁「~ばい」
ランキング第6位の方言は、熊本弁の「~ばい」です。九州地方の方言としてよく聞く語尾ではないでしょうか。
男の人が使っているとかっこいい印象となる語尾ですが、女の子が使うと逆にかわいい印象になったりします。男女の印象のギャップが大きい方言の一つです。

第5位 福島弁「~だべ?」
ランキング第5位は、福島弁の「だべ?」です。「~じゃないですか」「~でしょう」というように、相手に対して同意を求めるために使われる語尾です。
他にも「~だべした」や「~だんべ」といった言葉がよく使われています。これらはベエベエ言葉といわれ、いわゆる東北弁によく見られる方言であり、温かみを感じますね。

第4位 関西弁「~やねん」
ランキング第3位は、関西弁の「~やねん」です。最近は関西弁を使う芸能人が増えていて、特にお笑い芸人がこちらの語尾をよく使っていることが多いため耳にする機会は多いですね。女子がこの語尾を使うと可愛らしさを強調することができるでしょう。

第3位 京都弁「~してはります」
ランキング第3位は京都弁です。京都弁では「~してはります」「~してはりますの」「~してはるの」といった語尾が使われることがあります。
京都らしい、上品で奥ゆかしさを感じさせる方言となっています。

第2位 広島弁「~じゃけ?」
ランキング第2位は広島弁の「~じゃけ?」です。「~だから?」という意味合いですね。「じゃけん」や「じゃけぇ」といった言い回しも普通に使われています。

第1位 博多弁「~やけん」「~っちゃ」
ランキング第1位は、博多弁「~やけん」「~っちゃ」です。こちらも「~だから」という意味となります。日常会話ではよくこちらの語尾が使われます。
あまり硬苦しい感じがなくてゆるい感じの語尾となっているため、かわいらしさをアピールできるでしょう。特に女子が「~やけん」というのはかわいいと思う男子は多いのです。
博多弁の場合は語尾に「~っちゃ」とつけることもあります。こちらも女子に使って欲しい博多弁として多くの方がかわいいと思うものでしょう。「~しよっちゃ」であれば、「~してるよ」や「~しようよ」という意味となるなど、さまざまな語尾に「~っちゃ」が付けられます。

「好き」がかわいい方言
女子から「好き」と言われて喜ばない男子はいません。それをただ好きと言うのではなくて、方言で言うとさらに可愛くなるでしょう。好きという言い方にもそれぞれの地域において方言の違いが存在しています。「好き」が可愛らしく聞こえる方言をランキングで見てみましょう。
第4位 岩手弁「好きだっちゃ」
ランキング第4位は、岩手弁です。「好きだっちゃ」という表現になります。さらに「付き合ってけねが」という言葉が付けられることもあります。
だっちゃについては、過去に漫画作品のキャラが使っていたことで話題となったこともあります。もし彼女から好きと言われるときに「好きだっちゃ」と言われてしまったら、男子はとてもキュンとしてしまかもしれません。
第3位 関西弁「好きやねん」
ランキング第3位は関西弁です。「好きやねん」となりますが、こちらは聞いたことがある方も多いでしょう。「好きなんだ」「好きなのよ」といった意味となります。
かつて「好きやねん」という言葉の入っている歌が話題となったことがあります。関西弁のイントネーションで「やっぱ好きやねん」といわれるとキュンとしてしまう男子は多いでしょう。「好っきゃねん」という発音となることもあります。
第2位 広島弁「好きじゃけ」
ランキング第2位は広島弁です。広島弁においては「好きじゃけ」となります。「ぶち好きじゃけ」と言われることもありますね。この場合は「すごく好き」という意味となります。「好きじゃけえ」と言われることもあるでしょう。
かわいい「好き」の言い方としてトップクラスの人気があるといっても過言ではないでしょう。最近は広島が注目される機会も増えています。こちらの方言で愛の告白をしてみてはどうでしょうか。
第1位 博多弁「すいとーよ」
ランキング第1位は博多弁です。博多弁の場合は「好き」という言い方まで方言としてなまっています。
「愛している」の場合は「あいしとーよ」という言い方もあります。人によってはとても可愛らしくてはまってしまうかもしれません。
ネットでウワサ!?「キスして」がかわいい博多弁
いろいろな方言の中でも博多弁のかわいさが注目されていることが多いです。特にキスしての言い方が博多弁だと可愛いと話題になっているのです。どのような言い方があるのか紹介しましょう。
「チューしたいっちゃん!」
博多弁ではキスをしたいときには「チューしたいっちゃん」と言います。語尾にちゃんがつくのはとてもかわいらしいでしょう。思わず男性はあなたにキスをしてしまうかもしれません。
「チューしたいけん」
こちらも男性が聞くとかなり可愛らしくて思わず女子を抱きしめたくなってしまうかもしれません。博多弁だといろいろなバリエーションが存在しているのです。
「チューしていいと?」
「チューしていいと?」と相手に質問する言い方もあります。基本的に福岡の女性というのは最近は標準語であることが多くなっているのですが、親しい相手に対して方言を使う傾向があります。そのため、このような言い方がされるようになったならば、その女性は相手ととても親しくなっていると思っているのです。
「いつチューしてくれると?」
キスをしてほしいけれどもなかなかしてくれない男子相手に尋ねる言い方がこちらの言い回しです。こんな風に女子からキスのことについて言われてしまえば、もう男子はキスをしなければいけなくなるでしょう。
京都弁のかわいいセリフ
京都弁もかわいいセリフがたくさん。男女問わず人気の方言です。美しい京都の街並みや舞妓さんのイメージなどと相まって、上品で女らしく奥ゆかしい言葉に聞こえてきます。おっとりした落ち着きのある中にも華やかさが感じられる、そん京都弁にキュンとしてしまう男性も多いでしょう。
「かんにんな」
「ごめんなさい」の意味の京都弁です。もしもデートに遅れてしまっても、息を切らしながら申し訳なさそうに「かんにんな」なんて言ったら、彼はすぐに許してくれるかもしれませんね。
「かなんなあ」
「かなわんなあ」を縮めたことばで、「困ったわ」といった意味合いです。ちょっとわがままを言った彼に「かなんなあ」と困って見せたら、そのかわいらしさに「ごめん」ってすぐに謝ってくるかも?
「あきまへん」
「いけません」「だめです」といった意味合いの京都弁です。「あきまへん。そんなことできまへん。」という断り方であれば、「だめです。そんなことはできません。」と言うより柔らかく、角が立たない表現となりますね。
否定的なことも強くきっぱりと断るというより、やんわりと伝えられる京都弁。それもかわいらしく聞こえる理由の一つかもしれません。
まとめ
いろいろなかわいい方言についてまとめてきました。こちらで紹介したもの以外にも、まだまだ日本にはかわいらしい方言がたくさん存在しているのです。ただし、方言というのは基本的にそこに住んでいる人が使うべきです。そのため可愛いからといって、場にそぐわず方言を真似て使ってしまうと失敗してしまうこともあるため、注意してください。