夫婦生活の中で会話がなくなっていく…これって普通?~Aさんの場合~

結婚9年目となるAさんが、溜息混じりに語るのはこんな夫婦生活。

「子供のことの連絡以外、話すことがなくなってきました。私も主人もお喋りではありません。私はもともと一人の時間が好きな方だったのですが、あまりにも会話がないので、この二年ぐらい私から他愛ない話でもいいので会話しようとしてみました。」

もともと話すことが好きな夫婦同士であれば、他愛もないごくありふれた話題から、「そういえば今日さ」「ところで昨日の◯◯はどうだった?」と意識しなくても話に花が咲いていくでしょう。

では、その逆はどうかといえば…。特別「お話好き」ではない旦那さんと奥さんが何年も一緒に過ごしていれば、残念ながら、この方のように「必要最低限の報告」のような会話だけになってしまうということも少なくないようです。

お互いに共通の趣味や思想がないとマンネリ化する?

先述のAさんはこう続けます。

「専業主婦歴9年、ママ友の話やドラマ、ニュースなどぐらいしか話すことがなく、多分つまらないのだと思います。」

こうして見ると、お互いに趣味が合う夫婦というのは、とても仲が良さそうに見えますよね。例えば、夫婦で一緒に登山をする方や、テニスなどのスポーツにお互い熱中し合う。そんなカップルは、たいてい朗らかでいつも仲が良さそうです。そして、結婚当初と同様に、お互いに対して関心が高い。そんなイメージがありますよね。

「マンネリ化」というといよいよ夢がありませんが、ママ友の話やドラマ、ニュースの話ばかりが9年…。そうなると、旦那さんにとっても奥さんにとっても、好奇心が勝手に前に出ていくような会話には発展しないのかもしれません。

結婚生活は、パートナーとの距離があまりにも近すぎる

「先日、

『私の名前は最近の子供にはつけられないねー。昭和っぽいのかなー?でも、私が子供時代もあまり名前一緒の子、いなかったし…でも私は結構自分の名前気に入ってるの』

 って言ったら、

『どうでもいいし』

とだけ言われました。もう興味がないんでしょうね…」

本来、結婚というものそのものが、カップル同士にとって「距離が近すぎる」のかもしれません。

旦那さんと奥さんの距離が、自信の親や親戚、友人よりも圧倒的にクローズなものとなる結婚後の生活。つい、退屈のあまり冷たい言葉で突き放してしまう。そんな場面を経験する奥さんも、世の中には多いのかもしれませんね。

Aさんは続けます。

「会話力がない自分も悪いのでしょうが…毎日さみしいです。趣味でも見つけた方がいいでしょうか?同じような方いらっしゃいますか?」

夫婦であれば、「会話力」や「トークスキル」なんて気にもせずに、仲良く一緒に居れて、お話できる関係が理想ですよね。そんなアットホームな環境を求めて、最初は「この人と誰よりも近くなりたい」と考えて結婚をするのでしょう。

結婚生活はどうなるのか・どう変わるのか。誰にも分からない

もともとがおしゃべり好きではないとは言え、だからといって会話の無い夫婦生活が居心地良いかというとそれは別です。家族だからこそ、腹を割って何でも話したいと考えている人は多いのでは。

やっぱり同じ毎日ばかりが刺激のないものとして続くと、旦那さんにとっても奥さんにとっても「寂しい」のに、「楽しい話題がない」または「常に独りでいたい」という心理に至りがちなのかもしれません。

9年後までを見通して結婚相手を選ぶ。そんな難しいことが完璧にできる人なんていないでしょう。でも、9年間一緒にいただけの他へと代えがたい信頼感がきっとあるのではないでしょうか。

Aさん夫婦にとって、また出会った頃と同じような気持ちになれる、良い刺激が訪れるといいですね。