同棲の注意点は?一緒に暮らすために抑えておきたい注意点

好きな人と一緒に暮らしたいと考えるのは男性でも女性でも同じではないでしょうか。愛する人と一つ屋根の下で暮らせるのはそれだけで幸せですし、いつも一緒にいられるのは嬉しいですよね。

今現在、パートナーとの同棲を考えている方もおられるでしょうが、ここでは同棲の注意点を中心にご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてください。

そもそも同棲の定義って何?

友人が彼氏と同棲しているという話を聞いて羨ましいと感じたことのある方もおられるでしょうが、そもそも同棲の定義とはいったい何なのでしょうか。

同棲とはひとつの家で一緒に暮らすこと

同棲とはひとつの家で一緒に暮らすことを指しています。一般的には彼氏の家、もしくは彼女の家で一緒に暮らすことになりますが、どちらかの実家で一緒に暮らすことを同棲ということもあります。

ただ、基本的には結婚もしていない者同士が実家で暮らすということはあまり考えられませんし、多くのケースでは彼氏か彼女どちらかの家で一緒に暮らすことになるでしょう。

半同棲と違うのは住所を共にし完全に一緒に生活している点

最近では半同棲も流行っていますが、半同棲と同棲との違いが分からない方も多いと思います。半同棲だとほとんど一緒に暮らしているという状態で、お互いが別々の住所を持っていることがほとんどです。彼氏の家で半同棲する場合だと彼女が持ち込む荷物も必要最小限ですし、その日の気分で自宅に戻るようなこともあります。
この場合だと彼女も賃貸マンションやアパートなどをそのまま契約したままというケースが多いですし、ケンカなどをしたときはすぐ自宅に戻れるというメリットがあります。

一方の同棲ですが、こちらは住所を共にして完全に一緒に生活している状態です。そのため、彼氏の家で同棲する場合だと彼女は賃貸アパートやマンションを解約して転がり込んでいることが多いですし、基本的に荷物もすべてその家に持ち込んでいます。ずっと一緒にいることが多いですし、若いカップルだとワンルームや1Kのような狭い間取りの部屋で同棲ということもよくあります。

結婚と同棲が異なるのは婚姻届を出しているかどうか

結婚と同棲はどう違うのか分からないという方もいるでしょう。一つの家で一緒に暮らしているのならそれはもう結婚と同じことではないのか、と思った方もおられるでしょうが、もっとも大きな違いは婚姻届を出しているかいないかということです。

結婚となると婚姻届を役所に提出しなくてはなりませんし、基本彼女の苗字も変わるでしょう。同棲はあくまで一つの住居で一緒に暮らしているだけであり婚姻関係はありません。

同棲が3年続くと内縁(事実婚)の関係に?

内縁の妻、といった言葉をニュースなどで耳にすることがあると思いますが、これは同棲が3年続くと事実婚とみなされ内縁として認められるのです。

この状態だと婚姻届は出していなくても婚姻の事実があると認められますし、裁判などでも婚姻状態にあったと判断されます。

みんな同棲をしている?同棲に関する統計データ

そもそも世の中のカップルは同棲をしているのかという疑問を感じた方もおられるでしょうが、果たしてどうなのでしょうか。

恋人と同棲したことのある人は全体の30%ほど

恋人と同棲したことがある方は全体の30%ほどと言われています。いきなりお付き合いから結婚という流れではなく、まず同棲することでお互いの良いところも嫌なところもすべて知ることができます。

結婚の準備という意味でも同棲をしようと考える方が多いのではないでしょうか。

同棲経験者のうち約半数が結婚する傾向

同棲を経験した方のおよそ半数が結婚する傾向にあるというデータもあります。先ほど少しお話したように、同棲も3年続くと事実婚のような扱いとなりますし、実質一緒に暮らしているのですからほぼ結婚しているのと同じです。

また、一緒に住んでいるのに結婚していないとなると体裁も悪くなりますから、そうした理由から婚姻届を出して正式に籍を入れるというケースも多いようです。

結婚前に敢えて同棲するカップルは全体の3分の1ほど

結婚する前に敢えて同棲するカップルは全体の1/3ほどいるというデータがあります。結婚してから後悔しないように敢えてお互いの生活リズムなどを知るために同棲するというケースもあるようですね。

確かにそのほうが一緒に暮らし始めてからギャップを感じることも少ないでしょうし、結果的にいいのかもしれません。

同棲の注意点:部屋選び

同棲をするにあたってはさまざまな注意点があります。注意点を理解していないとすぐに別れてしまうようなことも考えられますから注意が必要です。ここではまず部屋選びにおける注意ポイントをお伝えしましょう。

結婚していない同棲カップルは借りられない物件もある

とりあえず2人で暮らせる部屋ならどこでもいいや、と思っている方もいるでしょうが、賃貸住宅だと2人入居を許可している物件でないと2人で住むことはできません。

1LDKのような間取りの物件でも基本1人入居となっていることが多いですし、2人入居は断られてしまうことがあります。また、2人入居可となっていても結婚していない同棲カップルは不可となることがありますから注意しましょう。事前に不動産会社の担当者に相談しながら部屋を選んだほうが無難ですね。

保証人は必要な物件と不要な物件がある

部屋を借りるとなると当然保証人も必要となってきます。保証人が必要な理由ですが、もっとも大きな理由は入居者が家賃などを滞納したときに徴収するためです。かつての賃貸物件だと保証人はほぼ間違いなく必要だったのですが、最近では保証会社を利用すれば保証人は不要という物件も増えてきました。

同棲に使用する物件にしても保証人が必要かどうかは物件によって変わってきますから、保証人を用意できないという場合は保証会社を利用できる物件を選びましょう。

保証会社を利用すれば誰でも借りられるというわけではありません。保証会社は入居者が家賃の滞納などをしたときに弁済しなくてはなりませんから当然審査もあります。保証会社の審査で落ちてしまうとその会社を利用することはできませんし、当然物件も借りられなくなります。クレジット系の保証会社だとクレジットカードの過去の金融事故情報などもチェックされていますから、審査に通らなくなる可能性は高くなるでしょう。審査の比較的緩い保証会社などもありますから、これも不動産会社と相談してください。

同棲が成功している間取りは2DKが多いよう

同棲が成功しやすい間取りは2DKと言われています。この間取りだとお互いの部屋を持つことができますし、プライベートな空間も確保できます。いくら好きな相手と一緒に暮らすといっても四六時中一緒だと息が詰まります。

人間一人の時間も必要ですから、この間取りだと一緒に暮らしていても息苦しさを感じないのではないでしょうか。ご飯を食べたり一緒にテレビを観るときはダイニングキッチンで、それ以外の時間は自分の部屋で過ごすということもできます。

立地は片方だけでなく2人にとって不便さがないところを

2人にとって不便さがない立地の物件を選ぶということも大切です。男性の職場に近いからという理由で物件を選んでしまうと女性が不便になってしまう可能性があります。後からケンカになってしまう可能性もありますから、二人にとって便利に暮らせる立地の物件を選ぶということが大切です。

家賃は手取りの3割程度を目安に設定する

家賃は手取りの3割程度を目安に設定するのが基本です。あまり家賃が高い場合だと不動産会社や大家の入居審査に通らない可能性がありますから注意しましょう。

また、これ以上家賃の割合が占めるようだと生活が行き詰ってしまうこともありますし、家賃を払えないということにもなりかねません。このあたりはシビアに考えたほうが良いでしょう。

ペットを飼いたい場合は可・不可・相談可を忘れずにチェック

同棲と同時にペットを飼い始めるというカップルは少なくありません。犬や猫を飼いたい場合は事前にペット可物件かどうかを確認しておく必要があります。多くの賃貸物件はペット不可になっていることが多いですが、今は空前のペットブームということもあってペット可物件も増えています。

ペット可物件でないとバレたときに退去を命じられてしまう恐れもありますから注意が必要です。また、ペット可物件でもペットを飼う場合は家賃が高くなることがあるため事前の確認が必要です。

オートロックや浴室換気乾燥機など必要な設備があるか確認

設備もきちんと確認しましょう。治安があまり良くない地域や夜真っ暗になってしまうようなエリアで物件を借りるときにはできるだけオートロックや防犯カメラを設置している物件がイイですね。

昼間女性が自宅にいるような場合だと特にそうです。また、浴室乾燥機やエアコンなどの設備の有無も確認しておきましょう。

騒音がひどくないか・治安が悪くないかなど周辺環境も重要

騒音が酷いと日々ストレスを感じながら生活しなくてはなりません。住環境はとても大切な部分ですから、部屋を決めるときには部屋のスペックだけでなく周辺環境もきちんと確認しておくことです。

先ほども少し触れたように治安が悪い地域だといろいろ心配ですから、なるべくそのようなエリアは避けたほうがいいかもしれませんね。

同棲の注意点:引越しに伴う手続き

引越しに伴ってさまざまな手続きもありますから覚えておきましょう。

住民票関連

同棲するにあたって住民票を動かす必要があります。役所できちんと手続きしておきましょう。引越ししてから14日以内に手続きをしないと5万円以下の罰を受けるケースもあるため要注意です。

電気・水道・ガス

電気や水道、ガスなどのライフラインの手続きも必要です。ギリギリではなくできるだけ早めに手続きしてください。電気・水道・ガス、いずれも、領収書や検針票を見ると、受付窓口の番号が書かれています。インターネットでの手続きも可能なので、やりやすい方法を選ぶと良いでしょう。

インターネット

ネットを利用するのなら当然インターネットの解約や契約の必要もあります。最近ではWi-Fiを利用している方も多いと思います。ポケットWi-Fiであれば、引越し後もそのまま利用が可能です。ただし、住所変更の手続きは忘れずに行ないましょう。

運転免許証・パスポート・銀行・クレジットカード

住所が変わったらこれらの手続きもしなくてはなりません。特に運転免許証は身分証明証の代わりとして利用している方も多いと思いますから、早めに手続きしておきましょう。

郵便転送

郵便転送の手続きをしておくと1年のあいだ郵便物を新居に転送してくれます。オンラインからでも手続き可能です。引越しの際の手続きはバタバタしてしまうので、まずは転送サービスを利用し、引越しが落ち着いてから一つずつ住所変更の連絡をしていくと良いでしょう。

同棲を長く続けるコツ


同棲を長く続けるポイントについてお伝えしたいと思います。

過剰な束縛や干渉はしない

束縛や干渉はお互い嫌になるだけですし、すぐに同棲解消ということにもなりかねません。たとえば、相手が出かけるたびに、「どこに行くの?」「誰と会うの?」と聞いてばかりいれば、「信頼されていないのでは?」と不快な思いをさせてしまうでしょう。当然、携帯電話を勝手にみるといった行為もNGです。心配になる気持ちはあっても、過剰な束縛や干渉は避けましょう。

家事は役割分担する

家事の分担がケンカの原因となるカップルは非常に多いです。今では男性が家事をするのもごく当たり前になりました。家事はしっかりと役割分担するようにしましょう。

女性が男性に任せたい家事は、ゴミ出しや食事の片付け、お風呂掃除といった意見が多いようです。簡単だけど意外と手間になるような家事を彼氏に任せることで、彼氏への負担は少なく、彼女にとっても楽になるので、ちょうど良いのかもしれません。彼氏が家事を手伝ってくれたら、当たり前と思わず、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。「ありがとう」と一声かけるだけで、いっそう頑張ってくれるかもしれません。

共有の財布で生活費を賄う

生活費は共有の財布で賄うようにしましょう。どちらかに負担が偏り過ぎると不満が噴出してしまいます。家賃や電気代、インターネットなど、一緒に使うものはすべて共有の財布から払うことで、不公平さがなくなり、お金に関する不満も減るでしょう。

自分で散らかしたものは自分で片付ける

一人暮らしをしていて、今まで服などを脱ぎっぱなしにしていた人もいるでしょう。しかし、誰かと一緒に暮らす以上、こうした習慣をそのまま続けるのは良くありません。当たり前のことですが、お互いが気持ちよく過ごせる空間を作るためにも、自分で散らかしたものは自分で片付けるようにしてください。

帰宅時間が遅くなるときは連絡を入れる

仕事でもプライベートでも、何らかの事情で帰るのが遅くなってしまうことはあるでしょう。それ自体は仕方ないとしても、連絡がなければ、「何かあったのでは…」と相手を不安にさせてしまいます。帰る時間が予定より遅くなるときはできるだけ連絡を入れるようにしましょう。

食事が不要なときには早めに伝える

会社や友人との付き合いなどで、突然夕ご飯がいらなくなることもあるかもしれません。早い段階でわかっているなら、できるだけすぐに伝えておきましょう。準備を始めてから、あるいは作り終わってから連絡すれば、「せっかく作ったのに…」と後からケンカになってしまいます。

ひとりの時間をつくる

同棲しているとしても一人の時間は必要です。やりたいことをできないのが、知らないうちにストレスとなっていることもあります。同棲しているからといって、ずっと一緒にいなければいけないわけではありません。お互い趣味を楽しむ時間を作り、息抜きしながら生活することが長続きの秘訣です。

たまにはデートをする

同棲し始めるとデートも少なくなりがちですし、手を抜いてしまいがちです。しかし、これはマンネリ化の原因にもなりかねません。たまにはデートをして新鮮な気持ちを取り戻しましょう。

気をつけたい同棲解消!その理由とは?


同棲解消となるとその後関係を修復するのは難しくなってしまいます。ここでは代表的な同棲解消の理由をご紹介します。

恋愛感情がなくなった

常に一緒にいることで恋愛感情がなくなってしまい、同棲解消に至るということは意外と多いです。実際一緒にいる時間が長いと、いるのが当たり前になり最初のころのドキドキ感は減ってくるでしょう。しかし大事なのは、それでもその人とずっと一緒にいたいと思えるのかどうかです。恋愛感情がない=好きじゃない、というわけではないので、そんな時こそ改めてお互いの将来について考えてみましょう。

マンネリ化している

これも先ほど同様、一緒にいることが当たり前になってしまいマンネリ化してしまったために同棲解消になるようなパターンですね。デートでいつもと違う場所に出かけてみる、記念日に高級レストランを予約してみるなど、普段とは違うことをしてみると、マンネリ化が解消されるかもしれません。

金銭的余裕がない

同棲だと何かとお金がかかることもあります。金銭的な余裕がなくなったことで同棲解消に至るということもよくあります。2人で節約する方法を考えてみるなど、ポジティブに考えられれば、同棲解消を阻止できるかもしれません。

転勤が決まった

転勤が決まったことで同棲できなくなってしまったという話もあります。これ自体は仕方のないことですが、転職をきっかけに結婚を考えてみるのも一つでしょう。

まとめ

同棲における注意点についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。同棲にはメリットや魅力もたくさんありますが、覚えておくべき注意ポイントもたくさんあります。後悔しないようにまずはどちらもしっかり理解しておくべきでしょう。同棲を検討されている方はぜひ今後の参考にしてくださいね。