攻撃的な人を見かけたことはありますか?
今までの人生で攻撃的な人を見かけたことがある方もおられると思います。誰彼構わずに暴言を吐いたり、いきなり攻撃するような発言をする方はいたと思います。やたらと他人を攻撃することに執着し、人を攻撃することでしか自分を満足させられないような人がいるのも事実です。できることならこんな人とはお近づきになりたくないものですし、関わりたくはないですよね。
攻撃的な人の特徴
冒頭でもお伝えしたように、攻撃的な人にはいくつかの特徴があります。ここではまず攻撃的な人に見られる代表的な特徴についてお伝えしましょう。
劣等感を抱えている
攻撃的な人は何かしらの劣等感を抱えているケースが多い傾向にあります。コンプレックスがあるゆえに他人を攻撃したくなる、攻撃せずにはいられないのです。コンプレックスに悩んでいるため、コンプレックスもなく幸せそうに暮らしている人に腹が立つ、イライラするということもあるのでしょう。攻撃的な人すべてに劣等感があるわけではないでしょうが、実際に攻撃的な人をよく知るとこうした傾向が多いのです。
自己愛がとても強い
自己愛が非常に強い人だと攻撃的な傾向にあります。自分のことがとにかく大好きで、自分以外の人はみんな格下だと思っているようなタイプです。自分が誰よりも一番であるという何の根拠もない自信を持っていることも多いですし、自分の意見が退けられてしまうと途端に激高して攻撃的になるようなこともあります。
気分にムラがある
気分にムラがある人も攻撃的なことが多いです。さっきまではとても上機嫌だったのに突然怒り始める、という人が周りにいるかもしれませんが、そういう人はいろいろと面倒くさいですよね。気分にムラがあるのは攻撃的な人の特徴です。
支配欲が強い
攻撃的な人は支配欲が強いという特徴もあります。自分の支配下に置きたいために攻撃的になることもありますし、支配するために徹底して攻撃するようなこともあります。すんなりと自分に支配されるような人へはそこまで攻撃しないですが、拒否するような相手に対しては延々と攻撃を繰り返すようなことも少なくありません。
攻撃することで自分の立ち位置を高めている
どうして人を攻撃するのだろう、と思ってしまうほど他人を攻撃している人もいますが、攻撃する人というのはその行為によって自分の位置を高めていることも少なくありません。他人を攻撃することによって自分が優位に立ちたい、自分の正当性をアピールしたいという考えも透けています。
褒めてほしい
褒めてほしいという想いから人に対して攻撃的になる方もいます。褒めてほしいのならもっとほかにアピールの仕方もあると思うのですが、このような人は基本的にそれができません。それゆえに攻撃してしまうのです。
自己中心的
自己中心的な人は攻撃的な傾向にあります。世界は自分を中心に回っていると思っていますし、自分の思い通りにならなければ攻撃的になります。実に理不尽なのですが、自己中心的な人というのは往々にしてこういうものです。自分の思い通りにならなければすぐに怒り出して攻撃的になりますし、それゆえにまた周りから自己中心的だと言われるようになるという負のスパイラルに陥っています。
思い込みが激しい
思い込みが激しい人は攻撃的ですね。このタイプは被害妄想などもとても強いですし、勝手に自分で妄想しては思い込んでしまい他人に対して攻撃的になってしまいます。あの人たちは自分の悪口を言っているに違いない、私のことを陥れようとしているに違いないと思い込んでしまい、それゆえに攻撃的になってしまうのです。周りからするといい迷惑なのですが、実際このような人は少なくありません。
攻撃的な人の標的にされやすい人の特徴
いつも攻撃的な人のターゲットにされてしまうという人も確かにいますが、そのような人にも特徴があります。攻撃的な人から狙われてしまわないよう、ここで特徴を理解し改善しましょう。
立場が弱い
立場的に弱い人はどうしても攻撃的な人のターゲットになってしまいがちです。立場が弱いということはそれだけで攻撃の材料を与えてしまっていますから、攻撃的な人からすると絶好の的なのです。その人の立場が変わらない限り攻撃的な姿勢を緩めることはないでしょう。
言い返さない人
何を言われても言い返さない人もいますが、これだと攻撃的な人を余計に調子に乗らせてしまいます。攻撃しても言い返してこない、反撃してこないということを理解していますし、それゆえにどんどん攻撃もエスカレートしていきます。このままだといつまで経っても攻撃されてしまいますし、終わりも見えませんから自分の主張はしっかりとするべきでしょう。言い返さないままだとその状況から抜け出すことはできません。
孤立している人
孤立している人も攻撃的な人のターゲットにされやすい傾向にあります。孤立しているということはその人を助ける人も少ない、もしくはいないということですから攻撃しやすいです。自分が攻撃しても誰も守りにこない、自分を止めるものもいないということですから攻撃的な人からするとこれほど狙いやすい人もいません。
目立つ人
目立つ人も攻撃的な人から的にされてしまうことがあります。出る杭は打たれる、ではありませんがこういうことは多いですよね。目立つ人も攻撃的な人からするとその存在自体が攻撃の対象となりますし、攻撃しやすいと思われてしまいます。なんだかんだと理由をつけては攻撃をしてくるようになるでしょう。
攻撃的な人から身を守るには
攻撃的な人のターゲットになってしまうといろいろ面倒です。特に学校や職場にこういう人が一人いるだけで気分が陰鬱になってしまいますよね。ここでは攻撃的な人から身を守るための方法をお伝えします。
相手にとって害がある人物ではないことを伝える
攻撃的な人は自分の身を守るために先制攻撃を加えていることも多いです。そのため、相手に対して害のない人物であることを伝えることで攻撃をかわすことができます。相手としても攻撃する理由がなくなれば攻撃はしてこないでしょうし、害がないと分かると攻撃してこなくなることも多いです。
顔色をうかがわない
常に人の顔色を窺ってしまうような人もいますが、これは攻撃的な人からするとかっこうの的です。それだけでイライラする、むかむかするなどいろいろな理由をつけて攻撃されてしまいますから、人の顔色を窺うのはやめましょう。攻撃的な人に限って意外と小心なものですし、こちらが堂々としていれば攻撃されなくなります。
適度に距離をとる
攻撃的な人はそこにいるだけで正直面倒くさいですから、適度に距離を保つのもポイントです。距離が近すぎるといつ標的にされてしまうか分かりませんし、ムラのある性格に振り回されるのも面倒でしょう。距離をとれるのならそれに越したことはありません。
周囲の人と仲良くする
孤立してしまうと攻撃的な人から狙われやすくなりますから、周りの人と仲良くすることを心がけましょう。そうするだけで攻撃的な人から身を守ることができます。
まとめ
攻撃的な人はどこにでもいますし、いつ自分がターゲットになるか分かりません。このようなタイプの人にターゲットにされてしまうと本当に面倒くさいですし、自分に何の落ち度もないとしても立場が悪くなってしまうようなことも考えられます。ここでは攻撃的な人から身を守る方法についてもいくつかご紹介しましたから、近くに攻撃的な人がいるという方はぜひ参考にしてくださいね。一番いいのはそういう人と関わらないことです。