こじらせるとはどんな状態?言葉の意味・こじらせる男女の心理に迫る

:PNさん
PNさん
心理学などをもとに悩む人々の相談相手として活動しています。ピアヘルパーの資格を持っています。

「○○(名前)って、こじらせてるよね~。」と自分が誰かに指摘されたり、友人などが誰かのことをいっていたりして「どういうこと?」となる方もいるでしょう。

今回は心理学に通じているPNさん提供の情報を基に、

  • こじらせるとはどんな状態?
  • こじらせる女性の心理
  • こじらせる男性の心理
  • こじらせる人によくある女性の行動心理
  • こじらせる人によくある男性の行動心理

についてまとめました。

こじらせるとはどんな状態?

こじらせるとは何か、解釈のしかたのひとつを解説します。以下の内容をチェックして、人物像をイメージしてみましょう。また、辞書上での意味についても記載しています。

自己を正当化している

こじらせるとは、自分の中にある問題について、何かしらの理由をつけて自分を正当化している状態です。たとえば、本来であれば自分の中にある問題なのにもかかわらず、相手に責任転嫁して問題を余計に難しくしてしまうことを指します。また、いいわけや理屈を並べて問題を複雑化させてしまっている状態ともいえるでしょう。

辞書におけるこじらせるの意味

一般的に使われているのは、病気を治りにくくさせる、悪化して長引かせる意味でのこじらせるでしょう。たとえば、風邪をこじらせたなどの表現のしかたがあるわけです。

ほかにもこじらせるという言葉には、物事をもつれさせる、解決を難しくさせる意味があるのはご存知でしょうか。軽はずみな発言で問題をこじらせてしまったなどの使い方をします。

こじらせる女性の心理

考え方の癖が強いのが、こじらせる原因になっています。こじらせ女子という言葉が生まれていますが、その心理について見ていきましょう。

現実逃避

こじらせる女性の心の働きとしてありがちなのが、この現実逃避です。自身の煮え切らない気持ちに嫌悪感を抱いている割には理屈でいっぱいで、頭でっかちに物事を考える傾向があります。

また、勇気が出なかったり踏み出せなかったりする言い訳を何かと頭の中で過度に考えがちです。いわゆる真面目タイプに該当する性格の女性によくある心理といえるでしょう。

完璧主義

こじらせる女性は、よく自己評価が低いといわれます。しかし、見方によっては異様に自己評価が高い女性ととらえることもできるでしょう。

というのも、こじらせる女性はすべてか無かという完璧主義の傾向があり、完璧でない自分は無価値と無意識に思っています。

これは、裏を返すと自分に対して過度な期待をしている表れという見方が可能です。したがって、ある意味では非常に自己評価が高いといえます。

こじらせる男性の心理

何かあっても頭を切り替えて未来に目を向ける、またはすんなりと新しいことを受け入れるのが不得意な男性は、こじらせる傾向があります。これらについて、詳しくは以下のとおりです。

未練がましい

女性にありがちなこじらせる心理が現実逃避であるのに対し、男性はこの未練がましさが主としてあげられます。

相手を思いやる、物事を女性的に考えられるような繊細さがあるともいえますが、一方でそれが災いしてしまうのが、こじらせる男性の特徴です。

いつまでも過ぎたことを悔やんでいたり、引きずっていたりして、過去に生きてしまう傾向がとても強いといえるでしょう。

変化が苦手

男性は生物学的に見ると、変化を苦手とする性という見方がされており、変化に上手く対応できない自分への苛立ちを覚えがちです。

そしてそれを何らかの形で正当化しようとしたり、対応力に乏しい自分を隠そうとしたりする心理が、こじらせることに行き着かせてしまいます。

こじらせる人によくある女性の行動心理

こじらせる女性は、自分の存在に対して、生きているだけで価値があると自信を持てていません。そしてそれは、たとえば以下のような行動に表れる傾向があります。

自分の行動をすべて思い返す

したこと全部を振り返り、完璧にこなしているか否かを確認する傾向が、こじらせる女性にはあります。その際には、できたことより自分のしてしまった失敗を数えて、それについて理屈を並べ立てようとしがちです。

問題に固執する

自分の行動を細かく思い返す点では分析力に非常に優れているといえますが、いつまでも問題に囚われてしまう傾向があります。結果的に、いわゆる木を見て森を水に該当するような状態を、自分自身でつくり出してしまいがちです。

まわりから見ると「なぜそんなところでループしているのだろう……。」と、首をかしげられるようなことでも、延々と引きずってしまったり、考えすぎてしまったりする傾向があります。

条件付きでしか自分を評価しない

子どもの頃に、たとえば試験で満点を取ったときしか親にほめられなかったという経験をしている方は、こじらせる傾向があります。

たとえば仕事自体を楽しむことができず、自身に対する条件付き評価のために仕事に取り組むところが、こじらせる女性の行動としてありがちです。

人の好意を素直に受け取らない

男性にかわいい、きれいなどいわれても何か裏があると警戒しがちです。また、ツライときに自分の気持ちを表現する、人に甘えるのもみっともないと思う傾向があります。

子どもの頃に無条件の愛を親から与えられなかった女性のほか、傷ついたときに癒してくれなかったという過去を持つ女性がこうなりがちです。

こじらせる人によくある男性の行動心理

何かあるといつまでもぐちぐち文句をいい続ける、ちょっとからかわれるとすぐキレる、揚げ足をとるような発言が多いなど……。こじらせる男性には、厄介な特徴を持つ方が多いです。

過去を引きずる

自分のことを認められず、延々と過去を引きずる傾向がこじらせる男性にはあります。何か仕事で失敗をしても、それを糧にするどころか自信を失う一方です。仮に誰かが励ましの言葉をかけても、それを否定する、自分を卑下する発言をする傾向があり、意味がありません。

強がりで負けず嫌い

こじらせる男性にありがちな特徴として、逃げるのを恥だと思っている節があり、強がりで負けず嫌いな心理を持っています。子どもの頃から「男の子なのだから泣いてはいけない。」などといわれて育っているなどすると、こじらせる状態になりやすい性格であるといえるでしょう。

感情の処理のしかたがわからない

腹の立つことがあると、自分の感情を処理できずに怒りの感情を憎しみや恨みにまで発展させてしまいがちです。冗談を真に受け、ちょっとしたことで喧嘩になりやすいのも、こじらせる男性の特徴です。そのため、こじらせる女性より厄介な傾向があります。

冷めた考え方をしている

こじらせる人にあてはまりやすいのが、何事に対しても冷めている点です。仕事や趣味などに熱くなった経験が乏しいため、それができる人たちに異様に嫉妬します。

自分が不器用であるのを知りながら、正当化したい心の働きがあるため、気に入らないことがあると皮肉や嫌味をいう傾向があります。そうしなければアイデンティティを維持できず、ストレスをためてしまうのです。また、コメンテーター気取りな発言が多いのも、こじらせる男性にありがちといえるでしょう。

まとめ

こじらせる女性とこじらせる男性はともに、周囲から見ると絡みにくさを感じる癖の強さを持っています。今回ご紹介したこじらせる男女の特徴の中に自分にあてはまる点があった方は、意識して改善を目指してみるのも良いでしょう。度が過ぎると、孤立してしまうかもしれないためです。