価値観が違うと感じるポイントと人間関係を向上させる7つの対処法

カップルや夫婦の相性をあらわすとき、価値観という言葉を使います。価値観が同じだったり似ている部分が多かったりすると、共感できるところも多くなるので相性もイイと言えます。しかし価値観が違うと、意見の食い違いが多くなりけんかが絶えないということも少なくありません。もしも好きになった人と価値観が違ったときはどうしたらいいか?価値観が違う人とうまく付き合っていく対処法を紹介します。

価値観が違うという事とは?


価値観というのは、生まれ育った環境や親の考え方に影響されます。仲のいい友達同士でも、付き合っている恋人同士や夫婦でも、価値観が同じとは限りません。そもそも価値観というのは何なのか?価値観は人それぞれに違います。一緒にいて気が合う人なら価値観が似ているとか近いと感じることも多いですが、全く同じ価値観の人はいません。似ていてもどこかしらが違うので、個性のようなものと考えていいかもしれません。

価値観の違いを感じる11つの原因とは?

居住環境のこだわり

居住環境は自分は育った環境に大きく影響されます。例えば親が綺麗好きで、いつも家の中が整理整頓されていてゴミひとつ落ちていないような環境で育った人と、家の中がいつも散らかっていてキッチンも汚れているのが当たり前という人がいたとしましょう。

違う環境で育った2人がひとつ屋根の下で生活をともにするとなったとき、前者はいつも整理整頓して片付けるのが当たり前でも、後者は片付けなどしなくてもいいと考えます。こういうときに価値観の違いを痛感するのです。

金銭感覚のズレ


金銭感覚も価値観の違いを感じてしまう要因となります。例えば女性の化粧品を例にすると、自分にとって必要でありそれを使うことで効果の実感などもあれば、多少高くても使い続けようと思います。しかし化粧品を使わない男性によっては、なぜたかが化粧品にそんなにお金をかけるのかが理解できません。

趣味のためならお金に糸目は付けないという主義の人は、収入のほとんどを趣味に注ぎ込みます。その趣味を理解できない人からすると、あんなにお金を使うのか理解できないとなってしまいます。これも価値観が違うからです。

結婚観の違い

母親が専業主婦でいつも家にいて、学校から帰ると出迎えてくれるという家庭で育った人。母両親共働きで、学校が終わったら学童に行くか鍵を渡され家で1人で留守番をしていたという環境で育った人とでは、結婚観が違ってきます。前者は女性は結婚したら家庭に入り家を守るのが結婚のあり方だと考えますが、後者は女性も働いて家計を支えると考えます。これは収入の違いにもよりますが、専業主婦になるか兼業主婦なるかの違いは女性にとってとても重要です。

結婚観でいうと、両親や親族との関わり方も価値観の違いが現れます。どちらの両親も大切にするのが当たり前と思う人、女性は男性の家に嫁ぐのだから自分の両親よりも夫の両親を優先すべきと考える人が夫婦になったとき、意見の食い違いが生じます。

相手の趣味への理解

カップルや夫婦でも、相手の趣味が理解できないことはあります。共通の趣味を持っていればお互いの趣味にも理解がありますので、生活を脅かすような無茶なことをしない限り制限したり相手を否定したりすることはないでしょう。全く違う趣味の場合は、相手がそれを受け入れられないような場合には価値観の違いからけんかになることも多くなってしまいます。

趣味にもいろんなジャンルがありますが、認めているけど自分には押し付けないで欲しいと考える人もいれば、何が楽しいのか理解できないとか、宝物のように大切にコレクションしているものを見ても興味がない人にとってはガラクタにしか見えません。

好きな食べ物への違い


食べ物に関しては多少わがままが入ることも多いですが、少ない食べ物が違うときも価値観の違いを実感します。好き嫌いが多い人は、外食するにも条件が限られるので毎回同じ店に食べに行くというのも珍しくありません。

もう片方は好き嫌いもほとんどなく、いろんなものを食べに行きたいと思う人だと、食に関する価値観の違いでこの人とは合わないと感じてしまうのです。食に関しては生きていく上で欠かせないモノの一つですから、価値観が合わないとうまくやっていけるか不安になることも多いです。

お互いの優先順位のズレ


働いている人なら、プライベートよりも仕事を優先するのが一般的です。しかしそうではない人もいます。冠婚葬祭など特別な事情があるなら、仕事を休むのも仕方ありません。しかし単に行く気にならなかったとか、嫌なことがったから会社を休むなど身勝手ことをしてしまうと一般的な考え方とは優先順位が違うと思われてしまいます。

仕事をするにあたりルールがあるので、皆ルールに従い働いています。当然優先順位も決まっていますので、何を優先すべきかは考えなくても分かります。しかし価値観がズレていると、優先すべきことを後回しにして、あまり重要ではないことから手を付けようとする人もいます。

休日の使い方の違い

恋人同士なら休日はデートをしたいと思いますし、夫婦でも休みの日くらいはどこかに出かけたいと思う人もいます。しかし全ての人がそう思うとは限らず、毎日忙しいんだから休みの日くらいはゆっくり休みたいと、相手よりも自分を優先すると前者とは意見が合いません。2つ同時に予定が出来てしまったとき、恋人を優先するか自分を優先するか、これも価値観の違いがはっきりと出ます。

仕事に対するこだわり

立ち仕事
働き方というのも人によって違います。稼ぐことを優先するか、お金よりもやりがいを重視するかは人にとって違います。会社は仕事をしに行くところだから、職場の人とは必要なこと以外話しをしないという人もいれば、仕事終わりに一緒に飲みに行ったり休日に一緒に出かけたりする人もいます。

仕事で成果を出すことに重きを置いている人と、結果よりもプロセスが重要と考える人でも意見が食い違うことはあります。これは会社の経営方針などにも関係してきますが、仕事に求めるモノやこだわりにも価値観の違いははっきり出やすいです。

友人や家族の優先順位

恋人ができても結婚しても、友人との付き合いを大切にしたいと考えるのは悪いことではありません。しかし何をするにも恋人や家族より友人を優先してしまうと、そのうち恋人や家族には不満がたまってしまいます。まだ結婚していないなら、恋人より友人を優先するのも仕方ない場合があります。でも頻度が高いと、価値観の違いからけんかになります。

家族を大切にするのも悪いことではありませんが、友人との先約があるにもかかわらず後から家族を優先するというのが続けば、友人からは信頼されなくなる可能性があります。何事もバランスが大切ですから、極端に偏らないようにしましょう。

異性の友人との付き合い方

恋人でも夫婦でも、パートナー以外の異性との関わりは慎重なくらいがちょうどいいかもしれません。やましい気持ちは一切なく軽い気持ちで異性の友人と食事に行った場合、それを聞いて快く思わない人とは価値観が違います。食事に行くくらいならOKという人でも、手をつないだりキスしたりすればそれを浮気ととらえる人もいます。どこからを浮気や裏切りと考えるかも価値観の違いが大きく現れます。

価値観が合わない人を受け入れるために重要な5つのポイント

基本的に他人と自分は違うと考える

価値観が合わないからその人とは付き合わない、と区別できたら楽なのですが世の中そうはいかないことの方が多いです。価値観というのは人それぞれで、基本的に自分と他人は違うのが当たり前と思っておくといいでしょう。自分に共感してくれる人もいれば、共感できない人もいるのです。

価値観が違うポイントを冷静に突き止める

この人とは価値観が違うと感じたら、真っ向から否定するのではなく自分とは何が違うのかを冷静に考えてみるのも大切です。自分との違いがわかれば、次に何かがあったときその人とはこういうところが違うから、意見が違うのも仕方ないと思えるようになります。最初から違うと分かっていれば、お互い嫌な思いをせずに済みます。

我慢せずに価値観の違いを話し合う


価値観が違う人に自分の価値観を押しつけようとしても、相手は不快に思うだけです。逆の立場になったとき、人の価値観を押し付けられたら嫌だと思いませんか?ときに我慢も必要ですが、らちがあかないなら、価値観の違いについて話し合うことでお互いの蟠りをとくことができます。我慢しなくてもいいですが、感情的にならず静かに話し合うことも意識してください。

他の人に攻撃的になっていないか自分を見直す

自分と価値観が違うとその人を否定したくなることがあります。こういうときは自分と違うからと、特定の人に対し攻撃的になってしまいがちです。そもそも価値観は人によって違うのが当たり前ですから、違うからと攻撃的な態度をとられたら相手を不快にします。歯向かうつもりはなくても、最初からけんか腰では話を聞くのも嫌になってしまいます。

相手の立場になって考えてみる

自分と価値観が違う人がいた場合、相手も自分とは違うと感じています。自分中心で考えてしまうと相手を悪とみなしてしまうこともあるでしょう。しかし相手からしてみるとその逆で、あなたのことを悪と思っているかもしれません。価値観が違うときは、相手の立場で考えてみてください。自分がされて嫌なことはしないようにしましょう!

価値観の違う方への7つの対処法

相手の価値観を否定しない


価値観は人によって違うのが当たり前です。こういうとき相手を否定してしまいがちですが、否定しても相手の価値観が変わるわけではないので何のか解決にもなりません。否定はせず、違うなりにどうしたら丸く収まるかを考えましょう。

相手の価値観に関心を持つ

自分と価値観が違っても、それについて考えてみるとこんな価値観の人もいるんだと新たな発見になります。相手の価値観に関心を持つことで、今まで見えていなかった部分が見えてくることもあります。違いからと否定せず、まずは関心を持ってみてください。

自分の価値観を押し付けない

誰でも自分の価値観が正しいと思いがちです。自分と違うからそれが間違いとは限りませんし、もしかしたら自分の価値観が世間一般とズレているという可能性もあります。自分と違うからと言ってそれを押し付けようとしても、相手を不快にするだけです。価値観の押しつけほど人に嫌われることはありません。話し合いをしようとするとき、押し付けてしまいがちなので注意してください。

価値観の違う者同士歩み寄る


価値観が違うからあいつとはやっていけない、こう考えるのは簡単です。プライベートな付き合いなら関係を断つこともできますが、仕事関係の付き合いではそうも言っていられません。違うなら歩み寄ってみることが大切です。全く合わないとしても、相手が自分にないものを持っていることもあればその逆もあります。拒絶してしまうとそこから先に進めませんが、歩み寄ると何か解決策が見えてくるかもしれません。

相手に過度の期待をしない

人は無意識に相手に期待してしまうことがあります。価値観が違う相手にわかってくれるだろうと期待しても、おそらく期待通りに行くことはないでしょう。過度に期待するほど、そうならなかったときの落胆が大きくなります。だったら最初から期待しなければいいのです。

早い段階で不満を冷静に伝え話し合う


価値観が違うというのは、相手と接していれば比較的早い段階でなんとなくわかるものです。違うとわかった時点でそれを受け入れ冷静に相手に伝えてみてください。感情的になると相手も感情的になるので、冷静に伝えることが大切です。否定するのではなく、お互い価値観の違いを認め話し合いましょう。

お互いの妥協点を見つける

価値観が違うからその人とはうまくやっていけない、と決め付けるのは時期尚早です。違うところが多くても、その中に妥協できるポイントがあれば案外スムーズに行くことも多いです。大切なのは相手を否定したり責めたりしないこと、最初から価値観が違うと認め話し合えば妥協できるところはあるはずです。

まとめ

価値観については育った環境や親の影響で決まるので、どんなに仲がいい友達同士でも、愛し合っているカップルや夫婦でも価値観の違いを痛感することはあります。違いがわかったとき、それを受け入れ考えるかによって、その後の関係性は大きく変わってきます。

違うからと否定したり批判しても何の解決にもなりません。期待しすぎると期待通りにならなかったときに、相手を否定してしまいたくなります。価値観は他人と違って当たり前です。違うなりにどうしたら歩み寄れるかを考えるようにすると、うまくいくことが多いです。