後ろの髪のハネを直すポイントは「根元」
朝起きたら後髪がすごい事になっていた!という経験は誰でもありますよね。子どものうちはそのままで出かけてしまう事はあっても、大人になると髪の毛のセットも身だしなみの一つと考え、そのまま外出するわけには行かないものです。
後髪にできてしまったハネなどを直すためには根元をしっかりとリセットする事が大切です。後髪の癖をリセットするために重要な事を確認しておきましょう。
1 後ろ髪の根元を濡らす
後髪にできたハネやうねりの原因は、寝ている時にできてしまったいわゆる寝癖です。寝相もそうですが、夜髪の毛を洗ったときの乾かし方が甘かったなどの理由から朝の爆発につながっているので、一度髪の毛をリセットする事が大切です。
一度リセットすると言っても、朝の忙しい時間に髪の毛を洗っている暇はないという人も多いですよね。その場合は、髪の毛の根元を濡らすだけでも十分に効果があるので試してみましょう。
2 後ろ髪の根元に空気を入れるように
後髪がハネていると、そのハネている箇所にだけ目が行ってしまいハネの部分を一生懸命水で濡らして修正しようとしてしまいます。実際に多くの人がやっている方法ですが、髪の毛の癖は根元を修正するだけで大幅に変わってくるので、根元をしっかりと塗らして一度リセットして、その後空気を入れるように乾かしていくだけで、何をやっても直らないと思っていた後髪のハネをしっかりとな直す事ができます。
3 毛先はいじらないのにハネが直る
後髪についてしまった頑固はハネがなぜ根元を濡らして乾かすだけで、きれいに修正させるのでしょうか。それは、後髪がハネてしまっているのは、寝ている時に根元が潰されている事が原因となっているからなんです!
寝ている時にまくらと自分の体重でつぶされてしまった根元をしっかりと起き上がらせる事でおかしな癖を一瞬にして直す事ができます。癖をなおすためにどんなに水でクセの部分をリセットしても直らないのはこのためです。髪の毛のスタイリングで重要なのは、あくまでも根元と覚えておきましょう。
寝癖で後ろ髪がハネる原因は髪に残った「水分」
寝癖と聞くと思い浮かべるのがピント外に向かってハネてしまった髪の毛ですよね。何度も修正を試みても中々できないという人も多く、そのまま束ねてしまって外出をするという話も良く聞きます。そもそも寝癖で後髪がハネてしまうのは髪の毛に残った水分なんです。
夜髪の毛を洗って寝る時、大雑把に乾かして後は自然乾燥という人も多いのではないでしょう。実際に半分ドライヤー、半分自然乾燥で寝てしまうと、乾ききれなかった水分が残っている状態になっているので、髪の毛に癖がつきやすくなってしまいます。
しっかり髪を乾かして寝る事が大切
髪の毛は半乾きや濡れた状態のままで寝てしまうと、髪の毛に癖がつきやすいだけでなく、頭皮に雑菌がつきやすくなってしまいます。また、頭皮だけでなく、寝具が濡れてしまってダニなどの雑菌を呼び寄せてしまう事にもなるので、清潔に保つという観点からも髪の毛が濡れたままで寝るのはNGなのです。
濡れたままだと頭の重さで「プレス」されやすい
髪の毛が濡れたまま寝ているという人も意外と多く、その理由は乾かすのが面倒だからという理由です。髪の毛を濡れたまま寝てしまうと、枕と頭の間に入る事で変な風にプレスされてしまう事になります。そうなると、外に大きくハネてしまったり、直りにくいうねりなどが出てしまうので髪の毛は乾かしてから寝るという事を徹底する事が大切です。
寝癖を直すのも「水分」で
後髪に寝癖がついてしまうと、中々直らなくて朝苦労したという話も多いですよね。その頑固な寝癖を作っているのが髪の毛に残っていた水分ですが、実は、その寝癖を直すにも水分が重要な役割を果たしてくれるのです。
寝癖をてっとり速く直すには「水」で濡らしてドライヤーをあてる
出来てしまった寝癖を悔やんでも直るわけではありません。しかしスタイリングはしないといけない。そう考えると、てっとり早く直す方法が重要となります。寝癖を直すのに一番簡単な方法が、ついてしまった寝癖を一度リセットして再度もとの状態に戻してあげるという方法です。
ついてしまった寝癖の根元の部分をしっかりと濡らして、一度髪の毛をリセットします。その後、ドライヤーの熱を空気をいれるようにくしゃくしゃと充てるだけでハネていた髪の毛が自然と内側に入っていくので、一生懸命髪の毛の表面をひっぱって修正するのではなく根元を濡らしてドライヤ―をするだけで、驚くほど効果的に寝癖直しをする事ができます。
ドライヤーを使わずに蒸しタオルとブラッシングで直す
髪の毛を濡らして一度リセットする事が大切と解っていてもそれでも濡らして乾かしている時間がないという人は、蒸しタオルとブラシを使って修正する事ができます。ついてしまった癖にレンジなどで作った蒸しタオルをあててしばらく放置、その後ブラッシングをするときれいに癖を取る事もできます。
しかし、根元の癖自体がしっかりとれていないとまたうねり出したり、ハネが中々とれないという事態になる可能性もあるため、蒸しタオルだけでなく根元を濡らすなどの工夫を交えると頑固な癖もしっかりと取る事ができます。
ヘアミストを使う時のポイントは根元をしっかり濡らすこと
寝癖ができてしまったら、髪の毛が決まらないので諦めて束ねているという人も、寝癖の簡単な直し方を知っておくと、朝のスタイリング時間を大幅にカットする事ができます。様々な方法がありますが、中でも重要なのは根元。どんな方法でも寝癖の部分だけに焦点を当てるのではなく、しっかりと髪の毛全体のスタイリングも考えて、寝癖を直して行く事が大切です。
全体的にぼわ~と寝癖になってしまったら
朝起きて一ケ所だけ髪の毛がハネているなど、ピンポイントの寝癖の場合はその対処法も楽に済ませる事ができますが。髪の毛が短い人などは特に、朝起きたら髪の毛全体が寝癖になっているという事も日常茶飯事といえます。ショートへにとっては最大のピンチと言える髪の毛全体の寝癖はどうやって修正するのがいいのでしょうか。
ショートで髪の多い人にあるある後ろ髪の盛り上がり癖
ショートヘアの場合、朝起きた時の寝癖がひどいとかなりの命取りとなってしまいます。思い切って髪の毛を洗ってしまうという人もいますが、できれば簡単に直したいと思っている人も多いんです。
特に、ショートヘアで多い、後髪の盛り上がり癖です。ぼこっと大きくいびつに膨らんでしまうとこのままセットするのは難しいもの、朝から髪を濡らしたりドライヤーを利用して修正して行く事が大切です。
膨らみ過ぎの後ろ髪は根元をドライヤーでしっかり温める
後髪が膨らんでしまっていびつなスタイルになってしまったら、膨らんだ部分にドライヤーの温風を当ててふくらみを修正する事が大切です。完璧にぺったんこにしたい場合は、髪の毛を濡らしてしっかりと引っ張る事も有効的ですが、ある程度膨らみを残しておきたいヘアスタイルの場合も多いため、その場合はドライヤーの熱を利用して抑える事がポイントです。
ポイントはドライヤーの熱を膨らんでいる部分にしっかりと充てた後、冷めるまで髪の毛を抑える事です。髪の毛の性質として温まった後冷めて行くときに髪の毛の状態を固定するため、温風を充てたあとは冷めるまで待つ事が大切です。
冷めるまで手のひらで膨らんだ部分を押さえて待つ
膨らんだ部分の修正にドライヤーの熱を利用しますが、温風を充てたあとしっかりと冷めるまで抑える事がポイントとなっています。そのため、温風を充てる時もしっかりと手のひらで押さえながら充て、その後状態を保ったまま髪の毛が冷めるまで待っておくようにしましょう。そうすると適度に髪の毛のふくらみが取れてきれいにスタイリングをする事ができます。
まとめ
朝起きた時どんなに目覚めが良くても髪の毛に寝癖がついていると途端に朝の準備でバタバタとするようになります。
朝は余裕を持ってなるべくゆったりと過ごして外出をしたいと思っている人も多いですよね。平和な朝を迎えるためにも、寝癖を付けないように夜から注意しておくことはもちろん、簡単に直す方法を知って上手に自分でスタイリングをしていく事が大切です。