結婚とは何か?恋愛と結婚の違いと結婚する10の意味

多くは恋愛がうまくいっていても、それだけでは不安になり結婚をしたいと思うものです。両想いであれば二人で一緒にいることもでき、同棲をすることもできます。しかし、相手に配偶者がいれば、それはできません。結婚をしていても恋愛はできますが、恋愛をしても結婚できるとは限りません。恋愛と結婚は異なるものです。人はなぜ結婚したいと思うのでしょうか?恋愛と結婚の違いについてみていきましょう。

結婚とは何か?

家族になること

恋愛と結婚の大きな違いの一つは、家族になることです。新しい親ができ、兄弟や姉妹ができ、親戚ができます。戸籍も一つになり、苗字が変わります。同じ家に住み、生活を共にします。お盆はお正月にはお互いの親の家に行ったり、親戚の結婚式に出席したり、お互いの親や親戚づきあいをするのが常です。基本的には経済面において協力し合うのも家族です。夫が稼いで妻が専業主婦になったり、夫婦で仕事をしたり、形がさまざまですが、家賃や住宅ローンをはじめ、さまざまな生活費をお互いが負担します。

そういった物理的なつながりと同時に、精神的なつながりを持つのも家族です。お互いの親に何かあったときには助けたり、生活をしていく中でトラブルがあれば二人で一緒に解決をしていったりするのが家族です。結婚をするということは、相手を互いに助けていくという意味も含まれるのです。

子供を作ることができる関係性のこと

日本では一夫多妻制は認められていません。既婚者が結婚していない相手との間に子どもを作ることも、可能ではありますが、それは倫理に反することであり裁判の対象になったりします。結婚をすれば、誰にもとがめられず、周りから「おめでとう」と祝福されて子どもが作れる関係になります。恋愛中でも子供を作ることはできますが、入籍をしていないと父親の認知がない限り、父親からの扶養や相続を受ける権利がないことになります。生活費や子どもの将来などを考えると、結婚をした方が安心です。

社会的な信頼を得ることができること

いつまでも独身でいると、何か問題でもあるのかもしれない、と見られることがあります。適齢期がくれば多くの人は結婚し家庭を築きます。特に男性は、家庭を持ち自分が大黒柱になって家族を支えていくことで一人前と見られます。結婚ができたということは、世の中で一人でもその人を認めてくれて、生涯をともにしていこうと誓ってくれた人を見つけられたということです。自分で働き、家族を支えているということで、社会的信頼を得ることができます。

一緒になる相手と何十年も先の未来を考えること


結婚を決めるということは、子どもを作り、成長を見守り、子どもが巣立った後も二人で死ぬまで一緒にいると誓うことです。その間には親のことや仕事のことなど、さまざまな生活の変化があるでしょう。どのような時も、何があっても、二人で乗り越えていくことを誓い、どのような将来を築いていくかを決め、暮らしていくことです。

結婚する10の意味

お互いに人間的に成長する

結婚をした人は独身の人をみると「自由でいい」と感じることがあります。結婚なんてしなければよかった、と思うこともあります。それだけ、制限があり、苦しいことやつらいことが増えるからです。しかし、それらの経験は忍耐強くなること、相手を大切に思うこと、愛情を深めることなどさまざまな面において、人間的に成長することでもあります。

結婚をすると、今まで自由に使えていたお金も自由になりません。時間も家族のために使うことが増えるでしょう。そういった自由は制限されます。親も増え、子どもができ、トラブルや問題も増えるでしょう。しかし、幸せも増えるということです。独身でいる時よりも、苦労や乗り越えていく経験が増えるため、人間的に成長していくことができます。

子孫繁栄にもつながる

人はいつかは死んでいくものですが、子どもを産むことで、新しい生命が誕生し、今までに作られた世界を引き継いでいきます。人は年老いていくと、知能も体力も低下し、一人では生きていけなくなります。その際には若い年代の人がサポートをします。今まで育ててもらった親を、今度は子どもが親を支えます。人類はそれを繰り返して成り立っています。結婚をして子どもを産み育てることは、子孫繁栄につながるのです。

社会的ステイタスを得る


特に男性は結婚して家庭を持つことで、一人前と見られます。現在では昔ほどではありませんが、女性は結婚して子どもを産んで一人前、という見方をされてきました。外国ではパーティーには夫婦同伴で行くのが普通です。結婚をしていないと、人間性に問題があるのかもしれない、と疑われてしまうこともあります。結婚をすることで、社会的ステイタスを得ることができるのです。

親の介護をする

独身でも親の介護をすることは可能です。しかし、自分も仕事をしていかなければならないので、独身で両親の介護をするのは無理があります。もちろん、結婚をしていても、介護をするのは負担が大きいものですが、どちらかが仕事をしていることで、介護をしやすい環境になります。夫婦が協力することで、親の介護もしやすくなるのです。

承認欲求を満たす

男性でも女性でも結婚をしないと「早く結婚しなさい」と言われることが多いです。特に女性は、子どもを産める年齢が決まってしまうので、早めに結婚をすることをすすめられます。結婚をしなければならないのはなぜか?という疑問はさておき、結婚をするという事実だけで、安心するものです。寿退社をする女性は、何となく誇らしげです。周りもうらやましいと感じています。結婚をすることは、そういった承認欲求を満たすことができます。

子供の嫡出性

結婚してできた子どもは、相続などにおいて問題なく受け継ぐことができます。既婚者の子供を産んだ場合は、認知が必要であったり、相続問題においてトラブルになったりすることもありますが、婚姻関係にある男女の相手にできた子供は、そういったトラブルに巻き込まれることはありません。

経済的に安定する


夫婦で仕事をしていた方が、収入が増えます。そのため、住宅ローンを組んだり、子どもを産んで育てたりすることも、より安心してできます。一人だと、病気になったりケガをしたりして仕事ができなくなると、収入がなくなってしまうことがありますが、夫婦でいればどちらかががんばれば生活をすることができます。結婚をすることで、経済的に安定することが多いでしょう。

精神的に充足する

仕事や家族のことで辛いことが合った時、一人で苦しむのではなく二人で乗り越えていくことができます。疲れて家に帰れば、おいしい食事ができ、キレイな部屋でくつろぐことができ、癒しの環境を得ることができます。寂しいときも、一人で耐える必要はありません。いつもそばにいてくれる人がいる、自分を支えてくれている、と感じることで精神的に満たされるのです。

孤独死を避けられる

年を取ると病気になりやすく、体力も低下します。部屋や浴室で転倒しても、一人では起き上がれなくなったり、病院に連絡をしたりすることさえもできない状態になることもあるでしょう。現に高齢者の孤独死は社会問題となっています。夫婦でいても孤独死のリスクはありますが、独身者ではもっと孤独死の可能性が高まります。結婚をしていないと、介護が必要になった時、介護をしてくれる家族がいないことになります。

好きな男性を独り占めできる


何より結婚をすることで、好きな男性といつも一緒にいることができます。結婚をすれば、男性も独身のように恋愛をするのにブレーキがかかります。たとえ浮気をしたとしても、よほどのことがない限り、家族のもとに帰ってくるでしょう。結婚することで、一生パートナーとして、好きな男性の横にいられるのです。

恋愛とは違う!結婚してから変わること

二人だけでなく双方の家族との繋がりが出来る

結婚をすると家族が増えます。親も増え、新しい親戚もできます。そのため、お互いの親と食事をしたり、時には旅行に行ったり、年を取れば介護をすることもあります。兄弟がいなかった人は兄弟ができることになり、親がいなかった人には親ができることになります。今まで親がどういったものかを知らなかった人は、初めて家族の愛情やつながりを実感することができるでしょう。

恋愛中は相手の親に会わなくても何も言われることはありませんが、結婚したとなると、イベントがあれば出席したり、お正月などには顔を見せに行ったりしなければなりません。子どもができれば、さらにそういった機会が増えるでしょう。結婚は二人だけではなく、家同士が関係を持つことになります。

結婚には忍耐が必要

恋愛中であれば相手は浮気をした、ケンカをしたなどといった理由で別れることも難しくありませんが、結婚してから別れるのは簡単ではありません。結婚することでできた新しい家族とも別れることになりますし、住宅ローンや車、家具などをどう分配するかなどといった面倒な問題も生じます。子どもがいれば、どちらか親権を持つか、離婚後の養育費はどうするか、など取り決めをしなければなりません。簡単に離婚するのは難しいものです。

簡単に別れることもできませんし、結婚をしたのですから簡単に離婚はしたくないでしょう。そのためにも、日常生活で気に入らないことがあっても、我慢や譲歩が必要です。好きで結婚をしても、毎日一緒に生活をしていれば、イライラしたり、衝突したりすることもあるでしょう。それを乗り越えていく忍耐が求められます。

安らぎを求めるのが結婚


親と一緒にいると安心するものです。夫婦も毎日一緒に生活していくことで、安心できる存在になっていくでしょう。困った時には助けてくれる、生活をしていくうえでのトラブルは二人で解決していく、といったことを繰り返していくうちに、信頼できるパートナーとなっていくのです。信頼できる人と一緒にいるのは、癒されます。家に帰るとホッとする、くつろげるという家庭を築くことが、結婚では大切です。

責任を負うのが結婚

主に、男性は一家の主として、大黒柱として、家族を養っていきます。妻や子どもが路頭に迷わないように生活を支え、子どもを育て、教育を与えて一人前に育てる責任があります。妻は特に専業主婦は、炊事、洗濯、掃除などを行い、家を守る責任があります。家が家族の癒しの場となるよう、環境を整える責任があるのです。夫婦や家族によって、役割やどういった責任を負いかはさまざまですが、お互いに責任を負うのが結婚です。

法的な束縛がある

結婚は法的にさまざまな義務や権利があります。一つは同居義務です。法的に強制はできないものの、慰謝料の請求などは可能です。また別居したとしても、妻には生活費を払い続けなければなりません。また、協力・扶養義務というものがあります。夫婦には協力が必要であり、家事も育児も協力して行うことが義務とされています。それを怠ると離婚請求が可能になります。

さらに、浮気は不法行為となり、配偶者や不倫相手に慰謝料を請求できるのです。また、既婚者が他の異性と男女の関係を持った場合、離婚請求は認められないことが多く、簡単に離婚はできないのです。離婚したとしても、財産分与という制度があるので、原則として妻に財産の半分を渡さなければなりません。結婚にはこのようにさまざまな法的な束縛があるのです。

税金の控除額が変わる

結婚すると税金関係にも変化が出ます。一つが配偶者控除です。配偶者に収入がない、もしくは少ない場合、養っている人の所得税負担が軽くなります。配偶者控除を受けられる条件としては、民法の規定による配偶者であること、納税者と同一生計であること、年間の合計所得額が38万円以下であること、青色申告者の事業専従者として年間を通して給与の支払いを受けていない、または白色申告者の事業専従者でないこと、などがあります。

また、納税者本人の合計所得金額が1000万円以下で、配偶者の合計所得金額が38万円を超え76万円未満の場合、配偶者特別控除を受けることができます。

まとめ

特に女性にとって結婚は喉から手が出るくらいしたいもの、という場合も多いものです。その理由としては、生活の安定や好きな人の子供を産みたい、などといったことのほか、精神的な安定が得られるということです。これは男性にとっても言えることで、さらに社会的にも信頼されるというメリットがあります。しかし、結婚は恋愛と違い、家同士の問題でもあり、ケンカをしたから別れるなど簡単に離婚できないものです。結婚には法的義務や束縛があります。恋愛も自由にできなくなります。結婚をする場合は、結婚することの意味や責任をしっかり把握することも大切です。