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婚約指輪のお返しは4人に1人が実施!定番・人気アイテム

結婚の証であり、記念品でもある婚約指輪。日本では皇室でダイヤモンドのリングが贈られたことがきっかけとなって、エンゲージリングとしてダイヤの指輪を贈るのが一般的となっています。この婚約指輪は古代ローマにさかのぼるほど歴史が古いものですが、その一方で婚約指輪のお返しという習慣はほかの国ではなく、日本ならではのものとされています。実際には4人に1人程度がお返しをしているという程度のものですが、そんな婚約指輪のお返しに関する常識や定番・人気アイテムについて解説します。

婚約指輪のお返しはする?

4人に1人が婚約指輪のお返しを実施

現在では、当然の慣習となっている婚約指輪はヨーロッパを起源とするものとされていますが、そのヨーロッパにおいても婚約指輪のお返しをするという習慣はみられません。何かいただきものをしたらお返しをするという日本人ならではの独自の文化が、婚約指輪のお返しとして広まっていったことが考えられます。とはいうものの、それほど浸透しているわけでもなく婚約指輪のお返しをするという割合は4人に1人ほどです。

婚約指輪のお返しの相場は半返し

婚約指輪を含む婚約記念品のお返しは、一般的には「半返し」としていただいた物の半額程度の品物を送るものとされています。したがって、約30万円の婚約指輪を贈られた場合は、15万円ほどの予算でお返しの品を探すことになります。アクセサリーをもらって嬉しい女性とは違って、男性にネックレスやリングを贈ることはあまりありません。直接身につけるものや趣味のものを高級品のなかから選ぶのはなかなか難しいものです。

お返しの金額は3割程度でよいという意見もある

日本の古くからの慣習では、半返しが当たり前とされていますが、お返しをすることが習慣として根付いていない婚約指輪の場合は、約1割の人が贈られた指輪の3割程度のお返しでいいと考えているようです。30万円の指輪の場合、お返しの予算は9万円となり女性が負担しても無理のない範囲で品物を選ぶことができます。あまり高いものを選ぶと男性に逆に気を遣わせることにもなります。その分のお金は新生活に回した方が賢明と言えるかもしれません。

無理のない範囲で返すのが一番いい


結納返しとは違って、婚約指輪はお返しをするのが当然であるという世間一般の認識はありません。実際に結婚情報誌のアンケートによると、婚約指輪をもらっても約半数にのぼる女性はお返しをしていないという結果も出ています。お金よりも2人の思い出を作ることが大切であるため、女性側が無理して高いお返しを考える必要はないでしょう。無理のない範囲で男性が喜ぶものを感謝の意味をこめて贈るのが望ましいのではないでしょうか。

婚約指輪のお返しの定番アイテム

身に着けるか普段使うことがポイント

婚約指輪のお返しは結納返しのように昔からの習慣や儀式に基づいた正式なものではないため、お返しをしなくてはならないというものではありません。しかし、だからこそお返しをする場合は、男性の趣味や好みを尊重して品物を選ぶ必要があります。家のなかで飾っておく記念品ではなく、普段から身につけて愛用できるかどうかをポイントとして選ぶといいでしょう。婚約指輪のお返しとして特に男性に人気がある定番アイテムを紹介します。

腕時計

婚約指輪のお返しとして定番中の定番といわれているのが腕時計です。男性は女性と違ってリングやネックレスなどの装飾品を身につける習慣がほとんどありません。そんななかで唯一肌身離さず身につけるアイテムが腕時計となります。腕時計や高級ブランド品から手頃な普段使い用のものまで、さまざまな種類があり、予算に合わせて選ぶことができます。2人の新しい時を刻むという意味もある思い出の品ともなるため、彼の好みと予算に見合ったものを選んであげましょう。

財布


男性でもよほど興味がある人でないと身の回りをブランド品で固めるという人はいないでしょう。しかし、1点豪華主義でもないですが、そんななかで唯一男性がこだわって購入するものが財布です。どこに行くにも携帯するものであり、文字通り肌身離さず持ち歩くことになります。財布には二つ折りや長財布のような形状の違いや素材や色、デザイン、ブランドなどバリエーションの幅が広いため、選ぶのに迷うかもしれません。彼のライフスタイルや趣味を熟知していない場合は、それとなくどんな財布が好みなのか聞いたうえで購入した方が失敗しないで済むでしょう。

ネクタイピン

仕事で常にスーツを着用するという男性であれば、ネクタイは必需品となります。しかし、どんなにブランド品のネクタイでも婚約指輪のお返しとしては価格帯が安すぎます。そんなときは、ネクタイがずれたりはずれたりすることを防いでくれるネクタイピンを選んでみてはいかがでしょうか。ネクタイピンには宝石をあしらった高級なものもあり、思い出の品としても最適です。さりげないおしゃれとしていつも身につけられるプレゼントとしておすすめです。

筆記具

婚約指輪のお返しとして身につける装飾品は人気がありますが、男性のなかには高級装飾品には興味がなく実用性や合理性を重視する人もいます。飾りではなく毎日使うことができるものとしておすすめなのが筆記具です。高級な万年筆やボールペンなどは、昔は進学・就職のお祝い品としてもポピュラーなものでした。最近ではパソコンやスマホなどを使用するため、自ら文字を書くこととは少なくなりましたが、それでも逸品となる万年筆は男性のステイタスシンボルにもなり得ます。

スーツ


小物アイテムや装飾品などはすでに持っていて必要としていないという場合には、スーツをお返しに贈るというパターンも考えられます。女性は男性からアクセサリーや洋服などのプレゼントをもらう機会が比較的多いものですが、男性は洋服をプレゼントされたとしてもシャツやパンツぐらいでしょう。外国製のオーダースーツであれば、あまりおしゃれに興味がない男性でも喜んでくれるプレゼントになります。ベルトや小物などとセットで贈るのもいいでしょう。

カバン

女性にはバックが好きでブランド品をいくつも持っているという人も少なくないでしょう。一方、男性はそれほど興味がないため、ビジネス、プライベート兼用で1つしか持っていないという人もいます。欲しいと思っていても自分に合うカバンを選ぶのが苦手でなかなか買い替えることもありません。特に通勤用のカバンは職場でも目につくものであることから、良い革製品などを選ぶと喜ばれることでしょう。男性用カバンは意外に種類が多いので、事前に彼の好みを聞いておくことをおすすめします。

人気がある婚約指輪のお返しアイテム

彼氏が喜ぶことがポイント

これまでにプレゼントをもらったことがある女性であれば、その1つ1つに思い出が詰まっているとともに残念な思いをしたこともあるのではないでしょうか。自分の趣味ではないもの、ほとんど興味がないものをもらってしまうと普段使わないだけでなく、捨てるに捨てられなくなります。男性へのプレゼントも同じで、もらった彼氏が喜んでくれることが一番のポイントとなります。では、男性が喜ぶプレゼントにはどんなものがあるのでしょうか。

自転車・バイク

最近、若者の車離れが急速に進んでいるといわれています。その理由には、電車やバスがあれば、ほとんど用を足すことができること、購入費や維持費に費用がかかり駐車場を探すのにも苦労すること、必要があればレンタカーやカーシェアを活用できること、などがあげられます。その一方で、置き場所に困ることもなく気軽に利用できる自転車やバイクが人気です。メカニックいじりが好きな男性も多く、プレゼントしたらとても喜ばれることでしょう。

デスク

結婚を機会に新居で新しい生活を始めるという人も少なくないでしょう。2人でくつろぐリビングも大切ですが、男性は仕事や趣味に没頭できる書斎に憧れをもつものです。しかし、間取り的に書斎を確保することも難しいでしょう。そんなときは、彼専用のデスクをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。自分だけの時間を過ごせるプライベートな家具となるため、新居に必要は家具とは別物として喜んでもらえるでしょう。

電化製品

これから2人の新しい生活が始めるというときには、家具や電化製品などを揃えなければならないため物入りとなります。いくら必要だからといっても、婚約指輪のお返しに新生活で使用する家電品を購入するということには抵抗があるでしょう。新生活が始まると贅沢品として購入の優先順位が下位にダウンしてしまうような、彼が喜ぶ電化製品を選んであげてはいかがでしょうか。結婚が決まって購入をあきらめていた電化製品であれば、間違いなく喜んでくれることでしょう。

旅行券

現金や金券をお返しにするのは生々しいと考えがちですが、もらった後に使い道についてじっくりと考えられるという大きな魅力もあります。彼と2人で行く旅行のための旅行券は、婚約指輪のお返しとしては適切ではないかもしれませんが、結婚まで節約しながらバタバタしているなかで2人だけでゆっくりと旅行できるため喜ばれるでしょう。また、彼の両親宛の旅行券なら、結婚前に嫁としての優しい心遣いをアピールすることもできます。

趣味のアイテム

彼がどっぷりとはまっている趣味の世界があるのであれば、その趣味に関連するアイテムをプレゼントするのもおすすめです。男性は永遠の少年の心を持っており、これと決めた趣味はとことん追究する特性があります。いつもはそれほど趣味に回すお金がないため、欲しくても我慢しているアイテムも多数あるでしょう。長い付き合いなら予算と彼が欲しい優先順位から、一番喜ぶ逸品をプレゼントすることができるのではないでしょうか。

現金

婚約指輪のお返しに困ったら最終的には現金をプレゼントするという方法もあります。現実的過ぎて生々しいようにも感じますが、彼が気に入らないものをプレゼントするよりはいいでしょう。現金をそのまま渡すことに抵抗がある場合は、一緒に買い物に行って支払いの際にお金を出すという方法や気に入ったブランドの商品券に替えるという方法もあります。また、これから生活をともにする2人なので、その現金を使って2人の将来のための貯蓄口座を開設するというのもいいのではないでしょうか。

彼氏に喜ばれる婚約指輪のお返しの方法

サプライズで喜んでもらう

婚約指輪はプロポーズと同時に男性から女性へと贈られることが多く、サプライズの演出にもこだわって一生に一度のビッグイベントとして思い出に残るものです。一方で、まだそれほどなじみのない婚約指輪のお返しは、イベントとして定着しているものでもありません。それだけに、お返しをもらえると思っている男性は少ないため想定外のお返しプレゼントに驚くこともあるでしょう。お返しを贈るだけでもサプライズですが、雰囲気作りにも気を遣うとさらに喜ばれます。

彼氏のリクエストを聞いて本当に欲しいものを選ぶ

男性側にとって婚約指輪のお返しは当然あるものとしては考えにくいものです。お返し品として定番のリストが決まっているわけでもなく、女性がプレゼントを選ぶのは大変なことでしょう。せっかく苦労して選んだのに、気に入ってもらえなかったり、普段使ってもらえなかったりするとショックも大きいものです。事前に彼に欲しい物をリクエストしてもらってプレゼントすれば、がっかりさせる心配もないのでお返しが無駄になることもないでしょう。

二人のお金になるから彼氏に相談するのもよい判断

婚約指輪をもらって正式にプロポーズを受諾した時点から、2人の新しい生活がスタートしているといってもいいでしょう。それまでそれぞれに自由に使っていたお金も2人の共同財産となるため、節約にも努めなければなりません。そんなときに婚約指輪のお返しに高額なものを選んだら、男性に非常識と思われることもあります。お返しをしたい気持ちを伝えて相談すると、2人が納得できる結論を出せるのではないでしょうか。

婚約指輪のお返しのマナー

婚約指輪のお返しは日本独自の文化

婚約の際に指輪を贈る習慣は、古代ローマ時代にはすでに行われていたと言われています。婚約指輪は婚約の成立の証であり、指輪を贈られた花嫁は夫になる人のために純潔を守らなければならかったといいます。15世紀には現在と同じようにダイヤモンドリングを贈ることが定番となりました。しかし、婚約指輪の発祥地であるヨーロッパにおいても、婚約指輪のお返しを贈るという習慣はありませんでした。婚約指輪のお返しは、もらったらお返しをするという日本人ならではの習慣から生まれた独自のものと言えるでしょう。

両家顔合わせか結納の前にお返しをしよう

婚約は結婚する当人同士の個人的な問題です。2人の気持ちが固まってから、両家の絆という結婚への準備が始まります。日本では結納の儀式が古くから定着しており、家と家の結びつきを行ううえで重要なセレモニーとなっています。婚約指輪はその前に贈られているものであり、正式には結納返しのなかにそのお返しを含めるべきではありません。婚約指輪のお返しをする場合は、両家の顔合わせや結納が行われる前までに済ませておきましょう。

結納返しとの違い


結納は古くから日本に伝わる婚礼の儀式のなかでも重要視されるものです。縁結びのための縁起のいい品を揃えて新郎側から花嫁衣裳や嫁入り道具を準備する足しにして欲しいと、結納金を収めるのが一般的です。結納返しは、この結納金に対して縁起のいい品物と現金の一部をお返しするのが慣習となっており、地域によっても違いがあります。婚約指輪のお返しは、昔からのしきたりや慣習に則ったものではなく、比較的新しい習慣なので、正式に両家の間でやり取りが行われるものではありません。

結納・両家顔合わせ前に準備ができなかった場合

婚約指輪のお返しは絶対にしなければならないというものでもないため、万が一結納や両家の顔合わせまでに準備ができなかった場合には、無理してお返しする必要はありません。どうしても感謝の気持ちを伝えたいというのであれば、結納返しの品とは別に記念品として何か贈るという方法もあります。2人だけでなく両家の両親が入ってきてからは気を遣うことも多いので、なるべく両家が顔合わせをする前までに済ませておくことが大切です。

まとめ

日本では婚約が成立すると両家の間で正式な結納を行うのが一般的です。その一方で、プロポーズと一緒に男性が女性に贈る婚約指輪のお返しをする習慣もみられます。日本独自の慣習であり、それほど定着しているものではないため、実際にお返しをする女性は4人に1人程度とされています。必ずお返しをしなくてはならないというものではありませんが、感謝の気持ちを伝えたいのであれば男性のライフスタイルや趣味に合う喜んでもらうものを選ぶようにしましょう。