風水って何?開運を呼び込む環境学と玄関・寝室・キッチンづくりの17のポイント

環境の変化によって、何だか調子が上向いたり、逆に悪くなってしまう人がいるといわれています。これには、土地や部屋の方角、さらにいえばインテリアが関係しているという考え方があるのをご存知でしょうか。

風水の力によって開運を呼び寄せるには玄関のつくりを変えてみるのも良いかもしれません。ここでは風水の基本的な知識についてと玄関に置くべきアイテムの紹介、それから、願い事に応じて有効な風水の対策について解説していきます。

風水とは?

風水は、「気」の力を利用した環境学で、発祥は今から約4000年前の中国といわれています。衣・食・住・行動などの環境が運を決めるというのが基本的な考え方となっています。風水は、自分の環境をつかって運気をアップさせるように導いてくれるともいえるでしょう。

古代中国から始まった開運を呼び込む環境学

風水が始まったのは、古代中国の漢の時代だといわれています。厳しい気候、そして巨大な黄河の反乱により土地が荒れ果て、死傷者が大勢出てしまっていた当時の漢では、いかに暮らしやすい環境にするかというノウハウが積み重なっていきました。様々な観測データと人々の知恵が結集して出来たもの。それが風水なのです。

街づくりや家づくりに使われる学問

家 街

長年人々の間で愛されてきた風水は、今もなおその地位を確立しています。数々の風水ハウツー本が発売されているくらい家づくりにはポピュラーなものですし、街づくりにおいても日本の京都が風水を取り入れているとされています。

風水上最高の立地であるとされている「四神相応」という河川、平地、道、山が全て兼ね備えている土地が京都。古都が現在も現代も大型都市として発展している理由はここにあるかもしれません。

色や方位の配置バランスを整える

東西南北、その方位によって意味を持つ運気と持っているカラーリングがそれぞれ異なります。

例えば北の方位は恋愛運や金運などを司っており、方角の色は水色や黒。これは冷えやすい方位といわれているので、バランスを整える意味で温かみのあるものを置いてみるとベストだそうです。

このように、色や方位のバランスを考えて調和を保つということが風水学上では大切なことだとされています。

環境の変化による才能開花と運気向上


方角や色、さらにはインテリアが大きく運勢に関連してくるとされる風水。引っ越しや模様替えをして、何か調子が変わったように感じるのはこのためだといわれています。もしも今の自分の状況があまり良くないと思っているのであれば、部屋の内装を大きく変えてみたり、いっそのこと住居を移してみるのも良いかもしれません。

風水学は、古代中国から培ってきた莫大なデータを元にしている統計学だという意見も。このような意見を参考にすることで道が拓けたという人もいるようです。数ある大富豪の中でも風水の考え方を採用している人もいるらしく、運気の向上や才能の開花には風水学が関わっているのではないかという声があるのもうなづけるという人もいるようです。

方位・方角の捉え方が重要

風水学では方位や方角を正しく把握することが肝心だとされています。方位そのものが運気を司っているため、その捉え方が非常に重要視されています。そのため、風水インテリアを取り入れるのであれば、必ず正しい方位の測り方を学んでおくことが大切。家の対角線が交わるところが中心です。このとき、家に張りや欠けがある場合には、3分の1程度なら無視しても大丈夫。

また、方位磁石を使うときには電化製品などの電源は切っておいた方が正確に測ることが出来ます。スマートフォンのアプリを使って計測するのも有効です。

  • 北(水):恋愛運・金運・信頼
  • 北東(土): 貯蓄運
  • 東(木):仕事運、発展運、勉強運
  • 南東(気):結婚運、恋愛運
  • 南(火):知性、美
  • 南西(土):家庭運、健康運
  • 西(金):金運、恋愛運
  • 北西(金):出世運、事業運

風水で大切な陰陽五行説とは

風水の基本は、「陰陽説」と「五行説」にあるといわれています。陰陽五行説は、風水だけでなく漢方や鍼灸、四柱推命や気学などの中国を発祥とするほとんどの学問の元となっているもの。この大切な陰陽五行説と五行の相性についてご紹介します。

陰陽五行説とは「五行」と「陰陽」の組み合わせ

風水で取り入れられている陰陽五行説とは、この世界でなりたっているすべてのものは「火・土・金・水・木」という5つのもので構成されており、それらには「陰」と「陽」の2つの面で構成されているというものです。

陰陽と聞くと、陰が悪くて陽が良いと思われがちですが、決してそのような考えのものではありません。月と太陽や天と地、男と女といったように、この世の中には2つのエネルギーの均衡が保たれて作られています。それらの側面を大切にしているのが陰陽五行説なのです。

五行の相性(そうじょう)は「相性のよさ」

五行には、それぞれ「そうじょう」と呼ばれる相性の良さがあります。お互いの要素が良い影響を与え、共に発展するというこの考え方は風水にも大きく影響を与えているのです。

例えば、雨が降り、植物が育つことから水は木と相性が良いですし、その植物が燃えることから炎が生まれるように、木と火は相性抜群。このような相性の良いものを近くに置いていることで、運気を高めることが出来るという考えが風水にはあります

また、方角によっても五行の性質が備わっており、この性質とインテリアの小物などの相性を見ることで気の流れを良くしたり悪くしたりすることも可能だといわれています。

風水で大切なことは気の流れの出入り口となる玄関


自分の家で風水学を取り入れようと考えたときに、真っ先に着目したいのは玄関です。何故なら、家の玄関には旺気と呼ばれる人間の運にとって良い気が入ってくる入り口だと考えられているから。ここは特に人間関係において強い影響を持つともいわれています。

金運や財運などもここから入ってくるとされているので、玄関の風水には徹底的に気を使うのが良いという意見も。ここのレイアウトを間違えてしまうと、良い運気が入ってこないばかりか悪い運気を呼び寄せてしまうことにもなり兼ねません。

玄関の風水には、方位もさることながら明るさがとても重要になります。また、金運を呼び込むには方位に関わらずきれいに掃除されていることも大事。あまり日の当たらない玄関の場合は照明を使用するなどして、明るく清潔感のある玄関にしておくのが金運アップにはおすすめです。

風水で玄関から福を呼び込む6つの方法

玄関で風水を利用して運気をアップさせる方法には、鏡や観葉植物を置く、方角によってカラーを選ぶ、玄関マットのサイズ、絵画や写真を飾る、盛り塩などさまざまなものがあります。ここではそれぞれを具体的にご紹介します。

玄関に鏡を置こう

風水学上、水の意味を持つ鏡。ストレスを軽減させたり、恋愛運や仕事運を上げること力を持つといわれているだけでなく、悪い気を跳ね返したり気の下がっている場所にエネルギーを与えたりする力もあるといわれています。

玄関に置く鏡は八角鏡がおすすめ。八角形は風水のシンボルでもあり、八方位つまり全方位から幸せを呼び込むともいわれています。

風水学上、あまり歓迎されない部屋の欠けや変形といった意味合いを封じることも出来る鏡は、その使い方を正しく認識することが重要。玄関の右側に置くと地位や名誉、左側に置くと金運アップにつながるといわれています。玄関に鏡を置くときには位置にも気を配ると良いでしょう。

玄関の方角によってテーマカラーを選ぼう

引越しなどで玄関の方角が変わることがあります。その際に気をつけたいのが、玄関の方角が持っているカラーリング。こちらには相性が良い色がそれぞれに設定されているので、そちらを選んでバランスを整えるようにしましょう。

  • 北:ピンク、オレンジなどの暖色
  • 北東: 白、黄色
  • 東:赤、青、白、ピンク
  • 南東:ピンク、黄色、赤、白
  • 南:グリーン、白、ベージュ、オレンジ
  • 南西:茶色、黄色、紫、グリーン、赤、黒
  • 西:黄色、白、青
  • 北西:茶色、ベージュ、白、グリーン、オレンジ

ラッキーアイテムの観葉植物を置こう

観葉植物

風水学上、観葉植物は「陰陽」の気を発するアイテムだといわれています。運気を向上させるだけでなく、悪い気を抑えてくれる力も。さらに、運気の出入り口である玄関に観葉植物のような生きているものを置くことで気の巡りも高まります。背の高い観葉植物を置くと悪い気の侵入を防ぐことにも役立つので、玄関に観葉植物を置くというのは有効な手段だといえるでしょう。

しかし、注意しておきたいのはその生育状況。玄関は陽の光が入りにくい場所となるため、日光に浴びないと枯れてしまうような観葉植物は避けておいた方が無難です。

玄関マットのサイズは玄関のスペースに合わせよう

玄関マットには、人間だけでなくその家に入り込む運気にとっても家と外の境界線として働く機能があります。玄関から入り込もうとする悪い気を吸い取るフィルターのような役割も果たしているのです。そのため、風水学的には玄関マットはとても重要なアイテムだということが出来るでしょう。

汚れている玄関マットは当然NGですし、狭いスペースに無理やり玄関マットを敷くという行為も運気を下げる原因となるようです。

開運を促す絵画や写真を飾ろう


絵画や写真を玄関に飾りたいと思ったら、なるべく運気を向上させるものを選びましょう。具体的には花をモチーフにしたものがベストだとされています。また、静かな雰囲気を感じさせる、冬や湖を感じさせるものは水の気を象徴。北に飾れば暮らしに平穏さを、東や南東に飾れば発展運を引き上げるものとなります。

このように、絵画や写真の内容に応じて持っている気の内容が違うため、自分の家の玄関の方角と照らし合わせて、引き寄せたい運気に応じた内容の絵画や絵を飾ることが重要だといえるでしょう。

家族写真を飾ることは風水学上家族を追い返してしまうという意味になってしまうのでNGです。

盛り塩をする

玄関に盛り塩をすることで、悪い気が家の中に入ることを防ぐといわれています。玄関の端と端に二か所、八角錐に盛ると金運アップに効果的。もちろん置く場所は一か所でも構いません。八角形は風水ではすべての運を引き寄せる力を持っているとされています。

しかし、せっかく盛り塩をしても玄関が汚かったり塩をずっと置きっぱなしにして固まってしまっては逆効果です。玄関は整理整頓してきれいに掃除をしてから盛り塩を置きましょう。また、塩は定期的に交換して、ほこりをかぶってしまうことの無いよう注意しましょう。

風水で玄関に置いてはいけないもの6選

玄関に置いて良い運気をもたらすものもあれば、逆に悪い運気を呼び寄せてしまうものもあります。風水学を気にするのであれば、これらは確実に避けておきたいポイントです。ついつい置いてしまいがちなアイテムから、意外だと思われることが多いアイテムまで。どのようなものが玄関に置くと運気を下げてしまうのかをお話ししていきます。

正面に鏡を置く

鏡は風水では強力なアイテムで、良い運気の効果を高めてくれます。玄関に鏡を置くと運気をアップさせてくれて良いとされていますが、置く位置には注意が必要です。

右側は地位や名誉、左側は金運アップが期待できますが、正面に置くことはNG。正面に置くことで玄関から入ってきた良い気をはねかえしてしまうのです。玄関に鏡を置く際には正面は避けて左右どちらかに置くようにしましょう。

使っていない傘

傘
ついつい置きっ放しにしてしまいがちな使っていない傘や壊れてしまっている傘。これは玄関に悪い気を留めておく原因になる可能性があります。それは風水学上、雨は天からの老廃物だと考えられているため、老廃物まみれの傘を運気の出入り口に置いておくことは気の流れを淀ませる原因として捉えられるからです。

そのため、傘を使ったら綺麗に拭いてきちんと閉まっておくことが重要。壊れている傘はすぐに捨てるようにしましょう。

ドライフラワー

玄関のインテリアとして何気なく使われるドライフラワーですが、こちらは風水学的には置くべきものではないといわれています。ドライフラワーは死んだ花だと認識されており、死んだものを玄関に置くことは強い陰の力を発することに繋がります。そのため、玄関からの気の流れは大きく乱れる原因となることも。

どうしても玄関に飾りたいという人はホコリや汚れが絶対に付かないように徹底的に管理してみると良いでしょう。

新聞や段ボール

新聞

新聞紙や段ボールをいつか出そうと玄関に置きっぱなしにしている人もいるかもしれませんが、これは風水学上大変良くない行為です。新聞紙や段ボールなどの紙類は湿気を吸い込みます。湿気は悪い気を含んでいることが多く、紙類を置きっぱなしにすることで玄関に悪い気の塊を置きっぱなしにしていることに

そのため、玄関から流れる悪い気が家中に充満して、住んでいる人の運気にもマイナスに働くともいわれています。

犬の置物

風水学上、干支の動物を玄関に置くことは運気向上の元になるといわれています。しかし、唯一の例外として、犬だけはトラブルを招くといわれています。

その理由とは犬の性質である「外で動き回る」ことが関係。よく活動する気の流れを持っているものを玄関に置いておくことによって、良い運気が入っても家の中に止まらない流れが生まれてしまうのです。

そのため、運気の出入り口である玄関先に、動きのあるアイテムは極力避けた方が無難でしょう。同様に車などの小物やベビーカーなども良くないという声も聞かれるようです。

出しっぱなしの靴

靴
家の運気の出入り口となる玄関口は、基本的にすっきりと清潔にしているのがベター。靴は外で使うもののため、汚れを家に連れてくる形に。そして、体の匂いも染み付くので、悪いものを溜め込みやすいアイテムだといえるのです。

面倒かもしれませんが、靴は帰ってきたらすぐに靴箱にしまうようにすると風水学的に運気が向上するようです

寝室に風水を取り入れる方法

寝室は玄関やキッチンとともに、風水にとって最も重要な場所です。風水学的には、寝室は運気を吸収する場所。寝ている間に運気を吸収することによって運気は大幅にアップし、良い方向に導いてくれるとされています。

寝室のある部屋の方角やインテリア、家具のカラー、ベットを配置する場所、鏡やライトなどの小物、カーテン、寝具の素材まで、風水を取り入れる方法はさまざまあります。寝室に上手に風水を取り入れて運気をアップしましょう。

寝室の風水についてはこちらの記事をご覧ください!

風水で寝室を模様替え!やりがちNG行為8つと運気アップの方法

キッチンに風水を取り入れる方法

食べることは人間が生きていくうえでとても大切であり、良い食事を摂ると元気になれるもの。そのために大切な食事を作るキッチンは、風水学的には金運や健康運に強い影響を与える場所とされています

キッチンに風水を取り入れる方法としては、キッチンのある場所の方角やキッチンのタイプによるカラー選び、照明や食器、小物を選ぶポイントなどさまざまあります。玄関や寝室と同様で清潔にすることや冷蔵庫の中を整理整頓することも大切

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

キッチンで運気を呼び込む!風水から見た八方位のラッキーカラー

願いごと別の風水対策

風水 願い事

人それぞれ願い事があるかと思います。それを叶えるために必要な風水対策もそれによって異なってくるもの。部屋のどの部分がどの運勢に関係しているのかをしっかりと把握して対策をしていくことが、風水学的には重要だといわれています。自分の望む人生を掴むために風水を活用したい人にとっては、見逃すことのできないポイントだということが出来るでしょう。

金運アップ:トイレを快適に

トイレは住まいの中でも金運に深く関わりがあります。その家の経済状況を反映しているとまでいわれるほど、トイレは風水学的にも重要なポイントといえるでしょう。本場中国の華僑の中でも、大富豪の中にはトイレを純金で作っている人がいるといわれています。全て純金というのは叶わないとしても、便蓋は金製品を使っているのが常識。

ここを汚すと、金運だけでなく健康運なども落ち、自らのツキを逃してしまうという意見もあります。風水を取り入れるのであれば、トイレはまずピカピカにするべきでしょう

仕事運アップ:東の方角に仕事机や枕を向ける

仕事運

仕事運に関係があるとされている方位は東です。1日の始まりを告げる方位に仕事関連のものを持ち込むことで、風水の力を有効に活用することが出来るといわれています。また、「春」や「木々の芽生え」などの力強いイメージを持っている東の方位は、就寝時にも気を高めることが出来るようです

そのため、枕を東に向けることも風水学的には良いことです。東の方角を意識して清潔にすることによって、大きな潮目が仕事に訪れることも。

素敵な人と出会ったら:南東の方角に爽やかな光や音楽を

南東の方位は様々な縁を呼び込むといわれています。そのため、素敵な人と出会ったのであれば、南東の方角を清潔に保つように心がけるべきでしょう。また、縁を呼び込む方位であるため、陽の光がたくさん差し込むように心掛け、さわやかな音楽を流すことで気の流れは潤滑に。

恋愛に限らず色々な関係の縁につながる方位であるため、どのような状況にある人でも南東の方角は気を配った方が良いかもしれません

まとめ

風水は単なるおまじないではなく、長い歴史から導き出されてきた統計学の一面も持っているといわれています。そのため、現在でも日常生活で愛用している人は多いでしょう。風水学を使い幸運をもたらすためには、しっかりと知識を身につけることが重要だといえます。