ブラジャーのホックはどうしてあるのか
主な役割はサイズ調整
ブラジャーのホックの役割は、サイズ調整のためにあります。いくつか付けられている中で選んでいくことになりますが、これだけでかなり変化をつけられるようになるでしょう。購入し直したりする必要がなくなるだけではなく、手軽に変えられるようになるのですから、大きな役割のひとつといえます。
バストの形を整える役割もある
締め付け感というところでは、バストのかたちを補正する能力にもつながっていくでしょう。ブラジャーのもつ大事な役割になってきますが、バストのかたちがくるってしまえば意味がありません。しっかりとした補正力を保つためにも、ホックの持っている役割は大きなものになっていきます。
前よりも後ろが多いのは調整がしやすいため
80年代には、フロントホックが大流行しました。非常に多くの商品で見られるようになりましたが、今ではほとんど見かけることがありません。フックが服の下から目立ってしまうようなことがなくなるため、Tシャツやタンクトップを着るときに便利だったというのが、流行のポイントでした。
現在見かけなくなって理由のひとつが、綺麗に見せられることがあげられます。調節ということを考えると、フロントホックは1つしか選ぶことができません。ですが、後ろ止めにすれば、複数の調節ができるようになり、理想的なラインを作り出すことができるでしょう。この差は大きくなってくるため、ほとんどのブラジャーが後ろ留めになりました。
3段以上のホックは安定感を出すため
調整できる要素が増えれば、それだけ多機能になってくるでしょう。ホックの位置を考えると、段数が多くなると、それだけ安定感を出せるようになっていきます。アンダーバストの調節のために使われるようになりますが、3段ともなれば、自分のアンダーバストにあった位置を見つけやすくなるからです。
3列あるホックは微調整のためのもの
列の数が増えてくると、調整はさらにしやすくなっていきます。微調整も可能となってくるため、長く使っていけるようにもなるでしょう。バストの形状やサイズは時間によって変化していくことになります。同じ商品でも、細かに調整できれば、長く使っていくことができるようになり、買い替えの手間も減らせるようになるのはメリットです。
ホックの困りごとあるある
ホックが外れやすく外出先で外れることもある
ホックが外れてしまうというのは、大きな問題点です。外れてしまう要因はいくつかありますが、アンダーバストに対するサイズが間違っていることが大きいでしょう。サイズが大きすぎるといったこともありますが、小さすぎて外れてしまう場合もあります。上下に動いたときに負荷がかかって外れてしまうためですが、きちんと引っ掛けておかなければいけません。金具が大きく開いてしまっているときにも、外出先で外れてしまうことがあるため、引っ掛けられるかどうか、一度よく見てみることが必要です。
ホックの金具が痛い
金具が当たってしまうと、当然痛みが出てきます。サイズが小さすぎて当たってしまっていることがほとんどでしょう。サイズを変えてみることが一番ですが、ホックを違う列にして試してみるのも必要です。
背中のホックをつけるのが大変
つけるコツとしては、少し前かがみになることでしょう。上か下のホックだけをまずとめてしまいます。あとは慣れの部分になってきますが、半円を描くように残りを止めるのがいいというのが一般的な方法となります。うまくいかないときには、三面鏡を使って背中を見ながら練習するというのもいいでしょう。
アンダーがキツイ時に便利なグッズ
ダイソーの延長ホック
アンダーがきつくなってしまうと、ホックをずらしていくしかありません。ですが、限界もきてしまうことは確かですが、ここで便利なのが、延長ホックです。ダイソーで購入できることを考えると、かなり便利で必要になったときに手軽に手に入れることができるのは間違いありません。
キャンドゥの延長ホック
キャンドゥにも延長ホックは存在します。アンダーのサイズがうまく合わなくなってきたときには、非常に便利でしょう。通販で購入すると、キャンドゥの価格では購入はできません。手軽に購入できるだけではなく、欲しい時にすぐに手に入る利便性の高さも重要です。
セリアの延長ホック
手軽に利用できるというところでは、延長ホックは各社から出ています。見つけやすいということもありますが、自作にしたりするような手間もかかりません。価格から考えても、購入してしまう方が安上がりになるでしょう。
ワコールの延長ホック
・3段の延長ホック
どうしてもサイズは変わってきてしまうのがブラジャーです。食いこんできたりすれば、ストレスも溜まってしまうことになりますが、3段分の園長ができれば、かなり楽になってくるはずです。ついつけるような手間もいらないため、欲しい時にすぐに取り付けることができます。
・4段の延長ホック
調整するという意味では、できるだけ段が大きいほうが利点は広がっていきます。特にサイズが合わないようなときには、調節もしやすくなるでしょう。アンダーサイズをアップしたいときに便利ですし、伸縮性のある素材を使っているため、取り付け後も違和感を感じにくいのがポイントです。
・5段以上の延長ホック
快適性という部分では、延長ホックは重要なアイテムになってきます。ですが、4弾では足りないといったこともあるでしょう。実際に5段以上の延長ホックも存在し、どんなブラジャーにもフィットするようになっています。快適性の追求というところでは、1つでもあればかなりの違いを感じるようになるでしょう。デザインが気に入っていても、アンダーがきつくて困っていたブラジャーも使えるようになるはずです。
マタニティ用
乳腺が発達してくる時期で、サイズも変化してきてしまうことにもなりますが、常に買い替えていくわけにもいきません。マタニティ用の延長ホックは、専用として開発されているため、利用がしやすくなっています。
まとめ
ホックの悩みの根本は、サイズが合わないというところに起因します。きつすぎるときも緩すぎるときも、うまく使っていけば、悩みも解決できるでしょう。金具が当たってしまっているようなときでも、サイズを間違っていなければ問題は解決できます。自分のサイズを把握するとともに、ホックのことも考えて購入も進めていくことが必要になってくるでしょう。