夫婦円満の秘訣
夫婦で円満な生活を送るためにはさまざまな秘訣があります。どのような点に注意をしておけば良いのか理解しておくことは大切でしょう。こちらでは夫婦が円満でいるために大切なことをいくつか教えます。
たくさん会話をする
とにかく夫婦で会話をすることは大切です。会話によって意思の疎通を図ることができるのです。お互いが何を考えているのか理解できるようになります。どうしても会話の機会が少なくなってしまうため注意しましょう。しっかりと会話をするようになれば、お互いが誤解をしてしまうのも少なくなっていくでしょう。相手が何を考えているのか、どのような点に不満を抱えているのかをしっかりと知ることが大切です。
ペットを飼ってコミュニケーションのきっかけを作る
夫婦でコミュニケーションを図ることは大切です。そのためにはペットを飼うことをおすすめします。そうすればペットを介してコミュニケーションができるようになるでしょう。ペットを話題として話をするきっかけになるからです。なかなか夫婦で話をすることがないというケースは多いでしょう。そんなときにはペットが助けとなるのです。
セックス・スキンシップをする
夫婦の仲が悪い場合、きちんとセックスをしていないことが多いです。セックスをすることによって、お互いの存在をしっかりと確かめ合うことができるようになるでしょう。セックススキンシップはとても大切なこととなっています。これによって、夫婦の仲をいつまでも維持できるようになります。定期的にセックスの機会を作っておきましょう。セックスレスになっている夫婦は日本にはたくさん存在しているのです。
同じ寝室で眠る
同じ寝室で寝ることも大切です。それぞれが自分の部屋を持っていて、自分の部屋で寝ている場合には、夫婦のスキンシップの機会がかなり減少してしまうでしょう。そうなると夫婦で一緒にいる必然性がなくなってしまうのです。それでは夫婦の仲がどんどん悪くなっていくでしょう。同じ寝室にいればセックスをしたり、お互いに会話をする機会も自然とどんどん増えていくようになるのです。
ありがとう・ごめんなさいを言う
たとえ夫婦であっても、しっかりとありがとうやごめんなさいという言葉を使いましょう。親しき仲にも礼儀ありとはよく言われることです。礼儀を尽くすことによって、相手を尊敬したり尊重するという気持ちが自然と生まれるようになるのです。きちんと謝罪や感謝の言葉を口にすることによって、夫婦の仲が深刻な状態になってしまうのを避けることができるでしょう。
マンネリ化を防ぐため休日にデートする
夫婦はどうしてもマンネリ化してしまうものです。それを防ぐためには新鮮な体験をすることが大切です。たとえば休日にはデートに出かけてみましょう。そうすれば日常から離れた特別な時間を過ごすことができます。たまには休日に昔を思い出してデートをすることによって、日常がマンネリ化してしまうのを避けることができます。新鮮な刺激を得ることができるのです。夫婦の仲が再び熱くなるかもしれません。そのための良いきっかけとなるのです。
過度な干渉をしない
夫婦といえども相手の個人的な部分には踏み込むべきではありません。お互いが自由な時間を持つことも大切です。そのため、過度に相手の行動に干渉しないようにしましょう。これは夫婦仲を保つために大切なことです。夫婦だからなんでも共有しなければいけないということはありません。あまりにも束縛してしまうととても窮屈な生活をしなければいけなくなります。それではとてもイライラしてしまいストレスが溜まってしまうでしょう。
お互いに自分だけの時間を持つ
お互いにプライベートな時間を持つことは大切です。四六時中一緒にいると、どのような相手であってもトラブルに発展してしまう可能性があります。喧嘩してしまったり、相手が嫌になったりすることがあるでしょう。そのため、たまには一人になれる時間を確保することが大切なのです。そうすることによって、良好な関係を維持することができるでしょう。
記念日に贈り物をする
相手の記念日にはしっかりと贈り物をしましょう。誕生日や結婚記念日などの記念日は大切にしましょう。そのような時間を大切にすることによって、相手に対して感謝の気持ちを伝えたり、愛情を伝えることができるのです。記念日を良い機会としてお互いの仲を深めたり、確かめ合うことができるでしょう。
女として見てもらえなくならないよういつも身なりを整える
夫婦生活が長くなってしまうと、夫が妻のことを女性として見なくなってしまいます。これは女性にも原因がある場合が多いです。身なりを全然気にしなくなってしまうのです。そのため、普段から家の中であってもある程度の身なりを整えるようにしましょう。そうすることによって、女性としての魅力を伝えることができるでしょう。
分担して家事をこなす
家事は分担してこなすようにしましょう。旦那が全然家事をしなくて困っているという方は多いでしょう。それによって夫婦仲が悪くなってしまうのです。そこできちんと家事を分担してこなすようにすることで、旦那に対する不満も解消されるでしょう。さまざまな家事についてきちんと役割分担をしておくのです。
お互いに我慢してため込むのではなく話し合う
お互いが相手に対して嫌なことを溜めこんでしまうと、それがどこかで爆発してしまうかもしれません。我慢をするのは良くないのです。それよりも相手に対する不満をきちんと伝える方が良いでしょう。そうすることによって、お互いがすっきりとした気持ちになることができるのです。話し合いの時間をつくることによって、お互いの気持ちを伝える機会をつくっておきましょう。
相手を変えようとするのではなく自分が変わる
相手に不満があるとつい相手に変わってほしいと考えてしまうものです。そうではなくて自分が変わるということを考えてみましょう。自分が変わることによって、相手も変わる可能性があるのです。まずは自分が変わるための努力をしてみましょう。
夫婦円満にご利益のありそうな神社を訪れる
夫婦円満の方法としてご利益を頼るという方法があります。日本にはたくさんの神社があるのですが、その中には夫婦円満のご利益のあるところがたくさんあります。そちらを訪れることによって、ご利益を期待できるでしょう。他のことはすべて試したのであれば、最後には神頼みをすると良いでしょう。
夫婦円満調停で関係修復を目指す
夫婦仲が上手くいかなくなったときには夫婦円満調停という方法があります。こちらを用いることによって関係修復を図ることができるのです。こちらでは夫婦円満調停とは一体どのようなものなのかを紹介しましょう。
夫婦円満調停は家庭裁判所で行われている手続き
夫婦円満調停というのは家庭裁判所によって行われている手続きのことです。家庭裁判所というのは実は夫婦の仲を良好に保つためのサポートを実施しているのです。離婚をする人が増えてしまうと国にとっても問題が生じてしまうのです。そのため、国民を助けるための夫婦円満調停というものを家庭裁判所が実施しており、これによって助けられたという夫婦はたくさんいるのです。
離婚を回避してやり直すことが目的
夫婦円満調停の目的とは離婚を回避することです。離婚を回避してこれからも結婚生活を続けてもらうことを目的としています。たとえトラブルが起きていたとしても、調停を受けて、それによってやり直してもらおうとしています。そのためのサポートを実施しているのが家庭裁判所です。
家庭裁判所に調停申立所を提出するところからスタート
夫婦円満調停をしたいならば、まずは家庭裁判所に対して調停申立書を提出するところから始まります。自分達で申込の手続きをしなければ、調停が勝手に始まってしまうということはありません。そのため、夫婦で話し合いをして、どうしても問題が解決できない場合には裁判所の力を借りることになるでしょう。
調停当日は夫婦の主張を交互に聴取
調停の当日には夫婦で家庭裁判所にまで向かうことになります。そこで夫婦がお互いの主張をすることになります。それを裁判所の人が聴取してくれます。それぞれが自分の主張を持っているため、それらをしっかりと聴取してまとめてくれるのです。そのため、自分の主張を相手に伝えられないということはないでしょう。きちんと自分の言いたいことをはっきりさせることができるのです。これだけでも気分がすっきりとするという方は多いでしょう。
第1回目の期日で調停が終わることはまずない
調停については第1回目の期日が存在しているのですが、それだけで終わることはほとんどありません。何度か調停をして主張を聞くのです。それぞれが一体何を求めているのかを裁判所の方でしっかりと把握して、どのような解決策があるのかを考えていくことになります。
調停成立後は合意内容を書いた調停調書が裁判所から届けられる
もし調停が成立したならば、合意内容について書かれた調停調書が裁判所の方から届けられます。そこにはこれから結婚生活を続けていくにあたってのさまざまな条件が記載されているのです。これからはそれにしたがって結婚生活を送っていくことになります。
夫婦円満調停のメリット
夫婦円満調停をすることにはさまざまなメリットがあります。こちらを上手く活用することによって、離婚を回避することができるでしょう。それではどのようなメリットがあるのかを教えます。
裁判所・調停委員の中立的な意見を聞ける
まず裁判所や調停委員からの中立的な意見を聞くことができるでしょう。夫婦のみで言い争っているとお互いが自分が一番正しいと考えてしまうものです。そのため、なかなか問題を解決することができなくなってしまいます。そこに裁判所や調停委員が第三者として主張を聴取することによって、中立的な意見を聞くことができるでしょう。これはとても大切なことです。これによって、自分達のことを客観視できるようになるのです。
今までは気づけなかった夫婦の問題点を自覚できる
調停を受けることによって、これまでには気づかなかった自分達の問題点について知ることができるでしょう。夫婦の問題というのはなかなか当事者だけでは気がつかないものです。それを知ることによって、夫婦の関係を修復するために何をするべきなのかが分かります。
夫婦関係の修復が実現する
夫婦円満調停をすることによって、お互いが自分達の不満に思っていることを明らかにすることができます。そして、約束事を決めることができます。これからは相手が自分に不満を抱いている点について改善していくための努力ができるようになります。これによって、夫婦の問題を解決して、これから夫婦仲をより良くしていくことができるのです。
夫婦円満調停のデメリット
夫婦円満調停というのは一見するととても良いことばかりのように思えます。しかし、実際にはデメリットも存在しているため注意しましょう。これから調停を受けようか検討している方が知っておくべきデメリットについて説明します。
費用がかかる
まず、夫婦円満調停をするためには費用がかかってしまいます。きちんと費用を負担しなければ調停を受けられないということは覚えておきましょう。無料で行ってくれるわけではないのです。お金がかかってしまい、さらに時間もかかってしまうとなると、相手が難色を示してしまうこともあるでしょう。家計に不安を抱えている夫婦の場合は、調停を受けることに躊躇してしまうこともあります。
夫婦の一方で出席を拒否すると調停ができない
調停はあくまでも夫婦が揃って出席しなければいけません。そのため、どちらかが拒否をしてしまうと調停を行うことができなくなってしまいます。そのため、事前によく話し合いをして調停を受けることに納得してもらわなければいけないのです。中には大事にしたくないからと調停の出席を拒否してしまう方もいるでしょう。
調停不成立に終わってしまうことがある
調停が不成立で終わってしまうこともあります。調停はお互いがその内容に納得していなければいけないからです。納得できない部分があれば不成立となってしまうでしょう。
調停成立でも合意した内容が守られないことがある
たとえ調停成立したとしても、その内容が守られないケースがあります。その場合は離婚をしてしまうことになるでしょう。内容を守らないからといって、罰金がとられるようなこともないからです。ただし、離婚事由としては認められるでしょう。
まとめ
結婚をした時は夫婦を円満になるものと思ってするものですが、実際に家族になることで、細かなことに目がいってしまったり、ちょっとしたことでケンカしやすくなることも事実としてあります。時にケンカすることやイライラしてしまうことがあっても、二人で努力していくことで夫婦円満になるのではないでしょうか。どうしてもさまざまな問題が起きてしまう場合、夫婦円満調停によって、もう一歩二人で努力できる機会を設けることも大切ですね。夫婦仲良く、これにはお互いの努力も必要になって来そうです。