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ホワイトニングの種類によって値段が変わってくる
ホワイトニングの値段相場は、いったいどの程度の金額なのでしょうか?それを知るには、まずホワイトニングにもいくつかの方法があることを理解する必要があります。その種類によって相場も大きく異なるからです。
様々なホワイトニングの方法がある
ホワイトニングの方法は、主に以下の5つがあります。
- 「オフィスホワイトニング」
- 「ホームホワイトニング」
- 「セルフホワイトニング」
- 「デュアルホワイトニング」
- ホワイトニング効果のある歯磨き粉
これらはそれぞれに特徴があり、値段相場も異なってきます。
自分のなりたい白さやお財布と相談しながら決めよう
まずは自分がどの程度白くなりたいのかを考えてみましょう。芸能人のように徹底した白さ、美しさを求めるのか、それとも汚れを綺麗にして歯の本来の白さを引き出したいのか、程度によって適したホワイトニングの方法も変わってきます。そしてその方法次第で値段も異なってきますので、そこもお財布と相談しながら決定する必要があるのです。
5つのホワイトニングの平均相場はいくら?
では実際にホワイトニングの方法にはどのような種類があり、平均相場はどれくらいなのでしょうか?以下にそれぞれの特徴や効果などと併せて表にしましたのでご覧ください。
種類 | オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング | セルフホワイトニング | デュアルホワイトニング | ホワイトニング歯磨き粉 |
特徴 | 有資格者による 本格ホワイトニング |
マウスピースに薬剤を 塗布して毎日装着する |
サロンで自分一人で行うケア | オフィス+ホームホワイトニング | 歯磨き粉 |
即効性 | ◎ | △ | ◯ | ◎ | △ |
メリット | 本来以上の白さを出す | 白さの継続期間が長い 自分の裁量で ケアができる |
価格が安い 着色汚れに効果的 |
即効性と持続性がある | 手軽に取り入れられる 着色汚れに効果的 |
デメリット | 費用が高い 歯の刺激が強い |
即効性に劣る 毎日の継続が重要 |
内部から白くする効果はない | 費用が高い 歯の刺激が強い |
即効性はない 内部から白くする効果はない |
平均相場 | 30000円〜 | 15000円〜 (別途薬剤代) |
2000円〜 | 50000円〜 | 800円〜 |
オフィスホワイトニングの相場
オフィスホワイトニングとは、簡単に言うと歯医者さんに医院内でやってもらうホワイトニングです。プロである歯医者さんが直接施術してくれるので、確実で高い効果を期待できます。
平均相場は30000円前後から
オフィスホワイトニングの場合、平均的な相場は30000円程度になります。ホワイトニングは保険適用外ですので、高く感じる人もいるかもしれませんが自費の施術の中では決して高い方ではないですし、確かな効果を期待できるので支払う価値のある金額と言えるかもしれません。
有資格者のみが扱える薬剤で即効性抜群
オフィスホワイトニングのメリットの一つに、歯科医師免許有資格者にしか扱えない薬剤を使用してもらえるというポイントがあります。そういった薬剤は通常の薬剤よりも濃度が濃いことが多く、かなり頑固な着色汚れにも効果を期待できるのです。
費用が高く、知覚過敏を引き起こすことも
保険適用外とはいえ、確かな効果が期待できるとはいえ、30000円という金額は庶民的感覚からすると少し高額ですよね。これはホワイトニング用の歯磨き粉などに比較すればデメリットともえいます。さらに効果が強すぎて知覚過敏を引き起こす可能性もありますので、そちらもデメリットと言えるでしょう。ただ歯医者さんがついているので、そういったリスクも気軽に相談できます。知覚過敏のリスクについてはそこまで気にする必要性も低いかもしれません。
ホームホワイトニングの相場
ホームホワイトニングとは、歯医者さんに自宅で使用できる器具をもらい、それを使用して家でホワイトニングを行う方法です。オフィスホワイトニングほどの高い効果を期待するのは難しいですが、忙しい人でも気軽にホワイトニングすることができるのがメリットです。
平均相場は15000円前後から
ホームホワイトニングの相場はだいたい15000円程度でしょう。やはり保険適用外なので、歯医者さんに直接施術してもらうわけではなくてもそれなりの金額は発生します。しかし手軽さと高い効果を期待できる手段ですので、忙しい人は検討の価値ありです。
長く白さを保ちたい人におすすめ
ホームホワイトニングは継続的に器具を使用する方法なので、ホワイトニングの効果を長くキープしたい人にもおすすめです。一度きりの施術よりも継続時間は長いと言えるでしょう。
即効性はなく毎日の継続が重要
ホームホワイトニングのデメリットと言えるのは、即効性がないことです。今すぐに白くしたい、と言う人にとっては不向きなホワイトニングなのです。毎日継続してこそ効果を得られます。ただしその分効果は長いですし、ホームホワイトニングに比較すれば安いので、やはり度々歯医者さんに通うのが難しい忙しい人にはおすすめの手段であることは間違いありません。
セルフホワイトニングの相場
セルフホワイトニングとは、簡単に言うと「サロン」で受けることのできるホワイトニングです。ホワイトニングは必ずしも歯医者さんではないと受けられないわけではないのです。
費用相場は安価な2000円前後から
セルフホワイトニングは「医療行為」ではありません。「美容目的」で行われる「サービス」なので、価格はお店によってさまざまです。しかし一般的な相場は、だいたい2000円程度であると言えるでしょう。歯医者さんで行われるホワイトニングと比較すると格安ですよね。
価格が安く自分一人でケアできる気楽さが特徴
セルフホワイトニングの一番のメリットはやはり安いことかもしれません。しかしそれだけがメリットではないのです。お店によってはホームホワイトニングのように自分で気軽に自宅で使用できる器具を渡してもらえることもあります。お店によってさまざまな方法があり、自分に適したものを選べると言うのも大きなメリットでしょう。
クリーニングに近く、着色汚れのみに効果
セルフホワイトニングのデメリットとなるのは、クリーニングに近い施術になるので、基本的に着色汚れにしか効果は期待できないのです。ただしホワイトニングを希望する人の多くは着色汚れの除去を望んできますよね。そこまで高い効果でなくても十分、と言う人にとっては非常におすすめな施術なのです。
デュアルホワイトニングの相場
お金に余裕を持っているのであれば、デュアルホワイトニングがおすすめです。デュアルホワイトニングとは、簡単に言うとオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行うホワイトニングになります。効果のほどでは最高の手段と言えるでしょう。
費用相場は50000円前後から
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの双方を同時並行で行う施術ですので、価格はその両者を合わせた程度が相場となります。だいたい50000円くらいでしょう。
即効性と持続性に長けた最強の組み合わせ
デュアルホワイトニングのメリットは、オフィスホワイトニングの即効性とホームホワイトニングの持続性の両者を兼ね備えているので、即効性や持続性に長けています。しかもその全てを歯医者さんと相談しながら進めて行けるので、効果や安全性と言う意味では本当に最高のホワイトニングなのです。
費用がとにかく高くなかなか手が出せない
デュアルホワイトニングのデメリットは、やはり費用がとにかく高額であることです。庶民的感覚の人ではなかなか手の出せない金額ですよね。ただしその金額に見合うだけの効果を得られるホワイトニングなので、お財布に余裕がある人は検討する価値は十分にあります。
ホワイトニング歯磨き粉の相場
ホワイトニングでもっとも手軽で安価な手段は、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用することです。歯磨きの際にホワイトニング用の歯磨き粉を使用するだけですし、価格もその歯磨き粉の購入費のみになります。
相場費用は800円前後から
ホワイトニング効果の謳われた歯磨き粉は星の数ほどありますので、価格もそれぞれです。500円以下の商品があれば2000円前後の商品もあります。しかし一般的な相場という意味での金額ならば、およそ800円程度であると言えるでしょう。
簡単に手に入れられ気軽に試せる
ホワイトニング用歯磨き粉のメリットは、とにかく簡単に試せることです。もしも購入した商品に効果を感じられなくても、次から他の歯磨き粉を購入すれば良いだけですよね。手軽で安いというのは本当に大きなメリットなのです。
即効性や本来以上の白さを出す効果はない
ホワイトニング用歯磨き粉のデメリットと言えるのは、やはり即効性がないこと、そこまで高い効果を期待できないことでしょう。歯磨きの繰り返しによって徐々に効果が表れるので、すぐに白くはなりません。歯医者さんやサロンのスタッフのようなプロが直接関与することもないので、効果もそこまでは期待できないでしょう。しかし軽度の黄ばみや着色汚れに対してはかなり効果的なので、試してみる価値はあります。
ホワイトニングの値段で気をつけたいこと
ホワイトニングの値段を比較する際に、気を付けたいポイントがいくつかあります。以下にその注意点を解説するので参考にしてください。
安さに飛びつかず安さの理由を見極める
安いものが必ずしも悪いものではありません。しかし、安いものには安い理由があるのです。その理由が自分にとってデメリットにならないモノなのか、よく検討しましょう。安易に安さに飛びつくのはおすすめできないのです。
定期的に行える範囲で選択する
歯を白く維持するにはホワイトニングを定期的に行う必要がありますよね。それが可能な選択肢なのか、よく考えることも重要です。オフィスホワイトニングであれば1年に1度程度でいいと言われることがありますが、サロンの場合は1〜2ヶ月おきに通うことで効果が出てくるようになります。それぞれの頻度を見ていくことはとても重要になります。
まとめ
ホワイトニングにはオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、セルフホワイトニング、デュアルホワイトニング、ホワイトニング用歯磨き粉などの選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。そのメリットとデメリットをよく理解し、値段と照らし合わせてみましょう。きっと自分に適したホワイトニングの手段が見つかりますよ。