生理休暇はきちんと取れてる?みんなの職場でよくある問題点

人間の体を考えた時に、どうしても生理痛で働くことができないこともありますよね。避けることができない部分でもあり、自分で改善することもなかなか難しいことでもあります。その時には、生理休暇を取得するべきですが、本当に取れているのかどうか、自分にも当てはめていかなければいけません。働く女性のためにも、重要な仕組みになってくるからです。

有給で生理休暇が取れている職場は25%

もともとこうした生理休暇制度が作られた時期には、25%もの人が取得することができました。これでも理解度が高いとはとても言えませんが、請求しても25%の割合で取れていたことがまだよかったといえるのは、現在では請求する人がわずか0.9%しかいなかったという厚生労働省の調査があるからです。25%もあったころは、昭和40年のことであり、有給にすることもできていたことに対して考えれば、時代に逆行してきていることがわかります。有給の取得割合もどんどんと下がってきているのですから、女性が社会に出て働くことを阻害しているような状況とも言えます。

参考:生理休暇について

生理休暇に対するみんなの現状は?

休めないので薬で我慢する


生理休暇がほとんど認められない状況を考えれば、いかに乗り切るのかを考えていかなければいけないでしょう。結局のところ、薬を飲んでごまかすか、我慢していくしかなくなります。解決方法として問題ばかりが出てきますが、休めないのですから、薬は大事なともになっていってしまいます。かなりの回数を服用しなければいけない人も出てきているのは、社会問題としても考えなければいけないポイントです。

会社に制度ができていないので休めない

そもそも会社に生理休暇の制度がなければ、取得すること自体ができません。自分の有給を消化していくこともできないこともあるでしょう。生理休暇として、いきなり有給を申請しても許可されなかったりすれば、休むこともできません。昭和40年で25%も取得できていた現状を考えれば、制度を作れていない企業が時代に逆行しているともいえます。かなり大きな問題ではありますが、実際に多数の企業で見られる現状ともいえるでしょう。

専門職なので休んでしまうと代わりがいない

制度があったとしても、そこまでの人数がいなかったり、専門職で代わりがいなかったりすれば、休むことができなくなります。現代社会の企業構造にも問題がありますが、人員的な余裕を持たせることができません。大きな問題点ですが、年功序列の社会も崩壊し始め、経験を積んだ社員の数も減らし、能力だけで構成するようになってきています。何ら余裕もない状況を作り出したことで、専門職が一人しかいないといった状況にもなってきているでしょう。

頭痛や風邪など他の理由で休んでいる


本来生理休暇は、まったく別のものとして考えていかなければいけません。頭痛や風邪で休んでいたとしても、休暇として取得できるべきです。ところが、取得する側でもこうした意識が出てきてしまうと、制度を生かしていくこともできないでしょう。どこかで休んでしまうと自分の仕事がなくなってしまうのではないのかという恐怖心も働いていきます。不利になってしまうという意識が、こうした状況を作り出している要因のひとつです。

上司に報告しても見当はずれの事を言われて結局休めない

上司が男性の時に起きますが、結局生理痛の辛さを理解することができません。理解できる方がおかしいということも言えますが、まったく見当はずれのことを言い始めて休めないのも、上司としての資質に問題があるでしょう。職場としても大きな問題を抱えているといえます。

生理休暇を取る上での問題点

男性上司が理解してくれないことがある


男性の上司に起きることですが、生理休暇を取得すること自体を良しとしていないことがあります。生理休暇の制度を曲解していることもありますが、理解が進まないことによって、女性の社会進出が阻害されてしまっている状況ともいえるでしょう。企業体質としても問題を抱えている状況であることから、解決はかなり難しいといえます。

他の同僚に自分の仕事のしわ寄せが行く

生理休暇を取得することによって、他の人に仕事のしわ寄せがいくと考えてしまうのは、いたしかたのない部分も持っています。自分一人で仕事が進むわけではないからです。ですが、考え方を変えてみれば、お互いさまであることも確かでしょう。他の人が休まなければいけないときには、カバーしあっていけばいいだけのことです。これができない職場環境や意識に問題があるでしょう。

他人に生理中と明言するのが恥ずかしい


生理になったことを知られるというのは、恥ずかしいと思う人が一定数以上存在しています。明言しなければ生理休暇を取得できないのは当然ですが、恥ずかしいと思うような状況になってしまっていることが問題でしょう。特に社会に出て働いている人たちが恥ずかしいと思うような状況を変えていく必要があります。

他人に生理の日がばれるのが嫌

そもそも問題点として挙げられるのが、生理休暇を取得するうえで、個人情報ともいえる部分が多くの人に知られてしまうような状況になっているというところでしょう。プライバシーの保護もできていない状況を問題視できないところも考えていかなければいけません。

生理休暇でお給料が出ない会社もある

生理休暇は、労働基準法第68条に記載されている通り、保証されている制度といっていいでしょう。ですが、有給か無給かといったところは、労使交渉によって決められているところが重要です。無給だからといって違法というわけではありません。取り決めをした中でどちらになっているのかは、十分に確認が必要です。ただし、賞与や昇給に対して、極端に不利な状況にすることができないと判決が出ています。

ウソつき扱いされる可能性がある


日本の女性に対する判断力の甘さにもつながりますが、生理休暇といえばいいのだろうという考え方があると、ウソつき扱いするようなところもあるのは確かです。企業体知るなどにつながってきますが、社会としても大きな問題点として捉えていかなければいけないでしょう。

重要な仕事を回してもらえないことがある

生理休暇を問題点として、仕事ができない人として扱うのは、大きな問題になってきます。判決でも出てきていますが、著しく不利に扱うことはできません。取得させるべき休暇なのですから、重要な仕事を指せるかどうかとは、全く違う枠組みになるべきでしょう。企業としての姿勢が問われる部分といえます

生理が来るのが不規則なので前もって休む準備ができない

だれでも生理が規則的に来るとは限りません。ある程度の予測ができても、ずれることは珍しいことでもないからです。休むための準備をすることは重要ですが、企業として体制を作っておけば、これはかなり緩和できることになるでしょう。生理休暇に対する考え方の甘さが出てきている部分です。

生理休暇を申請したら診断書を提出するように言われた


生理になるというのは、病気ではありません。そもそも診断書を必要とするような要件とははっきりと異なります。就業が著しく困難なのですから休暇の申請をしているという段階で問題はありません。ところが、これを認めないような状況を作っていること自体が大きな問題といえるでしょう。

生理休暇の上手な取り方は?

重い生理痛を治療中だとあらかじめ上司に相談する


生理休暇がうまく活用されていない現状を考えれば、しっかりとした説明をする必要があるでしょう。説明をして取得を進められるようにするためにも、治療中であることを申告するのもひとつです。上司が話を聞くことがポイントになっては来ますが、少しでもチャレンジしてみる意味はあるでしょう。実際に特別な証明の必要はありません。同僚がつらそうにしていると証言するだけで取得ができるとされています。日数の制限も掛けてはいけないことになっているのですから、しっかりと話し合いの場を持って臨むことが必要でしょう。

素直に生理痛で休むと報告する

なにも回りくどいことが必要とは、労働基準法第68条に明記されていません。それどころか、辛い状況で仕事に支障が出るのであれば、休ませなければいけないとしているのです。この状況を考えれば、素直に話しても休暇が取れなければいけません。生理休暇をくださいというのはなく、休みますという報告にしてみることも必要でしょう。もちろん、これまでにどんな信頼関係を築いてきたかが影響してはきますが、大きな転換期にはなってくるはずです。生理痛がひどいということをはっきりと伝えられる機会にもなるでしょう。

デリカシーの無い上司には腹痛で休むと伝えて事後報告


上司がデリカシーを持っているかどうかは、生理休暇に大きな影響を与えることになるでしょう。いっそのこと、腹痛で休むといったことを伝えてしまい、休みを取ってから生理痛でしたという事後報告をする方法もあります。自分の有給を消化することにはなりますが、はっきりと伝えておくだけ理解度が進む可能性も出てきます。腹痛といえば休ませる、生理痛なら休ませないといったところもあるのは確かです。こうした説明によって休暇を取るという方法も、いざとなったときには考えておかなければいけないでしょう。

生理休暇に理解の無い職場なら諦めて風邪などの理由で休む

完全にあきらめなければいけない流れになってしまいますが、他の理由をつけて休暇を取って乗り過ごす必要も出てくるでしょう。どうしてもつらくて仕事にならない時には、風邪でも理由をつけて休んだ方が建設的です。ですが、これも元をただせば、虚偽の申請で休まなければいけなくなります。話しをはっきりとつけていき、段取りを進めていくことも必要になってくるのですから、何でも諦めればいいというわけではありません。

まとめ

生理休暇を取得できるのは、当たり前のことです。女性の社会進出が進んできているのにもかかわらず、時代と逆行するような現状は、どこかで変えていかなければいけないでしょう。問題提起ができる機会があれば、少しずつでも前進できるようにしていくべきです。