結納当日の流れ9ステップ!結納の種類・東西文化も紹介します

結婚が決まったら、結納をきちんと行う場合もあるでしょう。結納は結婚に向けて初めて両家が共同で行う大切な儀式です。結納については結婚するふたりよりも、親が中心となって進めていく場面も多く、事前にしっかり流れを頭に入れておかなくてはいけません。

結納の種類

結納に種類があることは知っていますか? 大きく分けると正式結納と略式結納に分けられます。略式結納は仲人ありと仲人なしに分かれますが、基本的には大きく分けて2つと考えて問題ありません。

正式結納は仲人が新郎新婦の家庭へ訪問

正式結納は仲人が新郎新婦の家庭へ訪問するというものがあります。両家を行き来して結納品や請書のやり取りを行うのです。ちなみに請書とは結納品を確かに受け取ったという証明書と考えましょう。正式結納は両家に関係あることですが、基本的には仲人が仲立ちをするので両家同士は直接会わないという特徴を持っています。

正式結納は格調の高いものでありながら、仲人に対して大きな負担がかかります。そのため、負担が多い場合は酒肴料と呼ばれる礼金を渡すのが一般的です。

ちなみに、男性宅から女性宅、そしt男性宅から女性宅と一往復半するのが関東式で、男性宅から女性宅、最後に男性宅と一往復が関西式と言われています。

略式結納はお店や新婦宅での食事会

略式結納は基本的にホテルや料亭に両家が集まって、結納品の受け渡しをするのが特徴です。仲人ありと仲人なしの違いは、略式結納の進行や結納品の受け渡しを仲人がするのかしないのかという点です。

仲人ありの場合は基本的に仲人が進行を行いますが、仲人なしの場合は男性の父親が進行を進めるというのが一般的のようです。

最近主流の略式結納の流れ

略式結納は最近主流となっています。その理由として正式結納と違って堅苦しくなく、手軽に結納を済ませられるからです。指定された日時を空けているだけで済むため、正式結納のように一日がかりにならず、数時間で済ませられるのも特徴です。

新郎新婦と両家の父母がお店に集合

略式結納の流れとして、まずは新郎新婦の両家の父母がお店に集合します。両家はそれぞれ新郎新婦と一緒に来ることが一般的のようです。

新郎の父の挨拶で結納開始


仲人ありの場合は、仲人の挨拶から始まり結納が開始されます。仲人なしの場合は新郎の父親の挨拶で結納が開始されるようです。

新郎側から新婦側へ結納品を納める

結納が開始された後は、新郎側から新婦側へ結納品を収めます。結納品の品数や内容は地域によって違いが大きいのですが、略式結納の場合は正式結納のように9品ではなく省略して7品目や5品目にすることもあります。

略式結納でも9品目の結納品の場合がありますが、7品目や5品目にする場合は、きちんと相手と話し合うことをおすすめします。相談なしにされてしまうと「ケチっている」という印象を持たれかねないからです。これから親族になるとはいえ、入籍まではまだ他人のままです。だからこそ、些細なこともきっちりしておく必要があります。

新婦が目録に目を通して挨拶

結納品が贈られたあとは、新婦が目録に目を通して挨拶をします。目録には結納で相手方に贈る品と併せて、婚約指輪なども書いておく場合があるようです。忘れてしまいそうですが、きちんと明記するようにしましょう。

新婦から新郎側へ受書を渡す

結納品を受け取った後、それを証明するために新郎側に受書を渡しましょう。受書を渡すのは新婦側になり、準備するのも元々は新婦側だったようですが、最近では、目録と併せて新郎側が受書も用意することもあるようです。

新郎側が受書に目を通す

新婦側から受書を渡されたら、受書に目を通してください。ただ、新郎新婦ともに忙しく、目録の準備などができない場合、目録は簡素化し、受書のみ用意しておくだけの結納も行われているようです。

新郎新婦の父が結びの挨拶

すべての確認が終わった後は新郎新婦の乳が結びの挨拶をして、結納品の受け渡しが終了です。

記念撮影

結納品の受け渡しが終わった後は、基本的に記念撮影が入ります。地域などによっては記念撮影を省くところもあるので、きちんと新郎新婦でどうするべきなのかを確認しておいてください。

記念撮影も簡単なものにする場合がありますが、基本的にきちんとスタジオの人を呼んで写真を撮ってもらうことが多いようです。しかし、カメラマンを呼ぶのも費用がかかってしまうため、新郎新婦で必要かどうかをきちんと話し合っておいてください。

新郎の父が音頭を取って食事会

記念撮影が終わった後は、新郎の父が音頭を取って食事会が始まり、この食事会が終わったら略式結納も終了です。

略式結納での注意点

略式結納が主流になっていますが、いくら略式と言っても注意点はいくつもあります。結婚前の大事な儀式なのでこの注意点を知らずに恥をかかないようにしてください。

服装はフォーマルまたはセミフォーマル


略式結納とはいえ、服装はフォーマルかセミフォーマルにしましょう。中には略式だからと言って、ラフな格好で訪れる人もいますがマナー違反になるので気をつけましょう。

逆に家庭によっては気軽な格好でもいいという場合があります。それぞれの家庭でマナーやしきたりも変わってくる部分があるので、不安な人は事前に確認しておくことが大切です。

略式結納の席次について

結納の場で気をつけたいのが席次です。入口に近い方が新婦側で、奥が新郎側です。座り方としても左から母、父、本人の順番で座らなければいけないので気をつけましょう。基本的に母は母と、父は父と、本人は本人と向き合って座るのがマナーです。

結納品は風呂敷に包んで持っていく


略式結納の場合、結納品は風呂敷に包んで持っていくのが基本です。風呂敷の結び方には、結ばずにかける方法、一ヶ所だけかける結ぶ方法などがありますが、これはそれぞれの家庭によって変わってくるので、その家のやり方で問題ありません。

ただ、結ばずにかける方法の場合は家紋入りの風呂敷、一ヶ所だけ結ぶ方法は無地のカラシやレンガ、藤などの色が合うとされています。結納に関して分からないことがあれば、ブライダルプランナーに相談してみるのもひとつの方法です。基本的にノータッチの場合が多いのですが、結婚に関する知識は豊富に持っているので分からないことは相談しておきましょう。

東西で違う結納のしきたり

略式結納には、関東式と関西式があります。どちらのやり方をするかで結納の方法にも違いが出てくるので、関西と関東で新郎新婦が分かれている場合はどちらを基準とした結納にするのかを決めておく必要があります。

関東式:男女で結納品を交換

関東式の結納はほぼ同格、若干新婦が下に見られるという考えの元に行われ、基本的に男女平等で結納品を交換するのがしきたりです。結納返しも結納金の半額程度のものを用意するのがマナーとされています。

ただ、同じ関東式でも若干しきたりが異なる場合もあるので事前確認は大切です。

関西式:男性から結納品を納める

関東式と大きく異なり、関西式では男性から女性へ結納品を収めるという認識を持っています。そのため、結納品は新婦側のみで用意して、結納返しに当たる持参金も結納金の1割程度が一般的です。男性が女性に贈り物をするという考えが一般的なので、関東式とは大きな差があります。

事前に決めておくとトラブルが防げる

関西式と関東式を比べてみても分かるように、やり方に大きな差が出ます。特に新郎側の負担が大きくなってしまいます。出身地が関西と関東に分かれていたら、自分の知っている「結納」を当たり前に考えてしまう傾向があるので、結婚の話が出た時にどちらの方式で結納を行うのかを決めておきましょう。

まとめ


結納は結婚前の大きな儀式です。特に両家が顔を合わせる略式結納の場合は、ちょっとしたミスが相手の家がマナー違反と見られてしまう可能性が高くなります。略式結納とはいえ、やはり結婚前の大事な儀式なので失敗やミスは許されません。新郎新婦どちらも、自分の家をマナー違反だと見られないように、そして相手の家に自分が気に入ってもらえるようにしっかり学んでおきましょう。