淡泊な人の特徴
淡白な人とは具体的にどういう特徴があるのでしょうか。こちらは淡白な人によく見られる特徴について紹介しましょう。
気持ちの浮き沈みが少ない
まず淡白な人というのは気持ちの変化があまりありません。感情が激しく動くということがないのです。表面的に見ると常に一定の状態を維持しているように思えるのです。嬉しいことがあったとしても激しく喜びを表現することはなく、逆に悲しいことがあったとしても激しく落ち込んでしまうようなことはないのです。
理屈で動く
基本的に淡白な人というのは感情的になることがありません。理屈を重視する傾向があるのです。自分の論理を大切にしており、理屈に合わないことがあればそれを嫌がるでしょう。感情的に納得のできないことであっても、理屈が合っているのであれば、それをするのが淡白な人です。そのため、嫌っている人とでも普通に接することができます。きちんと理屈を示して説得をすれば、それにしたがうことは多いでしょう。泣き落としのような方法に引っかかることはないでしょう。
いつも冷静
基本的に淡白な人というのはいつも冷静にいることができます。突発的な事態が起きたとしても、大きなトラブルが発生したとしても慌てるということがないのです。びっくりするような出来事が起きたとしても、ポーカーフェイスで落ち着いているのが淡白な人です。そのため、その人が慌てているのを見たことがないという方が多いでしょう。
記念日に興味がない
恋人同士ではさまざまな記念日を作る方がいます。しかし、淡白な人というのはそのような記念日にはまったく興味がありません。記念日に意味を見いだせないのです。たとえば過去にその日になにかあったとしても、記念日というのは単に1年や2年が経ったというだけのことであり、それ以上の意味はないと考えます。
依存しない
基本的に他人に依存をしないのが淡白な人の特徴といえるでしょう。誰かに甘えるということはなく、他人の評価に依存するということもありません。周りからどう思われようともあまり気にしないという方が多いでしょう。自分の中に評価基準があり、それにしたがうことを大切にしているのです。
冷たい・クールに見える
淡白な人というのは上記のような特徴があるため、周りからは冷たい人と思われていたり、クールな印象を与えていることが多いでしょう。基本的にこの社会においては、感情的になったり他人に共感をすることがないという方は冷たい印象を与えてしまうのです。そのため、近寄りがたいと思われてしまうということもあるでしょう。
相談相手に向いている
淡白な人というのはその特徴から信用されることが多いです。自分の理屈を大切にしており、他人に好かれようという意識を持っていないため、たとえば相談相手には向いているでしょう。客観的な意見をきちんと示してくれるのです。そのため、何か悩み事があるときには、よく他人から相談されることが多いでしょう。
案外周りに愛される
淡白な人というのは一部の人からは嫌われる傾向にあるのですが、案外周りから愛されるケースも多いです。基本的に他人に対して攻撃的になったり、他人の悪口や噂をするようなことはありません。正直で素直なタイプの人が多いのです。感情的な人が嫌いだという方は多いでしょう。そのため、淡白な人というのは一緒にいて安心できると思われているのです。
淡泊な人の心理
そもそも淡白な人というのは、どうして淡白な人間になってしまったのでしょうか。こちらでは淡白な人の心の中について見ていきましょう。
自分は自分、人は人、という考え方をしている
淡白な人というのは自分と他人と完全に区別しています。人はそれぞれ独立した存在であると考えており、自分のことを最優先しているのです。そのため、周りの人の意見に合わせるべきだと考えることはなく、周りからどう思われているのかということも気にしていないのです。そのため、周りからすると淡白な人と思われやすいのです。
自分と他人に違いがあったとしても、それを必要以上に気にすることはないのです。人はそれぞれ完全に異なる存在であると考えています。
自分の時間を大切にしている
淡白な人というのは自分の時間をとても大切にしています。人間というのは自分のために生きていると考えているのです。そのため、たとえば他人のことでずっと思い悩むのは時間がもったいないと考えています。他人の意見を気にしたり、噂話に首を突っ込んだりするのは時間の無駄であると考えているのです。それよりも自分のために時間を使うことを大切にしています。
利になることを優先する価値観を持っている
基本的に淡白な方というのは自分にとって利益になることを優先しています。利益にならないことには一生懸命にならないことが多いでしょう。あくまでも自分の利になるかどうかを優先しているのです。そのため、積極的に他人のトラブルに首を突っ込むということはないでしょう。
嫌な事があっても、引きずらず割り切る
淡白な人はたとえ嫌なことがあったとしても、それをいつまでも引きずってしまうということはありません。それは割り切って考えているのです。たとえば他人に嫌われてしまったかもしれないと思ったとしても、それは仕方ないと諦めることができるのです。
他人にどう思われるか気にしない
自分が周りの物事についてどう思うのかを重視しているのが淡白な人であり、そのため、周りがどう思っているのかはあまり気にしません。たとえ自分が褒められていたとしても、あるいはけなされていたとしても意識しないのです。褒められて喜ぶこともなければ、悪口を言われて傷ついてしまうこともないのです。他人の評価を気にしていないのです。最悪の場合は自分一人で生きていくことも可能であると考えています。
淡泊な彼との付き合い方
もし彼が淡白な人であれば、どのように付き合っていけば良いのでしょうか。付き合い方に悩んでいる方は多いでしょう。こちらでは淡白な人と上手く付き合っていくための方法を紹介しましょう。
相手の性格を受け入れる
まず淡白な人は淡白な性格をしていることを受け入れると良いでしょう。他人の性格をそのまま受け止めるというのは大切なことです。それは彼の個性であり、それを含めて彼のことを好きになるべきでしょう。
自分から連絡を取る
淡白な人というのは自分から連絡を取ることはほとんどありません。何か用事がなければ連絡をすることがないのです。そのため、積極的にあなたの方から連絡を取るべきでしょう。それで迷惑に感じるということは基本的にありません。
情熱的な恋愛を求めない
淡白な人とは情熱的な恋愛をすることはないでしょう。自分の感情を表に出すことが滅多にないからです。もちろん、それであなたのことを嫌っていることにはならないでしょう。それでもなかなか好意を分かりやすくアピールしてくれないため、情熱的な時間を過ごすことは難しいでしょう。
駆け引きはやめて素直に伝える
相手に察して欲しいという態度を淡白な人は嫌います。言葉というのは自分の気持ちを相手に伝えるためのものであり、それを察して欲しいというのは甘えだと考えているのです。いい年をした大人が自分の気持ちを素直に伝えられないのは恥ずかしいことだと考えているでしょう。そのため、しっかりと彼に素直に気持ちを伝えるべきです。
相手のペースを尊重する
基本的に淡白な人はマイペースであり、自分の考え方をあなたに強制することはないでしょう。そのため、あなたの方でも相手のペースをきちんと尊重することが大切です。
打ち込める何かを見つける
淡白な人とは四六時中ずっと一緒にいてイチャイチャするのは難しいです。そのため、何か打ち込めるものをつくっておきましょう。そして彼と会えないときには、趣味を楽しむと良いでしょう。そのように独立した人間は淡白な彼から好まれやすいでしょう。
まとめ
こちらでは淡白な人について紹介してきました。淡白な人はその心理を理解して上手く付き合っていくことができれば、その良さが分かるようになるでしょう。